2015年 08月 18日
美山のちいさな藍美術館-1
あれは先週。
37℃予報だった、ある酷暑日のこと。

やんごとなき理由で京都に入る。

メインイベントは美山行き。
ちいさな藍美術館へ初訪問だ。
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世界的に有名な藍染アーティスト、新道弘之氏の私設ミュージアムが京都美山にある。

緑豊かな小さな集落・南丹市美山町。
かやぶきの里として、多くの観光客が訪れる地。
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TGこと田中ゲリラはじめ、あの界隈の方々は既に訪問済み。
末席けろ企画のみ未訪なのが、ずっと気がかりだった。

誰が呼んだか、藍染め世界、東の田中昭夫・西の新道弘之。

なんせ新道先生。
田中昭夫のファンだと公言する西の御大。

怒涛の田中紺屋ツアーにも、マスコミ秘密裏に参加され、名品を2反お求めだったのだ。
そのどちらも美術館のコレクションに加えて下さっていた。
詳細は布茶に任せる⇒

ツアーの折、せっかくの機会にも関わらず、東の御大とは一言も交わさずにお帰りになったと聞く。
我の仲人能力の低さを悔やむばかり。

いやー、惜しかった。
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東西藍染め放談が叶わなかった。
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こちらがコレクションしていただいている、フグの花弁ではなく、菊の花弁の帯地。
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あの日、同じ型の科布があるのを見逃さなかった。
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そのてっさ科布を見つけるやいなや、わたしの目は光った。

この布こそ、西の御大へ渡すべき布。
当然の東西スライド。

と、例によって例のごとく、未承諾ままキープし、温めていた。
いちおう「このてっさ科布、いつか新道先生にお渡ししときますからね」と、東の御大には小声で言っておいた。

聞こえただろう。
たぶん。

東の御大から西の御大へ。
ちょっと間があいてしまったが、ラブリーギフトの宅配業者として任務を全うしたい。

このたびのお礼がてら。
夏の元気なご挨拶に。
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ようやく訪れることが出来た、美山のちいさな藍美術館。
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まずはコレクションエリアからお邪魔する。
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ちいさな藍美術館FACEBOOKに各々の布の詳細は載っています。
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と、FBにぶんなげてみる。
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同じ染めのネッカチーフ、すてき。
こういったミニ資料が各所にヒモ付けしてあるのがありがたい。
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シリア。
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中国。
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藍夾纈布とその版木。
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おお、鳴海。
幻の嵐絞りがこの状態で。
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これ、ほどくと、ぜったいもとに戻せないから。
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美しい。
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ここだ、あった、あった。
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そのとおり、間違いない。
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20Cとは昭和ってこと。
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ね、同じ型でしょ。
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いまさら顔を隠してみたりして。
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縁側に佇む、西の御大にお声をかける。
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まいど~、けろ急便です。
ハンコお願いします。
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こうして東西配達業務は無事に完了。

続きます。
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by kerokikaku | 2015-08-18 11:19 | 情報として | Comments(5)
Commented by 津田千枝子 at 2015-08-18 22:51 x
どこまでもどこまでも、なんにも知らない田中昭夫。若き日のおふたりが載ってるあのご本はますます貴重なものですね。私も美山の田中紺屋布の展示を見たいです。
Commented by kerokikaku at 2015-08-18 23:59
津田様
田中染布はミュージアムでも立派でした。本当にいいところにコレクションしていただきました。田中御大だけ、いまもってよく分かってなくて、もうって感じ。
Commented by 津田千枝子 at 2015-08-19 09:56 x
私も同感です。こういう風に田中布が紹介されて、進藤さんに感謝します。それにしても「ちいさな藍美術館」は素敵なところですね。
Commented by gongxifacai at 2015-08-20 00:03
田中さんにぜひご挨拶を、という津田さんに「いいです、いいです。このまま帰ります」という新道さん。それでも津田さんが「そんなことおっしゃらずに」と御大を呼びに行こうとしたら「津田さん、やめて、やめて~~」と必死な新道さん。もう笑いをこらえるのが辛かったです。
「科布てっさ」いいところに行きましたね。グッジョブ!
Commented by kerokikaku at 2015-08-20 11:18
gonhtahazi様
フォローありがとうございました。
新道先生はすっかりけろ企画とお友達感覚になってらして、こちらがおおいに面食らいました・笑。

さっき東の御大と電話したら「おれ、ぜんぜん知らなかったけどさ、その人、きものと生活におれと一緒に載ってたね」だって、もぉ。
どうにか目隠ししてでも美山まで連れ込みたい。


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