母の在所の新潟県十日町市。
長い冬のあとの短い春の同時期に、梅も桜も山菜みな楽しめるらしい。
四月半ばまで雪が溶けなかったが、この数日の急激な気温上昇で、春を越して初夏になるかのごとく、山菜が一気に出現。
十日町の叔母は大忙しだ。
いま採らないと、ほうけてしまう。
採ったらすばやくさばかないといけない。
山菜荷物を送ったと電話があった。
翌日、みかん箱いっぱい、これでもかとぎゅうぎゅうに詰め込まれた山菜を廊下に整列させた図。
よくもこれだけ押し込んだものよ。叔母は何事につけダイナミック。せせこましさとは無縁の性格。
フキノトウ
コゴミ
フキ
タラノメ
カタクリ
これだけのものを下処理するだけで大仕事だ。
わたし、できるかな。お手上げだろうな。
店屋で買うとどんだけだろう。
タラノメの天ぷらは、まるでブロッコリー大だった。
ひとつで腹一杯。
ダイナミックな十日町の山の幸一覧をご覧あれ。