2017年 02月 10日
月日荘展まで1か月、届かない寒明け蒅
ちょうど1か月後。
名古屋の月日荘で「正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展」が開催される。

川口ことリバーマウスの田中御大。
今頃は染めの最終段階でさぞ大わらわ、と言いたいところ。

しかし問屋も紺屋も簡単には卸さない。

寒明けより1週間経った本日現在。
「寒明け蒅」が届かない。

例年より遅れている。
故に新しい染めが出来ない。
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昨春より染めに染めた結果、藍が薄くなってしまい、秋の蒅追加投入でも間に合わなかった。
新しい蒅を待つしかない。

仕方がないので薄藍を染めたり、三つ編み絞り染めをしたり。
なだめなだめやり過ごす。
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蒅がいつ届いてもいいように、型付けは終わっている。
あとは藍染めのみ。
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「テッサ」と呼んでいる、菊の花弁の細かい文様。
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裏までデコデコが透けて見える、しっかりした紺定特製の糊。
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ラオス・谷さんのレンテン族の白生地も徐々に準備している。
一反でも多く、月日荘展に出したい。
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もはや、道路端に出て「寒明け蒅」をジリジリ待つ日々。
待てど暮らせど届かない。

待ちくたびれて「もういやになった」発言が飛び出す。

そりゃそうだ。
藍染め仕事以外、何にもない。

ほんとう言うと、月日荘展に出す反数は足りている。
焦ることなく蒅を待ち、渾身の染めが少しでも追加できれば上々、とTGは考えている。

残念ながら。
藍に狂った老職人に、そんなおためごかしは効かない。

藍染め仕事が出来ない、という根本的かつ致命的なイラつきは、もう限界に達している。

こんなことは今までなかった。
このまま月日荘展まで持ちこたえられる気がしない。

愛染様は意地悪だ。
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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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by kerokikaku | 2017-02-10 22:19 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)


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