<   2015年 10月 ( 18 )   > この月の画像一覧

2015年 10月 30日
11月上旬のインフォルマシ
ああ忙しい。
こんなにたくさん展覧会があるなんて。

春画も行きたいし、も行きたい。

20余年乗っていない、いまでは乗り方すら記憶にない、原付ゴールド免許の更新もあるときたもんだ。
名古屋-東京間400kmを下道で往復したのに、アクセルが何の意味だか健忘の彼方。

健忘前に11月インフォを。
当方のそんな心意気にも関わらず、DMは届いているもののWEBのUPがされていないサイトもございます。
各自、アンダーグラウンドなり、なんなりと、詳細をご確認の上お出かけ下さい。

ダニエルなんて、ずうっと前から、きっちりCOMING SOONインフォやってるのにねえ。
衣裳も変えて、販促に余念がない。
d0182119_21585897.jpg

なのに、どうしたもんかねえ。
わたしゃ知らんぞ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

柿崎かずみ版画展
2015/10/5(月)-11/15(日):ポネット~スウィーツ&カフェ~(東浦和)


いろいろな手法の版画作品約10点と、ポストカードや手づくりのブローチなどを展示販売します。
秋のスウィーツとともに、お楽しみいただけたらと思います。

d0182119_2234533.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

木村優子+杉村恵美
ビーズコラージュと皮のバッグ
2015/10/29(木)-11/7(土):アートスペース繭(京橋)

d0182119_226035.jpg

ぜったい自分のジャンルではないし、持ってもいないが、アンティークの上質な手仕事のビーズ細工は、ひじょうに気になる。
こちらのビーズもそんなにおいがする。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

鹿児島睦の図案展 2015
2015/10/30(金)-11/17(火):doinel(外苑前)


動物や植物を描いた陶器やプロダクトで人気のアーティスト・鹿児島睦の作品の魅力の一つである柄や模様。 鹿児島睦の手から生まれる“図案”の魅力をひもとく「鹿児島睦の図案展」、3度めの開催となる今年は、その線と輪郭によるモチーフのちからに迫ります。
d0182119_2294947.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ロベール・クートラス展 後期
2015/11/7(土)-22(日):ギャラリーSU(麻布台)
前期はカルトとテラコッタ、この後期はグワッシュと油彩画の展示です。
d0182119_2213146.jpg

ああ、あの時、あれは3年程前のSUで、ピンクと黒のななめ縞のカルト、いまも目に焼き付いている、あれ、決めておけばよかった。
やっぱ欲しいと、翌週SUに行ったら、もうなかった。

ってことって、今までも、これからも、あるよね。
それはそれで意味があるのだろう。

情報として、来春は静岡三島のベルナール・ビュフェ美術館でクートラス展、あります。

名所真鶴の、貝やヒツジや蛸や富士と一緒にどうぞ。
とは私個人に向けたコメント。
d0182119_2217328.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

佃眞吾展 木工 ゲスト陶 村田森
2015/11/7(土)-15(日):うつわ菜の花(小田原)

d0182119_2227414.jpg

テキスト内に、われらがTGの敦子姫こと田中敦子さんのリコメン情報あり。
でもこの画像じゃ読めないね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ハルネ小田原一周年記念
手から生まれるアクセサリー展
2015/11/7(土)-16(月):菜の花ヴィレッジ菜の花暮らしの道具店(小田原)

出品作家|小原聖子(金工)/きたのまりこ(金工)/クロヌマタカトシ(木工)/佐藤比南子(繊維)/ノモトヒロシ(金工)/長谷川まみ(金工)/深田恵里(革)/森玄子(フェルト)/太田憲(寄木)
d0182119_22335495.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

仁城義勝 木のうつわ
2015/11/8(日)-17(火):日日(京都)

d0182119_22354333.jpg

美しい封筒と便箋、そして美しいレイアウトで日日から嬉しい便りが届いた。

生日足日

あたらしい日日が開業します。

富ヶ谷の一軒家の日日で、昨年冬の仁城さんの展覧会を最後に、京都に移転と聞いていた。

忘れもしない、二週続けて東京大雪のとき。
長靴を履き、どうにか仁城展に行き、後ろ髪を引かれてそれっきりだった。

あなうれしや。
日日があたらしくOPENだ。
御所東だそうだ。
最後も仁城さん、最初も仁城さん。

会期を見て愕然。
方面としてはそっち方向に行っている時期じゃないか。
なのに、にっちもさっちもブルドッグにつき、京都まで行かれない。

おろろん、おろろん。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

藤田圭子 amazing jewelry
2015/11/9(月)-14(土):ギャルリワッツ(表参道)


素材の面白さを身にまとう美しいカタチに。先入観とのギャップを楽しむdodo。
藤田圭子さんが創るコンテンポラリージュエリーです。
商品タグで構成されたシリーズに、今度はゴムが加わり、またオシャレな表情をみせるシリーズの誕生です。
クラッチバッグも魅力的ですよ!

d0182119_22495633.jpg

念のため。
「商品タグで構成されたシリーズ」というのは、こういうこと。

わかるかな。
シャツなどを買って、家でいちばん最初にハサミでプチンと切る、半透明のあれ。
あれの色版が藤田さんの手によってこれになる。
d0182119_22502677.jpg

そりゃもう最初に出会ったときはタマランチだった。
その後どえらい変化を遂げている。
[PR]

by kerokikaku | 2015-10-30 21:55 | 毎月のインフォルマシ | Comments(2)
2015年 10月 27日
蝉ダカラ
秋うららな昼下がり。
練馬区の掲示板。

は。
d0182119_21291255.jpg

ひ。
d0182119_21292759.jpg

ふへっ。
d0182119_2130446.jpg

泣ぐコはいねがー。
蝉好きなコはいねがー。

びっくりしたなあもう。

練馬区はいい具合にとんがっていた。
d0182119_21333781.jpg

特別展「蝉類博物館 昆虫黄金期を築いた天才・加藤正世博士の世界」
2015/10/1(木)-11/29(日):石神井公園ふるさと文化館


でも蝉はさわれない。
見るのもしんどい。

助けてダニエル。
d0182119_21362172.jpg

貝もさわれない。
そして食べられない。

でも行きたい、真鶴町立遠藤貝類博物館。
貝愛
d0182119_21371882.jpg

だって、オオサマダカラ。
オトメダカラ。

ダニエルダカラ。
[PR]

by kerokikaku | 2015-10-27 21:39 | 情報として | Comments(0)
2015年 10月 25日
べにさん展
ああすてき。
なんてすてき。

こざっぱりとした刈り込みが気持ちいい。
d0182119_21315194.jpg

まずは湯島のnicoさんから。
安定感のある、あきれるほどの名店っぷり。
d0182119_2135937.jpg

nicoの小部屋は、土足禁止で頭上注意。
どちらもわたくし個人に向けたCAUTIONだと思われる。

今日も頭をぶつけた。
d0182119_21363791.jpg

それでも靴は決して脱がない。
寝そべって、カラダをよじり、クリスティーナの世界になって小部屋をのぞき込む。

おっと、これより先は現場にてご確認を。
d0182119_21385830.jpg

おメガネはご自由にお試しができる。
d0182119_21421030.jpg

すべての人々を自動的に小顔に見せる、たぶん非売品。
d0182119_21594952.jpg

べにさん作ではないが、本日の戦利品はこちら。
パンダちゃんとポンポン。

透明な、こんなレジ袋って、なかなか無いんだよ。
これの良さ、わかるヒト、わかるよね、わからないかな?
よそでは断るレジ袋を、nicoでは絶対断らない。
d0182119_21412178.jpg

nicoを出て、春日通りスグ向かいの都02バスで茗荷谷へ。

湯立坂を転がり落ちて、橙灯へ向かう。
d0182119_2150829.jpg

橙灯は来年早春に移転するため、ここ小石川茗荷谷での展示としては、べにさん展がラスト。


からの
ダニエル。
d0182119_2152377.jpg

べにさん作品は、現場でだ、現場。

2015/10/16(金)-11/1(日)12:00-19:00 月火休
ひろせべに作品展『正体』:喫茶橙灯(茗荷谷)
ひろせべに『nicoの小部屋展』:輸入雑貨店nico(湯島)

非常にだいじな案件として、月火はお休みにつき、あしたとあさってはグッと我慢して下さい。

ダニエル、COMING SOON。

べにさん、DON'T MISS IT。
[PR]

by kerokikaku | 2015-10-25 21:42 | 情報として | Comments(0)
2015年 10月 21日
10月下旬のインフォルマシ
のびのびだった植栽も、スキッと角刈りになった。
こちらもせいせいした。
d0182119_1116443.jpg

この時期はどうやら服にまつわる展示が多い。
サイトで詳細をご確認の上お出かけ下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さか井美ゆき
Darling Machine vol.25
2015/10/15(木)-25(日):椿-tsubaki labo-KYOTO(京都)


もはや椿ラボ京都の定番とも言うべきさか井美ゆきさんのミシン刺繍イラストによるカレンダー。
5年目を迎えた今年は季節の果実をモチーフにした12作品。
翌月が待ち遠しくなる、とっておきのカレンダーです。

d0182119_132798.jpg


さか井美ゆきFIRST絵本原画展
Darling Machine vol.26
2015/10/26(月)-11/5(木):MANIFESTO GALLERY(大阪)



妙に長いキャリアの中でも⼿を出してはいけない聖域だと思っていた「絵本」の世界。
ご縁があって初めての絵本を作ることになりました。
ひと夏捧げた『フルーツパンケーキ』原画の展⽰のみですが、おいしくぐりぐり縫い込んだ⽷をお楽しみください。
『フルーツパンケーキ』ひかりのくにより11月1日全国書店にて発売予定!
d0182119_135390.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

COSMIC WONDER 「かみのひかりのあわ 紙衣」
2015/10/21(水)-11/2(月):OUTBOUND(吉祥寺)


COSMIC WONDERによる、手漉き和紙を用いた紙衣と、
天然素材や伝統的な技法を取り入れた衣服の展示と販売を致します。

「紙衣の手漉き和紙は、原料となる楮や三椏などの木の刈り取りから、樹皮を剥ぐ作業、楮へぐり、煮る、晒、ちり取り、打解など多くの行程作業を経、紙漉をして完成する。紙衣の和紙はこんにゃく糊で加工を施し強度を持たせ、きものを仕立てるように裁断し縫製する」
COSMIC WONDERによる製品概要文より

この冬、奈良の山間のアトリエから、京都美山の山里へと拠点を移すCOSMIC WONDER、
自然との共生に軸足を置いた彼らの物づくりを、多くの皆様にご覧頂けます事を願っております。

1997年、現代美術作家・前田征紀を主宰に設立したCOSMIC WONDER。
「精神に作用する波動」としての美術作品、服、印刷物の発行など多岐にわたる表現領域により、国際的な活動を行う。2015年晩冬より、京都・美山の重要伝統的建造物群保存地区に拠点を移行し制作を展開する。

d0182119_1129860.jpg

京都美山へ、とは?

あっ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

musuburi 1週間の生地屋さんin青山
2015/10/22(木)-28(水):ギャラリー&クックラボcomo(表参道・外苑前)


長谷さんは頑張り屋の1人生地屋です。
基本の仕事は、自分で織った試作布を工場に持ち込み、
工場の親父をてこずらせながら、天然素材・染色にこだわった布にして、
名だたる個性派ブランドに提供しています。
でも、それだけでは飽き足らず、個展で自分の布を計り売りし、
お客様の選んだ生地で「ポルト・ポンポーネ」デザインの着心地抜群の
洋服(パンツ、ジャケット、コート・・・)のオーダーを受け、
自作の1点物マフラーやストールを販売しています。
さらに今回は初お披露目の、手編みならぬ自作手織りの無縫製セーターや
カーディガンまで制作したとか。
布好き必見の展示会です。
是非お出かけください。

d0182119_11323584.jpg

「musuburi 1週間の生地屋さん」で、春に求めた竹炭染めの麻生地を、某ルートでサルエルパンツに仕立てた。
こればっかり履いている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

kocari textile of India
2015/10/24(土)-31(土):間・kosumi(落合・東中野・中井)


インドのテキスタイルの奥深さをご紹介しているKocariの2回目の展示です。
昨年の1回目は夏、そして今回は深まり行く秋を愉しむ様々なアイテムを取り揃えました。

d0182119_11374927.jpg

続々とkocariオリジナルアイテムが増えています。
エスニックをモダンに昇華させる技はピカイチ。
こういうアイデアもあるのかといつも思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ペイントートバッグ

宿り木の歌

異国の季秋の森
車窓の風景
目で追う宿り木がいつの間にか
音符のように感じられ
楽しくなってくる
       ー前川 千恵ー


2015/10/24(土)-10/31(土):fudoki(板橋蓮根)
d0182119_11434067.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

glass atelier えむに展
2015/10/24(土)-11/1(日):hase(名古屋)


glass atelier えむには水上竜太とマエダミユキ負債によるユニットで、耐熱ガラスで知られています。
機能的で美しい作品は温かいものが飲みたくなるこれからの季節に活躍してくれますよ。

d0182119_13155287.jpg

粗忽モノには耐熱ガラスという言葉に弱い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

染織吉田・吉田美保子展
三角吉田
2015/10/29(木)-11/1(日):イトノサキ(外苑前・表参道)


冬の足音も聞こえる晩秋の10月
染織家 吉田美保子さんの5年ぶりとなる個展を開催いたします。

吉田美保子さんの作品の特徴は、刷り込み絣から発展させた独自の技法で表現される「ブラッシングカラーズ」
経糸を刷毛や筆で染めて、織る。
織りのイメージを飛び越えた絵画であり、纏う布であり。

今回の個展ではタテ・ヨコの四角な織りの世界に「三角」を登場させ、
きもののおしゃれを新提案いたします。

自由に装う楽しさを「三角」のとんがりが教えてくれる。
この楽しさに触れてみてください!

d0182119_1147305.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いわもとあきこ個展
さきおりさささ
2015/10/30(金)-11/8(日):かまわぬ代官山店


さきおり作家 いわもとあきこさんの展示会をかまわぬ代官山店で開催します。
木綿の布を染め、裂いて、織って、縫製し、すべて手作業で制作されるバッグは、カラフルな色合わせが魅力で、使いこむほどに味わい深くなります。
今回は特別にかまわぬのてぬぐいを素材としてお使いいただいたバッグも登場します。
いわもとさんの作られる世界に一つしかないバックをぜひご覧ください。
d0182119_13183897.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ジャングルにひそんで28年 
横井庄一さんのくらしの道具
2015/10/17(土)-11/29(日):名古屋市博物館

d0182119_1158297.jpg

名古屋方面より好インフォを頂戴したのでご紹介。

横井さんは洋服仕立て職人だったこともあり、植物の繊維を紡ぎ、織機を作って織り、こんなにもダンディなスーツを仕立て、ジャングルで生活していたという。
あまりにもすごい。

ジャングルで生き延びるため、何もないところから暮らしの様々な道具をこしらえた。
究極で極限の、驚くべき仕事。
うーむ。
[PR]

by kerokikaku | 2015-10-21 11:48 | 毎月のインフォルマシ | Comments(5)
2015年 10月 19日
正藍型染、広幅の洋服
昨秋の田中紺屋ツアーで反物をお求めの方々が、帯に仕立て、今年5月の頒布会にお出かけ下さった。

壮観だった。
ため息があちこちからもれた。
d0182119_21511885.jpg

周りからの熱すぎる視線に、正藍型染、御大染布の帯は凛々しく応えていた。
d0182119_21512753.jpg

頒布会後も、帯や小物に仕立てたというお声やSNSでの画像を拝見した。

そもそも。
引退とか、最後とか、これでおしまいとか。

オオカミ少年にもほどがあり、でもそれにはじゅうぶんな理由があり、都度訂正をしていた。
もうそれもどうなのと逆ギレ、開き直りかけと申しましょうか。
いろいろありましてね。

だって、ほぼ無断転載ながら、昨秋、御大がこんな手紙を黒幕によこしたものだから。
d0182119_2201019.jpg

読むだに涙がちょちょぎれる。
おかげで今に至るわけで。


しかし広幅はほんとにありません。最後です。
ちなみに着尺も、ないです。
作らないのと、作れないということです。

・広幅を染める甕がない。ヤール幅は染められない。
・広幅の布同士がくっつかないよう、折り畳んで藍甕に下ろし、藍をたっぷり吸った布をまた持ち上げる。この作業がもはやできない。

・着尺のために、7mの長板の両面に13m超の布を貼り、型付け、糊を置き、えいやっと30kgを持ち上げることができない。
・着尺の布同士がくっつかないよう…以下同文。

御大が引退と申し上げたのは、「長板中型の着尺と広幅」のことだと解釈している。
そのため、先だっての新作帯地は、着尺の半分量のため、引退せずになんとか制作可能。
あとは新しい藍を待つばかり。

広幅も着尺も、頒布会でつるりとなくなった。
みなさまのお手元へと渡っていった。

とか言ってて、また別の奥の院が開いたらどぼちよう。
と、妙な期待をするのはご法度だけど。




広幅はヤール幅とも言い、そもそも服を作るための幅の布。

「正藍型染の服なんて、ちょっと畏れ多いけどなあ」と思っていたら、お客様より画像が届く。
d0182119_2233151.jpg

おやおや?
めちゃめちゃステキなんですけど。

クラシカルとモダンがうまく融合している。
懐かしいけれど新しい。

唐草牡丹柄が、プリンセスラインのワンピースになった。

聞けば、クラシカルを意識し、1964年刊の装苑を参考にご自身で仕立てたとのこと。
d0182119_2235989.jpg

襟のスタイルが全体に効いている。
裏の青い部分は無地部分を使用。

前はずらりとクルミボタン。
d0182119_2243119.jpg

脇にファスナー。
d0182119_2243955.jpg

前はギャザー、後ろはボックススカート。
d0182119_2245273.jpg

袖にもクルミボタン。
d0182119_2245992.jpg

御大の染布、しかも広幅。

おのずと丁寧な作りになったそう。
それは見てすぐにわかる。

インド手引綿。
0.92×4.7m(うち無地0.5m)の、すべて余すところなく使いきり。

御大にも画像をお見せした。

例によって「ほぅ」のみのコメントだったが、メガネをかけてきちんと見ていた。
これだけ丁寧に作ってもらえたなんて、作者からすればこんな嬉しいことはないはず。
d0182119_22161884.jpg

帯も「仕立てたよ」情報が、続々と入ってきています。

田中染布の集いとか、もしあったら呼んで下さい。

その節は、こちらの広幅ワンピースの方もお誘いします。

わたくしはとりいそぎ、布端を四角くまつっただけの風呂敷をかついで参加する予定です。
[PR]

by kerokikaku | 2015-10-19 21:54 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(6)
2015年 10月 16日
クライミングホームUNOの壁-18
秋晴れ日本晴れの2015/10/15(木)、クライミングホームUNO
いよいよOPEN。
d0182119_025874.jpg

5月半ばより工事を始め、業者を頼まず自力でのひたすら作業。
まっさらな工場跡地からのジム設営。
d0182119_015391.jpg

誰もが「ちょっとむずかしいんじゃない」と、言いたくて言えなかった5か月間。
初期公称8月OPENが延びに延び、ようやくOPENの運びとなりました。

これもひとえにご協力者各位のおかげだと、心より感謝申し上げます。

と、オーナーが思っているだろうと、ふんわりテレパシー代弁させていただきます。
d0182119_0154965.jpg

で、開店5分前。
d0182119_024513.jpg

やっております。
d0182119_043084.jpg

必死のパッチでございます。
d0182119_044043.jpg

だんぜん作業中でございます。
d0182119_045028.jpg

このマーク設定がクライミングのキモのようで。
登っちゃ貼り、をしております。
d0182119_064399.jpg

いよいよ開店。
オーナー直々から、これまでの労いとか、よろしくのご挨拶とか、ありがたい訓示とか、これからの抱負とか。

そういうの、全体的に一切省略しつつの、必死のパッチでございます。

おーい、開いたよ。
OPENしたよ。

早々よりお客様のご来店だ。
まったくもって、ありがたいことよ。
d0182119_052745.jpg

で、君たち、忘れているっぽいけど、いいのかな?
「UNOの看板」のこと。
d0182119_054929.jpg

どうやら一同の意識の埒外なので、お姉ちゃんが開店1分前にひっくり返しておきましたけど。

それが何か。
d0182119_07671.jpg

昨日のうちに、ヒトガタ君の切り抜き型リサイクル品を、空いた壁にペタペタ貼っておいた。
d0182119_0194249.jpg

こんな風。
d0182119_0203614.jpg

なんでも取っておくものだなあ。
d0182119_0201864.jpg

いろいろ付け足して、UNOっぽい賑やかしが完了。
d0182119_0205357.jpg

全国津々浦々から開店祝い品を頂戴し、かわいいバルーンも二つ届いた。
わたくし激似の姪っ子も、お気に入り。
d0182119_026955.jpg

正面は、左から登ってピンクの橋を渡り、最後は滑り台で降りる。
階段もエレベーターもありません。
d0182119_0275484.jpg

大人も子供もすべって降りる。
d0182119_0281796.jpg

今のところ、壁を登ったことのないわたしは降りたことがない。
見た目よりかなりの傾斜だそう。
d0182119_0285747.jpg

木の周りはキッズゾーン。
バナナや猿のホールドがございます。
d0182119_0292779.jpg

ここから先は中上級者ゾーン。
d0182119_02952100.jpg

ピンクの橋をぬけると
d0182119_0364281.jpg

まるで星空か深海のよう。
d0182119_031571.jpg

キャッチーな配色なので、キッズ向けかと思いきや、どうやら難易度が高いらしい。
d0182119_0303835.jpg

なのにすいすい登る、甥っ子小学5年生。
d0182119_03732.jpg

おまえ、早いよ、登るのが。
写メがぶれる、じっとしろ。
d0182119_0412574.jpg

小学生男子ってちょっとおバカで調子がよくて、子供っぽさがなんとも可愛いよね。
d0182119_0372963.jpg

まともに口をきいてくれるのも、時間の問題だろうか。
d0182119_038625.jpg

知らぬ間にデカいヒトガタに青い心臓が出来ていた。
もけもけしたカタチの心臓は、ポジティブな形容がしづらい。
d0182119_042480.jpg

夕方からはたくさんのお客様にお越しいただいた。
世代も経験も体力も関係なく、どんどん登る。
d0182119_043325.jpg

賑やかなのはよいことだ。
d0182119_0432973.jpg

さあ、お姉ちゃんのやれることはなくなってきたぞ。
そろそろおいとまかな。
d0182119_1163699.jpg

近所のスーパー銭湯でアカスリやって帰ろうかな。
かなり行き届いていないことだし、フェイシャルマッサージもつけちゃおうかな。



ともかく皆様。

いろいろがまだナニでアレでしょうが、長い目でどうか末永くよろしくお願いします。

営業データ等は、ひとつ前の投稿「-17」にざっくり入れてあります。
遠くない日にUNOのHP、からのFBページにも載るでしょう。

そんでもって駐車場は、UNO建物の前、ぜんぶじゃないです。
どこでも止めていいわけではありません。

UNO前は一部。
あとは道路をはさんで向かい側に10台です。
d0182119_0552117.jpg

と最後にしつこく申し上げつつ、あとは任せた。

よろしくです。

[PR]

by kerokikaku | 2015-10-16 00:07 | クライミングホームUNO | Comments(0)
2015年 10月 14日
クライミングホームUNOの壁ー17
オーナーと青空君は、ホールドの付け替えに終始。
とにかくこれをやっつけないと始まらないらしい。
d0182119_055330.jpg

その他少数のみなさんで、あっち片付け、こっち片付け。
d0182119_02474.jpg

君たちさあ。
あしたからのレジの打ち方とか、そもそもレジの電源とか、書類一式とか、事務的もろもろとか、そうゆうの、どうするのかね?
なんとかなるのかね?
d0182119_025260.jpg

と、思ったことなど1mmさえもなく、いつものように賑やかし旗をたなびかせる準備をし、じとっと500枚訂正シールを貼る。
奇跡的に完全な500枚で納品だといいな、と思ったが甘かった。
d0182119_03249.jpg

夜もとっぷり暮れ、サポーターの方々も手伝いにいらしてくれて。
なにかに気遣ってオリジナルTを着て下さって。
d0182119_031036.jpg

まだ奴らは脚立を立てて作業しているが、お先に失礼する。
こちらにも残業があるんで。
d0182119_033453.jpg

で。

なんでこんなことに
d0182119_035133.jpg

なったのかな。
d0182119_04652.jpg

綿ならプリントできると言ってしまったのは、もしや、わたしだったかな。
d0182119_0114834.jpg

ああ、どんだけ。
と、ふとわが身を振り返り、汗とホコリと涙とで、煮しめたようにくたびれた作業ツナギに、

ついうっかり。
d0182119_042310.jpg

そして、いちおうWEBは出来ました。

と、こんなに大事な案件をオーナーに伝えるのをコロッと忘れておりますが、まあいいでしょう。
サイトに上がっております。

WEBはいわゆる「工事中」につき、結局のところFBページに飛びます。
そのFBページも稼働頻度が低く、販促業務が多少間に合っておりません。

「詳細はWEBで!」
と、大きくうたいたいのをグッとがまん。

「詳細はクライミングホームUNOに置いてあるパンフレットで!」
これも新しいかたち。

なにもかもご容赦下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

クライミングホームUNO

2015/11末までの営業時間
平日11:00-23:00
土日祝 9:00-21:00
火休 
※祝日と重なった場合は営業・その他臨時休業もあります

三重県四日市市三ツ谷東町7-12
(国道1号線・金場町交差点アップル角曲がり、サークルK角入り左スグ)

通りから一本入るため、夜は真っ暗で迷子になりやすいですが、サークルKを曲がって2軒目の左奥になります。
向かいの谷口設備さん右ヨコにUNO駐車場10台アリ。
ここも真っ暗ですが目を凝らせばカンバンがあります。

UNO前は広い駐車場ですが、敷地ぜんぶがUNO専用ではなく、手前一部のみ駐車利用可能です。
どうぞご注意下さい。

http://www.climbinghomeuno.com/

登録料:大人1000円 中学生以下500円
利用料:大人平日3時間1800円~(一日利用プランもあります)
回数券・フリーパス・ファミリーパック・キッズ教室あり

動きやすい服装で靴下さえ履いていれば、レンタルシューズですぐに60分のお試しが出来ます。
この「体験パック」は登録料&レンタルシューズ&次回割引クーポン付きのお得パック。
ほんの、2,000円ポッキリでございます。

小学生以下の「キッズ教室」は45分でなんと400円。
体育館シューズ持参だとレンタルシューズ代はかかりません。
d0182119_071214.jpg

クライミングはひじょうにシンプルなスポーツです。
UNO開店に向けて、かなり多くのお問い合わせを頂いております。

登ったことのないわたしも、これを機に初登りをするかどうか。
わたしを登らせることが出来たなら、UNOも本物でしょう。

明日OPENします。

みなさまお気軽にどうぞ。
[PR]

by kerokikaku | 2015-10-14 23:50 | クライミングホームUNO | Comments(4)
2015年 10月 13日
クライミングホームUNOの壁ー17
UNO正面はガラス戸。
そこにヒトガタとホールドをつけようということになる。

イメージはこれ。
d0182119_8555823.jpg

でも現状はまだまっさら。

これの仕込みに入る。
d0182119_850114.jpg

といっても丸々っとカットするだけ。
わたしくらいになっちゃうと朝飯前だったりする。

これらひとつひとつをヒトガタにしようと提案し、もしそれが採用されていたかと思うと、ぞっとする。

これもまたきれいだな。
d0182119_8504496.jpg

あと、忘れてはいけないのが、パンフレット500枚分の訂正シール。
印刷できてくる前から、貼ることがわかっているなんて。
d0182119_851484.jpg

ああ、やだやだ。
南無三。

あと、こんなの作っているから、日の暮れるの早いんだな、きっと。
d0182119_8511892.jpg


で、UNO。

何の因果か高跳びふたたび。
あさってOPENって本当ですか。
d0182119_851401.jpg

外周りのライトが設置されておらず、もはや設置する時間もなさそうで、わたしは知っているので迷わないが、初めての人にとってはどうなの。
と、夏から言い続けて早や3か月。
d0182119_8515073.jpg

諸事情により、ケモノ道のように周囲は真っ暗ですが、皆様におかれましては、なにとぞ場所をかぎ分けてお越し頂きたく、おかげさまであさってOPENです。

さすがに結構出来ていてご立派風。
d0182119_8524096.jpg

というか、10/15にOPENですから。
出来てないとまずいとも言う。

なのに、まさかの、ホールド、再セット中。
d0182119_8531764.jpg

とりあえずそっとしておき、自分の作業をすすめる。

これとか、あれを
d0182119_8534361.jpg

なにして、あれする。
d0182119_8535993.jpg

仮貼りしたが、多すぎて気持ち悪そうなので、適宜間引くことにする。
d0182119_8542920.jpg

プレゼンに近いモノ、できた。
d0182119_855391.jpg

透けてきれいだな。
d0182119_8551768.jpg

そしてこれ。
d0182119_913664.jpg

見えるかな。
d0182119_915314.jpg

目がつぶれそうな極小ポイントカード用のはんこ。
d0182119_921090.jpg

スペースの関係上、この大きさにしたかった。
d0182119_932869.jpg

ミニミニすぎて紛失しではいけない、と紐を仕込む。
こんなことをしているから、朝になるんだな。
d0182119_910989.jpg

出来上がっているのか、どうなのか、まだ怪しいUNO。

まあでも、よくぞここまで、とも言う。

怪しすぎて、尋ねるのに勇気がいりすぎて、やっとの思いで聞く。
この3か月、身内の誰もが知りたくて、身内の誰もが恐ろしくて聞けなかったこの一言。

「ほんとにあさってOPENできるの?」
d0182119_972543.jpg

オーナーと青空君にお尋ねしたところ

「なんとかなるやろ。いや、なんとかする」

と笑顔でおっしゃっておりました。
[PR]

by kerokikaku | 2015-10-13 23:46 | クライミングホームUNO | Comments(2)
2015年 10月 13日
クライミングホームUNOの壁ー16
UNOオリジナルTシャツを作る。
スタッフ分と、この度お世話になった方々へ開店内祝として50枚。
d0182119_2315933.jpg

まずヒトガタを50人切りした。
d0182119_2332720.jpg

やらなくていいのに大中小3サイズつくる。
d0182119_23402.jpg

アクセントととして別布パッチをつけるため、それらをシルクスクリーン印刷。

この時点でキッチュさ盛り盛り。
ディスコクラシックであがる。
d0182119_2361612.jpg

それにラメペイントを加えてメガMAX盛り。
さらにあがる。
d0182119_237048.jpg

次は、ヒトガタをほいさはいさと配置し、アイロンして接着。
5人に1人は何かが起こり、じっとり冷汗が出る。
d0182119_235020.jpg

じゅうぶん達成感があるが、誰が決めたかまだ先がある。
d0182119_2442823.jpg

ロゴ、URL、どちらかを1つずつシルク印刷。
3枚に1枚は何かが起こって、泣く。

なにごともその場で端折るとあとで倍返し、と悟った大和田部長の部下。

プリント色も文字サイズもそれぞれ変えたため、おとろちく手間がかかる。
d0182119_2375279.jpg

その間、別布パッチを「どれにしよっかなー」と組み合わせつつ、二度と心変わりしないようファイナルセットしておく。
d0182119_239191.jpg

えっさほいさ、と刷ったりアイロンしたり乾かしたり。
一日で終わらないので、複数平行、油絵的作業。

シェフの気まぐれにつき、ヒトガタが肩にあったり裾にあったり、前もうしろも、規格なし。
d0182119_2405660.jpg

シルク印刷、さいごの1枚はついぞメッシュの目が詰まり、内角ぎりぎりアウト気味のセーフ。
私好みすぎるハードコア仕様になったため、青空君用にしておく。
d0182119_2434274.jpg

ちなみに、UNOのアドレスを検索していただいてもまだ工事中です。
たぶん年内は動かないな。
FACEBOOKページは稼働中につき、そちらをご覧下さい。

続いて、別布パッチをカタチに切り抜き、ミシンがけ。
もちろん糸も、変えとるでよ。
d0182119_2593289.jpg

ようやく山頂が見えてきた。
d0182119_30249.jpg

最後の仕上げをし、整えて、最終パッキング。
d0182119_2592076.jpg

テクニカルな問題は少々あったが、かなりエッジで攻め込んだオリジナルTが出来たんじゃないかと、窓を開けて南の空に叫んでみるが、特に反応がない。

Tシャツイベントもしたし、Tシャツloverではあるが、まさか自分がTシャツ屋になるとは。
世界はワンダーすぎる。
d0182119_342726.jpg

あら、UNOのオープン日に行けばもらえるのかしら、などと。
おっと奥さん、ご冗談を。
d0182119_324544.jpg

あら、うちはいただけなかったってことは、お世話をしてないって意味かしら、などと。
モノじゃなく気持ちで感謝してると思います、たぶんUNOさんは。

大人事情による優待Tシャツってことで何卒ご容赦を。

ちょっとした苦労話と、いいの出来たという、ただの小話だと思ってもらえばよかろうもん。

ははーん、この方はもらったんだなとか。この方はまだなんだなとか。
様子見ついでに登りに来て下さい。
お得な体験パックもございます。

って、もしTシャツが欲しい人が出てきたとしら、それはUNOの誉れなこと。

さあ、つぎは印刷物やPOP関係、やっつけないと。

やっとこの文字を切り抜く日が来た。
d0182119_395438.jpg

2015年10月15日(木)OPENという話です。

あ、あさって。
[PR]

by kerokikaku | 2015-10-13 15:53 | クライミングホームUNO | Comments(0)
2015年 10月 13日
騒動一周年記念会合 その3
実を言うと、結局のところ、どちら様なのかはわかっていない。

が、どうやら話をしていた「ガス窯」やら「設備」やらをお願いする方らしい。
田中紺屋がひいきにしている、便利な町の工事屋さんというところか。

なんというタイミングだろう。
まさに今、御大も我々TGも、心からこの方に会いたかったのだよ。

草むらに分け入る彼ら。
d0182119_22112052.jpg

その先に何かがあるとは気づかなかった。
d0182119_22115857.jpg

屋外にも奥の院があったとは。
田中紺屋の懐の深さ、恐るべし。
d0182119_22155865.jpg

まあゴージャスなこと。
わたしが最初に住んだアパートの広さ程ある、立派なオガクズ保管小屋だった。
玉ねぎもね。

奥にドラム缶が2つある。
「こいつをぶった切って、窯にしたい」と伝えていた。
d0182119_22122273.jpg

工事屋さんは「大きな鍋の設置」を想像していたらしく「ドラム缶となると、業務用のガス台になりますね」とおっしゃる。

ええ、ひじょうに業務用です。
d0182119_23211335.jpg

外野の身分として、いいあんばいに合いの手をいれつつ、なにとぞよしなにお願いする。

彼こそ私たちのことを、は?誰?と思ったことだろう。
d0182119_22263957.jpg

精錬窯が出来るとなれば、きっと気も晴れるだろう。
あとは極秘ルートなりで藍を独自入手し、つづきの染めをやらないと。
d0182119_23212593.jpg

仕事をしないと、あっさり寝込むタチのようだ。
御大の生命にかかわってくる。
d0182119_22261929.jpg

やれやれ。

寝ても藍、起きても藍。
イチから十まで藍のことしか考えていない。

「寒いですね」といえば「寒くて藍がどうの」。
「降りますね」といえば「布が乾かなくてどうの」。
「天気ですね」といえば「朝干したのが昼までに乾いた」だの。

考えてみるとこの一年、御大とは藍染め以外の話をしたことがない。
完全に愛染様に首根っこをつかまれ、心底愛されちゃったらしい。

カタバミもまたやろうとしてたんだね。
d0182119_22381410.jpg

イキのいい麻生地は残り数反。
往時の田中昭夫応援団だった小磯象牙店さんが、田中さんのために韓国で手配してくれたもの。
このレベルの良布は、今や手に入れるのは困難という。
d0182119_22433346.jpg

この反物が田中染布になるのは来年だろうか。

染めムラの話の時に「藍はまだ分からない。まだまだ勉強だなあ」と言っていた。
d0182119_22443079.jpg

正藍型染をやりつくしてやりつくして引退という、田中昭夫80歳、本日の御言葉。
d0182119_23214094.jpg

ひとしきりし、お開きになった。

帰り際、また外まで見送ってくれた。

もちろん手を振るわけではない。
声もあげない。
ただ立っている。
d0182119_22482334.jpg

笑っちゃうくらい、振り返っても振り返っても、まだ立っていた。
d0182119_22492351.jpg

みなさまもご期待であろう「田中昭夫の新作染布」につきまして。

まだなんとも。
このような状況です。

ご紹介できるのはいつとは言えませんが、今年中はなさそうです。

かたずを飲みつつ、決して追い立てることなく、御大が「できたよ」という日を待ちたいと思います。
[PR]

by kerokikaku | 2015-10-13 08:12 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(2)