カテゴリ:インドネシア( 46 )

2016年 10月 14日
インネフェスと映画祭とAADC2
拙ブログ内のカテゴリ「インドネシア」が凍り付いたまま久しい。

忘れているわけではない。
足が遠のいてはいる。
もう3年も。

まだ愛しています。
適度に。

デング熱か何かで代々木公園が封鎖され、インドネシアフェスが中止になったの、いつだっけ。
去年かおととしか、どっちかです。
当方いろいろ、経年の具合で適度に忘却してます。

今年は盤石、晴天予報の今週末に開催。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日本インドネシア市民友好フェスティバル
2016/10/15(土)16(日):代々木公園イベント広場内


今年は、プロ女性歌手ARIのミニコンサート!
インドネシアから、パプア州政府から27名の来日、
インドネシア高校生舞踊団50名の来日!
日本のプロ舞踊団も冴えたパフォーマンスをしてくださいます。
毎年期待されているグルメフェスタもさらにパワーアップ。
インドネシアの食材、秋田・茨城の食材の即売もできます。

d0182119_19402730.jpg

言わずもがな、目当ては屋台だったりして。
サンバル、バリバリを期待する。

お気に召すことが少ない為、めったにインネ飯を口にせず、それなりにシビアなおいらの舌を震わせていただきたい。

追記:おいらの舌はお手上げでした。
次回より長蛇でムムムなインネ料理に関係のない日本の屋台に走ることを誓います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

つづいては映画の情報。
なんぼサイトを見ても、情報少なく、何を観ればいいのかワカランチなわたしは、正直迷子。

第29回東京国際映画祭
「国際交流基金アジアセンターpresents CROSSCUT ASIA」
第3弾「カラフル!インドネシア
2016/10/25(火)-11/3(木祝):六本木ヒルズ

d0182119_1948214.jpg


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

00年代インネ青春映画の大メジャーと言えば、AADCこと「ADA APA DENGAN CINTA」。
d0182119_21161184.jpg

いまだにシナリオ本と格闘しているのに、驚くことに15年前の2001年作品。
つっこみどころが多いには多いが、心にひっかかる。
胸キュンてやつ。

そして、この顔にピンときたら。

2016年、続編である「AADC2」が公開されている。
d0182119_21224079.jpg

その前に、LINEのミニムービーをYOU TUBEで見つけて「やられた、本編じゃなくてLINEのCMやん」と、iPhoneを放り投げた。
悔しかったが、懐かしさが勝って、許した。

YOU TUBEで本編はとっくにUPされているので、いつでも観られるが、まだ心の準備が出来ていない。
インネ関係そこかしこで「AADC2、観た?あれさー・・・」とネタバレ話題になりそうなのを
「まだ観とらんから、シィー!」と制している。

彼の国の、そこらへんのライセンスの寛容さに乾杯したい。

一時、「Kelas International」にドはまりしたが、今は小康。
d0182119_21352758.jpg

なんせ、連日30分放送なので、観るのがぜんぜん追いつかない。
いつの間にかコタローとリンリンが付き合っていて、アンジェリーナとカルロスが別れていた。
それすらも古い情報。

現在は「OK JEK」がお気に入り。
バイクタクシー屋の連中の話。
d0182119_213954.jpg

バイクタクシーは昔からあるが、OK JEKのように組織化されたシステムが普及している。
スマホアプリ経由でオーダーも決済もスマホ。
追跡も可能。

日本でも、レストラン出前のバイク便が出たとか出ないとか。
あちらではフツーにある。
WIFI化とバイクタクシーは、インドネシアの方が進んでいる。

あれ買ってきて、と日用品のおつかいも可。
おつかい料金も格安だという。

とは言え、だいたいいくらなのかが問題。
今度行ったら試してみます。

いつ行けるんかな。

てか、行きたいのかな。
[PR]

by kerokikaku | 2016-10-14 19:43 | インドネシア | Comments(0)
2016年 06月 15日
ルリックさらに
そういえば、単純なシマシマ織りの布はあまり知らない。
いくらでもありそうなのに。

この中に古いルリックはあるのだろうかと探してみた。
シンプルな縞布はあるのか。
d0182119_14281474.jpg

そもそも染め布に興味があるので、手持ちもインド・インドネシアに偏った本ばかり。

日本の唐桟の裂帖があれば一発だが、うちにはない。
結城や越後の着物にも縞が多いが、それもない。

ここにある本は更紗とイカットばかり。
単純なシマ布があるとも思えないが、いちおう探す。

イカット(絣)や紋様織など、高度な技術の縞織物はアジアそこかしこで織られてきた。
d0182119_1429361.jpg

文様の合間にちょろりとシマはある。
d0182119_14294555.jpg

おっと、インドのターバンは染めでした。
いまや再現不可能なおとろちく高度な染め。
d0182119_14295822.jpg

格子も含めると収拾がつかない。
d0182119_1430840.jpg

インド製、絹綿交織の縞繻子織り、キャピタン。
まさにシンプルな縞織物。
d0182119_1482094.jpg

シンプルではない、複雑なシマ。
d0182119_14304577.jpg

こちら羨望の反則技。
インドの縦横絣パトラ、端っこの間道部分で帯ですか。
d0182119_14305885.jpg

表紙に「特集 縞・格子」とあり、期待の一冊発見。
d0182119_14311091.jpg

これですね。
シンプルなシマ代表といえば、バリ島で織られたバリ縞。
d0182119_14313989.jpg

たいへんよろしい。
うちのどっかにあったような、買いたかったのに高すぎて買えなかったことの夢だったか。
やっぱ夢か。
d0182119_1432031.jpg

インドの縞、キャピタンと間道は江戸に渡来し珍重された。
されるでしょうとも。
d0182119_14322846.jpg

染めのシマはよろけよろけがタマランチ。
d0182119_1435384.jpg

いいですね丹波布。
d0182119_14354026.jpg

南米の素朴なシマの糸は太め。
d0182119_14365732.jpg

パラパラとページをめくると、自然布特集があり、シナ布のところ。
左下に見覚えのあるリバーマウス。
d0182119_14381294.jpg

わたくしは今、世紀の大発見をしましたか?
d0182119_1440348.jpg

禁断の、いまだ誰にも見せたことのない、自作裂帖の箱を開ける。
d0182119_14415660.jpg

シマだけのシンプル布、はなかった。
d0182119_14422915.jpg

芭蕉布の一部にシマだけ布が有り。
d0182119_14444571.jpg


単純シマのルリックはないのかと諦めかける。
すると古い洋書にあったトラジャ女性の織り姿が目にはいる。

バリ縞以外でシマだけ布って見たことないけどなあ。
しかもトラジャ(スラウェシ島)だし、ジャワ島じゃないし。
d0182119_14555744.jpg

あらら、ルリック(Lurik)。
d0182119_14563617.jpg

バリ産やスラカルタ(ジャワ島)産のルリック。
左のバリのは横縞。
でもルリック画像はこの2枚だけ。
d0182119_1459761.jpg

言葉は、時と共に拡散し、淘汰され定着していく。
更紗の定義もそう。

ルリックは元々ジョグジャカルタ特産の綿の縞織物だったのだろう。
それがインドネシア各地に言葉が広がり、後付けでシマシマのことをルリックと呼ぶようになったのかもしれない。

ルリックについて、もうひといき探索が必要。
定義もあれですけど、新しいルリックにはない、バリ縞に匹敵のちょいとよさげなワビサビルリックを見つけたい。
ゲットという意味で。


おまけ。

リバーマウスの型染縞。
なかなかごっつい、がっちり太縞。
d0182119_15144541.jpg

これをタテヨコに重ねて染めて、格子。
当案件の織物でもシマでもございませんでした。
d0182119_15205768.jpg


おまけのおまけ。

本のすき間から出てきた古裂。
仕舞い忘れてちょいと入れっぱなしにしていたらしい。
d0182119_15215357.jpg

何年後かに「わあ、ラッキー!」と喜ぶために、また本にはさみ直しておく。
[PR]

by kerokikaku | 2016-06-15 14:08 | インドネシア | Comments(0)
2016年 06月 14日
ルリック
インドネシア・ジャワ島ジョグジャカルタ出身のイ語のセンセイが
「ルリックって布、知ってる?」と尋ねてきた。

ジョグジャに来ることがあったら、近所のルリック工房を案内したいという。
わたしが布に興味があることを知ってのお誘い。

はて、ルリックとは何か。

素材は、模様は、用途は。
いまも作られているのか。
そもそもステキなのか。

そして何故わたしはルリックの存在を知らないのか。

インドネシアの伝統布はひと舐めしてきたつもりだったのに。
ノーマークの布。
名称も初耳。

ジョグジャカルタと言えば、泣く子も黙るジャワ更紗のご当地。

更紗の定義は諸説あるので言葉を濁すが、模様柄が染められた布のこと。
織りでなく染め。
ジャワと言えばロウケツ染めのジャワ更紗しか気にしていなかった。

聞けばルリックは「シマシマ」の「織り」だという。
なので更紗ではない。

あなたの管で検索すると、ルリック工房がいくつか出てきた。
ここから先の画像はあちゃこちゃより敬意を持って無断借用。

ルリックとは、平織(だと思う)の縞柄(ときどき絣や文様もはいる)の手織の布。
長さは腰巻サイズからロールになったものまでさまざま。

ジョグジャ界隈特産の伝統の綿100%の織物とある。
8-9世紀のマタラム王国時代から作られているらしい。
ジャワ人男性の民族衣裳の上着など服地に使われてきた。
(いまのところナナメ読みにて詳細はいずれ)
d0182119_21232739.jpg

糸も紡いでいる。
でもワタから紡いでいるのではなさそう。
この紡ぎはどういうことかのリテラシーに欠けることと、ナナメ聞きで紡ぎのくだりが聞き取れない。
d0182119_21224298.jpg

糸染めはもちろんケミカル。
d0182119_21233967.jpg

なんと手織がルリックの条件だった。
d0182119_2238242.jpg

織りはおばちゃん。
95%を越える織り職人が「40歳すぎの年寄」だという聞き捨てならぬナレーションが入っていた。
d0182119_21235656.jpg

縞に関しては細かく意味があり、宗教的祈願があるとか。
バッグや小物にも使われているが、基本は服地。
そしてお約束の、どうしても残念な仕上がり。
d0182119_21564457.jpg

肝入りエスニックファッションショーでは扱いがちょっとかわいくなってた。
d0182119_21593756.jpg

この布、ルリック、みたことあるなあ。
川越唐桟のような伊勢木綿のような、けっこうしっかりした生地の気がする。

シマシマって永遠だ。
だが一歩間違うと危ないモチーフでもある。
d0182119_21595438.jpg

いままで更紗にしか目がいっていなかった。
d0182119_102822.jpg

ピンキリでシマは色々あったけれど、こんなシマならほしい。
d0182119_22103952.jpg

やっぱどっかで見たぞ。
しかも手触りも覚えている。

と、ハテナだったが、思い出した。

前の職場でのお客様用スリッパがルリック布だった。
画像はどこかからお借りしましたが、これの色違いだ。
d0182119_22123475.gif

そう。
まさにこの 茶色いシマのスリッパだった。
なかなか良かったけど、上品すぎてわたしの大足には入らなかった。
d0182119_22134359.gif

ルリックがいいのか何なのか、もひとつ検証が足りない。

ありがちな縞と言えばありがち。
しかし多いなポテンシャルを感じる。

何かに使えるかね。
座布団やブックカバー以外で有効な何か。
[PR]

by kerokikaku | 2016-06-14 20:26 | インドネシア | Comments(0)
2016年 04月 06日
Kelas Internasional
クラス インターナショナル。

インドネシア語は修飾&被修飾語が反対なので、インターナショナルクラス。
外国人向け国際クラス(教室)でよろしいかな。

昨年6月からインドネシアで放送されているドタバタコメディドラマ、Kelas Internationalをご存知ですか。
と、インドネシアに興味のある方のほうを向いてお話しています。
d0182119_1641362.jpg

インドネシア人講師が、在住外国人にイ語を教えるという内容。

この講師(センセイ)Pak BUDIがすてき。
いまどき7:3、いや8:2分けで、超生真面目。たぶん30歳かそこらの若いセンセイ。

毎回ちがうおっさんBATIKシャツを着ているが、それがやたらと似合う。
d0182119_16334610.jpg

生徒達はカラフルな各国より、ややポンコツな面々。

中国人のリンリンは、食べ物や商品をいつも持ち歩き、生徒や先生に売りつけまくる。
日本人のコタローは、バカ丁寧にいちいち90度のお辞儀をしてから話をはじめる。
韓国人のリーはスマホ中毒、いつだって歌って踊って韓流スター気取り。

各国のイメージを生かした演出で、勘違いや無茶振り多く、ナンセンスでおかしい。

彼らのカタコトでゆっくりなインドネシア語は、わたしの中途半端スキルの耳にすんなり入る。
d0182119_1634049.jpg

知る限り、現地TVは会話が早すぎ、ジャカルタ弁、省略語、流行語が満載だ。
これは日本も同じこと。
私の耳では全然聞き取れず、おもしろくない。

講師や、食堂のおばちゃん、掃除夫さん、校長先生のインドネシア語も超はっきり。
「インドネシア語初心者専用プログラム」と思う程、会話がわかりやすい。

というか、これは現地のどなた様向けのプログラムなのだろうか。
それが知りたい。

30分番組を3分割した1話完結で、YOU TUBEで観ることが出来る。

ばかばかしいのだが、すごーくためになる。
現地にいないとピンとこない言い回し、辞書やグーグルセンセイでは教えてくれないこと。
簡単だけど直訳しにくいちょっとした言葉に「なーるほど」と膝を打つ。

エピソード1から観ても、シャッフルして観てもOK。
わたしはこの「役割さかさま」の回がお気に入り。

おどろきの月ー金の連日30分間の放送。
どんだけハードなスケジュールかと。
うなるほどの本数がYOU TUBEにUPされております。

インドネシア語に興味のある方はどうぞ。
[PR]

by kerokikaku | 2016-04-06 16:25 | インドネシア | Comments(0)
2016年 04月 05日
BLI MADE
「外苑前で親友がバリ料理屋をやっている」とバリ友から聞いており、何度かトライしていた。
定休日やランチやってない日やらで、うまくいかなかった。
6-7年経つと思う。

BLI MADE(ブリマデ)というバリ料理店。
インドネシア料理店は数あれど、バリ料理をうたうのは珍しい。

オーナーのマデスギタ氏は、バリ友自慢のおさななじみ。
日本妻を娶り、TOKYOでバリレストランを成功させているなんて、日本贔屓の彼からしたら羨ましすぎて鼻血が出るのだろう。

しょっちゅう電話で連絡を取り合っている。
ちょうどバリ友とバリで遊んでいる時にマデスギタ氏から国際電話があったこともある。

タイミングが合って、ようやくお邪魔できた。

オーナー氏はわたしを直接知らない。
帰り際にバリ友の名前を出してご挨拶した。
すると、名乗る前からわたしの名前を呼んでくれ、うわさはかねがねと言うので恐縮する。

続々とお客さんが絶えないのでゆっくりお話はできなかった。
オーナー本人、おひとりで厨房担当。
そりゃもう忙しい。

平日はランチもある。
ランチやってディナーやって、ひとり厨房だったら休む暇もないだろう。
たいへんだ。
d0182119_1873086.jpg

ごはん画像がないかわりに、誰かが描いたオーナー・クリソツ画。

バリくさい香りの白飯が泣ける。
北部シンガラジャ産米かと思った。
それにサンバルをのせて1杯たいらげた。

出来合いソースでない、手作り調味料で作った味。
↑上記、ピンポイントに分かる方のみに伝えると、nggak pake kecapでbumbu BALIのsambal matahがenak banget。

わたしはいわゆるインドネシア料理は甘すぎて好まない。
しかしバリ料理は大好物だ。
ヨネスケ風の、ひとんちのごはんなローカル飯ね。

なのでバリではレストランに入らない。
ひとんちの台所にうまいこと入りこむ。
そこでしょっぱくて辛いおかずひとつまみでごはんをいただくのが至福。

こんどはBLI MADEのカウンターに座ろう。
混雑具合の様子見い見いおしゃべりさせてもらい、あわよくば、まかないバリ飯(世界一好物)までたどり着きたい。
d0182119_19514447.jpg

そんなに遠くないと思う。
[PR]

by kerokikaku | 2016-04-05 17:51 | インドネシア | Comments(0)
2014年 11月 14日
スマトラ・バタックの踊り、で思い出したこと
世界の踊りを楽しもう!
フォークダンス教えあい・踊りあいの会
第10回 舞踊の宝庫・インドネシアから
スマトラ・バタックの踊りを一緒に楽しみましょう!
2014/11/16(日):黛民族舞踊文化財団(赤坂)

d0182119_12205327.jpg

こんなチラシをいただいた。
バタックの踊りとはお珍しい。

インドネシアは染織もそうだが舞踊の宝庫でもある。
ガムラン楽団を従えてのバリ舞踊やジャワ舞踊は比較的なじみがある。

バタック人。
インドネシア・スマトラ島の北部に住む民族で、船のカタチの独特な高床式住居を持つ。

あ、わたし行ったかも。
そしてフォークダンス的な踊り、踊ったかも。
d0182119_12461058.jpg

バタック住居を巡るツアーか何かに参加して、知らぬ間に踊らされていたんだっけ。
着飾った女の子たちにご指導いただいたのだった。
d0182119_12271598.jpg

滝の前で知らない兄ちゃんと記念写真を撮った。
カメラを持っているだけで人がわんさと寄って来た。
d0182119_122851.jpg

トバ湖を渡り遠路はるばるサモシール島のバタック人を訪ねたのに、かの有名な住居の写真が少なすぎ。
d0182119_1229507.jpg

ひとんちの洗濯物を撮る悪癖はこの頃より開眼。
d0182119_1232145.jpg

薄暗い中でバタック老女が腰機で木綿の経絣を織っていた。
こういう写真をたくさん撮らなきゃいけないのに、なんとこれだけ。
すでにお土産物の感じはあったなあ。買ったけど。
d0182119_12374657.jpg

居住地内にもお土産屋さんはキッチリあった。
d0182119_1244527.jpg

キッチリ何かを買ったよね、わたしくらいになっちゃうと。
そんでもってGSSで放出したよね。

また来よう、いつでも行かれる、などとその頃は思っていたけれど行かれないものだ。

ほぼ最初のインドネシア旅だった。
ケータイもデジカメもPCもない平和な20世紀、18年前に。
いちから十まで自分で手配して行った。
テリマカシ位しかインドネシア語が出来なかったのによくぞ無事だったものだ。
あわよくば感で目がらんらんとした、ちょっと気のいい人々に導かれた。

スマトラ島は本州ほどの距離だがお金もないので縦断にはバスを使った。
あと数時間乗ったら尻が割れるというほどきつかった。

中部のパダンで辛抱たまらなくなり、背に腹でジャワ島までヒコーキに乗る。
それによりその後の旅資金がクライシスになったのだった。
ATMとか、そういう時代でもなかったし。
宿代込みで1日数百円でつつましく。
今でもそんなに変わらないか。

と、「バタックの踊り」チラシを見て思い出しました。
[PR]

by kerokikaku | 2014-11-14 12:21 | インドネシア | Comments(0)
2014年 09月 07日
カップヌードル ミーゴレン
のろのろと起きた日曜の朝。
今朝はいきなり寒い。
タオルケット1枚に無意識ミイラ巻きで目覚める。

まさか夏は終わったとか。
いやいや、9月夏説の信者だった。
だまされちゃいけない。

湯を沸かし、カップヌードルをつくる。
いささかの罪悪感と、ホリデー感が混ざり合う。

毎日ホリデーっちゃあ、それまでよ。
d0182119_1352598.jpg

いちおうの手順を確認していきたい。
ふたを開け、中の添付袋を全部とりだす。
d0182119_136668.jpg

お湯を注いで3分じっと待つ。
タイマーを押したつもりが押せてないことってあるよね。
d0182119_1363220.jpg

上部のシールをはがし、すてきな穴ポチ群からお湯を捨てる。

この湯キリ穴。
日本が誇るテクノロジーの傑作のひとつだ。
d0182119_137292.jpg

さきのソースを混ぜる。
d0182119_1374314.jpg

間違えた。
赤い袋は、今じゃなかった。

カップ麺の取説は、読解力の乏しい人種には難解。
「これはさいご」とか番号をふるとか、大きく大きく書いてあるとよろしいかと。
ラクラクフォン並に、どうかひとつ。

あれれ、よく見ると「後がけ」って書いてあった。
るん。
d0182119_1312829.jpg

編集加工なしのありのままの姿。

まぜまぜ後。

美味そう、美味くなさそう、は各自の判断にお任せします。
食べ残し感満載だが、決してそうではない。
d0182119_13124697.jpg

ぬるーく、ゆるーい麺をすする。

はい、はい、はい、はい、はい。
思わず目を細めてしまった。

わかるぅ、とインドネシア関係のみなさまに同意をうながしたい味だった。

「甘辛焼きそば」とは、よく言ったものだ。
甘いです。
現地、ナシチャンプルのごはんの横に添えられたあれ。
わかるよね。
ごはんのおかずに焼きそば。

いやらしく何度も言うと、実はわたしはインドネシア料理は好きではない。
何にでもソースを使っていて甘いから。
本気の食材、例えば生のショウガやニンニクや唐辛子やハーブ類が入っていない。
ぜんぶがソース甘く、パンチに乏しい。

とは言え、ミーゴレンに関しては、甘辛ソースを使わなければミーゴレンにはならない。
ふつうの塩焼きそばになってしまう。

なので、このカップヌードルミーゴレンは、再現性が高く、とても正しい。
ごはんと共にいただくと、もっと正しいだろう。
目玉焼きをのせれば、ミーゴレンスペシャルになり、ありがたレベルがぐんと高まる。

しかし、朝一番のすきっ腹に入れ込むのは、もうやめたい。
[PR]

by kerokikaku | 2014-09-07 13:12 | インドネシア | Comments(0)
2014年 09月 05日
カップヌードル ミーゴレン でもほとんど関係ない
そんなわけで、デングフィーバー炸裂中。

明日の代々木公園インドネシアフェスは中止となった。
やるっていってたの、やらなくなりました。

さきほどトミー展OUTBOUND吉祥寺最終日に行った。
そこに拙ブログリーダーの方がちょうど居て、わたしに耳打ちしてくれた。

「けろさん、中止ですって」

いま私において「中止」というワードに当てはまる案件は、アレしかない。
阿吽の呼吸で「うむ、かたじけない」と礼を述べる。
慌てふためき昨日のインフォを訂正した。

もし誰か予定されていたらごめんなさいませ。
わたしの力ではどうにもならなかった。

ちょうどトミーがトラネコボンボンさんと会場に現れた。
ちなみにわたしはトミーの作品群のうち、この分野が一番気になる。
かばん分野よりも数段悩ましく思う。

どれも良すぎて、愛しさ憎らしさ半々だが、運悪く、これぞという布っきれは売約になっていた。
最終日だもの、自業自得の何物でもない。

挨拶後、トミーとトラさんの秋冬の事業計画を伺ってみる。
すると、遠方ではあるが無縁でもないエリアでのちょっといい話に、勝手に血沸き肉躍る。

勢いづいて、夢の話をした。
宇宙的なタイミングが合ったなら、の仮定の話。

わたくしの実家、ヘンピな片田舎にある床屋の駐車場にて。
ある日奇妙なテントが出現。

トラネコボンボン屋台をけろ企画で誘致させていただく。
トラネコごはんにヘアカットを付けた、ボンボンカットイベントって、どうよ。
来た人全員、髪を切るのが前提。

理容師が足りなければ、おばちゃんトコヤ数名なら、いいでしょう、用意しよう。
刈り上げ得意。シャンプーと顔そりはいけるな。
パーマはなしで。

忘れてたけど、そういえば、わたし、理容師の資格、持ってたわ。
前髪くらいなら切って差し上げよう。

前髪カットにトラネコクッキー1枚お付けして500円とか。
けろ様じきじきの、不安定なネルドリップコーヒーとご一緒に。

過疎地域に、短期集中的に、うちの床屋前にだけ、満員のボンボンピープル。
夢見ちゃうな。

と、我に返る。
いかん、親が人出に酔って失神するわ。
長生きしてもらわないと。

その後、久しぶりに吉祥寺パトロールを決行した。

もちろん、楳図かずお先生にもすれ違う。
吉祥寺のデフォルト、道祖神、ビバ赤白シマシマ。
誰も声をかけず、そっと有難く見守っている。
長生きしていただきたい。

さて、吉祥寺西友でついに見つけた。
―カップヌードル インドネシア風甘辛焼きそばミーゴレン味―(ドリンクはスタイリスト私物)
d0182119_2325033.jpg

「これは美味いからっ!」と在日インドネシア人が熱く言うので間違いないと思う。
インドネシア好きの日本人にも、おしなべて好評のようだ。
ハラール認証はないが、豚はINしていないもよう。

って、試食して、それからコメントすべきだし。
パッケージを見せたからって、だからどうした、おい。

しかし今夜はミーゴレンなキブンじゃない。
レポートは次回に持ち越したい。

てきとうだな。
[PR]

by kerokikaku | 2014-09-05 22:20 | インドネシア | Comments(2)
2014年 09月 04日
インドネシアフェス
デングフィーバーでえらいことだ。

代々木産の蚊限定でもなかろうに。
ここで8月に行われた国際色豊かなイベントが、いくらか起因しているとかいないとか。

来る週末9/6(土)7(日)、代々木公園で開催の「日本インドネシア市民友好フェスティバル」について。
実はけっこう前から楽しみにチェックしていた。

日本にいるインドネシア人やインドネシア好き日本人が、一堂にワラワラと集まるイベントらしい。
バリやジャワの舞踊も満載、ハラールなインドネシア料理の屋台も立つ。

先日出会ったジョグジャのみなさんは、もう帰国の途だろうか。
みなさんのごはん、ここにありますのに。

過去の悪いウワサでは、酔っ払いだったり、その他もろもろ、お行儀が悪いと聞いていた。
未見にて真相はわからない。
まあ、それでも、ここは日本だし、たまにはビンタンビールにサテカンビン(カンビン=山羊あるかな。グッと辛いものは期待できないかもね)もいいかな、と。

まさかのジャストナウ。
TOPニュースのメイン地帯になってしまうとは。
お天道様にもわからなかった。
d0182119_19393288.jpg

中止か開催かをしばらく注視していたが、今日サイトにコメントが載っていた。


開催です。

9/5現在、週末のインドネシアフェスは中止になりました。
ああ中止!!
来年秋までごきげんよう!
翌週のベトナムフェス、その翌週のナマステインドフェスも決行。
ベトナムフェス、ナマステインドフェスについては、各主催サイトにてご確認ください。

さすがアジアの同胞。
慣れておられる。

蚊取り線香の配置はあるので、あとは各自でどうぞ。

もうね、日本はですね。
ゆるぎない現実として亜熱帯化を邁進しているわけですから。
草木の繁る屋外での在り方は、我々自身でどうかひとつ。

南国トロピカル気候になりつつあるのだ。
立ち入り禁止にするよりも、もはや風土病として考えた方が、と。

でも、どうしようかな。
ただの出不精の逡巡として。

[PR]

by kerokikaku | 2014-09-04 19:33 | インドネシア | Comments(0)
2014年 09月 02日
ハラール
うっかり、インドネシア・ジョグジャカルタ物産の展示会のヘルプをすることになった。

商品を説明して販売するのは、どちらかと言えば得意分野だと思うのだが、売るのが目的ではなくプロモーションのみ。
しかも商材の用意は手荷物レベル。顔合わせ程度な招待客や関係者。
一般のバイヤーはチョボチョボより少なめ。

まず勘違いしていたのはわたしだった。
腕まくりヘルプのつもりが、まくった袖を静かに下してしまった。
どうも違った。

自身が自腹で企画手配し来日するのと、すべてお膳立てされて公的に来るのとでは、熱量が違う。
ゆえに、こちらとしては気が抜けるほどゆるく、「こんなでいいの?」と何度も尋ねたのは、いささかヤボだった。

鼻息の荒い方は皆無。
今までわたしが関わってきた展示会と、温度が全く違う。

和やかでほんわかとした時間が流れる。
合間に歌や踊りを楽しみながらの会であった。
d0182119_19492498.jpg

バリ舞踊はちゃきちゃき動作だが、ジャワ舞踊はスローで優雅。
洗練された日本舞踊を観ているような感覚。
やわらかな所作と、バリとは似て非なる衣裳を初めて目にし、見入る。
d0182119_20545170.jpg

さすが王宮向け。
一定時間を超えると、オートマチックに目がとろりとしてくるのがやや難点か。

わたしは、インドネシア女子はおしなべて全員可愛いと思ってしまう。
しかしこの発言をするとインドネシア男子から総攻撃に遭うのが、どうしても解せない。

さてさて、ジョグジャ発イスラム教徒のみなさまとは、このたびが初めてだった。

バリ人(バリ島の住人をバリ人というのは、東京の住人を東京人と呼ぶようで、ほんとはヘンですけど)のほとんどはヒンドゥー教徒だが、インドネシア全体ではほんの数%だ。
ジャワ島の方々はムスリム(イスラム教徒)が多い。

話に聞くハラール問題を目の当たりにする機会だった。

ハラールとは、イスラム法において合法とされるもの。
知られているのは、豚肉とアルコール摂取の禁止だ。

たった2つの食材回避でさえ、たいへん苦労していた。
鶏や牛はOKだし、お酒を飲まなきゃいいし、と甘く考えていた。

昨夜は東京タワーのレストランで、シーフードと鶏を頼んだらしい。
注意したにも関わらず、豚を炒めた鉄板で一緒に焼かれたそう。
泣く泣くアウトと聞いた。

肉野菜炒めの肉を抜けばいいという話ではない。
食べてはイケナイということだけでなく、生活の考え方であり信仰なのだ。

醤油や味噌にはアルコール入りが多くNG。うまみ調味料には豚エキス。
お菓子系にもアルコールがイン、パンにも時々酒精。

何食べたの?と聞けば、ごはんとサラダだという。
日本のごはんはおいしいね、だって。
ドレッシングは要注意だったろう。

昼はハラル認証のインスタント麺を召し上がっており、お気の毒になってしまった。
ついコンビニで「どら焼き」を買って差し上げた。

どら焼きは、ドラえもんによって世界認知されており、インドネシア人も羨望の食べ物。
オーマイガーなことに、なんと、材料にみりんがインと発覚。
ニアミスでアウトだった。

日本語表記はあるが、彼らに読めるはずもない。
現地では、ハラール認証マークで一目瞭然だが、ここにはマークが無い。
なので買えない。

インドネシア料理屋はホテルから遠かった。
近くにインド料理屋はあるかと聞かれた。パキスタン料理ならさらにGOODだと。
ベジフードがきっとあるし、ハラールだからと。
ほんとはカレーは全然好きじゃないんだけどしょうがない、と。

世界最大のムスリム人口国インドネシア。約2億人がムスリムだ。
ちなみに、中国、インド、アメリカに次いで、世界で4番目に人口の多い国がインドネシア。
意外でしょ。

厳格な方からゆるめの方まで、ムスリムにもグラデーションがあるという。

徐々に改革されているが、ムスリム観光客を受け入れるためにはハラール認証は必須だ。
これはけっこうなビジネスにもなろう。

てか、ごはんとサラダだけじゃ、いくらなんでも印象悪いし。
おもてなし、とか言うんだったら、この状況、ちょっとやばいし。

ふつうにおいしいものを食べてってほしいんだけど、と思った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちょうどハラール認証についての記事があったので、興味のある方はこちら⇒
混乱している。むずかしいね。そらそうだわ。
[PR]

by kerokikaku | 2014-09-02 19:32 | インドネシア | Comments(0)