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2014年 03月 18日
自然のごはん
たまたまこの本をいただいた。
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著者は戦後すぐに重病にかかり、玄米自然食により病を克服した。
以来、健康運動に尽力された大家であり、この本は静かなベストセラーだ。

かの名本、いつか読みたかった、と頁をめくる。

むー。
素晴らしいのであるが。

固い固い意志でもない限り、実行するのはなかなかに難しい。
いや、やはり素晴らしい。

ふと奥付を見る。
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ひとけた間違っていないか。
まさかの800版。

一回の重版冊数にもよるが、それにしてもすごい版数だ。
こりゃたまげた。

そんな折、PUENTEさんより麺が届く。
黒豆の自家製みそ付。

わたしが送りつけた大矢知産の金魚印冷麦のお返しの仕返しだった。

小豆島産・平井製麺所のごま油が練り込まれている素麺だ。
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黒豆みそは1年物とは言え、素晴らしいコクと甘みだ。
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だからって頂上対決の付加ポイントはない。

黒いヒモは素麺:中。
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緑のヒモは素麺:大。冷麦レベルの太さ。
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勝負の時は来た。
実食。

つるつる、しこしこ、なめらかで小麦の味がしっかりとする。
こ、これはうまい。

しかし、食べ比べ対決にあるまじき不手際が発覚。

当方推しの大矢知産の素麺が1束もない。
あれだけストックしていたのに、春を待たずに完食してしまっていた。

こちらの買い足しまで直接対決は持越しとする。
それまでに小豆島の方を食べちゃわないよう気をつけねば。

PUENTEさんは地に足ついた自然派ワイルド部。
さっき「夜明け前にワカメを採っていて、今日は改築中の床に柿渋とみつろうワックスを塗っていた」とメールをいただいた。
きっとこの800版の本も愛読しているだろう。

こちら麦とホップ片手の自然擬派テキトー部。
今夜は白米と玄米半々でまあまあに炊けた。

四足も少々いただきます。二足もね。
いま一番食べたいのは血のしたたるレアなギュー。

何派であろうとだいじなことは、たぶんであるが、美味しくいただくことと、食べすぎないことだと思う。

食べすぎないというのが実は難しかったりする。
美味さにつられ、つい噛まずにワシワシとかきこみ、胃袋と満腹中枢に時差が起きる。

冷麦素麺の時は要注意。
つるつるペロリで腹ぱんぱん。
オール炭水化物状態。

自然の恵みをゆっくりと有難く味わいたいものだと思う。

なーんて、麦とホップでゲフッとなってひねり出しても、信憑性はいまひとつ。

by kerokikaku | 2014-03-18 22:09 | ものすごくその他


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