2016年 11月 06日
明朝は新桶
出がけに歯を磨いていると「あんたもそのハブラシ使っているの?」と同居人が言ったのに腰をぬかす。
「共有なん?」とまで言われ。

自宅であっても自分のハブラシには名前を書いておきたい。

ラジオ局で年に一度のお祭りがあった。
当方AMラジオのヘビーリスナーにつき、いそいそと出かける。

リスナーにしかわからず、それ以外にはちっともありがたみのない出展内容だが、お越しのみなさまとだけは心の奥底で喜びを共有しているに違いない。
互いに顔には出しませんが。

うまいかどうかわからない屋台飯をいただいていると、安住さんが通った。
突然でうろたえる。

静かなざわめきの後、何人かが写メを撮りはじめる。
わたしもわたしも、と思ったが、無礼かもしれない、と逡巡しているうちに彼は遠のいた。

手前50cmの距離までいらしたが、それだけ。
たいへんの100乗位ステキであった。
どうにかならないものか。
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ほくほくして帰路。
例の風呂店の老爺がシャッターを閉めるシーンに出くわす。

逡巡してはいけない。
たぶん、千載一遇なのだ。

時間はあまり残されていない。
なんて言っちゃわるいけど。

意を決して尋ねる。

「おじさん、あの桶、売ってますか?」
「商売やめちゃったんだよ」
「売りものじゃないんですね?」
「売らなくもないけど」

やり取りの末、ヒノキでもヒバでもなくサワラの桶は、売っていただけることになった。
桶はサワラじゃないとだめなんだと。

おつりがないと言われ、明朝出直すことになった。

こちら、どんだけ割れ桶で苦労していたことか。
ありがたい。

ほんとはこんくらいするんだけど、こんだけでいいよと、桶のホコリをはたきながらオマケをアピールされたが、正直、たいしたオマケでもないけど、そんなの全然いいです、それで頂戴します。

100均プラ桶を買わずにじっと我慢した甲斐がありました。
きっと大事にします。
おじさんちで桶が買いたかった。

ハブラシを節約しても、この桶には意味があると思いたい。
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by kerokikaku | 2016-11-06 22:28 | ものすごくその他 | Comments(0)


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