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2017年 07月 02日
ブラ寒川
はじめての相模線。
吉祥寺からだと井の頭線で「下北沢駅」乗り換え、小田急線「海老名駅」でまた乗り換え。

単線の相模線で南下し、数駅目の「宮山駅」。
無人駅でずいぶんのんびりとした佇まい。

ここは相模國の一之宮、寒川神社の最寄り駅だ。
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信心レベルは高くないが、どうせならの一之宮びいき。

武蔵國在住にもかかわらず、ある時から寒川さん推しになり、事あるごとに訪れている。
クルマのときは、茅ヶ崎のボージャンまで足を延ばし、絶品カレーをいただくのがならわし。

電車での詣では初。
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金工作家小原聖子ちゃんが2つ先の「香川」駅、okebaで展覧会だ。

相模線、十把ひとからげ。
せっかくなので寒川さんも参っておきたくなった。

正月から立春は激混みにつき、お参りもお祓いも数時間待ちの大行列の人気神社。
お祓いバリュー感が、恐れながらやや薄く。

いま時分はすっきり清々しく参れるだろう。
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橋が大きいか小さいかは、主観でいい。
誰がなんと言っても大きい橋なんだっていう。
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雨が上がり、急激に日が差し蒸しはじめ、歩いていると汗がにじんできた。

おお、見慣れたあの杜は。
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ぬ。
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あれま、どうしたことか。
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何度もお邪魔しているのに、この正門というかメイン鳥居をくぐったことがなかった。

今まで知らずにケモノ道を通っていたことに気付いてしまった。
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いいですね。
すてきですね。
邪気まみれのからだにしみるよね。

昨日6月30日は大祓。
夏越の祓(なごしのはらえ)、茅の輪くぐりが行われていた。

一日遅かったが、まあしょうがない。
ワンワン。
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小学生女子が楽しそうにおみくじを結んでいた。
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は。
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あった。

茅の輪がまだあった。

イエーイ。

無限大、八方8の字、大喜びでまわっておく。
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大祓の形代を預け、お札を頂戴した。
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さっきの女子たちが、お弁当を広げていた。

いいね。
休日に弁当持参で寒川さんに集まるなんて、ステキすぎておばちゃんは嬉しい。
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さあ、いざ聖子ちゃん方面へ。

降りた「宮山駅」に戻らず、少し遠いが次の「寒川駅」から乗ることにする。
1km位歩くのは、なんてことはない。

青々とした田んぼの向こうに鳥居が見えた。
広い杜があるところに神社あり、だ。
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国道沿いに、続々と人が吸い込まれる一角を発見。

JAさがみ「わいわい市」。
地元市場のようだ。
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位置関係はこんなかんじ。
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胸騒ぎがする。

今入ってはイケナイ気がする。
危険かつラッキープレイス。

寒川さんの思し召しだが、行き道に寄るところではない。
徒歩だし、自宅は遠方だし、絶対寄ってはまずいゾーンだ。

で、衝動を抑えられずの。
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とりあえず、スイカ大玉1,000円はやめておこう。

手前のスモモ200円はカゴに入れた。
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あかん。

ぜったい、あかん。
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売れてスキマが出来ると、生産者自身が野菜を追加投入。

ぐいぐい攻めてくる。
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新鮮おしゃれ野菜がプチ価格。

買わないという選択肢がどこにも見当たらない。
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夏日だが、保冷材なしでがんばれる範囲で。
熟慮を重ねる。

肉はあかん。
プリンもあかん。

とりあえず、うちの近所で買えるものはパスする。
涙目であきらめる。

キャベツはやめとく。
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コメもあかん。
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パンは一個だけならいいことにした。
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タマゴはだめですか。

どうしてもだめですか。
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青唐辛子は、いいよね。

フレッシュで辛くていいの、なかなか手に入らない。
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きのこはどうしよう。

どうしたらいいのだろう。
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だめだ。

これ以上ここにいてはいけない。

手にしているのはワイルドな甘酸っぱさのブラックベリー、5粒で120円。
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フレッシュでリーズナブルな市場が近くにあるって、なんと豊かなこと。

生活の豊かさがうらやましすぎる。

また来るぜ。
こんどはクルマで、クーラーバック持参を誓う。
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「寒川駅」へ急ごう。
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念のため、ぼんぼんしておく。
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おや。

鈴木英人イラストか。
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たまらない名店を発見してしまった。

店名にもしびれたが、グッとがまんの子になる。
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駅前ってものは、ハダカのおねえちゃんが必ず立っている。
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「寒川駅」から一駅乗り、隣の「香川駅」から徒歩10分ほど。

明治5年創業の熊澤酒造がある。
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敷地内を有効にリノベーションし、レストラン・ベーカリー・ギャラリーの複合施設になっている。

その中のokebaは、元桶場を利用したギャラリーショップ。
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こちらで聖子ちゃん展、絶賛開催中。

リス族のシックな紐で、新たな広がりを見せる詳細は、こちらでチェック!⇒
毎度の空間レイアウト力にもひれふす。

いい場所に来られた。
なにもかも、豊か、豊か。

うらやましいぞ、湘南地区。
三多摩地区も負けないぞ。
がんばれ武蔵國。
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でろりとたてながのアジサイ。
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ぼんぼんしておく。
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帰路、「香川駅」へテクテク、道すがら。
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本来ならば、真鶴行きもセットにしたかった本日であった。
神奈川、十把ひとからげは無謀につき断念。

真鶴で貝を愛で、刺身をつつくのは次の夢としたところで、この自販機。
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真鶴と言えば
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逡巡の末、「だって、貝味じゃないし」という理由で買わなかった。
貝味だったら、どうしたのか。

うちに着く頃はすでにマジックアワー。
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夜、寒川野菜たっぷりのサラダを作った。

野菜が苦手で味もわからない家人が「これはうまい」と大盛で平らげていた。
じつは違いのわかる男であった。
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寒川界隈、ビバ相模國。

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by kerokikaku | 2017-07-02 16:55 | 情報として | Comments(1)
2017年 06月 26日
おとろちとキモワルとかわゆす、28水まで
BeBeさんの、キモワル&プリントの展覧会。



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モワル
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ダネ
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BeBeさんは学生の頃、老け顔、おっといけない、オトナ顔だった。
いつだって年上に見えた。
ちなみに1つ年上。

うまい具合に中値安定で現在に至り、おかげでオトナになっても、あんまかわらない。
むしろ中値が下がって来た。
こうなった今は羨ましい限り。

繭のオーナー梅田さんは、オトナになってから会った。
なのに25年前と印象が寸分違わず。

このふたりの経年速度、おんなじ。

おとろちい。

ふたりが着ているWガーゼにプリントされたトップスは、ややべつもんに見えますが、同パターンの色違い。
プリントはかわゆすです。
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京橋、アートスペース繭で28(水)まで。





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by kerokikaku | 2017-06-26 17:44 | 情報として | Comments(2)
2017年 06月 21日
高ちゃんの刺繍
情報として。

明日6/22(木)NHKのEテレPM9:30ーの「すてきにハンドメイド」に、金沢taffetaの高知子さんの「レトロモダンな刺しゅうで おしゃれ小物」が放映。
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お店を毎日やりながら、各地でも展覧会。
いつどこで針を動かしているのか、夕鶴のおつうかといつも不思議だ。

店頭で立ちながらも、始終チクチクやっているとか。
しかも、スキマのないみっちり具合。

忘れないで観ておかないと。



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by kerokikaku | 2017-06-21 12:34 | 情報として | Comments(0)
2017年 05月 17日
岩立ミュと草原の河

岩立フォークテキスタイルミュージアムの岩立広子先生は、おしゃれマスターで間違いない。
おしゃれ番長と呼ぶとスケ番風のため、ちょっと控える。

いつもいらっしゃるとは限らないが、運よくお目にかかれればしめたもの。
上から下までなめるように、ピーコ的ファッションチェックをしてしまうのは、わたしだけではあるまい。

アジアアフリカの手仕事満載のお召し物だが、エスニック服にありがちないわゆる泥臭さがない。
この界隈の布は大好きだが、エスニックこってり衣装は少々苦手である。

トータルできれいにまとめあげ、さらっと着こなす。
真似しようったって、簡単にはいかないんだな。
たぶん、猛烈な足し算のどこかに美しい引き算がある。

これは、岩立先生ご自身がモダンだからにほかならない。
清潔感とモダンと優雅、そして知性とウィット。

そのイヤリング、素材は何ですか。
指輪、見せてください。
ジャケットの裏、見ていいですか。

ミュージアムの布を尋ねるより先に、かぶりついてしまう不躾をお許しくださいとも言わず、ぐいぐい聞いちゃう。

写メを撮り損ねた。
テーラー・スィフトのはるか昔から、赤くてラブリーな口紅なんだぞ。

岩波ホールで2017/6/9(金)まで上映の「草原の河」。
「これ、いいわよ」とチラシを見せてくれた。
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チベット映画。
「この娘がいいのよ」と。

まだ観れてません。
6/9までにはなんとか。

何度もここで申し上げているが、わたしはたくさんを観るのが苦手。
大きな美術館だと小走りになり、速攻で出口を目指してしまう。
おなかいっぱいでしんどくなる。

そこへいくと、岩立ミュのワンルームのボリュームはちょうどいい。
流し見せず、じっくり拝見、ひとまわりして、気分よく見終えられる。

いまのカンタ展もいいですよ。
このボリュームだとひとつひとつの差がよくわかる。
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これはずいぶん几帳面、こちらは荒いがパッションがある、等。
刺し手の顔が浮かぶ。

いつの間にかホームページがリニューアルされていた。

過去の展覧会の画像を繰るだけで、染織世界を一周できる。
ディスプレイ力もすごいぞ、と改めて思う。



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by kerokikaku | 2017-05-17 22:47 | 情報として | Comments(0)
2016年 12月 12日
banryoku
「けろは鼻が利かない」
「けろは配慮がない」
「けろは人を見る目がない」等々。

さまざまなザンネン形容をされ、その度に打ちひしがれ、なにくそと思うこともなく、へぇその通りでございと受容してきた。

しかし最近は「オラの鼻って、もしかして利くんでね?」と思うことしばしば。
毒イチゴを見抜く鼻は、利いてんでね?

オラオラ。

homspun stripe roomで開催中の「banryoku 1st exhibition」。
homspunって、あのhomspunね。
説明省きます。
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小さいものや可愛いもの、ファンシーなものを一切排除してきたつもりが、最近アーティスト系のそれらにハートをわしづかみされること多々で、困る。

ひろせべにさんしかり、渡邉紘子さんしかり、ミナ京都のギャラリーで出会ったDIANAさんしかり。

そんな甘い毒の香りプンプンのDMに、心揺さぶられ、うっかり出かける。
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やれやれ。
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サイコーでした。
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天才でした。
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見ず知らずと思っていたら「あ、けろちゃん」「あ、中村さん」でクリビツテンギョー。
そんなことってあるよね。
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中は麦です。
アボカドの皮と種を洗って冷凍して煮出すと赤い汁が出ます。
肌色はそれで染めました。
レンジでチンして目枕になります。
小豆だと足先まで入らないので麦です。
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そんでもって、本体は洗えないので、おズボンをチョイスし、履かせます。
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何か問題はありましょうか。
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何ですか~、何ですか~、世界の国から。
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と言ったら「?」な顔をされた。
世代の差、ぱーでんねん。
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コンパクトなストライプの部屋にて18(日)まで。

パペットを被る時間がなかったのが心残り。
はめる、の間違い。

万人向けではございませんが、万緑。
banryoku 1st exhibition。

引っかかった方のみ、お急ぎください。
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by kerokikaku | 2016-12-12 20:01 | 情報として | Comments(0)
2016年 12月 05日
藍と柿渋と型染黒幕と
今日で終わったので、行かれなかった方にはアレですが、うつわ楓での「冨沢恭子の藍×柿渋染めかばん」展は素晴らしかったですね。

もちろんどれも売約で、飾られていたのは数個だったが、それで十分理解した。
ゲットされた方へはおめでとうございます、と歯ぎしりしながら申し上げたい。

藍×柿渋かばん展は恒例だったが、いつもと違う。
かつてうつわ楓展をパスした記憶があるので、もしや見逃してたか。
わたくしとしたことが。

あえて、ツートーンに仕立てるデザイン的なことはせず
染まり上がった布の表情を生かすように
袋状に仕立てるだけ


あえてツートン、なトミーかばんを持っているが、ほんと、違った。
藍+柿渋でない、藍×柿渋が目からうろこだった。

布のことをよくよくご承知。
そして愛にあふれていた。
作る時は鬼だろうけれど。

お向かいのSundries「古代女子展Ⅱ」は11(日)まで。

ここでもトミーの底力を見せられた。
やるなあ。
そして末恐ろしい。
いい意味と、いろんな意味で。

額装の林さんのノーブルな仕事にため息し、森田さんの焼物らしからぬトリッキーな仕事に目を見張る。
協力と言う名で参加の秋野ちこちゃんの真鍮仕事のスパイスが最高に効いていた。

実用品がなんもないすがすがしさよ。
何をもって実用というのか。

たくましすぎてめまいがした。

みなさん、行ったほうがいいですよ、と再度申し上げます。
こちらにインフォあり⇒

そして明日6(火)からは、我らが黒幕津田千枝子展が青山八木にて。
こちらも芯がたくましい。
なんたってブラックカーテン、黒い幕なんで。
パッと見やさしそーな染めと風貌に見えるが、たくましいんだぜ。
DMだけでもわかるってな。

外苑前から青山一丁目まで一駅乗るのもなんだし、よろよろ歩けば10分そこらで行き来できます。
イチョウは真っ黄っ黄。
小汗かきかきの寒風散歩で得るものは大きい。

いやーまいったな。
上記すべてのお嬢さんたちよ。
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by kerokikaku | 2016-12-05 22:25 | 情報として | Comments(0)
2016年 11月 11日
美の壺 ぬくもりの木の器
ああ困った。

さかむらさんが
「ポッキーの日の美の壺に出ますから観て下さい」
とおっしゃっていて。

今日は11月11日、ポッキーの日当日。

「よしきた」
と軽くお返事をした。

中西洋人さんの木の器にさかむらさんがお花を生けるのだろう、きっと。

しかし我が家は観る環境にない、といま気づく。
あと15分ではじまるぅ。

HPチェックしたら、草刈さんの次の連名とはこれいかに。

【出演】草刈正雄,坂村岳志,細川亜衣,【語り】木村多江

恵まれた環境の方はご覧下さい。

NHK BSプレミアム 美の壺 ぬくもりの木の器


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by kerokikaku | 2016-11-11 19:15 | 情報として | Comments(0)
2016年 10月 06日
トヨタのガラ紡動体展示
「ガラ紡」機の動体展示がトヨタ産業技術記念館にある。

一度行っとこうか。

人気もまばらだろう館内で、ガラガラ音だけを聞き、さっくり引き上げるつもりだった。
平日だし、どってこと、ないかなと。

名駅から一駅乗り、名鉄栄生駅から徒歩でちょぼちょぼ。
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ここは豊田佐吉氏が明治44年に織機の研究開発のために創設した試験工場を利用した記念館。

トヨタそもそもの地。
レンガ造りが立派。
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のっけから「テクノランドの受付は終了」と。
わたしの動きに何らかの問題があるのか、と焦る。
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よくわからないが「終了」らしい。
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どこまで行っても「終了」案内が追いかけて来る。
来場者の重大目的は「テクノランド」なるものらしいと判断。
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ひたすら大丈夫。
テクノなんとかは結構ですので、ガラ紡機はどこだか。
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トヨタ産業技術記念館のロビーには、基本理念のシンボルとして環状織機が動態展示してあります。織機の自動化を成し遂げた豊田佐吉は、もう一つの究極の目標に定めた「動力を空費せず、超広幅の布を静かに製織できる」環状織機を1906年に発明しました。運動の理想である回転円運動により、布を織り上げるという画期的な織機で、「夢の織機」と評価され世界19カ国で特許を取得しました。

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ご承知のように、あの世界のトヨタは、自動車産業に関わる以前、紡績産業からはじまった。
初代の豊田佐吉は織機の発明に一生を捧げ、長男豊田喜一郎はその技術を発展させトヨタ自動車工業を創業した。


わあ。

広い空間に、新旧これでもかと織機だらけ。
おみそれ、おみそれ。
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で、ひときわの人だかりは、我らがガラ紡機。
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館内そこかしこに、おねえさん&おじさん解説員がスタンバり、分かりやすく説明して下さる。

水車を動力に、ガラ紡機で糸を紡ぐ様を見せてくれた。
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あの日、木玉毛織で見たガラ紡機と同じですね。

キタマには水車はございませんけど。
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ワタのカタマリを少しつまみ、ねじって引っ張ると糸状になります。
この性質を利用して糸を作ります。
今も昔も糸づくりの基本は変わりません。

えーっと。
おねえさんの奥にある布が気になりまーす。
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これは手回しガラ紡ですね。
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打棉機もありました。
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ずいぶんきれいなまま残っているんですね。
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わたくしがかつて見たそれは、本気で動いており、それはもう働きモノ然としていました。
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こちらでも、面白く解説して下さる名人芸に、つい立ち止まる。
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ソフトクリームが食べたくなる。
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金魚印冷麦もいいね。
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タマランチ。
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おお、二階建て、アクロバティックな大発明のこれは。
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いつか西陣で見学したあれと同じ。
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西陣での全体像は、魚眼レンズでなければ撮れなかったと弁明したい。
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予想に反して結構な来場数だ。

たぶん、テクノなんとか目当て、お子様連れのオトナ達は
「通り道だからしょうがない」
「さっさと繊維館を終わらせて、自動車館を抜け、テクノなんとかに行こう」
と思っていたに違いない。

「織機には興味なかったんだけどなあ」という来場者の正直なつぶやきが耳に入った。
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やられましたな。
子供そっちのけのオトナ達は、解説員にがぶり寄り、釘づけ。
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うまい。
さすが天下のトヨタ。

でも最新機で織られたこちらについてはコメントを控えたい。
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さあ、堪能した。
自動車館こそはさっくりで。

の、つもりが、きっちりトラップ満載。

わたくし、クルマに、なんら興味はないんですけど。
なのに、鍛造デモンストレーションの最前列、砂かぶり席に陣取っていたという事実。
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あかーん。
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トヨタ創設のストーリーとか、聞き始めたら、終わらない。
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このあと、念願のコーヒーカジタに行く予定だったのを、いま完全にあきらめる。
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ムリ。
時間配分を間違えた。
早よう出ないと、その次の予定までもズレてしまう。
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「織物と編物の違いはなんですか?」

はーい、センセイ!
と、危うく手をあげ参加してしまうところだった。
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先を急ぎたいのに、見ていたら解説員さんが丁寧に教えてくれるし、帰るに帰れない。
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テクノ何とかはわからずじまい。
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入場料500円でこんなにバリューだとは。

おもしろかった。

右ハンドルも左ハンドルもわからないが、自動車館も見始めたらわりとはまるし、こりゃたいへんだ。

みなさまは、ぜひ時間に余裕を持ってお出かけ下さい。

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by kerokikaku | 2016-10-06 13:22 | 情報として | Comments(2)
2016年 08月 14日
角川映画祭
お盆ですね。

お盆といえば、おぼんこぼん。
漫才師で一番好きだった。

だった。って、ご健在です。

多分、おぼんさんのアフロヘアに憧れていたから、と今になって思う。

当方ネコ毛につき、アフロチャレンジを繰り返すも、ただのソバージュ(懐)。
オバQ内ラーメン食べる小池さんにも程遠く、20数年チャレンジをペンディング中。
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ほんとうは、EW&Fの故モーリス・ホワイト氏のアフロが最高だが、ハイレベルで畏れ多すぎ。
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大きく話がずれました。

ところでお盆。

いかんせん暑い。
外出奨励もしかねる。
8中旬インフォをしようにもDMが少ない。

コロッと、大事なお知らせを忘れていた。
チラシを何ヶ月も冷蔵庫に貼り付けていたのに、やっちまった。

じゃーん。

始まってます。

誰にでも忘れられない物語がある
角川映画祭
2016/7/30(土)-9/2(金):角川シネマ新宿
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読んでから見るか、見てから読むか

ああ、タマランチ。
スケキヨに会いたい。

毎日スケジュールが入れ替わり、一日4本上映。

明日なら行かれる、あ、「時をかける少女」だ、とか。
「蘇る金狼」だったら、来週のどこかで行かなくちゃ、とか。

プログラムを選ばず、あえて行き当たりばったりもよし。
ハズレはナシ。

10年近く前の角川書店マンガ創刊号の付録に「角川映画93作品予告編DVD」がついていたことを知る人は少なくない。

¥290雑誌のオマケに角川映画ぜんぶの名シーン、しめて180分が付いていたんですよ。
まじありあえない。
さすがKADOKAWA、なんてゴージャス。

わたし、おじいさまを殺してしまった!
カ・イ・カ・ン
母さん、僕のあの帽子、どうしたんでしょうね 
鵺の泣く夜は恐ろしい
etc.. etc..

もはや幻のオマケDVDとして高値がついております。
金沢の某呑み屋で観賞し、かんぜんにタイムスリップした。
ほとんどのキャッチコピー、知ってたってば。

ブレンディ前夜の知世ちゃんも、いまではお母さん役が板についた元神がかり女優の薬師丸ひろ子さんも、脂ぎっている優作氏も、みんなみんなステキだ。

犬神家。
2006年リメイク版では還暦をこえた兵ちゃんがまさかの金田一と知り、心躍ったものだ。
もちろん今映画祭では、1976年の角川映画第一作の犬神家です。
高峰様が恐ろしい。

某TSUTAYAで安く借りるのもいいけれど、やっぱ映画館で観るのもおすすめ。
お盆だし。
悪くないっしょ。






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by kerokikaku | 2016-08-14 20:29 | 情報として | Comments(0)
2016年 07月 12日
Weiss FALL
もちのろんろん。

西荻FALLでの渡邉紘子展「ピンケンワイテンブラウネンゴウ Pink & White & Brown & Gold」はサイコーで、それも日曜で終わりまして、次はどこか、日本でないかもしれない美術館あたりで開催されてしかるべきという力量を感じていますが。
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FALL店内の棚。
ショーケースという名の月替わりの棚のこと。

7月のショーケース:Weiss MUSEUM SHOP

この棚が展示スペース、と気づくのに時間がかかった。

なんの先入観もなく、あれ、この棚、なんなの。
なに?

なんにもないといえば、なんにもない。

ただの棚にモノが少々。
プラスチック部材、薄汚れたヒモテープ、テニスボール、私的カセットテープが置いてあるだけ。
説明もない。

おかしい。
ここ、なんかある。
におう。

飾りと思ったプラスチック製マスカットにおどろきの高価格がついている。
なんなんだ?

ちょっといい感じなのに安すぎる皿。
だまされているような。

置かれていた本をパラリとめくる。
SAMPLEとあり売りモノじゃない、とんでもないトンデモ本。
これやばい。
でも売ってない。

なんかへん。
この棚、気になる。

このモヤモヤ感はわたしだけ?

ビリビリ来ていたのは、わたしだけでなかった。
渡邉紘子さんに尋ねたら、彼女にも雷が落ちていた。
同行した某アーティストにも落ちていた。

手がかりとしてこのカードがあるだけ。
いっしょうけんめい検索しても、なんもでてこない、検索無駄です。

はかられた、架空か?
狐につままれた。
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なんのこと?と聞かれても、上手くことばに出来ない。

気付くひとにはビンビン来て、気付かないひとにはなんのこっちゃ。
気付かなくても、特に問題はない。

です。
たぶん。
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by kerokikaku | 2016-07-12 22:27 | 情報として | Comments(0)