2014年 12月 28日
さいきん長くね
12月中旬インフォ後、どさくさに紛れて下旬をすっとばしてしまったことをお詫びしつつ、今からだと恒例OUTBOUND「作用」展、元旦からはこれまた恒例輸入雑貨店nicoで展覧会(曽田耕 100bags)だと、軽くかつきっちりとお伝えしておきます。

さて、いろんな作家やメーカーのいろんな展覧会やモノにふれるたび、何の芸もないこちらはただ感心し、感嘆するばかり。
正直言ってお愛想時期もあったが、今やほぼない。

いいと思ったら「すごくいいです」と、顔を近づけて当人へ訴えてしまうのがたまに瑕。
うざかろうと推察する。

そしてお財布が可能であればちょうだいする。
もし当人が見えなくともせっせとそいつをいただくことに執心する。
その好例は金魚印の冷麦。
PUENTEのアルパカも。

多くの失敗を学習したおかげで、ルックスやらには惑わされない。
飽和したモノの中での選び取る眼、と言いたいがそうでもない。
あちらさんこそがキラリと光っている。
だいたいすぐ分かり、だいたいが当たる。

たまーに世間に乗っかろうと若ぶってモールなんか行っちゃって「もう二度と」と思うこともあるけれど。
その好例はハワイアンパンケーキってやつ。
生クリーム至上主義のわたしにおいて、生来初めて残した。
ありゃひどかった。

食べ物のことばかりじゃないが、ほかの事例は角が立ちやすいのでここではちょっと。

それと関連あるようなないような。

ないな。
先に言っておくと。
教訓も特になし。

帰省のキップを買い行った。
目当てはJTB取扱のJR東海ツアーズ「ぷらっとこだま」。

指定時間のこだま乗車可能、ドリンク1本付(当然ビール)。
各停なので3時間かかるが、平時だとのぞみより3,600円程安い。

JTBは並ぶし待つので購入がとっても憂鬱なのだ。
繁忙期なので半ばあきらめていた。

今日行かないとマズイ、という日にJTBへ駆け込む。
店内奥は満員の客でいやな予感。

入口に店員さんがいた。
「いらっしゃいませ」
彼女の目を真っ直ぐ見て「ぷらっとこだま!」と言った。

「整理券を取ってお待ちください」
だと思ったら、彼女はさっさとキーボードをたたき始めた。

「こちらの用紙をお書きください」
だと思ったら、「名古屋!」と言っただけで「東京ー名古屋」と彼女はすぐ理解する。

すると希望日の空席は始発と夜にしかなく、日中だとグリーン車1便のみ空きアリ。
しかも喫煙が1席だけ。
悩む余地なく、しょうがないのでそれにする。

しかし仕事が早い。
これまでのJTBでの待ちの悪夢は夢だったのか。
ブラインドタッチだからではなく、頭の回転が速い。
ここまで3分かかっていない。

ぷらっと3時間でモクモクの中、微妙にグリーン車で、繁忙期割増料金なのかあ。
これって意味あるのかなあ、と一瞬逡巡する。

ぷらっと発券をし、カード決済をしキップを渡す直前、わたしの逡巡を察したのか、彼女は言った。
「うーん、のぞみで行った方が時間選択の確率が上がるし、繁忙料金は200円だけですねえ」

わたしの返事を待つか待たないうちに「日中この時間に禁煙のぞみ2席あります、ぷらっと繁忙グリーンと1,000円強の差です、どうしますか?」と、すぐさま提案。

「ワンワン、のぞみにします、ワン!」と吠えた。
一旦発券作業をしたにも関わらず、「そんなことよりお客様、あなた、絶対、こっちっしょ?!」とばかりブラインドタッチは進む。

「ありがとうございました」
ここまで8分かかっていない。
我がJTB歴で最速。

結局ぜんぜんお得でも何でもない、ただのJR新幹線繁忙期のチケットをJTBで買っただけ。

なのにこの上なく清々しい気持ちになった。
次も彼女を指名するべく名札は控えた。

「これだよ、これ」、とニヤニヤしながらキップを手に家路についた。
「ヤッホー!」とスキップしていたかもしれない。

キップ屋でキップを買うっていうのは、ふつうっちゃあふつうだけど、それだけじゃない。
単純にお金じゃないんだよなあ。

これはいわゆる接客サービス例だが、作品や商品でもしかり。
買えたならそれに越したことはないが、買わなかったとしてもちゃんと何かを持ち帰っている。

あの仕事、よかったっけなあ等、なにかしみじみしたものを。
なにかうれしくて清々しいものを。

これもしみじみ心に残る刈り込み仕事だった。
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太郎ちゃんにもう一度会いたいなあ。
モノレールからのこのロケーションにタマランチ。
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もしやみんぱくが閉まっていたとしても。
と、それだけは言ったらいかん。

そんなあれこれが多かった今年をかみしめながら、麦とホップと明太子でおひとり乾杯。

そうそう。
例のアレ、結構いいもん、できとるんです。
わりかし前に。
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何故に自分のこととなるとのろまなカメなのか。
ええ加減にデビューしたいわあ。

今こそJTBの彼女の速さを見習いたい。
あれこそがプロや。
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by kerokikaku | 2014-12-28 19:50 | ものすごくその他 | Comments(0)


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