2014年 11月 23日
だんごと団地とバスと
あの期間、超絶分不相応なアクセス数を頂戴し(当時のアクセス数については口がさけても言えない)、おかげさまをもちまして紺屋展は終了し、そして今。

完全に日常が戻ってきた。
まるで何ごともなかったかのような。

たぶんいまご覧下さっているのは、わたしのパーソナリティを少なからず把握し、わたしからもだいたいのお顔が見えているご贔屓筋だと思われます。

その後お残りの皆様方も、こんばんは、いらっしゃいませ。
「ものすごくその他」で満々とした、いつもの拙ブログよ、お帰りなさい。

したらば、早速。

ご贔屓筋にはすっかりおなじみ。
よく食べ、よく寝て、すぐガス欠の、残念きわまる高燃費・高代謝体質。
その作用かと推測するに、望もうと望まざると定期的なアカスリが必要なのです。
リュクスという意味ではなく衛生に多大な支障を来すため。

またまたーと言うなかれ。
どうぞ目を閉じて、体全体が濃い目の油膜に覆われることをご想像下さい。
それです。

お気に入りは車で30分のスーパー銭湯。
お湯や設備がいいわけではない。
むしろどうでもいい。

そこのアカスリ師(トレーナーと呼ぶらしい)が御指名で、彼女がいなければその銭湯に行く意味がない。
必ず出勤を確認し、指名予約してから出かける。

アカスリ術もさることながら、必ず余分に5分位全身を揉んでくださる。
他のトレーナーとは仕事の向き合い方が一線を画す。
いい仕事を受けると、客(この場合わたしだね)はちゃんと付いてくる。

近年とみにこういうことにグッときてしまう。
あなたのお仕事、いいね!とFBだとめったに立てない親指を心の中で立てる。
ちゃんと見ているよ、つぎも来るよ、と声には出さずともキッチリ帰巣する。

さて、わたしは車に乗れない。
いつも混んでいるので、アカスリに興味のない家族はそのスーパー銭湯が大キライ。
送り迎えの協力が得られない。

そんなわけで意を決し、仕方なくバス2本を乗り継いで行くことにする。
指名予約は先に済ませた。

バス停で一時間に3本のバスを待つ。
待つ、待つ、待つ、待つ、違うバスが来る、待つ、待つ。
しかるべき方面に訴えてやる、と舌打ち50回目で定刻遅延バスが来た。

混む、渋滞する、混む、降りない、混む、渋滞する、混む。
ようやく第一目的の終点に着く。
ここでアカスリ予約の30分変更の電話をしておく。

その後幹線道路まで歩き、2番目のバスに乗る。
行き先だけを確認し、ぴょん、と乗る。

なにやらおかしい。
まっすぐ行くだけの位置関係なのに、なぜバスは右へ左へ曲がるのか。

そのうち大型団地内を回遊し始めた。
これはまずい、と飛び降りる。
行き先は同じだが経由の違うバスだったのだ。

ぼんやりと風呂桶を持ち、ほとんど寝間着のわたしは、見知らぬ土地で、アカスリを目指し、ひとり歩くことになってしまう。

乗りつけないバスとサイコサスペンスは同列だと言いたい。

あれはそう。
新潟の津南町で、2時間に一本のバスを待っていたあの日。
30分経っても来ないのでバス会社に電話すると「このまえの土砂崩れで迂回しているから1時間位遅れるかも」と言われた。

時刻表変えとけ、と怒ったが、バスが来ると嬉しくなってひゃーっと飛び乗り、あろうことかバス停にキャリーバッグ一式を置き忘れた。
降りてから気づき、戻るバスも当然なく、タクシーで6,000円かけて津南町まで戻った悪夢を思い出した。

バスってこわいんだね。
こわいのってバスなのかな。

とりあえず都合1時間半アカスリ予約を遅らせた。
気持ちにちょっと余裕ができた。

ふと見るとだんご屋があった。
だんごを買わずにはいられない奇妙な心持になり、みたらしだの磯辺だの切餅だの柏餅だの、見境なくゴッソリと買う。

ご丁寧にも、買った後にまた戻って追加した。
何かが破綻していたが、制御できなかった。
いま食べたいわけでもなかった。

さらに団地の中を抜ける。
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わたしはどんなにヒマでも散歩をしないタイプ。
なのに今、散歩中。

黄葉と青空が気持ちよかった。
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三連休ののんびりとした団地の中。
風呂桶&寝間着が大量のだんごをぶら下げ、とぼとぼ歩く。
片道2時間半の「小さな旅 秋 団だん編」だった。

その後無事に衛生を確保し、帰宅。
本日も感動的なプロの仕事を享受できたことに感謝しよう。

さあ、夕食はイワシでも炊こうか。
主食はどうしたってだんごだろう。
硬くならないうちに、美味しいうちに。

果たして、非常なブーイングを受けてしまった。
餅も米のうちなのにな。

甘いだんごは見たくないと言われた。
しばらくはわたしも同感だ。

あの衝動はなんだったのか。
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by kerokikaku | 2014-11-23 15:26 | ものすごくその他 | Comments(0)


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