2017年 03月 04日
リバマ事件簿ー2
※「3月上旬のインフォルマシ」は、諸般のリバマ事情で遅れている、もしくはすっ飛ばしにつきご容赦下さい。

年季エプロンのセット完了。
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オーマイ

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ガ。
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入った。
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はしご脚立を抜いて
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残った灰汁は、手酌ですくう。

これだけ深い大甕だってこと、お分かりいただけましたか。

わたし、今ようやく理解しました。
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バケツリレーの巻。

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誰か映像を撮ってくれまいか。

花咲か黒幕。
枯れ木に花を咲かせた、張本人。
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みるみる、リレーは続き
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すくい出し終了。

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灰汁の甕は空になりましたとさ。
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次に、仕込中の藍液を
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かき混ぜながら、ポンプで移動。
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いやー助かった、とも。
ありがとう、とも。

何らコメントもなく、つつがなく、当たり前のように完了。
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もしも地震が来て、空の甕が割れてはイケナイ。
火壺に火を入れたらなおのこと。

甕には必ず水を張っておく。
それが鉄則らしい。
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大仕事が終わった。
あとは、明日、黒幕が運んでくれる播磨藍の蒅を待つのみ。

阿波藍から播磨藍へ。

ブランドにはこだわりません。
きちんと建つ藍、だけを求めます。

一大転換。

愛染様、田中紺屋はなぜこうもジェットコースターなのですか。

お元気で何よりですが、周りの心臓がもちません。
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ひと仕事済んだことで、御大は一杯やっちゃいたい心境。

そうでしょうとも。

だが申し訳ない。
TG達は今、それどころじゃない。

「田中さんだけ飲んでいて下さい」
と、仕事の手を止める気配がない。
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は。
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いやいや、うちら、まだ飲めないんで。

しかもコレ、常温なんでしょ。
どうせなら、冷やしておいて下さいよ。

さっきまでの大甕もぐりとは別人。
とぼとぼ、ヨタヨタの82歳に戻ってしまった。

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播磨藍の村井さんに、電話しておこうね。

ありがたいよね、キチンとお礼を言わないとね。
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黒幕の指示により、ホットライン中。
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気の利いたお礼とか、そういうの、なんにも上手く言えない田中御大。

ぼそぼそ、もにょもにょ、口ごもりながら、やっと電話をした。

心なしか、感極まっていた。

捨てる藍あれば、拾う藍ありだな。
と、下手なたとえも言っていた。
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ひとつ別件朗報。

月日荘展に出す帯地は「岡崎木綿」が主の予定でした。
DMにもそう入れてあります。

じつは。

古い韓国の手績手織麻の帯地、10数反が出ることになりました。
「また出たか」と思われても仕方がないですが「また」なんです。

ああ、どの口が。

でも、

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「紺定」の濃い藍色、糊際すっきり。

素晴らしく上等の手績麻の帯地。
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見入ってしまう、綱部分の藍取り。
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2015年頃に染めたって、あの方が言うんです。
青山DEE'S HALL「最後の頒布会」の頃。

素材もいい。
染めもいい。
藍の色も、ものすごくいい。
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これらの反物は、あるだけ御免。

どうぞあしからず。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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by kerokikaku | 2017-03-04 10:29 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)


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