スーパーでアボカドを買う。
ちょうどいい感じに熟れているもの。
「袋要りません」と、ビニルに入れずにカバンへ直に入れる。
では「エコポイントをお付けします」といつものように言われる。
珍しくレシートを眺めてみる。
無頓着すぎて、ポイントが続々失効していることに今頃気づく。
ま、どうでもええわいと思う。
自転車に乗る。
カバンがタイヤに引っかかる。
うまい具合にアボカド部分がタイヤに引っかかる。
他にも雑多なモノで詰まったカバンにも関わらず、うまい具合にアボカド部分がタイヤに引っかかる。
嫌な予感は家に着くまで保留にする。
無理にも鼻歌を歌って帰る。
鼻歌を歌いながら因果律について考える。
家に着く。
手洗いうがいをする。
最後にカバンを開ける。
開けるとこうなっている。
カバンのほうは、お見せすることができない。