カテゴリ:ガラ紡と三八布( 7 )

2015年 02月 04日
ガラ紡と三八布
明日からの京都ヒツジパレット2015。
まわりに上洛組が結構いることを知り、すでにヒツジの威力におののいてございます。

さて、素材販売のひつじマルシェ
木玉毛織ブースには「三八布」も出ます。

三八布とはなんぞや。

そうでしょう、そうでしょう。
こちらに記載があリます。「三八布」について

現物はこんな。
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毛織の生地見本のこと。

同じ生地は2つとありません。
あるだけ御免の反物ナシ。

イマモノではなく、ちょっと懐かしく、クラシカルで昭和な織り。
尾州毛織がいちばん元気な時代のウール生地見本だ。
混紡もあるが基本はウール毛織物。

ハンガーそのまんま、木玉毛織のお蔵よりゴッソリ持ち出しております。
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ラック内の選抜チームがマルシェに出店予定。
一枚よりお求め可。
値段は生地によって3-5段階に分けられている。

「尾州テキスタイル工房かがり」が、三八布で作ったバッグやショールやベストも提案しています。

実はこちらが人気でして。
まさかの在庫僅少。
熱血追加仕込中とか。

あらら、マルシェに間に合うのかしらと、ふんわり遠くを見つめたりして。

三八布はすてきだけど自分で縫ったりはちょっとねな方が、かがり製品に流れる傾向がある。
美しい流れだと思う。


その木玉毛織ブースには「ガラ紡」製品がありまして。

ガラ紡とはなんぞや。

はい、こちら。→「ガラ紡」について
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この靴下ったらがっつり地厚にて、わたしの冬の必須アイテムと成り上がりました。

この上にPUENTEアルパカ靴下を重ねるともうヤバヤバ。
脱げる気がしない。
てなわけでオーガニックコットンだが夏には暑めときた。

冷え取り教義に基づき、4枚5枚と重ねまくった数年を経て、現在2枚重ねというライトレイヤー族である。

しかし、わたし、いまだかつて皆様の前で寒いって口走ったことありましたか?

ませんよね。

と、いうことです。

本来のガラ紡靴下の用途やビジョンと合ってるかは知りません。
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食器洗いや、ガラ紡糸コーンもあるらしい。
食器洗いクロスもまわりで評判高し。
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オーガニックコットンの落ち綿を棒にして
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ガラ紡織機でガラガラ紡ぎ、ガラ紡糸になるわけです。
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その時にペロリとはみ出た半ワタ糸を
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集めてパックした「嘉拉糸」もマルシェに出ます。
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などと。

わたしは一体どこの回しものかというキャンペーンぶりですが。

誰かに回されているような、自分が勝手に回っているような。
うっすら目眩を起こしながら、いつも通り見えづらい立ち位置からお伝えしております。

回る、で思い出した。
紡ぎコマもあります。
そりゃヒツジ祭なんで、間違いなく。

現場から以上です。
と言いたいところですが、まだ現場にたどり着かず。

巨大足にも負けず、靴不足にも負けず、常に腰から下を暖めまくりのわたくし。
もはや冷え知らずの自信から、強気の賭けに出ている。

コートナシの冬の京都。
ほれ、コートは脱着が邪魔くさいし、屋内とかだとお暑いし。

しかもトップスはコットンの七分袖だ。
はっはっは。
たぶんイケるとふんでいる。






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by kerokikaku | 2015-02-04 08:10 | ガラ紡と三八布 | Comments(1)
2014年 11月 21日
テキスタイルマテリアルセンター 岐阜羽島
さきの「ガラ紡」と同時に「テキスタイルマテリアルセンター」も訪ねた。

たぶんほとんど知られていない。
毛織会館(岐阜県毛織工業協同組合)に属している。
この建物の、映っていない右隣が資料館。
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国内最大のテキスタイルの生地資料館だという。
最大級ではなく最大の。

東京などで開催のテキスタイル素材展出展生地のほとんどを収蔵している。
40年以上前から現在まで、毎年約4,000点ずつ増え、展示数10万点弱を数える。

どうして、ここに、なぜ、え?と、びっくりする。
ない生地はないのではないか(どっち?)と思うくらい。
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この画像ではぜんぜんお伝えしきれていない。
むしろマイナスに作用と思う。

資料生地ラックが体育館ほどのスペースに整然ずらーりと満杯。
引出しにもいっぱい。
毛織だけでなく、綿も化繊もニットも。
最新トレンドから懐かしの生地までの圧巻。
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1900年代初頭、産業革命期のイギリスの毛織見本帳が奥に鎮座していた。
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見てもよいとおっしゃるが、崩れ落ちそうでそろりと拝観。
白生地ひとつ、黒生地ひとつとっても織柄がさまざま。
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見始めると、一日がこれだけで終了してしまう恐れを感じる。
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特殊なヴィンテージ資料は見て触るだけだが、その他の資料生地は(例外もあり)見本として切ってもらえる。
アパレル関係者ならばそれを参考に生地作りができる。
これ、けっこうすごいこと。

事務ファイリング職に大いなる憧れと興味があるわたしは、別の視点でも感心した。
おびただしい数の資料生地データが、手書きで1枚ずつ全コンプリートされているのだ。
生地をはさんだハンガー紙部分に書き込んである。

めまいが止まらない。
だれ、これやったの、わたしもやりたかった。
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入口にはこんな素材のハコもあって。
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毛・麻・綿の自然素材の宝箱。
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つい見ちゃう。
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担当の方が館内を丁寧に詳しく説明して下さる。
どんな質問にも親切に答えてくれ、生地の猛者であり、有難くたのもしい。

そして隣接の毛織会館内では反物や端切れを買うことが可能。
これがお楽しみだったりして。

m/@500円、一部の尾州毛織は@1,000円(資料館の展示品販売ではありません)。
ざっくばらんな状態で二部屋に渡って生地が並ぶ。

ああフシギ。
何も縫えないわたしにあって、デカ袋いっぱいの生地をかかえた帰路であった。

ものづくり界隈の皆様であればもっと息も荒くなろうかと思う。
こちらをもしご存知ならば。
ちなみにわたしの時はほかに一組様だった。

実はHPがない。
あるのはPDF資料のみ。
公共の機関。
車じゃないと行かれない。
岐阜羽島駅からだと分かりやすい。
というか分かりにくい。
徒歩だと35分。
名鉄江吉良駅からは徒歩20分。
アシがないとあたまがいたい。
各自工夫をお願いしたい。
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誘われなければ知る由もないマル秘ポイントだった。
館内を説明していただくこともあり、事前の予約が必須。
平日のみ、もちろん入場無料。

生地好きで、生地作りをしていて、組成の調べものをしたいとか、お得な生地を目指す場合など。
うっかりすると一日中居てしまう可能性大ですから。

詳細はPDFでご覧下さい→ テキスタイルマテリアルセンター
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by kerokikaku | 2014-11-21 16:04 | ガラ紡と三八布 | Comments(3)
2014年 11月 19日
「ガラ紡」からうまれる「嘉拉糸」のこと
「ガラ紡」のことは全く知らなかった。
知る人ぞ知る、ということさえ知らなかった。

そんなわたしが、ひょんなことから尾州一宮・木玉毛織株式会社を訪問する機会を得た。
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のんびりガラガラ動く、昔ながらの「ガラ紡機」とワタの山を見る。
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「ガラ紡」とは明治から昭和初期にかけて全国的に名を馳せた日本独自の紡績機とその方法のこと。
その後台頭した西洋式の高速紡績機に比べて1/100以下の低能率、細くてきれいな糸が引けないことからいつしか忘れられた。
現在は全国で2-3軒の操業と聞く。
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「ガラ紡」糸の特長は、手紡ぎに近い温かみのある風合いと不均一さ。
そしてやわらかく吸水力の高いこと。
一般的な紡績機では紡ぎきれない落ちワタや屑ワタも「ガラ紡」を使えば糸に紡げる。
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ためしに、ものづくりをしている数名に「ガラ紡って知ってる?」と聞いてみた。
「知ってる知ってる!」という高反応にこちらが面食らった。

もしやと思い、家の引き出しを開ける。
数年前、とあるセレクトショップで買ったコットンの靴下。
ふっくら厚手でボコボコ感のあるお気に入り。
調べてみると「ガラ紡」糸だと分かり、いよいよ合点がいった。

これだったのか。
そういうことなんだ。

さて、そんな「ガラ紡」でも紡ぎきれない副産物が最後に生まれるという。

ワタでも糸でもない「半ワタ状の糸」。
ワタ以上、糸未満。

これは「ガラ紡機」を動かしているかぎり、溜まっていく。
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「ガラ紡」自体が元々は落ちワタの再利用。
その副産物さえも「何かに使えないか」と考えた。

しかしながらこの状態。
欲しい人、使う人は、果たしているのだろうか。
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木玉毛織の「ガラ紡」原料は大正紡績のワタ。
「ガラ紡」としては唯一のオーガニックコットン100%ワタで、出自はお墨付き。
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参考までに、とあるスピナーに尋ねてみる。
すると思いがけない答えが返ってきた。

「スピナーにはもってこいです。そのままで分けて下さい。へたに加工したらせっかくのスピニングの楽しみがなくなります」

すこしは糸になっており、撚りのかかった部分もある。
そこがかえってイチからやるより俄然紡ぎやすいと言う。
厳密には機械紡ぎになるが、このあと手で紡ぎ直すことにより「ハイブリッド紡ぎ」とでも言おうか。

一般にはお分けしていなかったこの半ワタ糸。
「嘉拉糸(からいと=幸せを引いてくる願いを込めて)」と名付け、このたび小売できることになりました。

オーガニックの特徴としてワタの実や殻が混入しているが、ある程度はパッキング前に手作業で取り除いてある。
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糸状もあればワタのままもあり、全くのバラバラ。
そんなワイルドな状態でのお届けです。

手で紡ぐもよし、紡いで織ってよし、工作に使うもよし、詰め物にもよし、仲間で分け合ってもよし。
さてあなたなら何にしますか。

糸へん素材部の皆様へ、けろ企画から初めてご紹介いたします。

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「嘉拉糸(からいと)」の小売を開始します
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●嘉拉糸 1袋:100g/500円
(消費税/送料別=1袋までヤマトメール便対応可 全国一律100円+税)
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100gでミニハンドタオルが織れるくらいの糸になります。
350gでショール分の糸が出来ます(染色や不純物整理をすると「嘉拉糸」4袋使用で仕上り約350g)。

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●嘉拉糸 プロユース:3kg/5,000円
(消費税/送料別=キタマオンラインへお問合せ下さい)

サンタクロースサイズでのご用意です。
こちらはワタの実や殻を取り除いておらず、さらなるワイルド送付になります。
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●紡ぎ独楽(綿用)1本/1600円
(消費税/送料別=全国一律600円+税 「嘉拉糸」とのメール便同梱はできませんのでヤマト宅急便での配送となります)
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紡ぎ独楽(スピンドル)もご用意しました。
福岡の織工房「翔工房」オリジナル品です。
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すべてキタマオンラインでのお取扱いになります。
1万円以上のお買上げで送料無料です。
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キタマオンラインでは、糸をはじめ布・ベビー用品・キッチン用品・靴下・寝具などの「ガラ紡」製品も取り扱っています。
そしてわたくしはキタマ「ガラ紡」靴下のヘビーユーザーであります。
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ガラガラゆっくり生産のため数に限りがございます。
品切れの際は入荷までお待ちいただくこともありますのでどうぞご了承下さい。


「ガラ紡」について、もうひと押しがんばってまとめてみました→




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by kerokikaku | 2014-11-19 16:20 | ガラ紡と三八布 | Comments(7)
2014年 11月 19日
「ガラ紡」について
―「ガラ紡」とは―

「ガラ紡績機」の略。別名として和紡・船紡。
1876年(明治九年)臥雲辰致(がうんたっち/ときむね)が考案した紡績方法。
愛知県三河地方を中心に全国的に普及した。

その名の通りガラガラと騒音を立てて回転することから「ガラ紡」と呼ばれる。
シンプルで独創的な日本独自の「ガラ紡」は、従来の手紡ぎ車からの生産性を急激に引き上げた。
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一時は活況を呈したが、大規模な西洋式紡績工場が建設されるにつれ、細く均一な紡績糸への転換が起こる。
太く不均一な糸を紡ぐ「ガラ紡」は次第に逆境を迎え、1887年(明治二十年)をピークに衰退する。
現在は全国で2-3軒の操業のみとなる。

名古屋市にあるトヨタ産業技術記念館では「ガラ紡績機」の動態展示がある。


―木玉毛織の「ガラ紡」糸の特長―

高速機械紡績では短繊維のワタの利用が難しく、ほとんどが廃棄処分されてしまう。
しかし低速の「ガラ紡機」ではそれらを紡ぐことが可能。
落ワタ・屑ワタの有効再利用になる。

「ガラ紡」糸は手紡ぎに近く温かみのある素朴な風合い。
独特の凹凸がある。
撚りが甘いため、給水性・給油性が高く、軽くて柔らかい。

木玉毛織では「ガラ紡」で唯一の100%オーガニックコットン(原料は大正紡績より)を使用している。
敏感肌の方にも安心でき、ファブリック・インテリア・ベビー用と多岐に使える。
汚れや油・ホコリを絡め取るため洗剤要らずの食器洗い用に。
洗顔や洗身に使えば油分を残してしっとりと洗いあげる。
綿染め、詰め物、工作などと用途は広がる。

木玉毛織株式会社:尾州・愛知県一宮市にある明治28年創業の老舗毛織工場。
現在は毛織業からは撤退し10年程前より「ガラ紡」に特化している。

―「ガラ紡」糸ができるまで―

まず最初に、「ガラ紡機」にかけるためのワタの成形をする。
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原綿を解きほぐし、打綿機にかけ、筒状の巻ワタ(撚り子)を作る。
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おそらく大正時代製の打綿機。
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騒音を立てながらゆっくりと動く。
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シート状になったワタを棒状に整える。
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糸に紡ぐための撚り子が出来ました。
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こちらが昭和初期製と推定される「ガラ紡績機」(日清ニット所有)。
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撚り子を「ガラ紡機」にかける。
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回転した円筒に撚り子を詰めていく。
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下から上へと手で介助して糸を引き出す。
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その後、ガラガラと音を立てながら紡糸していく。
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上部の巻糸が出来上がった「ガラ紡」糸。
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手紡ぎに限りなく近い機械紡績。
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ワタが減ってくると円筒からポロンと飛び出てまるで生き物のよう。
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それらは回収され、ふたたび打綿工程を経て新しい撚り子にする。
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一般的な紡績機に比べれば効率は100倍悪いと言われるが、「ガラ紡」の魅力を知った人々からは静かな支持を得ている。
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―「嘉拉糸(からいと)」-
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「ガラ紡機」を使っても最後のさいごに “糸のような半分はワタのままのような“ 紡ぎ損ねの半ワタ糸が出る。
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この半ワタ糸からも手紡ぎで十分に糸が作れる。
かえってスピニングには使いやすいようだ。
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これを「嘉拉糸(=幸せを引いてくる願いを込めて命名)」と名付ける。
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全くの不均一な状態。
オーガニックコットンの特徴としてワタの実や殻等が若干混入している。
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「嘉拉糸」は「ガラ紡」の副産物として生まれるものであり、継続は「ガラ紡」の生産次第となる。
いずれも量産はできない。
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多くのご要望・お問い合わせを受け、「嘉拉糸」の小分け販売を開始することになりました。
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販売元→キタマオンライン 「ガラ紡の副産物」
ご案内→けろ企画 「ガラ紡」からうまれる「嘉拉糸」のこと

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by kerokikaku | 2014-11-19 16:20 | ガラ紡と三八布 | Comments(0)
2014年 10月 27日
常滑クオリティ
まとまりきりそうもない、常滑クオリティについて。
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もしくは東海クオリティにつきまして。
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絶滅危惧種ハンターと言うには提灯に釣鐘。
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目眩というか、ためいきというか。
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破れてベロがはみ出した提灯からすれば、まとまる気がせず、難儀なことで。
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今しばらくお待ちください。
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by kerokikaku | 2014-10-27 08:55 | ガラ紡と三八布 | Comments(0)
2014年 10月 24日
モーニングの中味
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コーヒーを頼むとこんな感じ。
味噌汁付くかなんて、失礼してしまった。
野菜と卵はフランス産の塩をつけて。自家製パンはイチジクジャムで。
ごひゃくえん。
常滑だけに、予想を5挺身飛び出した洗練モーニングであった。
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日曜まで。
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by kerokikaku | 2014-10-24 14:25 | ガラ紡と三八布 | Comments(1)
2014年 10月 23日
「かがり」と「三八布」
はてさて、深呼吸。

今週末の3日間限定、愛知県常滑市のギャラリーSABAIで展示会がある。
「尾州テキスタイル工房かがり」のデビュー展。
デビュー戦とも言う。

そのことについて、もう少し。

繊維の街・尾州一宮に、明治28年創業の木玉毛織株式会社がある。
現在は毛織業をやめてガラ紡績に特化しているが(ガラ紡についてはまたあらためます。震えて待て。)過去何十年もの間、反物ごとにスワッチ(生地見本)を必ず残していた。

長年ためられた豊富なスワッチは、尾州毛織の伝統と技術が織り込まれ、機械織りではあるが手織りの貴重な組織見本でもあった。

かつて江戸時代、尾張国一之宮・真清田神社の門前で三八市と呼ばれる市が開かれていた。
日用品の交換や綿織物の売買が行われた。
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その名を継ぎ、このスワッチを「三八布(さんぱちぬの)」と名付ける。

「尾州テキスタイル工房かがり」とは「三八布」を蘇らせるべく立ち上がったプロジェクトだ。
木玉毛織の一画でその活動を開始した。

どうすれば「三八布」を生かせるか、組織もサイズもまちまちな布達をどうするか。

まずは、マフラーやひざかけ・クッションカバー・バッグを仕立てた。
帽子作家・山本光さんによる帽子も一緒に並ぶことになった。

サイズ・色・柄・厚さ、何もかもバラバラ。
ちょっと懐かしく、素晴らしい風合いのウールのハギレ。

ご想像どおりのかわゆす。
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ビンテージウールの宝庫がズラリ。
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尾州・木玉毛織の伝統と同じだけ、在庫はたくさんございます。

基本は毛織、サイズまちまち。
およそ30×60cm、大中小、適宜ふんわり不定形。

全部を持ってはこられないにせよ、ハンガーにぶら下がったままの「三八布」。
こちらで販売をいたします。

バッグや帽子ならば1枚で作れる。
パッチワークをすれば、なんとか服を作れる。
ただし同じ生地は2枚とナシ。当然反物はナシ。組み合わせ次第。

シャツの襟だけ、ポケットだけの一部使いもよし。
くるみボタン、インテリア、さあ何にしようか。

尾州テキスタイル工房 かがりの3日間
2014/10/24(金)-26(日):ギャラリーSABAI(愛知・常滑)

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ご存知か否か。

尾州一宮は知る人ぞ知る、名古屋じゃないのに名古屋系モーニングの聖地だったりする。
SABAIでは会期中3日間、カフェをオープンする。

10:00-14:00 モーニングタイム
14:00-17:00 おやつタイム

モーニングは、あのモーニングかもしれない。
きっとそうだと思いたい。

コーヒーを頼むと味噌汁もついてくるのかどうか。
現場にて確認したい。
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by kerokikaku | 2014-10-23 11:11 | ガラ紡と三八布 | Comments(0)