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2015年 01月 29日
お届け物
明日のコーヒー豆はがまんすることにした。

いまさら着替えて出かけるめんどくささと、ノリノリ編集を優先することにした。
当たり前っちゃあ、そうだ。

がまんした甲斐があり、ピンポーンといいものが届いた。
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・更紗の名刺入れとハギレ。
・絵的にはシュールな干しサンマ。
・高級今治タオル。

・田中敦子さん著「更紗」本
・右上の漆の銘々盆
この二つは先週頂戴したもので、時期的にはやらせ。

一見脈絡がないようだが、よくぞみなさまわたくしの好物をご存知で。

もちろん更紗。
さらにハギレはチビでも好物(右のくちゃっとしたもの)。
サンマも美味だった。
漆の銘々盆、自分で買うにはハードルが高すぎ。
高級今治はフワフワがおとろちすぎ。
使える気がしなかったりもする。

要するに、頂き物、すべてが分不相応である。
まいっか。
各方面よりのお心遣い、誠にありがたい。

一日位、豆がなんだ。
お届け物を受け取れて正解だった。

一気に撮りたかったので、今治に乗せたサンマに冷や冷やした。
さっきクンクンしたが、まあなんとかなるだろう。

クンクンしたり、写メ撮ったり、これをUPしたりしているうちに、無意識にプシューッと何かを開けてしまい、本日の編集作業が自動終了してしまった。
やれやれ。

明日こそは、遅延案件80%完了を目標に、コーヒー無しでがんばる。

あ、100%じゃないんだ。
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by kerokikaku | 2015-01-29 19:38 | ものすごくその他 | Comments(0)
2015年 01月 29日
豆がない
12月のあたまにはもう出来ていたのだ。
そして12月の終わりには、撮影も済ませていたのだ。

なのに、何だかんだとありまして。

やっとこの数日、ようやくいよいよ。
がっつり腰を据え、やってやろうじゃないか、という段階。
仕事が遅くて、泣けてくるね。
泣いている場合じゃないね。
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がんばろうじゃないか、わたし。

あしたは雪、かもしれない、という予報。

豆が終わってしまった。
コーヒー豆。
買いに出かけなければ明日とあさっての豆がない。
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せっかく編集がノッてきたのに、気になって困る。

最後のコーヒーをチビチビやりながら、防寒ツナギで完全防備。
ただいまPCに向かって必死のパッチ。

どぼちよう。
出かけるか否か。
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by kerokikaku | 2015-01-29 16:18 | けろ企画 | Comments(0)
2015年 01月 26日
2月上旬のインフォルマシ
川口奥ノ院発掘品の股引について。
お見せしたい連続画像があるのだが、その前に毎月のインフォルマシをやらねばならぬ。

はやる気持ちを抑えつつ、それでもちょいと見せたい。
正藍染の豪華股引はこんなです。
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前↑ 後ろ↓
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股引の構造をお祭りなどでご存知の向きもおありだろう。
しかしわたしと黒幕津田は「後ろが前」かと最初思った。

田中翁が「そうじゃないよ」とスルリと試着をする。
おおー、そうなのか!
あまりに早すぎて「ちょっと待ったー」と慌てて写メを撮った。

脳みそが晴れ晴れする連続画像は、またこんど。

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匙屋 さかいあつし展
2015/1/30(金)-2/8(日):黄色い鳥器店(国立)

匙屋が帰ってきます。少し遠い西の岬からふるさとへ。
些事の手前は相変わらずで、一本ずつが至福の口あたり。
さかいあつしの手仕事をどうぞお楽しみください。

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1/30(金)31(土)2/1(日)は、さかいあつしさん・かよさんがお店にいます。

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濱中孝子ジュエリー展
2015/1/31(土)-2/11(水祝):ギャラリー&カフェ草花舎(島根・益田)

マニッシュとフェミニン、どちらの装いにも対応できるジュエリーは軽やかで繊細。ハンドメイドではの小さなフォルムは、自然の持つやさしさやさりげなさを含み、ふんわりと馴染む着けごこちと控えめな輝きが、私たちを魅了します。
「タネ」と名づけられたゴールドのネックレスには「ツボミとなり花や果実のタネ」と添えてあり、自然のなりわいが小さな数個のボールに込められています。

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金のタネもきれい、背景もきれい。
あれはもしや。
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町人文化と型染文様の世界
『江戸文様こよみ』展
2015/2/4(水)-22(日):教文館(銀座)


装丁家・熊谷博人著「江戸文様こよみ」の刊行を記念して、著者所蔵の伊勢型紙コレクションとともに江戸時代の風俗・風習と、人々が四季折々に楽しんだ文様を紹介します。
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和更紗コレクターでもある熊谷博人氏の新刊記念展。
もちろんわたしくらいになっちゃうと、関連講演会を申込み済み。間に合った。

お待ちかね、田中敦子さんの「更紗」も上梓されたし、ああ、なんだか読むのに忙しくて嬉しすぎて泣ける。

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ひろせべに作品展 ことぶきさま
2015/2/7(土)-18(水):メリーゴーランド KYOTO(京都・河原町)

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メリーゴーランドは三重四日市が本店。
実家から自転車(わたしクルマ運転できない)で行けなくもない距離。

そうそうたる面々が、こんな(と言ってもいいだろう、地元民ならば)ところにあるギャラリーで展覧会をする。
そうそうたるお客様も、新幹線やらなにやらで遠路お越しという。

数年前、四日市店でべにさん展があった。
わずかのタイミング差で伺えなかった。
せっかくの機会なのに悔しい思いをした。
これではべにらーの風上にもおけない。

今回はべにさんの活動拠点・おひざもとの京都店で開催。
そろり秘かな計画を練っている。

どうする、貝の壁紙について。

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ロベール・クートラス展
夜を包む色彩 カルト、グワッシュ、テラコッタ
2015/2/8(日)-22(日),2/28(土)-3/15(日):渋谷区立松濤美術館(神泉)

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協力はもちろんギャラリーSU

いつぞやばったりギャラリーSUさんと道で会った。
わたしは真鶴の遠藤類博物館を訪ねたて、心は貝一色だった。
「あ、SUさん、真鶴にね、貝がね、超すごくてね」とまくし立てた。

SUさんはどうやらこのプロジェクトが発進したて。
「けろさん、こんどね、松濤美術館でね、クートラスがね」と。

お互いが熱く、どこまでも平行線の立ち話だったことを思い出す。
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by kerokikaku | 2015-01-26 20:52 | 毎月のインフォルマシ | Comments(0)
2015年 01月 24日
湯島nico
「いま、けろさんのための小部屋になっています」とお便りをいただいたなら、行かずにおれようか。
25(日)まで「曽田耕100 bags」展、輸入雑貨店nicoへいそいそと。

毎度小部屋に入る前に「靴脱ぐの~?」とぶつぶつ言っていたわたしのために、「靴を脱がないでも観られる」スペシャルな設営になっていた。
「このスタイルを保持されることを希望します」とお伝え申した。

わたしの「金魚印 冷麦考察」も真っ青。
nicoさんは「曽田耕BAG考察」をなさっていた。
なにやら茶色の折り紙を見せて下さる。
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ほほう、なるほど。
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なかなかやるな。
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フシギに思っていた、曽田BAGの取っ手部分が直角に曲がる仕組みを解説してくれた。
なるほどね。
考えることは人を進化させる。

新入荷ロシア仕入れ品が目をひく。
「けろさんだけですよ、反応するの」とおっしゃるが、まさかご謙遜を。

意味不明のカード群。
多くのみなさんのハートをグッとつかむこと請け合い。
右下方の「ガマの穂」って、どうゆう。
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動物や
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お花。
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バラのカードなんてとっても素敵じゃないの。
これってポストカードに使え
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なかった。
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どうやらこどもの単語習得用のカードらしい。
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迷うことなく紫色のプラムを選ぶ。
ヨミタ画伯に挑んでいるとしか思えない。

次いで最初のカード群から選抜をする。
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どうしても気になるのはネジとスパゲッティ。
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ネジカードも何かに使え
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なかった。
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何かに活用しようと思う、わたしのあさましい考えをあざ笑うかのような。
用途を考えてはいけない。

続いて、レジ付近の怪しい物体。
毒とラブを感じる。
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ズームイン。
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タモさんとマラドーナは非売品であった。
秘密組織に訴えたい。

nicoに来ると、うっすら心地よいめまいを起こし、帰路はふらふら御徒町駅まで歩く。

いいお店だなあ。
つくづく思う。

おめでとう、祝10周年。
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開店した日が年末も押し迫った12月30日ってのも。

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by kerokikaku | 2015-01-24 13:04 | 情報として | Comments(0)
2015年 01月 23日
「正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会」への道-0.5 顔合わせ
あにはからんや、川口の御大。

囲炉裏に火をくべ、エアコン暖房全開、茶菓子もセット済み。
まぁまぁにこやかに我々を出迎えてくれた。

我々というのは、不肖けろ企画と、最高黒幕津田千枝子のふたり。

そりゃあ津田さんは、御大とは38年のお付き合いですし、あ、今年で39年目。
そして押しも押されもせぬ型染作家。
ぽっと出の馬の骨なわたくしとはステージが違う。

この数か月かそこらで、無骨朴訥職人の信用と笑顔を、わたくしごときが得られるとは思わない。

が、

いえーい。
ニッコリ!

注:「怪訝」っぽく見えますがこれは十分「ニッコリ」の部類に入る。
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川口ギャラリーアトリア「川口の匠vol.4 麗のとき」展のカタログをゲットする。
「″けろ″はひらがな、″へ″は江戸の江でお願いします。」
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「表紙に?」とそこは怪訝だった。
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本日は、5月に都内某所で開催する「正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会」に向けての初回打ち合わせだ。
事務的な詳細はともかく、「いったい、あと、どんだけあるの?」確認が最大の目的。

律儀な御大は「出しといたよ」と、すべての藍染布段ボールを用意していてくれた。
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わたしは田中昭夫の型染仕事について、絶大な信用をおいている。
天地神明に誓って間違いがあろうものか。
布を見て触れるたびに、怖いぐらいの真っ直ぐな情熱と確かな仕事に畏れ入る。

しかしお言葉については、申し訳ないが疑ってかかる。
かつて奥の院よりすばらしい座布団を発掘した経緯がある。

「奥の院、もういちど見せて下さい」
「もう何にもないよ」
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「てか、あるじゃん!!」
時空の扉を開けると、またぞろ出てきた。おらおら!
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田中紺屋は白袴ではなく、豪華正藍型染半纏を制作していた。
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裏地の柄は一枚づつ違う凝りよう。股引も数枚出てきた。
こちらすべてオートクチュール。
おしゃれさんなのだ。

なんだこりゃ?
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布の販売について、田中さんはほんとうに試行錯誤していたんだなあという証拠作。
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御大自らのチクチクによる制作途中が3枚。
しかもミニスカートだぜ。
涙がでそう。

つづいて、帯地反物をカテゴリ分けし、丈を計りなおす。
津田千枝子が働く。
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田中昭夫も働く。
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御大豪華2名を働かせ、わたしは半纏を着て「似合うかな」なんつって。
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驚くことに、いや、驚くのは失礼ながら、田中御大が過去に計測して書いたサイズは、まったく間違いがなかった。
こんな人のやった仕事だもの、そうだよね。

これで頒布会についての道筋は見えてきた。
けっこう反物ありましたな。

じゃあ、そんなわけで、いよいよ走り出しますか。
準備もろもろ、それなりに大変ですが、がんばりましょう。
そうしましょう。

このあとは黒幕津田は完全黒幕に徹し、けろ企画が田中御大とがっぷり四つに組んで頒布会の準備をすることになる。

ニッコリだもの。
だいじょうぶだよね。

だいじょうぶかな。
こわくないかな。
今度からけろちゃんひとりだ、どぼちよう。

そして夕方、小雨降りぞぼる中、田中御大は外まで見送ってくれた。
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我々が角を曲がって見えなくなるまで立っていた。

手を振るでもなく、声を出すでもなく、笑うでもなく。
姿が見えなくなるまで立っていた。

こういう人って、もうね、困りますね。


S正藍K型染師T田中A昭夫KD今度こそ最後のHP頒布会
「正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会」

あまちゃん風に「SKTAKDHP」Tシャツとかいいよね。
やっぱ正藍型染かな。
おおそうだ、御大は引退だった、そうだった。
ならばプリントで充分だ。

田中紺屋の半纏を上に羽織ったりして。
おしゃれさんだよね。
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by kerokikaku | 2015-01-23 19:40 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(6)
2015年 01月 22日
川口再訪
本降りの雨と寒さにご注意下さい、な冬の日。
川口くんだりまで、今年初の正藍詣で。

秋のあの日も雨だった。

田中翁は怪訝な顔でわたしを迎えた。
いや、とくに迎えてもくれなかったので、無理くりスキマから入り込んだ。

あとは皆さまご承知の通り。
すったもんだ、ジッタバッタがありまして。

紺屋展最終日。
囲炉裏端で、翁を囲んで一献の折には笑顔だった。

さて。
田中翁と正藍、本日のご機嫌はいかに。
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わたしのこと、覚えているかな。
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by kerokikaku | 2015-01-22 09:40 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2015年 01月 18日
近江へ
はじめての滋賀上陸。
米原経由って、米原って、降りたこと、なかったなあ。

昔、23:00東京駅発ー米原行きの東海道線によく乗った。
朝6時位に名古屋着の夜行列車。
ぷらっとこだまや高速バスよりも一番安く帰省できた。
寝過せば米原だが、あのころ運よく起きられたわけだ。

冬のいつだったか、花粉時期だったか。
最高に鼻具合が悪く、ゲホゲホのズルズルだった。
夜行なのに満員、通路に立ちんぼ。
あまりの私のズルズルを憐れんで、若い男子(わたしも若かったが)が席を譲ってくれた。
自分だって寝たかったろうに、せっかく並んで座ったろうに。
奇跡かとびっくりしたがありがたく着席する。
そのままストンと熟睡してしまい、気付けば名古屋。
件の男子は消えていた。
お礼もままならなかったことを未だに覚えている。

夜行ではないが、実家の四日市ー名古屋ー大垣ー米原ーと乗換4回の3時間弱。
全てにおいてグーグーのため、景色も旅情もあったもんじゃない。

滋賀、近江のとある麻織物屋さんを見学した。
「ちょいっと見せてくださーい」という無邪気な感じでもなく、今後何かをつなげようという希望と共に。

いとへんのはしくれ歴は長いが、少し好物な程度である。
実際じぶんで織ったこともリアルな業界に身を置いたこともない。
業界用語もわからない。
なのにどういう運命のほにゃららか、染織関係にますますご縁があるのが七不思議だ。
こんなんでだいじょうぶなんだろうか。
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織機が数十台並ぶ工場で、ガッシャンガッシャンと数台が音を立てている。
機械だが人の手があってはじめて動く、世話の焼けるマシン。
時々止まる(止めて)ので手で整える。

50年以上昔の機械のため、部品が壊れてしまうと天を仰いでアウト。
機械に調子を聞きながらだましだまし動かす。
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こちらの老舗は、上質の麻織物をかなり頑固に作り続け、新しい商品開発にも力を入れ、社長は文字通り孤軍奮闘で戦っている。
織物業界の環境、悪しき慣習、人材育成、マーケット、壊れる部品。
毎日毎日戦っている。

けろ企画で何かできるかなあ。

ほんもの近江上布のお宝生地見本を見せていただく。
それらをプリント再現した細番手生地もあった。
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倉庫奥には垂涎の麻反物がゴロンゴロン。
なんの表示もない反物群だが、「これは?」と遠くから見せるだけで何番手でm/いくらか。
在庫状況から別色まで、社長の脳内データベースがよどみなく答えた。

あたまがいいだけじゃなく、麻愛がすごすぎる。
寝ても覚めても麻に関わることばかり考えているとお見受けする。
だから戦っているんだ。

だいたいがそう。
麻愛、貝愛、正藍愛、糸愛、布愛、毛愛、柿渋愛、アルパカ愛、金属愛、革愛、型染愛、漆愛、焼物愛、織愛、ごはん愛、あとなんだ。

これは、と思うものは、その熱量に比例して素晴らしい。
素晴らしいからといって、認められたり安定したり金持ちかってのは必ずしも比例しないらしい。
素材愛ってのが根本にあって、それで何かを作りたい愛。
作りたいひとの熱量。

素材。
そうか、ふうむ、素材。
結論は先送りします。
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by kerokikaku | 2015-01-18 23:45 | そこそこその他 | Comments(0)
2015年 01月 16日
にゃごや詣で
今年すでに2回実家へ帰り、合間を縫って東京の自宅で数日寝込み、戻って気づけば松が明けていた。

早いもんですね。
何度も言いたかないけど。

帰省時は必ず名古屋のコーヒーカジタ営業日タイミングを見計らっており、ちょうど今週はうまくいった。
ネスカフェなインスタントコーヒー愛好家=違いの分からない女、母を初めて連れて行く。

わたしは酸っぱくないマンデリンを頼む。
あろうことか母は「酸っぱいコーヒーってものが飲みたい」と言った。

まじか。
だいじょうぶか。

酸っぱいコーヒーが好きな人って、世の中におるんか。
人ってさまざまだなあ。
あらためて考えさせられた瞬間だった。

パナマ産の浅焙煎の豆を薦められる。
ほんとにいいの?と2回聞いたが「いい」とのこと。

うっすら無精髭でワイルド感UPのシンジさんがドリップして下さる。
見事なコーヒー職人。

一口飲んだ母が「ほう」とわかったような、わからないような声を出した。
どれどれ、わたしも一口。
「ほう」となる。

酸っぱいコーヒーの概念が変わった。
わたしの知っている酸っぱいそれとは別物だ。
美味しい豆で上手いドリップだとこうなるんですね。
あーやられた。

トモミさんのケーキを豪華4ケも欲張り注文する。
んまいんまいとモリモリいただく。
紅玉タルトの目の覚める甘酸っぱさ、モンブラン内の赤いベリーよ。
ここまで完成度が高いとコメントに困ってしまう。

その後、正月行き損ねた大須詣でへ。
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大須観音も詣でるが、本丸は違う。
コメ兵を詣でないと正月が来た気がしない、忌まわしき母娘の恒例行事。

ふだんは地元の「売ります買いますショップ」で100円200円の世界で生きている母からすれば、2桁違うスペシャルDAYだ。

安モノを買うんじゃないんです。
いいモノを安く買うのが好きなのだ。
ものは言い様。
リサイクルショップラバーなのはやっぱり遺伝だった。

これもあれも買え、と散財させるのも精神衛生上の親孝行。
一生懸命はやし立てる。
セーター、ブーツ、ワンピ、ショール、ピアス等々。

どさくさでわたしの服も一緒にレジへ持って行く。
うまくいった。

コメ兵詣の一大仕事を終え、裏通りで入った一杯呑み屋は串揚げ180円。
値段も味も最高だった。
帰りの電車賃もおぼつかないほどになったが、たいへんなお喜びの名古屋詣であった。
電車で1時間弱だが、母からすると大イベントなのだ。

家に戻ると妹に「そんな高い(とはいえ中古品なんでしれてる)モノ買ったんかい!」と罵られていた。
鏡の前で着ては脱いでのファッションショーをし、ミシンを出して裾上げをし。
寿命も伸びたことと思う。

何よりコーヒーカジタで同席した井上アコちゃんに「けろちゃんのお母さんめっちゃ若い、70超って見えなーい」と言われたのが一番のご利益だった。

アコちゃんの素晴らしいリップサービスにより、カジタ代は母のオゴリになった。
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翌朝「きのうのコーヒーはほんとうに美味しかった」と母がしみじみ言った。
そして「おまえの淹れるコーヒーときたら、いつも濃すぎて苦い」と。
妙なやぶへびだ。

ともかく、次回からコーヒーカジタ&大須コメ兵はワンセットとしておきたい。
アコちゃんの「お母さん若いね」もトッピングしておきたい。
そうすればどさくさ恩恵は、必ず回ってくる。
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by kerokikaku | 2015-01-16 23:27 | ものすごくその他 | Comments(7)
2015年 01月 13日
飛び出し坊や
ご当地、0系
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女子変化系
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ぎょうさん系
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by kerokikaku | 2015-01-13 22:17 | ものすごくその他 | Comments(0)
2015年 01月 10日
HPE News 号外 2014.Dec
ラオスより谷さんから手書き宛名でHPE Newsが届く。
2014年秋の展示会の御礼と2015年への思いについて。
左下の絵図は、糞掃衣を思わせる。

怒涛の12月東中野自主展後のある日、都内某所。
素敵な藍のコートと糞掃衣のショールを巻いた女性がニコニコと近づいて来た。
あらん、すてき、と思ったらHPE JAPANスタッフさんだった。

念のため、ヒューヒューステキー!とひやかしておきました。

さて、2015年はどうなっていくのか、展示会の予定が分かり次第、またこちらでお知らせします。

HPE News 号外 2014.Dec
感謝の気持と2015年への思い

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タイトルをクリックして、左肩の虫眼鏡ツールを操作していただくと読むことが出来ます。
d0182119_19473674.pngこんなマークです。

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by kerokikaku | 2015-01-10 14:13 | H.P.E | Comments(0)