2016年 11月 08日
NEW OK
明朝伺うと伝えたので、遅すぎてもいけない。
10時前に行く。

きっと彼は待っている。
待っているに違いない。
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やはり。

桶をいじって店内にいらした。
タガを調整してくれていた模様。

おじいさんという人種は、そういうもの。
可愛げがある。
なんだろう、昨今はおじいさんづいている気がしてならない。

店内には使い込まれた道具が整然と並ぶ。

垂涎たらり。
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手前の床板は開き、約1m深の床下プールが掘られている。
ここへ木くずを入れ、たまったら掻き出し、風呂屋(桶屋でなく銭湯のほう)へ持って行き、燃料として使ったという。
美しきリサイクル。
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桶底が抜けないよう竹で補強してある。
直射日光に当ててはだめ。
乾かしすぎると割れるそうだ。
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おじいさんの作ったサワラ桶。
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残1個になりました。

壊れたらいつでも直すとおっしゃる。
末長く、永久保証でお願いしたい。

いまもって作業着が普段着なのが引退職人の証。

おじいさん作ではないがヒノキの椅子もどさくさで購入。
こちら残2個です。

勉強しといた、と再アピールも忘れない。
ええよ、商売やめても商売人ってとこ、大事なことやでな。

うちの風呂場は、一気に高級温泉旅館の香りでつつまれた。
たいへん気分がよい。
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いろいろとインタビューしたかったが、ここはグッとこらえる。
不信感をもたれぬよう細心の注意をはらう。

ご縁が出来た。
次の機会を震えて待とう。

ああよかった。
おじいさんのところで桶が買えてよかった。

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by kerokikaku | 2016-11-08 18:28 | ものすごくその他 | Comments(0)


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