肌に突き刺さし、体力気力をなえさせるに十分な日差し。
殺人的にうだりまくった炎天下をおしての。
心して、意を決しての。
この日をたのしみにたのしみに。
待ちも待ったり四半世紀。
2時間前に着き、整理番号5番で挑んだ
ブラザーズクエイ作「ストリートオブクロコダイル」。
たまらん。
たまらん。
最高にいかれて、いかしている。
でもこんなだったっけ。
25年前の記憶はあやふやだったが、たまらんのは変わらなかった。
今観ても、いつ観ても、恐ろしくすばらしい。
強烈だ。
音楽も一体化、内容は意味がありやなしやのグーラグラ。
夢に出そうだ。
傑作。
なのに。
なのに。
心と体はなぜ一体でないのか。
一心同体・少女隊と同年代。
睡魔のやつめ、睡魔のやつめ。
半分、寝てしまった。
どないなっているのか。
頬を持ち上げたり、目を上に吊ったり、最大限の工夫をこらしたが、もうあかん。
舟をこいでしまった。
おいらはバカか。
やっぱりそうか。
夜、我が家にちょうちょ様のご訪問。
蛾ではなく、ちょうちょ様。
さっきは寝てしまって、すみませんでした。