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2015年 02月 28日
BAHAGIA UNDERWEAR-メイキング1
いつまでたっても始まらないなぁ。
そんなウワサさえも消えそうな案件のひとつに「けろ企画/インナー計画」がある。

着手からすっかり3年も経ってしまった。
構想からは20年余。

ノーブラ公言がはばかられた時代はとうに過ぎた。
もう平気、言っちゃう。

きついのが嫌だし、胸が豊かじゃないので、ブラはしたくない。
かと言って素肌にTシャツな欧米化には対応していない。

わたしに適切なインナーが欲しい。
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こういった薄手のペラリTの下に着られるインナーが欲しい。
胸ポチ回避。

何年も何年も、”胸ポチが見えないように”タンクトップの裏に生地を貼って対応していた。
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襟ぐりからちょろりと見えてもOK色。
伸びてきって褪せているのにこればかりだったが、さすがに寿命がきた。

ニプレスでいいじゃないかという声もある。
誰も見てないという声もある。
パッド付インナーでいいじゃないという声もある。

タンクトップ、世間にたくさんありますから。
うまくいけばワンコインでどこにでもある。
特にオーガニックにこだわるわけではないのだ。

じゃあ探そう。

胸ポチが透けず。
ストレッチやゴムが入っておらず。
肩紐は細く。
生地は薄く。
レースは付いておらず。
ぼんやりカラーでなく。
丈は長く。
なるべくコットン、のインナー。

この条件でピンからキリまで探した。
努力空しく見つけられなかった(けろ企画調べ)。
不適当な地厚生地が多いことを憂う。

21世紀も15年経ったこの世の中にないはずがない。

あった。

まぁまぁ薄手のオーガニックコットン100%・後染めブラック・取り外し可能なパッド付。
デザインも美しい。
ちなみにワンコインの20倍近い価格。
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しかし一回で窒息してしまった。
分解してみるとゴムがきっちり内包されていた。

やっぱりか。

「別に気にならない」というご意見が大多数なのだ。
ブラなしではいられない方、胸の豊かな方、肩紐の見えるトップスを着ない方等。

あまりに個人的問題なので、一生自分で工作かとあきらめていた。
しかしこの話をすると、周りから意外な反応があった。

カップ下のゴムってきついよね。
カップが暑いよね(たぶん生地厚とピッタリストレッチも影響)。
おばあちゃん用のやわらかパッド付インナー着てるよ。
でもレースがあってベージュ色ばかりね。

おお、生息していたか、同士。
それなりに工夫してお過ごしだったのね。

内角ギリギリアウトっぽい狭い分野だ。
荒野か。

縫製業界にツテも無く未経験だが、いっちょやろうというのが始まり。

採算度外視で、極薄手オーガニックコットン生地を調達した。
ある展示会で出会い、オーガニックにこだわる以前に肌触りに惚れた。

見よう見まねでデザインなるものをしてみる。
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とってもシンプルな肩紐細めのマッチョタイプ。
胸ポチ防止に、四角いオーガニックコットン起毛パイルをくっつけた。

そして、ある縫製工場に1stサンプルを依頼した。
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しばらくして仕上がった!
喜び勇んで試着する。

が、思いのほか生地の伸び率が小さく、キッツキツ。
カットソーは伸びるものだと過信していた。
破かんばかりの窒息寸前。

さらに机上計算による四角巾が狭すぎた。
胸ポチが四角の外に完全に露出。
涙も出ない。

この1stサンプルが大いなるたたき台になった。

工場さんには「すみません、もうひとひねりします」と伝える。
新たな荒野に乗り出した。
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by kerokikaku | 2015-02-28 23:56 | BAHAGIA UNDERWEAR | Comments(0)
2015年 02月 25日
ほっこりする
なんて、口に出すのもためらうというか、言いにくい言葉だ。
何というか、言いにくい。

しかし、気持ちが妙にざわつく日は、心を落ち着かせる画像が見たくなる。
決して小動物の画像ではなく。

この町に住んで良かったと思う、いつもの道。
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全日の川田か、はたまた寿司屋の梅さんか。
ああすてき。
ほんとうにすてき。

三多摩に住んで良かったと思う、でもどこだったのか忘れた道。
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溢れてしまったあなたの気持ちを、私は受け止めたい。
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律儀で神経質で思い込みの強すぎるあなたも。
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すべての曲線を拒絶するあなたも。
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角は直角ではなく、いろんな曲線の集まりだった。
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だからと言って、うまい教訓を見出せないのがタマにキズ。

土ぼこりを上げてゴミロードを突進するヒツジ画像。
インドで型染をしていた津田さんから頂戴したのだった。
中動物だが何度見てもたまらない。
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新潟の親戚ん家の野菜ごちそうも、同レベルでたまらない。
夜ごはん。
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朝ごはん。
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あ、うちのおっかぁの服、ヒョウ柄だった。
今度注意しておこう。

ひーはー。

だいじょうぶか、わたし。
落ち着け。
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by kerokikaku | 2015-02-25 23:05 | ものすごくその他 | Comments(0)
2015年 02月 23日
あとちょっと
日差しがキラキラまぶしく感じる。
暖かい。

十二単の靴下を、1枚減らそうという日もある。
PUENTEアルパカを脱ぐ日も近い。

2月は冬だと思っていたが、どうやら春の前日だったようだ。
摘んで水につけていたローズマリーから白い根っこが出た。

わーん、花粉、これさえなければ。
今年はいつもより遅い気もしなくもないが、油断大敵。
同士の皆さま方と涙目でアイコンタクトの季節だ。

そしてそろそろ。
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どげんかせんといかん。

どげんか、どげんか、鋭意努力中。
春のはじめに、どげんかします。
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by kerokikaku | 2015-02-23 21:34 | BAHAGIA UNDERWEAR | Comments(0)
2015年 02月 20日
「正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会」への道-2.5 山を焼く
川口、田中紺屋の囲炉裏端にて。

なにげなく見ていた灰。
焼いた炭じゃなくて、その周りの灰。
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ふつう、何気なく見ますよね。
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「山を焼いて持って来た」とおっしゃる。

そう言われても「はてな?」となりますよね
こちらは何のこっちゃわからない。

田中さんはそんなわたしを意に介せず、楽しそうに話はじめた。


「秋田の同級生がさ、山を持っててさ」

「へえ(そんなこともあるだろう)」

「その山を焼いて灰を作ってさ、ドラム缶5杯分、持って帰ってきたんだよ」

「はい?」

「あの時、山火事起こしちゃったらさ、オレ、そん中に飛び込まなくっちゃならなかったな(笑)」

「はいぃぃ?」


「囲炉裏用」の灰だと思って、無邪気に聞いたわたしが間違っていた。
そりゃそうでしょう。
そもそもは「正藍染に使う灰汁用」の灰なのだ。

消石灰は使わず、あくまでも木灰を使う。
昔の藍染めはそうだったんだから。

「買っていたら、とてもじゃないけど出来ないよ」

木灰を買うとたいへんな経済になる。
あれだけの正藍染をするためには、相当量が要る。

でもここ川口じゃ木灰が作れない。
ならば実家のある秋田へ帰って作る、ということだったらしい。

でも秋田ならいいのか?
牧歌的な時代の話として伺った方がよさそうだ。

山に入り分け、トタンで枠を作り、その中でナラの生木を焼く。

「枯れた木を燃してもダメなんだよ、生木を焼かなきゃアルカリの高い良い灰はできない」

ドラム缶5杯の灰を作るにはどれだけのことか。
一晩では(山を!)焼ききれなかったそうだ。

その後、灰をドラム缶に入れてトラックに積み、秋田から川口へ運んだという。

「昔だったから出来たけど、今ならだめだろうな」

「で、でしょうねぇ。」

ちょっと、わたくしの想像を超えてしまい、生返事でしかご対応できなかった。
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「藍染めってのは、たいへんなんだよなあ(笑)」

わたしくらいになっちゃうと、「ははは」と一緒に笑うしか方法がなかった。
どうぞみなさんもご一緒に。

インディゴピュアを使わず、正藍染に憑りつかれた田中紺屋だもの。
推して知るべし。
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昨秋、田中ツアーの頃。
田中さんについて、素晴らしい正藍型染布について。
少しだけわかったつもりだった。

しかしパーソナリティについての把握が全く甘かった。

無骨だとか、頑固一徹だとか、問合せ電話に出ない(汗)とか。
ニュアンスはわかっていたつもりだったが、全然わかっていなかった。
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こういうことです。
本物がやりたくて、灰も作っちゃったわけです。

そりゃそうだわな。

ああ。
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やれやれ。

当ゲリラ関係者として、恥ずかしながら今更ながら。
田中昭夫の、正藍型染に対する執着の強さに、震える。
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by kerokikaku | 2015-02-20 18:00 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2015年 02月 18日
「正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会」への道-2.0 奥ノ院再び
冬の冷たい雨。
けろたん川口ひとり旅。

前回の訪問からちょうど一か月経つ。
打ち合わせと言う名の相互安否確認をする時期だ。
バレンタインチョコを忘れたことに気付いたがもう手遅れ。

川口の田中紺屋へ向かうバスの中。
つい「じゅうにがつ たなかがっこう」と読んでしまう。
正解は「しわすだ ちゅうがっこう」。ここで降りるわけではないけれど。
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あの時の皆々様が十二分に場を温めて下さったおかげで、孤高の正藍型染御大はお元気。
ナイスなことにご機嫌であった。

着くやいなや、
「5月頒布会のために値段タグを書いてくださいよ」
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傘寿の伝統工芸師である御大に、下から叱咤激励を投げかける、鬼のけろろ軍曹であった。
ひらがなでけろろ。

しばらくして「これ、染めたんだ」と布を見せてくれた。
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薄青の水玉綿型染を、そのままどぶんと藍甕で濃く染めたらしい。
何かをたくらんでいるようだった。

見回すと、見慣れぬ半纏を発見した。
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「わー、また発掘だ、いい色ですね」
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「前からあった」と強くおっしゃるシルクの半纏。
布の糸味がそのままよく出ている。
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おお、これはゼンマイ織。
昔は水弾き用にも着られたとか。
これも染めるのかな。型つけするのかな。あれれ、引退だったよな。
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こちらは科布。型はつけずに藍に染める。
科布は砧で打ってから使う。
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「ほれ、そこにある」
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はい、ございました。

そういえば、前回見つけた無地のカヤ。あれはよかった。
ざっくり、しかしすっきり清々しい藍染のカヤ。
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御大は裏へ消えてしまった。
型染師に「無地がいい」とは禁句じゃなかろうか。
以前フレームが名物の某メガネ屋へ行き「フレームレスを下さい」と言ってしまったことを思い出す。

またやっちまったか、わたし。

すると風呂敷包みを抱えて戻って来た。
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「あれよりずっとグダグダだけど、まだあるんだよ。」
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な、
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なんと。
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持ってるねー。
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グダグダなほうは糸が太い。
中古のカヤで、古裂屋でまとめた買ったものだという。
素材に目がないのが表情で分かる。
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おーい、たいへんだ、本日のミッションが進まなーい。

気を取り直し、「それとですね、5月の案内DMについても相談しようと思って」
そう言ったところ、また秘密の扉、奥ノ院へ消えてしまった。
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でーん。
過去のDMが、引き出し一杯出現してしまった。
新旧ひきこもごものDM群に、古いアルバムを見るような目になる御大。
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はからずも封印され、御大さえも知らないこのゲリラチラシ。
次回こっそり入れておこう。
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これは30年前、男前と型染の腕に一番油の乗っていた頃か。
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あらー、豪華はぎれ付。
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アバカ麻の型染も付いている。
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この時代のDMデザインが、わたくしのハートにグッときてしまった。
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両手に桶を持っているんじゃないですよ。
紺屋が手を藍に染めて、伸子を張り、甕に入りやすいよう蛇腹にした藍染布を取り出しているところです。
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30年以上前にこれを先に発見し、今度のDMを作っておきたかった、と悔やむがどうしようもない。
5月頒布会に向けての大いなる参考資料になった。

あ、どこかで見覚えのあるような。
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YES、隣室。
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ふすま紙、黒部分は藍で染め、最初は青と白。
そこに柿渋を塗ってこの市松。
なんでも自分でこさえちゃう。
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わたしが灰ならしをいじくっていたら「これ、ブッ叩いて作ったんだ」って。
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「銅をブッ叩いて、たがねで削ってオレが作った」って。
ま、ちなみに囲炉裏の枠、黒い太縁もオレが作ったんだけどね。
たしかに湯呑やつまみ置き場として、いい仕事をしている。

わたくし、やっと、だんだん、徐々に、ようやく。
今になって、この御大の性質を把握してまいりました。

何でも自分でやっちゃう。
自分でやらなきゃ気が済まない。
手を抜かない。

と、いうわけなのでしたね。
そうでした、そうでした。

そして、本日予定していたミッションは完全にストップ。
らるー。

流れで囲炉裏に座りこんでしまった。
そこでの茶飲み話。
冗談かと思ったら、大真面目だった藍染めウラ話を伺った。
それは次回へ。
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by kerokikaku | 2015-02-18 23:05 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(2)
2015年 02月 13日
2月中旬のインフォルマシ
にっぱちとは言え、たくさんの展覧会が行われています。
けろ企画的に忘れちゃならない推し推し3大展は、既報のコチラ。

ロベール・クートラス展「夜を包む色彩」
前期/2015/2/8(日)22(日) 後期/2015/2/28(土)-3/15(日):渋谷区松涛美術館
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●「インド北東部の特異な服装」-ナガランド州、アルナーチャル プラデーシュ州 -
2014/1/8(木) - 3/28(土)会期中木金土開館:岩立フォークテキスタイルミュージアム(自由が丘)
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●文字の美 -工芸的な文字の世界-
2015/1/10(土)-3/22(日):日本民藝館(駒場東大前)
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会期が長いからって、気を緩めるんじゃない。
かくいうわたしも未訪で、セルフでおしりを叩いている。

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堀道広 ヘラ展
2015/2/13(金)-17(火):R(西麻布)

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gallery's eye
2015/2/14(土)15(日):Kaikai Kiki Gallery(広尾)

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DEE'S HALL、桃居、feel art zero、gallery yamahon、季の雲、さる山、うつわ楓、Jikonka Tokyo、Oz Zingaro、うつわノート

上記10件のギャラリーによる2日間のイベント。
各ギャラリーが推薦する作家の作品の展示販売です。
詳細はサイトをご確認下さい。

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Krank展「空想と現実の間にあるもの」
2015/2/18(水)-25(水):ギャルリーワッツ(南青山)

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たぶんわたしの気になる福岡のクランクさんの展示なのだが、うーんと、このDMからだとよくわからないだろうな。

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ATLAS antiques 2015 spring
2015/2/20(金)-22(日):R(西麻布)

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おっと、たったの3日間。

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沖 潤子展「PUNK」
2015/2/20(金)-24(火):DEE'S HALL(南青山)


沖さんの作品集「PUNK」(文芸春秋刊)出版を記念しての展覧会。
装幀の素晴らしさとページを埋め尽くす針目の圧倒的な美しさ。
作品と作品集、沖ワールドを存分にお楽しみください。
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タイトルからして、沖さんの作品とお人に合っている、と膝を打つ。
すばらしい。

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出張stock
2015/2/25(水)-3/8(日):八百コーヒー店(千石)

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「千石駅ビル内」と言ってもよさげな千石駅A1出口の「八百コーヒー店」へ経堂のstockが出張します。
stockは元々千石にありまして、1年ぶりの里帰り出張。

もうね、stockさんのパッキング技、駄紙をうまいことやる技術が相当に優れているため、つい勘違いしてあれもこれもになり、家で魔法がとけて泣くことしばしば。
パッキング教室、やればいいのに。
けろ企画でやっとくか。
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by kerokikaku | 2015-02-13 18:24 | 毎月のインフォルマシ | Comments(0)
2015年 02月 12日
ジャガード高機見学と、階段 その2
機の部屋から二階の応接室へ移動しました。

階段脇はさながら古布ミュージアム
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中国錦
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たぶん日本、何時代だろう 室町とか?
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社長室にあった額
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YES!更紗のかわいこちゃん
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応接室にあったソファの掛け布
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YES!中東アジア絣でウラは更紗ちゃん
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階段踊り場にさりげなく
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YES!シャム手更紗に
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紋尽手更紗
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きょろきょろすると、宝裂がシレっとある
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コプト裂じゃなさそうでほっと胸をなでおろす
左に伏せてある額(に入っているだろう布)が気になる
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あら、こちらにも
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まさかの刺繍 
人差指の爪くらい 
目が痛い
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まだ先にもお宝階段が 
基本は織物、錦 
中国と日本の古いのばっか
その中で更紗を探す
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反射が残念 
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これはなんだ 絞りと、刺繍と、金更紗と、  
暗くて見えん
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なんつうの、五目御飯みたいな裂  
おっと、表現が超貧困
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中国湖南省で出土した2100年前の馬王堆漢墓
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ミイラと副葬されていたうすぎぬ(羅)
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の、完全レプリカ
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ぎゃふん
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外は小雪
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美味なる上用饅頭と中国茶でしめてバイバイした。

ほんとは正倉院御物復刻柄の帯もゾロリとありましたが、ちょっとそれは管轄外過ぎてレポート不可。

高機と、階段と、雪と、饅頭。

現場から以上です。

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by kerokikaku | 2015-02-12 20:59 | 更紗 | Comments(0)
2015年 02月 11日
ジャガード高機見学と、階段 その1
京都でジャガード織の高機を有する工房としてはトップの「齋藤織物」さんを見学します。
正倉院裂の復元をはじめ、日本の伝統の美と技を御覧いただけます。

というツアーに参加する。
というか、導かれるままに車に乗る。

我が手には見覚えのある旗が。
旗持ちのくせに、自身がどこへ行くのかわからない、ある意味でミステリーツアー。
不安定な立ち位置キープは怠らない。
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老舗の機屋と言えば、きっと京町屋だという先入観は間違い。
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レポートスキルも織物スキルもないため、へぇーとかほぉーとかの合いの手のみ。

よってここから先は放置プレイにします。

間違った説明を聞くよりよいだろうという判断。
それでは以下、現場聞きかじりワードとわたくしの妄想感想、共にお楽しみ下さい。

半地下 高機 みっちり 
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設計図 
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フロッピーディスク(この世界ではフロッピーのまま時代が止まっている)
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熟練職人 機の頂上に乗って調整
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若手職人 金糸 糸巻き
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フロッピーを入れた機械をセットして
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ぎったんばっこん
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紋紙カード
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ぎったんばっこん
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生糸
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金糸
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熟練職人の華麗な技 右手が紐をひっぱり 
ぎったんばっこん
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右の赤い花の設計図でこの柄が出来る
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西陣織の豪華見本生地の前で
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箔を切る
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織関係の参加者には大好物の垂涎ツアー。
食いつかんばかりに熱く質問している。

わたしは門外漢すぎて質問の仕方すらわからないが、機械の仕組みをはじっこでじっと見入っていた。
その後、甘美な階段をのぼることに。

明日へ続く。
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by kerokikaku | 2015-02-11 23:19 | 情報として | Comments(0)
2015年 02月 08日
ヒツジについて
冬の京都をみくびってはいけない。
そう脅されていたにも関わらず、連日ぺらぺら七分袖で薄汗をかいている。

ガラ紡靴下やらPUENTEアルパカやらでオイド重装備とはいえ、どうしたことか。
わたしは一定の年頃になってしまったのだろうか。

否。

世間の異常暖房設定温度に疑問を投げかけたい。

わたしたちはハダカで歩いているんじゃない、冬服をたっぷり着ているのだ。
それなのに常夏設定なんて、計算が合うわけがないじゃないか。
コート脱ぎまくり、両手ふさがりまくり、額に汗かきまくり、置き忘れしまくり。
どういうお考えによる設定温度なのか、ひとつお聞かせ願いたい。

でもおかげでビールがうまいですけどね。
そうゆうことじゃない。
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さて、京都でヒツジを愛でている頃、とあるゲリラ黒幕 型染作家の津田千枝子はインドにいた。

このあと年内数本の展覧会用の型染布制作のための渡印。
カラデラ村で作業をしているらしい。
村名を聞いたところで皆目見当もつかない。

わたしが京都ヒツジに揉まれていると知ってか知らずか、インドヒツジについてのメールが届く。
以下要約して引用。

ヒツジと言えば、カラデラ村の染め洗い場で作業をしていると、
塀の門が開いて、山羊&羊の群れが急に入ってきました。
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その辺りの葉っぱを食べはじめ、びっくりしていると、羊飼いのおばさんが
「¥:,@^_^-/;…(.-3;&-#+"~^**"^_^………」と話しかけてきて、
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わたしも「%*#€?|+^o^?;-………」と”会話”し、仲よく写真を撮りました。
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ブラボーなヒツジ画像を無断悪用し、ほぼライブでお届けしています。
型染作家、もっとも近影。

土ぼこりをあげて羊の群れがいきなりザザーっとやってきたら、それなりにこわい。
動物超苦手なけろたんである。

うちの母がバンコクで床屋に入り、四日市弁で「わたしも床屋やし、写真撮ってもえーか?」と言うと、タイ人のおやじが「&%+*?‘O=`"^_^…」とニコニコ返事をし、仲良く記念写真を撮ったのとそっくり案件だ。
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by kerokikaku | 2015-02-08 00:28 | 情報として | Comments(0)
2015年 02月 06日
「正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会」への道-1.0 5月開催決定
昨年秋、正藍型染師 田中昭夫の展示会があった。
川口市立アートギャラリーアトリア「川口の匠」展と同時開催、田中紺屋自宅での展示。

真っ直ぐで、頑固で、一途。
ひたすら正藍型染だけをやってきた無骨な79歳。

この偉大な職人が、人知れず引退すると知った。
慌てふためいてゲリラ活動をした経緯と顛末を、ご承知の方も多いと思う。

急きょ開催した田中紺屋展ツアーには多くの方にご参加いただいた。
いたらないことも多々あったが、ありがたいことに事情を十分ご理解いただいた。
たくさんの方がお求めもくださった。

しかし、数十年の間、真面目一辺倒に作りためた型染反物に終わりはなかった。
作ることだけに終始してきた、執念にも似た仕事ぶり。
売る方も長けていたなら、こんなことになっちゃいない。
あの時、せっかくの機会だったにもかかわらず、閉展後も「うぶだし」布が発掘される始末

引退だから、最後の展示会だから。
当然その言葉にみなさんがひきつけられた部分はあると思う。

最後と言っておいて、またどうなのか。

まだ反物はある。

まだご覧になっていない方もいる。
まだまだ知ってもらいたい。

そこで「頒布会」を開催することにした。

あの時は展示会だったが頒布もした。
こんどは頒布会だけれど展示もする。

それでどうでしょう。

まだ少し先ですが良い季節なこともあり、みなさまの手帳に早目に書き入れていただきたく、ここにお知らせします。

「正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会」
2015/5/21(木)22(金)23(土):DEE'S HALL(表参道)

5/21(木)初日は夕方~OPENの予定です。会期時間は決まり次第お伝えします。
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こんどこそ我がゲリラ活動のラストになる。
もちろん田中御大も川口から青山へ連日お呼びする所存だ。

実は本人ちょっとやる気になったりしたが、5月頒布会では現存の布だけにする。
まだ甕に正藍は生きている。
細々と染めはするかもしれないが、それはそれ。
長板型染は引退。
新しいものはない。
それでいいと思う。
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いちばんいい頃の、力強い、正藍型染師 田中昭夫の布がある。

―頒布品ー ※ほとんどが手引の木綿地です
・着尺(浴衣地ではありません)
・細巾帯地反物
・中巾反物
・広巾反物(カット販売可能)
・麻無地正藍反物(カット販売可能)
・座布団(5枚追加発掘)
・風呂敷
・テーブルセンター
・袋物、バッグ
・麻地のれん
・「川口の匠」カタログ


その他、写真やパネル、型紙や道具の「展示」を予定しています。
藍甕は持って来られません。
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さて、田中御大はけろ企画から宿題を課せられ、測って巻いて、今頃こんなことだろうか。

頒布会について、また随時お知らせしていきます。
どうぞしばらくお付き合い下さい。

しばらくって。
5月まで、息切れしませんように。

1月だったのにあっという間に2月。
5月なんて、更にあっちゅう間だ、きっと。

田中御大は傘寿になっているのだろうか、こんど聞いておきます。

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by kerokikaku | 2015-02-06 13:06 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(2)