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2015年 05月 31日
あじさいが咲きましたね
あじさいが咲きましたね。

きれいですね。
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けっこう前から咲いていましたね。
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5月にこう暑くちゃね。

首の後ろがジリジリしますね。
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ざぶんと水浴びでもしたいものですね。
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ひーはー。

がんばります。
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by kerokikaku | 2015-05-31 13:09 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(4)
2015年 05月 27日
また出た、奥の院
あじさいが咲きましたねとか、5月にこう暑くちゃねぇとか。
※あじさいの象牙藍染帯留めの画像を追加しました。

このところ御大話ばかりなので、いい加減みなさまも食傷気味ではないかと、私なりに努力をしているのですが、どうにもこうにも。
もうちょびっとだけ、いいですか。

すみません。
5月で終われそうにないんです。
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拙宅の四畳半にだーんと置かれた「忘れ物」を開けては眺め、己のずっこけ具合に途方に暮れつつ、いよいよやらねばと気を引き締めております。
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6月田中学校に向け、鋭意努力中です(いうまでもなく、学校じゃないですよ。田中布通販サイト開設のこと)。
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それまでのお茶濁しとして、こちらはいかがでしょう。


「もうゼッタイ、何にもないよね!」と再三念を押した、みなさまご存知「田中紺屋・奥の院」。
またの名を川口のパンドラ箱。

御大、またそぞろ入った。

ってことは。
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あるじゃん。

頒布会では古くて崩壊寸前の「きものと装い」を”お手を触れないで”と参考出品したのに、新品、あるじゃん!(主催者としてはトホホ)
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しかも十朱さんだけじゃなくて、池上さんもあるじゃん。
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「きものと装い 春夏 1981年刊」

特集を見ただけで震える。
沖縄も太織もある。

「主婦の友社」は素晴らしい。
こんなにいい仕事をきちんと本に残してくれていた。

オレ、載ってるのかな。だって。
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載ってます。
着物、左右とも田中型染布です。
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小磯象牙店の指輪と合わせて。
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十朱さんのあじさいの帯留め、
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こちら象牙の藍染め!
ご存知、深川の小磯象牙店さんは田中御大と仲良し。
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「藍に魅入られた人々」という特集ページも組まれていた。
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ちいさな藍美術館の新道氏と
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同じ特集に載ってるじゃないですか。
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あ、そうだっけ。と、いたって普通なのが御大流。
もう、慣れっこだ。

こんなのも出てきて。
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地味~な解説書のようですけど。
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埼玉県民俗工芸調査報告書 第1集「長板中型」
埼玉県立民俗文化センター 昭和57年刊
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これ、たいへんだ!
田中さんは名前だけで写真は載っていないけれど、これ完全に絶滅種の長板仕事のレポートだ。
半年前ならふーんだけれど、今となっては見過ごせない。
なんとかできないかな、この本。

それから21世紀を15年も越えた今日までやっていた職人がここにいる。
長板中形(型)は引退だが。
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再びすみません。
ちょっと、こっちに取りかかってると、サイト開設が7月田中学校になりそうなので、これにておしまい。


ーおまけー

すわ、(我々以外に)田中紺屋へ盗賊が入ったか!
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何があったんですか?と御大に聞くと
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紺屋のカギ、忘れちゃってさ。
頒布会の帰り、夜中にさ、ここ破って入ろうとした。だって。

夜中に家を壊す、80歳、正藍型染ロッケンローラー。

お願い、もう奥の院には入らないで。
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by kerokikaku | 2015-05-27 19:46 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(4)
2015年 05月 25日
頒布会後の失態
昨日の「黒幕からのご挨拶」できれいにキマッたぜ。
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終わった、終わった。

「正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会」への道シリーズは、13.0を持って終了。
長らくお付き合いいただきありがとうございました。
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しかしお百度参りの御礼参りかたがた、再度川口の田中紺屋へ。
まずは荷物を片付けねば。
発送もある。

着く前から腕まくり、軍手にカッターナイフの勇み手で紺屋の戸を開ける。
「こんちはー」と入るが返事がない。
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そっと入ると部屋の中はえらい騒ぎ。
しめしめ、好きなように片付けてしまおう。

勝手知ったる侵入者となり整理をはじめる。
当初のビビリ訪問からは考えられない程、わたしも分厚くなった。

反物がきちんとお客様の手に渡ったことは何より嬉しい。
広巾もほとんどない。
カット用反もほとんどない。

ここから先は自身のアーカイブとして保管したほうがよいだろう、などと思いながら。

それにしても御大、どこへ行ったか。
胸騒ぎがして干し場へ出る。
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ええ?
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DEE'Sの会場に吊るされていたあれをあれしていた。
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まさか御大、今朝やっちゃったの?
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「いや、昨日やってさ、さっき干した」

この度はどうも、お疲れでしたね、も、何もかもが吹っ飛ぶご挨拶であった。
わたしなんて昼まで起きられず、カラダはがちがち、へとへとの頒布会翌日だったのに。
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まあとにかく、残った商品をカテゴリごとに整理する。

次は田中ガールズいないからね。もう一緒にできないからちゃんとしておこうね。
糊分が残らないようシールをはがして、きちんとね。
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布団皮は、やはり2枚置きっぱなしだった。
これは見て見ぬふりでご容赦願って、と。

おや、下の怪しげな段ボールはなんだ?
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ああああああああ。
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こんなにあるよ。
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ああああああああ。
積み込み忘れたーーーーーーーー!

急いで急いで、心よりお詫びいたします。
最高黒幕と参謀、はやく、はやく、伏して伏して。

本当に申し訳ありませんでした。
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ここにまだカット用布、たくさんございました。

「いいよ、あやまらなくても」と御大はおっしゃるが、違うの!
御大にじゃないの!お客様にごめんなさいなの!
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終わったつもりが、やっちまいました。

近日中にこれらのカット販売をさせていただかなくては。
これやんないとゲリラ活動が終わったとは言えない。
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急いで反物を外へ持って出る。
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こんな素晴らしい布、持って行かなかったなんて、どうかしてた。
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こんなところで撮るの?と怪訝な御大を丁重に退け、撮る、撮る、撮る。

最後だ終わりだとオオカミ少年化しており、ほんとにほんとに申し訳ございません。
ちょっとした事情により、まだ少々多少ございました。

なんとかお分けできる方向へ持っていきます。
布団皮もそっと載っけちゃう。
期間限定でカット売り販売サイトを設ける所存です。

そんなことは全く気にも留めない、大きすぎる御大。
それよりも打ち上げ宴会がやりたくてしょうがない。

まずは藍場の前で今会のご挨拶。
「ども、ありがとうございました」
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愛染明王様もお喜びだ。
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きれいに終わったような気がしていたのだが、おっかしいな。
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by kerokikaku | 2015-05-25 23:30 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(8)
2015年 05月 24日
「正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会」への道-13.0 黒幕からのご挨拶
「正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会」、最高黒幕こと津田千枝子からのご挨拶です。

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お陰さまで「正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会」は、昨日無事終了いたしました。

昨年の秋以来、様々な展開の中、最終的にはたくさんの方々にこの貴重な仕事を見て、お買い上げも頂いたことに、心から感謝申し上げます。

皆様のお手許に渡ったひとつひとつに、田中紺屋の仕事の渾身の成果が詰まっております。

田中昭夫の職人仕事は、そろそろ終焉を迎える頃にあるかもしれません。
でも、皆様のところに場を得た布たちは、眺められ、使われ、これから美しい輝きを増すことになると、私は思っております。

吟味された布、縦横な紋様、力強い糊、そして最上の藍、それを駆使する技と根性。
100年、200年経って、古びを帯びて美しいものとして残っていく為の最初の要素を、この現代に満たしてくれるものは、それほど多くないと思います。

昨年の今頃は 知る人もなく、このまま消えていくことになるかも知れなかった田中紺屋の仕事は、その原点であるところを持っているのではないかと感じます。

作った人の名が消えても、美しい仕事として残っていくものを愛でる幸せは、私たちが大切に心に留めたい事です。

田中紺屋の仕事をつくづく眺め、改めて「普遍」ということを思いました。

平成にありながら、江戸時代のような仕事。
川口の端っこで、たった一人で黙々と作った物が、青山の最先端の若者の心もとらえる。
日本人だけでなく、中国 アメリカ インド フランス… と、国境もありません。
本人は、一言も言葉を発することなくても。

田中昭夫の言う 「本当のことを、やりたかったんだ」とは、こういうことなのでしょう。
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本当に微力ながら、この呆れるほど見事な仕事を皆様にお伝えできたことは、私の大きな喜びでした。

いろいろな形で、協力して支えて下さった方々(けろ企画・ラオスH.P.E谷由起子・工芸ライター田中敦子・布とお茶を巡る旅DEE'S HALL土器さん&ちこちゃんちいさな藍美術館月日荘丘の上から通信・その他ほんとに大勢)に、深く感謝いたします。
そしてなにより、田中紺屋の最後の仕事を見る為に、御遠方からもいらして下さった皆様に、心からお礼申し上げます。

今後の田中昭夫はおそらく、環境、年齢、体力との折り合いの中で、お天気次第。
自分のペースで仕事を続けていくことと思います。
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藍染仕事を取ったら、何にもない人生ですから。
(あ、西部劇を観る楽しみがありましたっけ。)

今回のこの頒布会を持ちまして、田中昭夫の大きな催しは最後と致します。
本当にありがとうございました。

黒幕 津田千枝子

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by kerokikaku | 2015-05-24 22:34 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(2)
2015年 05月 24日
「正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会」への道-12.0 頒布会終了
どこからともなく、何の知らせか。
愛染様がラッパを吹いたのか。

大阪から名古屋から京都ほか、もっと広くから。
最終日も開場から多くの方にご来場いただいた。

昨日はよく見られなかったからとか、初日求めた布がしみじみよかったので再度とか、さっき買ったけどまた戻って来たとか。
リピーター続々のミラクルが同時多発。

昨日の股引男子女子共に、自分なりに完全に着こなしての再来場にも大きく沸きました。

あ、昨日の人だ!
ほとんどの来場者は、あの股引男女情報はインプット済み。
拍手も出たりして。

履き方指南が堂に入ってきた御大。
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いよいよ半纏・布団皮もSOLDになりました。
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あの。
実行部がいま一番後悔している点を、ここだけの話として伝えます。

実はあと数点、田中紺屋に置いてきたようです。
持って来たつもりだが、どうも数が合わない。

「布団皮なんか売れないよ」
御大の言葉についうっかり同意し、「そうだよね、じゃ、半分置いて行こうか」。

あの判断は失敗だった。
ほかは洗いざらい引っぺがしてきたつもりです。

これについて、今はお答えもできかね、事実確認もとれておりません。
「いっそなかったことにするか、どうするか」
このあとクヨクヨ悩ませていただきたい。

いずれにせよ。
正藍染めの股引・半纏・布団皮ブームが2015年南青山で起こった事実は、歴史に残る大事件と言ってよいだろう。

田中帯でのご来場も多かった。
昨秋のツアーで帯地をお求めの方々が、仕立ててお召しで来てくれた。
今日こそは写メの撮れる余裕がやっとできました。

すがすがしい大柄の唐草紋が美しすぎる。
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からの、でれでれ。
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左のカタバミ帯
この柄こそ田中紺屋のシンボルマーク。
こちらの方の後方広報支援活動が、この頒布会を大きくゆさぶったことは間違いない。

この線なんのこっちゃと、質問さえなかった青いライン。
閉場数分前、やっと撮れた。
この長さ、長板と同じ7mなんですよ、と世界の中心でさけぶつもりが忘れてた。
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あの、どちら様。
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誰かに似てるっぽい。
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オレのムスコ!

三男坊氏を、搬出に駆り出してくれた御大の粋なはからいだった。

「初日の設営の方がよかったのに」とか、「昨日も来て欲しかった」などなど。
田中ガールズからの温かい洗礼に、にこやかなほほ笑み返し。

搬出入の男手は好物であり、何より助けていただいた。
うちのオトーサンがこんなことになっている事実も知ってもらえた。

赤帽到着に勝ち(いつも赤帽さんのほうがずっと早く着いちゃう)、つつがなく搬出は完了。
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御大搬出も無事完了。

これで終わり。
本当にみなさま、ありがとうございました!

そしてDEE'S HALLで開催できたことは我々の誉れでもあります。
田中さん、あのDEE'Sでやったんだよ!
わかってるかなあ。

田中仕事をたくさんの方にご理解頂き、我々のミッションは完了した。

例の騒動から見守って下さっていた方、どこからともなく流れ着いた方、有効方面から「行った方がいい」とプッシュされて新幹線飛び乗りの方。

どうぞ正藍型染師 田中昭夫本人とその仕事を覚えていて下さい。

博物館で古い型染布を見た時に、ふと思い出すかもしれない。
だれかの帯を見て「あれは田中さんと同じ技法かな」と思うかもしれない。
藍染の服を着た時、田中正藍と比べちゃうかもしれない。
おかげで目が肥えちゃってと文句が出るかもしれない。

本物の正藍型染師がここにいました(まだいますけど・笑)。

追って、当頒布会黒幕より、ご挨拶と今後についてのお知らせを致します。
しばしお待ちを。

まずは南青山の中心で、どこに向けて言っていいのかわからないほどの多方面、とりあえず空に向かって感謝の藍を叫びます。

ありがとー!
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by kerokikaku | 2015-05-24 01:52 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(2)
2015年 05月 23日
「正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会」への道-11.5 頒布会23(土)まで
戸籍上の誕生日は7月のため、世間的には79歳の御大。
DMに年齢を入れるにあたり「5月の頒布会時は80歳になっていますか?」と尋ねた。

「うーん、80かもな」
「かもって何?」

秋田の農家の8人兄姉の末っ子。
農家といえば田植えで大わらわな時期、今でいうGWあたり。
4月下旬から5月上旬に産まれたらしい。

そのため出生届は7月になったと言う、昭和はじめによくある牧歌的なお話。
事実上はエイティボーイ、で、完全なる末っ子気質。

いつも夜8時に床に就く御大を、川口くんだりから担ぎ出し、初日と二日目が終了しました。
おかげさまで多くの方にお出かけいただき、感謝感激しています(たぶん御大も)。

わたくし、会場風景、完全に撮り損ねにつき、こちらでどうぞ→

近くから遠くから、常滑から京都から新潟から九州からフランスから。
すごすぎて、どういう仕組みでご来場頂けたのかわかりません。
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型染師の正装で、とまどいつつも来場者に対応する御大。
(※上は川口のある日ですが、頒布会場へ来るとき帰るときは、これに似たあまりにフツーのおじいちゃんスタイル)
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さすがに今日はお疲れで、おにぎりをほおばった後は、マイペースでシエスタをとっていた。
初日はノンストップだったので、2日目はちょっと休めてこちらもホッとする。
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そうそう、御大は、我々が股引を発掘した際「こんなものまで出すの?」と怪訝だった。

もうお察しだと思いますが、我々実行部はこの半年間、田中紺屋宅で盗賊のような家探しのような不逞な奴らだったのです。

いやいや、人聞きの悪い。
「こんなもの」というモノに限ってお宝なんでね。
そこかしこに無作為に放ってある逸品に気が抜けないんでね。

これだって、ポイっとほかってあるのを、ゴネにゴネて、搬入当日に拾い上げて洗って荷物に入れたのだ。
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自動アンティーク化している座布団カバー。
只今DEE'S HALLのアプローチになびいています。
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さて、2日目は股引ブームに沸いた。

どーよ。
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新旧・股引男子の美しい図。
こういうのが見たかったんだ。
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いちおう田中サインもおねだりしました。
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新・股引男子はそのまま履いてお帰りに。
股引女子も現れた素晴らしい事実もここにお伝えしたい。

半纏ブームも到来しました。
半纏さえ「こんなもの誰が」と言った御大の口を、今こそギュッとつかもうじゃないか。

御大はどっかがズッポリ分かっていない。
ここがいいところでも悪いところでも、だからこそ今があるとも言える。
で、放っておけなくて、田中ガールズは末っ子80歳のために東奔西走し、うっかり頒布会に至る。

だっていいもん。
正藍のホンモノだもの、見る機会があればみんな分かっちゃうって。
その価値、ちゃーんと分かるって。機会の問題だって。
みんなの目をなめたらいかんぜよ。

あれだけたくさんの染布なのに、「この布は岡崎だ」「これは韓国手引きだ」「この型は色を変えてそっちの布も染めた」など。

よくもまあ、ひとつひとつを覚えていることよ(人の顔はぜんぜん覚えていない。わたしのことはようやく覚えたみたい)。
それだけ用布や型彫りにこだわっていた証拠だ。
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入口に配した型紙も、どうぞ唸りながらご覧下さい。
型紙は命です。

まだ布、あるでね。
まだまだあるでね。
でもこれで一旦最後だでね。

23(土)最終日は18:00きっかりに蛍の光です。
お気をつけてお出かけ下さい。

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正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会
2015年5月21日(木) 5月22日(金)5月23日(土):DEE′S HALL(表参道駅徒歩3分)
※開催時間が各日で異なりますのでご注意下さい
5/21(木)15時-19時 22(金)11時ー19時 23(土)11時ー18時

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by kerokikaku | 2015-05-23 02:01 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(2)
2015年 05月 22日
「正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会」への道-11.0 掲載誌ズーム再
SKTAKDHPこと「正藍型染師 田中昭夫の布頒布会」初日が終了しました。

うっかりすっかり、想像以上。
かなり多くのお客様にお越しの上、ご支持頂き、誠にありがとうございました!

田中ガールズ(ちゃっかり改名)一同、そして御大になりかわり御礼申し上げます。
23(土)18:00きっかり終了まで、田中ガールズの名に恥じぬよう、きばらせて頂きます。

レジ及び全体的に混み合い、ご不便をおかけしたこともここにお詫びします。

我々が「学習エリア」と呼んでいる資料コーナーが、もしもレジ前にあったならば、待ち時間がもっと快適だったろうと鋭いご指摘も頂戴し、初日より一人反省会のいまさらケローでございます(状況によりカタカナ可)。

その「学習エリア」に掲載誌の拡大コピーがありました。
とてもじゃないけど読んで頂ける状況ではなかった。

そこで、過去に投稿した「掲載誌ズーム」を、再度UPします。
ウェブアルバムに飛び、虫眼鏡でゆっくりとご覧下さい。

もし田中染布をゲットされていたなら、そりゃもうよくお分かりいただけるはず。
ああ、これがそうね、そうなのね、と。

ゲットはしてないけど、布を見た、もしくは見たかった方にも、参考資料としてご一読頂くと、あなたの正藍型染理解度が格段のスキルアップで間違いない。

御大史上、最高の男前時期の画像と共に、お楽しみ下さい。

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当ゲリラ主宰津田千枝子所有「染織と生活」「きものと装い」の二誌。
いずれも35-40年前刊行のため現在では入手困難です。

このたび出版二社にご快諾頂き、関係諸氏のご厚意とご協力の元、ウェブアルバムに掲載できることになりました!
田中さんに興味を持って下さった方々へここに広くご案内いたします。
往時の雄姿と共に仕事の写真や説明が紹介されています。
古い書籍のスキャンコピーのため多少見づらい箇所がありますがご容赦下さい。

―使い方―  
① このあとの画像をクリックして下さい。
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② するとウェブアルバムへ飛びます。読みたい画像を選択して下さい。
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次に虫眼鏡ツールをクリックしてください。

※スマートフォンからだと若干マークが異なりますがこのような虫眼鏡ツールをお探し下さい。
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④ さらに画面が変わります。拡大縮小ズーム、カーソル移動も可能。
お好きなサイズで読むことが出来ます。

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それでは、以下の二誌。
まず画像をクリックし、次に虫眼鏡ツールを使ってご覧下さい。

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季刊「染織と生活」第10号 秋 染織と生活社/1975年刊
●特集 日本の藍
 P93-105

正藍型染の工程が順を追って詳しく紹介されています。
文字部分は、染織研究家 菅原匠氏寄稿による「藍の型染」について。これは藍染をする者の必読書でありました。
型染作家 津田千枝子の"教科書"のためところどころラインが引いてありますがそのまま掲載しています。
そんないきさつも楽しみつつご覧下さい。
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「きものと装い」 春夏号 主婦の友社/1980年刊
●特集 日本の藍染め
 P44-45、P81-84

工程に加えて田中さんの正藍に対する強い思いと波瀾万丈人生がお分かりいただけます。
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以上、田中紺屋(屋号「紺定」)、正藍型染仕事の貴重なアーカイブです。

そして、40年前から絶滅種扱いなことにも驚いて下さい。
筋金入りです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会
2015年5月21日(木) 5月22日(金)5月23日(土):DEE′S HALL(表参道駅徒歩3分)
※開催時間が各日で異なりますのでご注意下さい
5/21(木)15時-19時 22(金)11時ー19時 23(土)11時ー18時

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by kerokikaku | 2015-05-22 00:30 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(7)
2015年 05月 21日
「正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会」への道-10.5 頒布会OPEN
ただいま5/21(木)14:50。

SKTAKDHP、位置につきました。
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by kerokikaku | 2015-05-21 14:52 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(6)
2015年 05月 20日
「正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会」への道-10.0 準備完了
事の発端は一本の電話。
型染作家の津田千枝子から。

「けろちゃん、田中昭夫さんっていう正藍型染師が引退するの。もうゼッタイこれ以上出てこない、絶滅種の素晴らしい型染仕事なのよ。このあと川口アトリア展と自宅紺屋展があるんだけど、ほとんど誰にも知られていなくてね。ちょっとブログで紹介してくれない?」

昨秋の初めのことだった。
すぐさま川口へ赴き、事態を把握。
大きく賛同し、宣伝ゲリラ活動を開始した。

思いがけず、ほんとうに思いがけず、布好き・布関係ばかりでなく多方面の方々に興味を持って頂いた。

何十年も、ただひたすらに作ってきただけの御大。
自分の仕事が広く支持されるなど、夢にも思わなかったろう。
思うまま、求めるままに、正しく仕事をしてきただけなのだ。

無骨な老職人は大いに面食らった。
一時はパンク状態で、田中紺屋の玄関が閉じられたこともあった。

しかしみなさまの熱く丁寧なご対応の元、御大の心は徐々に開かれていった。

展後、山のような反物が奥から出てきた。
「え?これどうするつもりなんですか?」と詰め寄ったが、御大は口ごもるばかり。

このままじゃだめだ。
頒布会をやらなきゃいけない。
もっと広く、見て知って頂かなくては終われない。

我々は、5月の頒布会まで限定とし、宣伝ゲリラ活動を続けると決めた。

長板中形は引退。
この後小さな染めをしたにしても、今まで何十年分の力強い布群を出さなきゃいけない。
誰にも見られず仕舞われたままなんて、たまらない。

引退した80歳の老職人に説明し、了解を得た。

反物の整理、奥の院発掘、値段付け、安否確認、ご機嫌伺い等々、ギリギリまで作業は続いた。
この間も、各方面からたくさんの問合せや有難いエールを頂戴した。

「引退なんて言わないで、お仕事まだ続けて下さい」
お愛想に焚き付けることはタブーとしよう。
簡単なことじゃない。

田中昭夫の仕事として、今ここにある染布を見てほしい。
それが目的。


おかげさまで、ようやく準備が完了致しました。

当初は見られなかった笑顔が、今では拝めるようになった。
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本人の意向そっちのけ、有無を言わせぬゲリラ隊に巻き込まれるがまま。
よくぞここまで我慢して下さいました。

「オレ、もうやんない」
いつ言われてもおかしくなかった。
冷や冷やしながらの準備期間が終わった。

ふと見た、仕事場にかかったカレンダー。
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大丈夫そうだ。
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さあ、あとは、染布で満杯の段ボール群と、御大自身を会場へ運びこむのみ。
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あした21(木)頒布会初日は15:00からです。
23(土)までの2.5日間。

青山DEE'S HALLでお会いしましょう。

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正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会
2015年5月21日(木) 5月22日(金)5月23日(土):DEE′S HALL(表参道駅徒歩3分)
※開催時間が各日で異なりますのでご注意下さい
5/21(木)15時-19時 22(金)11時ー19時 23(土)11時ー18時

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by kerokikaku | 2015-05-20 14:44 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2015年 05月 19日
「正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会」への道-9.75 中巾
我々が中巾と呼んでいるタイ木綿の反物がある。
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手引手織の木綿地に、幾何学紋が主に型染してある。
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昨秋のツアー時に発掘した布。
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カタチになっているらしき、これはいったい何か。
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お大尽専用の布団皮だったりして、もう、どんだけですか。
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縫製も田中昭夫だったりで。
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そもそもは帯地用。
3色使いもあるモダン柄シリーズ。
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からだに当ててみると、反物で見るよりイメージしやすい。
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ちょっといいでしょ。

もし頒布会場で、見知らぬ隣人と心がユナイトした場合。
半分ずっこで工夫して、ペアで半幅帯を作るってのもいかがでしょう。
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実行部ユニフォームの裏地に使われた特岡木綿は少しだけ残布あり。
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浴衣までは作れない長さだが、田中仕事の中では珍しい絞染め生地です。
カット売り可。
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インド手織タッサーシルクの座布団。

布団屋に仕立ててもらったふっかふかの中綿。
ツアー時で完売だったはずが、思いがけない再発掘により、泣いても笑ってもラスト5枚のみ。
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そうそう、少し汚れていた発掘染布を、おそるおそる洗ってみた。
と言いつつ、問答無用の、ざっくばらんな洗濯機。
おしゃれ着中性洗剤、ガラガラぽん。
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落ちなかったです、藍。
今まで見知っていた藍染のCAUTIONとずいぶん違った。
それだけ田中紺屋の正藍染めは固かった。→正藍染めについて
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そしていまだ残業中の御大。

値札に素材名を自筆で書くのが大事な業務。
字引を引きながらの、これまた生真面目仕事が田中流。
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間に合うのか。


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正藍型染師 田中昭夫の布 頒布会
2015年5月21日(木) 5月22日(金)5月23日(土)

21(木)15-19時/22(金)11ー19時/23(土)11ー18時
※開催時間が各日で異なりますのでご注意下さい
会場:DEE′S HALL(表参道駅徒歩3分) d0182119_2348835.jpg 
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by kerokikaku | 2015-05-19 18:58 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(2)