2013年 11月 30日
スマホの打ち方
ケータイが普及し始め、それでも「え?まだ持ってないの?」と後ろ指をさされてからいやいや所有し、早や10年余。
それなき時代の連絡方法、たとえば手紙を書いたりハチ公待ち合わせなど、綿密な打ち合わせやそわそわ胸キュンした記憶も今は昔。

そんな時代もあったね。
しかもけっこう最近まで。
すぐ忘れちゃうね。

慣れ親しんだ文字の打ち方は、「トグル入力」という。

たとえば「け」と打つには「か」を「か・か・か・か」と4回打って「け」にする。
ケータイ世代にはおなじみの方式。
入力スピードは負け知らずであった(誰に)。

iPhoneなるスマホに乗り換え後も、「け」と打つのに「か・か・か・か」。
何らためらうことなく、疑問もなく。

ある日、「か」と打つ指をそのまま留めると、上下左右の十字型に文字が現れた。
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これは「フリック入力」といい、スマホに適した入力方法らしい。

こんな時代だもの、新技術に不思議はなく、でもま、わたしにゃ関係ないねと無視していた。

わたしの姪は2000年生まれの中学一年生。
ケータイを知らないスマホ世代。
iPhoneの使い方を尋ねることなく、小学生の頃から軽く使いこなしていた。

先日いつものように「か・か・か・か」方式でiPhoneでメール入力をしていると、
「ちょっと貸して」と「十字型」方式でサクサクしはじめた。

「え~、わたしできない」と言うと、「十字型」で五十音をものの数秒で打ち終え見せてくれた。

は、早や。

新しいものに飛びつく気力は薄いが、彼女の入力のスマートさに感心した。

若者たちのスマホいじりを見ていると、一様に「十字型」方式だ。

無駄な負けず嫌いが急作動し、「十字型」に体制変更してみる。

うぅ、もんのすごくむつかしい。
首の後ろがゴリゴリに凝ってきた。

基本は古式ゆかしい「か・か・か・か」だが、時々思い出して「十字型」にチャレンジしている。

悲しいかな、移動中に1本のメールさえも完成できない。
顔はしらっとしているが、心と指は相当キーっとなっている。

それでもまた、思い出してはしらっとすまし、格好つけて、ゴリゴリしながらチャレンジしている。
まわりに誰か居ようがいまいが。
いっそ居てくれ。

我ながらあほらしく、いじらしい。
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by kerokikaku | 2013-11-30 16:43 | ものすごくその他 | Comments(0)


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