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2016年 05月 30日
川口5月田中学校 奥の院その3
この春、田中紺屋(屋号紺定)が手がけた帯地。
いわゆるひとつの「紺定コレクション・2016新作」ってやつだ。

湯のしも終わっていた。
サイズをチェックしつつ、仕上がりを確認する。
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昨年の青山頒布会には、田中昭夫のアーカイブ布を出した。
新作ではなく、何十年も作りためてきた染布をご紹介する機会だった。

作った時期も長年に渡りの様々。
田中昭夫50代前後、威勢のいいバリバリ時代の染めを多く出した。
ザ・田中紺屋の型染。
パキっとした、力強い仕事だ。

いま御大は81歳。
やり方は変わらないが、老いてこそうまれる仕事のやわらかさが出てきた。

このテッセン。
以前とは違う柔らか味とやさしさが感じられる。
それでもすきっとしたザ・田中紺屋の仕事に変わりはない。
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同じ柄ですか?
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オレは同じのは好きじゃないって。
違うのがやりたいんだって。

ははーっと伏せる。
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例えば、同じデザインでも柄の大小違いで作る。
わりとこういうの、多いです。
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分かっちゃいるけど、念のため、聞いてみよう。

「小さく型を彫るときって、図案はどうやって縮小するんですか?」 

「その柄は幾何学だから簡単だよ」

縮小コピーとか、ない時代からやっていること。
コピー機があっても、御大、使えないしね。
きっと手作業で小さくするんだろうけど「簡単だ」ってことは、なにか秘策があるのかもしれない。

「コピー縮小ですか?」と恐る恐る尋ねる。

すると「升目で寸法測ってさ、、」と返ってきた。

みなまで聞かずとも、やっぱりアナログだった。だよね。
聞いたこちらが野暮でした。

御大談、「簡単」。
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最初から生地に穴が空いていたので
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型を2種類つけて、切ってハギレ用にと、妙に気の利いた仕事もしていた。
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ざっくり麻無地もいくつか。
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ところで「きものと装い 1978年」。
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米沢の上杉神社蔵・上杉景勝の鎧下の画像が載っていた。
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青山頒布会でもパネル展示したが、もう一度。
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右の写真、これだけを見てレプリカを制作した。
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オレ、ほんものの布、見ていないんだ。
写真だけで作った、って。
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少し残したハギレは、米袋の裏地に使ってあった。
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どんだけの米袋かよ、という前に、写真だけ見て同じ染めを作るって。
ねえ。
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縄もオレが綯ったんだって。
この米袋のヒモ。
へえええ。
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とにかく御大は、藍だの染めだのになると、話が止まらない。
興味のない話には、居眠りをする(昼ごはん時、違う話をしたら、寝た!)。
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日も暮れかかる。
川口詣、5月の田中学校は終わり。

こっちが帰らないと話が止まらなくて、あとで御大が疲れちゃう。

パンドラ箱については次にする。
腕まくりして、また定期訪問し、状況をお伝えします。
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なんとなく、来年の春が見えてきた。
御大もそのつもりで動いてくれている。

とにかく調子よく、いい染め仕事を、お元気で、と。
祈る思いで川口をあとにした。

ま、雨や曇天に行ったほうが、紺屋的にはいいのかな。
なんつって。
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by kerokikaku | 2016-05-30 17:23 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2016年 05月 29日
川口5月田中学校 奥の院その2
板場の奥にごっちゃり置かれた段ボール群。

染め損じ布や、使わない白生地や、不要と思われる素材置き場と認知している。
じっさい、上から見えていたものはそんなのばっか。
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かつて我々は、田中紺屋のすみずみを捜索し、あまたの染布を救出してきた。

御大からの信用が現在の半分しか得ていなかった頃につき、家探し強盗まがいであった。

「もうないよ」という御大の言葉を「はいはい」とまるで信用せず、勇気を持って田中紺屋の森に分け入った。
奥の院と呼ぶ押し入れや、板場の裏を探すこと数度(というか毎度)。

これもあった、あれもあったと、お宝布を救い出し、昨年青山での頒布会に出展した。
着物は着ないけどハギレは欲しいという皆様の熱いニーズにお応えできた。

着尺と帯地をメインとするならば、ハギレはそれに次ぐサブメインだった。

「もうなんにもないよね」と何度も確認した。
根こそぎ救出済み。

の、つもりだった。


糸の下、段ボール箱の中に怪しい布が見えた。

あ、田中さん、すみません、ちょっと、どいてもらっていいですか。
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なにこれ、出てきたじゃない。
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そこのけ、そこのけ。
ちょっとぉー。
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あるじゃーーーーーーーん!
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それは半纏のウラに使ったやつだな。
袋物のウラ用に切ったやつで、どうしようもないよ。
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ぜんぜんどうしようもなく、あ・り・ま・せ・ん・っ!
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鳶職人半纏の襟部分。
こんな仕事もしていたんだね。
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きゃー!ラブリーな水玉。
見たことない柄。
ぜったい今では作れない、貴重な広幅じゃない!
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なんでここにあるの!

広幅を地白にし、色差し、藍濃淡で、すっきり仕上げるのは至難のわざ。
裏が藍一色に染まっているので、表裏のコントラストがたまらない。
どうしてここに寝かしているのかを、ご説明いただきたい。
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そうだっけと、すっとぼける御大。

薄藍をかけた水玉もあるし!
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唐草花の広幅も出現し、問い詰めると「これは柄がよくないと思って(御大の主観です)出さなかった」と弁明が入る。

よくなくなくない。
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薄手綿の広幅も出た。
手ぬぐいにいいんだ、と聞こえ、思わず声を荒げてしまう。

何が悲しくてアナタ、わざわざ難儀な広幅に染めて、手ぬぐいに切り分けるんですかぁああああ。
アタマ痛すぎ。
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「なんにもない」はずのパンドラ箱には、数十年眠りっぱなしのお宝布が、まだあるとみた。

わかりやすく言うと、いまのわたしは鼻血を無表情で垂らしているイメージですね。
おでこに縦筋を何本も入れながら。

武者震いする。

これ、今日ぜんぶ、やりきれない。
日をあらためて、どげんかせんといかん。

どげんかします。
お約束します。

みなさま各位。
ブルブル震えて、来るべき佳き日をお待ちいただきたい。

情勢が悪くなり、遠くへ逃げる御大。
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発掘された藍無地ハギレに、アイロンをしずしずとかけている。
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隣の板場に移る。

御大にとっては、こっちがメインなんで。
仕上げまで、まだヒト仕事しなくては。
いいも悪いも、終わったことには執着しない人である。
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着々と進めています。
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パンドラ開封で高まった心臓を鎮めるために、お茶でもいただこう。

戻る道すがら、庭に分け入る御大。
ベニバナが植わっていた場所だ。
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心臓によいとされるベニバナのおひたしをいただいたのは去年の5月だった。

昨年の青山頒布会に向けて。
訪問のたび、奥の院&パンドラ箱の出現に驚かされ、心臓がすっかり弱っていた我々に、おひたしをふるまってくれたことを思い出す。

今年はぜんぶダメになったという。
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1本しか育たなくてさ。
後生大事に添え木されたベニバナ1本。
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これじゃあ、心臓用のおひたしに足りない。

笑えない。

あとちょっと続きます。
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by kerokikaku | 2016-05-29 16:15 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2016年 05月 28日
川口5月田中学校 奥の院その1
きのうまで晴れ、明日も晴れ。
なのに川口を再訪する今日になると、いつだって雨。
もしくは泣き出しそうな曇天。
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控えめに考えても、誰かが雨女らしいが、確定するのは次へ回したい。

5月田中学校。
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やる気モードに火がついている、リバーマウスの御大こと、正藍型染師田中昭夫宅へ再訪。
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時々お伺いし、安否確認、動作確認がわたしの主な担当部署である。
お仕事に支障ないよう、かなり前から約束をとりつけている。
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ご存知、この1年半は紆余曲折がありました。

はじめ半年は名前も顔も覚えていただけず、無視とは言わないが意に介してもらえなかった。
ようやく「あ、どうも」と笑顔で迎えていただけるステージまで上がれたことを、光栄に思う昨今である。
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早めに着くと、囲炉裏に敷いたテーブルことコタツ板を拭いて準備中だった。
お変わりなく。
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徳島で求めて、縄をぐるぐるかけて運んだという、藍甕こと豪華傘立て。
無造作だが数寄者の証。
瓦は311の震災で落ちたもの。
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干し場の緑が深い。
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邪魔だからと、昨年ぶった切った桜の葉ももうもう。
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木っコロ、何ですかと聞くと「電柱」だと。
古い電柱を切って、上に御影石の台を置き、椅子にしていたのだという。
夏はひんやり気持ちよかったという、筋金入りの酔狂っぷり。
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御大は今、帯地用の長板中型染めで忙しい。
雨だの晴れだので、日々の動きが決まるのが紺屋である。

岡崎木綿生地を、例の給食窯で精錬、用布にし、徐々に進んでいた。
型付け、正藍染め途中が何本も干してあった。
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このかたまりに1反100mが2つ入っている。
とてもじゃないが持ち上げられない重さ。
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上に乗っている糸車らしき物体を発見する。
酔狂御大らしい逸品とみた。

「こ、これは?」と問いかけたが、このあとの小騒動によりタイミングを逸してしまう。
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下の畳まれた岡崎木綿、元の色はキナリ。
上の白い反が精錬済みの用布。

精錬するとここまで白くなり、ざっくりと良い糸味の用布に生まれ変わる。
布の精錬こそが染布作りに大事な作業だということ。
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機械織布だが、それぞれの反物の布巾に長短がある。
もちろん反物長いまま染めるわけでなく、帯用サイズに巾を切りそろえて、仕事が始まる。
縮率も考えて切るのが一苦労。
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岡崎木綿を注文するにあたり(と言っても30年は下らない)、希望通りになるまでに、糸から取り寄せ、何度も試作のやりとりをしたらしい。
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これがたいへんだったんだ、と糸をいじりはじめる御大。

キラリ。

ちょっと待った!
この段ボール、怪しすぎる。
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なんで今まで気づかなかったのか、我々!


続きます。
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by kerokikaku | 2016-05-28 20:35 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2016年 05月 26日
iseshima
TVも新聞も、ぜんぜんあれなんで。
注視しておりませんでしたが、街でポスターを見かけて、一気にあがる。

いきなり、こんな時ばかり、三重県出身者ということを誇りに思ったりしてみる。

でーらカッコいいポスターだったんですね。

三重県人は「でーら」は使いませんけど。
おとなりニャゴヤ県の言語ですけど。
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小学校の校長先生の名前がスミトさん。

サミットだかシュミットだかから付けたって話のお名前だったなと、余計な記憶がよみがえった。
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by kerokikaku | 2016-05-26 23:38 | ものすごくその他 | Comments(0)
2016年 05月 24日
5月下旬インフォ追加
GWを境に忌まわしいスギ花粉期を終え、これにて安泰、生きた心地と、爽やかな陽気を満喫していた。

使い途中のカシミヤタッチの高級ティシュを「来季用に」と押し入れに大事にしまう。
なかなかなせこさ。

するとどうだ。
先週末、時々刻々、急激に鼻環境がおかしくなった。
冗談みたいな爆発くしゃみと鼻水の大連発。

かんだらくしゃみ、かんだらくしゃみ。
しゃべることも難儀。

鼻下にメンタムを塗り、またかみ、また塗り、多忙極まりない。
涙も出る。

スギとは別花粉か、いよいよビョーキかと思ったら、ビョーキの方だった。
風邪ってやつ。

だからといって医者にかかったりパブロンを飲むアイデアを持ち合わせない。
何をするかというと、漢方&ユンケル頼み。
板藍根を流し込み、下から3番目位の価格帯のユンケルをふんだんに飲む荒業。

決して治らない。
が、歯止めは効く。
と信じている。

2日経ち、カシミヤタッチのティシュを再度しまうレベルに回復する。
湧き出るハナと格闘し、質量保存の法則を体感した。
ハナと代替えですごい量の水分を採る。

そして麦とホップが飲みたくないという異常事態。
基本的に休肝日は設けていないが、こうやって年数日の強制休肝でよしとしている。
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いけませんね。
こればかしのミニビョーキで、あらためて健康第一を思う。
年中季節の変わり目、みなさんもご自愛ください。

先月までハナダイコンの園だった廃屋が、いまはアジサイの園に変化中。
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おや、ここんちも相当だ。
破壊的な蔦と共に、どんな暮らしをされているのだろう。
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と思って玄関を見たら、お暮しになっていなかった。
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西別府 久幸展「群生」
2016/5/28(土)-6/4(土):FUURO(目白)


自然物を使用したオブジェを展示販売致します

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富田 有紀子 展
Yukiko TOMITA Solo Exhibition
2016/5/28(土)-6/11(土):GALLERY TSUBAKI(京橋)

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ヨミタ選手の美しい最新作。

DM作品のタイトルは「1008」。ある時より勘定して1008作目ってこと。

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海田曲巷 こころうた展
2016/5/28(土)-6/12(日):ギャラリー&カフェ草花舎(島根益田)

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茶杓師海田曲巷さんの、茶杓とあわせて版画の小品展。
茶杓の袋は上田晶子さん。

草花舎さんからのひとことに「縁ってスゴイ。ここに居て海田さんに会えるのですから」とあり、ごもっともと思う。
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by kerokikaku | 2016-05-24 19:22 | 毎月のインフォルマシ | Comments(0)
2016年 05月 21日
並ぶ
ときどきしかOPENしないパン屋tOki dOki。
その名の通り、数日前ギリに開店日がブログで公開され、ほんの時々OPENする。
トサカンムリフーズで活躍する三ちゃんの小さなパン屋さん。

どの駅からも近くない武蔵野エリアにある。
この界隈に過去8年間住んでいたため、慣れ親しんだいつもの町。
こんなとこにわざわざヒトが来るんか、とフシギだった。

御見それ御見それ大失礼。
tOki dOkiは、開店前から行列が出来る人気店だ。
ひとりで作っていることもあり、パンはすぐに売り切れる。

何度かチャレンジしたが、こちらジモティ、まいっかと。
行列にたじろぎ帰ったことしばしば。
遠方よりえんやこらの皆様方は、意地でも待つだろうロケーション。

きのう開店2時間後、ダメもとでtOki dOki前を通ってみた。
CLOSEだったら、SOLDだったら、のショックを和らげるため、通りすがり風で通る。

ひとりお客さんが帰るところ、しかし並んでない。
ケース上には、まさかのパン2個残あり。

イエス。
並ばずにラストの2個とも大人買い。
てか、これしか残ってない。
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ひさしぶりの三ちゃんパンに酔いしれる。
うまい。

今もって忘れられない、4年前に食べた三ちゃんの揚げパンを、今度も並ばずに頂きたいものだが、どうやろか。


都内某所、腹ペコで散策中のこと。

おや、ここは、前から気になっていた餃子屋、いまこそチャンス、入ってみよう。
並びの最前列で待つ。
これぐらいを待つ忍耐はあり。

目の前のカウンターにはうら若き女子2名。
まったりゆったり餃子定食を食べている。

この女子が食べ終わったら、わたしの番だ。
後ろには続々とヒトが並びはじめた。

この女子2名。
ハシを置いてはゆったりおしゃべり、夢のように上品に、小鳥のように小口に。
残して終わりかと思ったらまたハシを取る。
たいそう時間をかけたお召し上がり方。

またハシ、置いた。
またお口が止まった。
おしゃべりも、まろーり、ゆったり、まったり。

どーなってんだか。

行列組の熱視線を一切感じていない、ふてぇ奴ら。
理解に苦しむ。

「ねーちゃん達よう、ずいぶんのんびりしてんなー」
心でつぶやくが、声に出す勇気はむろんない。

女子達よりあとに入ったお客がとっくに食べ終えたっつう。
その後わたしはそちらの席に案内された。

けろオバちゃんは、あの女子どもの動向が気になって仕方がない。
行列組も店外で固唾を飲んで待っている。

ハシも皿も全て片付けられ、テーブルも拭かれた。
どうやら小鳥どもが食べ終わった様子。

お会計かと思った瞬間。

あろうことか、女子どもは追加のお水を所望した。

まじか、オラ。
飲むんか、オラ。

そして、まったりタイム再び。
アーメンやな、こりゃ。

しばらくして、片方がゆっくり伸びをした。
「もう君たちの前には何もないんだ」ってことが言いたい同志たちの念で溢れかえっているのに、まったく意に介さず、逆にすげー。

いよいよ、ようやく。
ほんとにようやく、会計に向かった。

念を送っていた我ら同志の、エアー拍手が聞こえた。
気がした。
わたしにだけかもしれん。

そんなこんなで。

もっちり厚手皮のたいへん美味な餃子であったが、それ以上の印象はどこかへ消えてしまった。
食べたような食べていないような。
はなまるだら丸亀だらで腹ごしらえをやり直したくなる。

京都知人宅での手作り本格餃子。
あれを食べ直さなくては気が済まないキブンで、おなかと胸がいっぱい。

後ろにヒトが並んでいると気が気でなく、慌てて口にかっこみ、味もわからず出てきてしまう自分の性分もロクでもないが、並んだヒトを気にせず安楽な性分も、完全にイカレテいる。

正しいオバちゃん道を歩んでいるかな、わたし。
上等だ。
オラ。

上野の若冲展が、入場5時間待ちだって。
だから言ったっしょ、上野は鬼門だって。

さんざん並んで中は黒山。
ヒトの頭のすき間から美術を観るのはこりごりだ。

三島のクートラス展はすてきだったな。
会場ででんぐり返りしても良さげな(ダメです)余裕があった。
集客的には思うところがあるだろうが、これぐらいが有難い。

と。
自分が今まで関わったイベント企画の諸々で、反省すべき点がチクチク思い当たる。
小声で深くお詫び申し上げてみたりして。


去年のきょう
、青山のDEE'S HALLで御大の正藍型染布頒布会をしてたっけ。

そんなことを思いながら歩いていると、TGこと田中ガールズの一員、工芸ライター田中敦子さんにぶち当たった。
けろも歩けば敦子に当たる。

敦子さんからも「去年のきょうだね」とご挨拶。
きょうと同じで、暑いくらいの天気でしたっけ。
来年のきょうはどうだろうね。

SUでの秋野ちひろ展。
最終日ラスト1日前で、さすがに並ぶことはなかった。
あたらしい解釈の作品群、チャーム。
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数点のこして完売だった。
オバちゃんは嬉しい。
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会期は明日1日残すのみ。
並ぶことなく、ほとんど売約なので、ある意味心穏やかに観られます。


並ぶほど来てほしいけれど、並ぶ、並ばせちゃうってこと、いろいろ思う。


そんで、このお宅。
無限の可能性を秘めている。
高ポテンシャル。
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ぜひとも刈りたて日に、あらためてお伺いしたい。
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それに並ぶ覚悟はある。
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by kerokikaku | 2016-05-21 19:55 | ものすごくその他 | Comments(0)
2016年 05月 19日
5月下旬のインフォルマシ
「金魚印はじめました」と、玄関先にきもちの上だけで貼り紙を出す。
年中はじめていて終わりはしないが、まあ今かなって。

三重県四日市市、大矢知地区の冷麦をはじめとする麺。
つるつるしこしこ。
冷麦だけでなく素麺もサイコーである。

「金魚印」は黄門様の印籠のような、お墨付きの印。
ただし何のお墨かは未確認。
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頭のかゆいことに「金魚印」と検索すると、けろ企画の研究レポートが出てきてしまう。
当方、個宅で食す専門であり、どうってことはございません。

で、結局どこのが美味しいの?という問いには、八方上目に気を遣いながら「金魚印ならどこも間違いない」と答える。
ここは胸を張って、自信を持って答える。

そして。

今年の冷麦はどこから取り寄せたかという問いがあった日には、ものすごーく小声で「前川さんちの」と答える。

何故なら。

厳密に言うと、前川さんちの冷麦は「金魚印」ではない。
金魚印推しの旗をぶんぶん振っているのに、そこを突っ込まれると非常につらいが、しょうがない。

でも人さまに差し上げたりのパッケージ威力は、金魚印のほうが、断然かわゆすなんだよなあ。
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でもしょうがない。

そういうことってあるよね。
やれやれ。

5月下旬は良い季節でもあり、各地でもりもり展覧会があります。
詳細はサイト等でご確認の上、日焼け止めを塗ってお出かけ下さい。

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蚤の市で見つけたもの 2016春
2016/5/14(土)-22(日):ギャラリーブリキ星(西荻窪)


全国の蚤の市で集めたもの約500点を、展示即売、随時補充いたします
日本の古陶磁、西洋の古陶磁、李朝の工藝、アジアの古民具、
職人の道具、鉄や木のジャンク

問い合わせは主催者大隅剛さんまで。
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十人十傘展 part 6+「セミオーダー会」
2016/5/21(土)-29(日):FUCHISO(外苑前)

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晴雨兼用のアフリカンバティック傘の即売もあるが、木の持ち手とボタンが選べるセミオーダー会も承りです。
折り畳み傘もあり。

「もう一度申し上げます」ってDMにあった念押しの一文を再度。
晴雨兼用傘、ね。

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ヒマラヤの空羽衣
真木千秋展
2016/5/21(土)-31(火):菜の花暮らしの道具店(小田原HaRuNe)

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真木千秋さんのお話会はサイトをチェキラ。

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かごとARTとワッツセレクト
2016/5/22(日)-26(火):ギャルリーワッツ(表参道)


絵になるかご、ガンガン使いたいかご、夏のかご、かごのようなもの、
かごと併せたい帽子、暮らしの中に取り入れたいリネンや小物、
好きなART……ワッツが気になるものを集めました。

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今週末5/19(木)-21(土)はワッツのフリーマーケット、ワッツマルシェが開催です。
同じくサイトでご確認を。

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The Fabric of Freedom
カディ展
C.P.Koo×TERAIcraftment×Tulla

2016/5/24(火)-30(月):SPIRAL Showcase(表参道)


インドの手紡ぎ手織り布・カディの心地よさを3つのブランドがそれぞれのかたちにしました。
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これからにちょうどいい、爽やかで涼しい「カディ」を感じられるイベント。
青山スパイラルの1F 入口横にて一週間限定SHOPです。

やんごとなき事情につき、最短速度で最高のパフォーマンスを目指すあまり、なぜかわたくし今、自宅の窓ガラスを使って、設営シミュレーション中だったりします。
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トライ&エラーのエラー多め。
やっぱウェット式よりドライ式の方がリスクが少ないな、とか。

けっこう、小技がいるんだぜ。

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大室桃生「パート・ド・ヴェールのシェード」
2016/5/24(火)-31(火):DEE'S HALL(表参道)


パート・ド・ヴェールの技法は光を通すと一段と深みを増して美しい。
大室さんの透明感ある色彩感覚と絵心の楽しさがシェードを通して
浮き彫りになります。今回は照明具を中心にした展覧会です。

モノクロームのモダンなシェード、小さな花に心躍るかわいいシェード、
大室さんのいろいろな感覚が楽しめます。部屋にひとつ下がるペンダント、
それとも棚の上にスタンド、明かりを想像しながら選んで下さい。

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日本の夏じたく
2016/5/26(木)-28(土):三渓園 鶴翔閣・白雲邸(横浜)

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毎年恒例、三渓園での「日本の夏じたく」展。
レベルの高さがすばらしい、ワークショップやイベント情報はサイトにて。
たくさんの企画で溢れております。

日本の、だが、kocariさんも出展ですよ。

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長野松本では5/28(土)29(日)の2日間、クラフトフェアまつもと2016が開催です。
わたしは結局かすっただけでちゃんと行けてないんだなあ。

イメージフォーラムでは「あめつちの日々」上映中。
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沖縄読谷村でやちむんを作っている野本周くんが修行した北窯、松田米司さんのドキュメンタリー。

一度だけ北窯はお邪魔したことがある。
その界隈も案内されたが、とろんとしたオジイが人間国宝だかなんとか文化財だった。
広くて青かった空を思い出す。
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by kerokikaku | 2016-05-19 10:16 | 毎月のインフォルマシ | Comments(0)
2016年 05月 18日
5月下旬のインフォルマシのつもりが上のもの取り棒のこと
上のものを取る棒。
上方のものを、取ったりかけたりするための如意棒のこと。

「すみません、あれ取ってください」とお店で頼むと、店員さんが店内の隅っこから取り出してくる棒。
正式名称はなんというのか。

一般家庭にはほぼ不要の品。
マジックハンドでは事が足りません。

始終この什器のことを考えているのだなあと、自身過去ログを苦い顔で読んだ。

このように100均のデッキブラシで何本か試作した。
試作ってことは本番もあるようだが、永遠の試作である。
そのくせ、頼まれもしないのに調子に乗って某有名店に納品までしておいた。

だが納得がいっていない。

先だって東松山の黒豆さんに伺った折、夢にまで見たオリジナル「上のもの取り棒」があった。
長さ、重さ、先っぽ具合、すべてが理想形。

黒豆さんのご主人は鉄工所屋さん。
家内発注により、てきとうな長い棒の先っぽに、てきとうなY字の金具が溶接してあった。
てきとうというのはテキトーでなく適当の意。

お誂え品にひどく羨望。
あたちも欲しい。

画像がないのでリアリティに欠けますね。
なぜなら冨キョン嬢の、ばかんでない、かばんでない、ポーチに忙しかった。

薄らいだ記憶を元に描いてみる。
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縮尺的に、先っぽY字はこの半分以下の大きさ。
ネジのような何かが溶接してある。

某KJSから「シャッターを上げ下げする棒が1本余っている」という情報を入手した。
昭和30年代は下らないヴィンテージ品、というかボロ。

元々あったシャッターひっかけの上にてきとうなU字部材を溶接してもらった。
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見た目はチョー可愛いのだが、たぶん少々不都合。
J字に修正依頼。
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これにより、用途にあわせて左右のひっかけを使い分けられる。

反対側の持ち手部分は安定保管できるよう加工済み。
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全体図。
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右は錫杖(しゃくじょう)。
お坊さんや仏像が持っているあれ。

いつだったか、悩み多い時分。
厄除けとしておもわず骨董屋で買ったもの。

「錫杖、買ったんだ」と知人に話したところ、骨董屋の店主とその知人が会った折「あんなものを買うヒトがいるなんてねえ」と話題になり、笑ったのだという。

「まさかそれってけろちゃん?まさか錫杖、買ったの?」と聞かれ、てへぺろだった。

ま、それはいいです。
厄は除けている。

さわるだけで錆がつくため、パーツクリーナーで洗い、ラッカーを拭いておく。
最高の陽気の日中なのに、夜作業とはこれいかに。
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下駄箱について、思うところがありつつも、早や15年。
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ともあれ、上のもの取り棒について、一旦決着した。
長すぎて持ち運びに不便だが、持ち運ぶのかという、そもそも論がある。

楽天なんかでそれ用の本物が安価で売ってるよ、というご意見はありがたくスルーします。
いま検索して、目の前真っ暗、ガックシだった。

そりゃそうだ。
いろんなお店に常設だもの。

ありもので作ったところに意義がある。

と思いたい。

2Fに干した洗濯物が1Fの屋根に落ちた時。
要するに「下のもの取り棒」としての動作も確認済みです。

ご披露するチャンスが今のところないのが残念だ。

長すぎたマクラのため、5月下旬インフォは先送りとします。
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by kerokikaku | 2016-05-18 19:57 | そこそこその他 | Comments(2)
2016年 05月 15日
三多摩の名店ふたつ
緑が濃い。
もうもうと緑むせぶ武蔵野。
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当方、最南端に属する練馬区民であるが、場合によっては23区在住を享受し、ときに三多摩組に入ることにしている。
本日は都合により三多摩入り。

武蔵小金井駅から歩いて5分。
タモさん垂涎の国分寺崖線沿いにある、青くて古い3階建て。
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中村文具店は、そう、もしも「懐かしい」をNGワードに指定したとしよう。
昭和生まれにはひとたまりもない名店。
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通りすがりのお散歩女子も入るが、遠路はるばる目指して来るマニアも多いという。
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現金、持っとるか?
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ああたいへん。
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ピンクレディはマストであった。
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ちなみにヒデキの下敷もありました。
ジュリーは発見できなかった。
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以前あった場所から移転し、駅近になりました。
商品もだが、什器も素晴らしい。
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センスが良すぎて目が回る。
緩急取り混ぜたリノベ具合もお見事だった。
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断裁器の後ろに見えるもの。
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わたし持ってるやん。
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結局GSS5で売らずに私物化したアレやん。
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おもてウラ両面開きで、小部屋のたくさんある筆箱を持っている子のヒエラルキーが高かったのは、今思えば理不尽だった。
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免許入れがたくさん。
財布に入れず、別持ちする習慣があったってこと?
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ふんでもわれないのは
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筆入れって、ああ。
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70'Sの香りただよう文具らしからぬこれは、スライド式消しゴム。
徹子風メイク。
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長居すると危険極まりないこちらは、堂々の土日のみOPENです。
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ギャラリースペースになる地下室もあり。
窓の外は墓地と言うシュールな立地。
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ほんわか昭和レトロ店に見えて、実はキレッキレのしつらえなのをビシビシ感じる。
鋭いお店です。


その後、クルマだと東八街道に降り、どんづまりをちょい行った先。
三多摩と言っておきながら、住所で言うところの北烏山。
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アクセスが不明すぎますが小田急バスで「北野水無」バス停真ん前です。
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THREE DAVID BOWIEs展。
井沢のぶ子さんのシルクスクリーン作品展。
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バイクやクルマの金属加工屋コーヘーマシーンのウィンドウで2016/6/6(月)まで。
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それは外から見るだけ。
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会期中の日曜は中まで入れる。
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その方面では誰もが一目置き、ひれ伏し、恐れ多くてモーゼの海割れのように道が開いちゃうくらいの腕っこきコーヘーマシーンさんの作業場をそっと拝見できる絶好の機会。

非常にザンネンなことに、わたくしにはその方面がとんとわからない。
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が、だたものではないであろうことは外観からして、そして中に入れば完全に分かる。
2Fロフト部分には追加2名のBOWIE様、鎮座。
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おっと、まさかの。
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BGMはBOWIEでなくYMO、しかもLPレコードという念の入りよう。
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しっかし、まあ。
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どうなっているのでしょうか。
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まったくもう。
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ここはステキなショップでもカフェでもなく
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たまたまBOWIEのシルクスクリーン展示もしていますが、金属加工屋さんです。
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まるでやるせない。
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このあと、5/22・5/29・6/5の日曜は、中村文具店とコーヘーマシーンでのTHREE BOWIEs展の両方とも行かれます。

が、公共交通機関で両方行こうってアクセスは、多少しんどいと思われます。
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by kerokikaku | 2016-05-15 22:48 | ものすごくその他 | Comments(0)
2016年 05月 14日
バとハとちょっとキとギ
たたたたいへん。
一週間のお待っとさんというか、キンキンのことは尊敬してたというか、うっかり更新しとりませんでした。

早いですね。
まさかの5月中旬。

お元気ですか?

年間でも数少ない幸せな気候ですよね。
ありがたいですね。

好天吉日とばかり冬用の羽毛布団を、むりくり家庭用洗濯機でガラガラしてみました。
たぶんだいじょうぶです。
毎年やってて、もう10数年ですし。
今日と明日で乾かして仕舞ってチョンです。
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さいきん、ツールと言うか世の中にアクセスするための巧みな方式がいろいろあるからかどうか、お気に入りに登録している先のブログの停滞がはなはだしい。

なんぼ開いても変わっていない。
もしくは内容の薄まり。
やる気が見えない。

拙ブログも御多分に漏れずだらしがない。
その他の方式を駆使していないのにも関わらず。
ひとのを批評するに値せず。

それでもわたしは彼らをやさしく見守っている。
なんでもサクサクやるコトやヒトにばかりついて行かない。
ゆっくりお見守りしとります。

と、油断していたら、彼らは別の方式でせっせとご活躍だったりする。
知らずに置いてけぼりになっていたと知った日は、あれまぁとなる。

いけませんね。

いいの。
とある信頼筋が、「おらあ、もう、スマホやめた、ツイッターやめた、FBやめた、インスタやめた。ガラケーに替えてブログだけにした」という発言を嬉しく思う。

化石化肯定。
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BAHAGIA UNDERWEARのブローシャー的なものを作ろうと、あーでもないこーでもないをやっていた。
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いちおう、印刷とかその手の類は、それなりにやってきている。
最初の就職先は印刷屋だったことだし。
PCなき時代ですけど。
写植の時代。

が、いつも仕上がりを見てクリビツテンギョーなのが、困ったものだ。

ルーチンを繰り返す業務内容ならラクなんですけど。
毎回なんでも初回なけろ企画。
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それなりに経験則は役に立つが、今回のこれについては初めてだったね、ばかり。

非常に幅広いスキルを求められており、そして応えられているのかどうかは知らない。
毎回が初回。

何がしかを依頼してくださる皆様の勇気に感服しております。

オリジナルTシャツを作る日が来るとはね。
ショーウィンドウのガラスのカッティングシールを作る日が来るとはね。
とあるブランディングを依頼される日が来るとはね。
インドネシア語翻訳サポートの日が来るとはね。
肌着を作る日が来るとはね。

今までもこれからも、けろ企画業務内容のご報告は逐一いたす程ではございません。
日々是地味也。
むしろきらいじゃない。

そこでBAHAGIA UNDERWEAR。
いわゆるひとつのバハーギアアンダーウェアのブローシャーについて。

あさいちクロネコ、あまりに暗い色目の仕上がり。
見て、倒れて、寝込んだ。
今朝の二度寝はこれのせいです。
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いつか川口の御大が、染めが気に入らなくてふて寝していたのを思い出す。
一緒にせんでくれという声はふんわりスルーする。

作り直し中です。
刷り直し。
印刷屋と掛け合った結果、負けた。
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この刷り直しは、いつかのけろ企画の糧になると信じる。

しかない。

にゅーん。
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BAHAGIAって、バハーギアって、アラハバキっぽい響きだと気づいたら、ちょっと嬉しかった。

バとハしか合ってないけど、いいんです。

気は心です。
わかんないけど。

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by kerokikaku | 2016-05-14 19:33 | ものすごくその他 | Comments(0)