2017年 03月 07日
若い衆とのコラボ品-2
金工作家:小原聖子

さいしょに届いたのはモビール。
真鍮+白漆&御大ハギレ。
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その後、聖子ちゃんのインスタにUPされたのがこちら。

思いがけないアプローチに、TG一同わぁっとなった。
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納品されて、もっと驚いたのは、クオリティとクオンティティ。

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ぜんぶ違った。
ぜんぶかわいかった。
そして、個々のボリュームもあった。

あまりのステキさで、聖子ちゃんがここにいたら、抱きしめたい。
丸めてあるものは、首にかけると長い1本。
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奇跡のコラボで幸せだ。

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服飾作家:クチル・ポホン 井上アコ

ちいさなハギレならアコちゃんが有効活用してくれるはず。
これらを渡してみた。
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味噌煮込みをすすりながら名古屋で見せてくれたサンプルがこれ。

化粧ポーチとして長物がギリギリ入る、あるようでないサイズ。
置くまで手の入るミラクルなデザインだ。
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そして最終納品分がこちら。

裏地づかいがにくい。
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これで全部につき、TGには先取り禁止令発布済み。

たまらないね。
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紙造形:宮下香代

紙・鉄・柿渋・墨などで造形物を想像する宮下さん。
最初に提案して頂いたモビールがこちら。
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その後、小箱も追加して下さった。
紙と布の密な出会い。

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製本家:都筑晶絵

ちいさなハギレを掌におさめられる、静かで美しい紙仕事をしてくれた。
名刺入れと蛇腹ノート。
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月日荘オリジナル

きものまわりのコラボは、月日荘オリジナルとして出展。
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名古屋帯や半巾帯、ラオス谷さんの絹と合わせた数寄屋袋など。
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みんな大好き「寿」柄は掛け軸になりました。
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救出した我々は、えらかった。
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広幅水玉×うす藍かわゆす、も帯になっていた。
続々と新作が仕上がっています。
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ぜひ月日荘のインスタグラムからご覧下さい。

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TGオリジナル

うす藍岡崎木綿。
巾はそのままに紐をつけて前掛けになった。
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柄と無地のはざま、そのまま使用の前掛け。
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クッションも生地巾を有効に作った。
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三つ編み絞り紐もつなぎ合わせてクッションに。
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ハギレやカット反はこうするといいですよ、という販促活動の一環だ。
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カディコットン、ゆらぎ麻葉の空色。
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端を縫い止め、大風呂敷になった。
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若い衆、みんな、ありがとう。

おかげでハギレは生きた。
新鮮なアイデアと解釈と手業で、こうも生まれ変わってほんとうにうれしいです。

月日荘展で、みなさまお手にとってご覧下さい。

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ひとつ、知ってほしいこと。

正藍型染師 田中昭夫82歳。
自分の型染布を、我々があれこれすることに、寛大だ。

ヘンだとか、文句とか、一切ない。
かなりポジティブに理解し、受け止めてくれる。

柿渋をかけられたり、裏づかいされたり、首飾りやかばんになったりに、むしろ興味がある。
ぐるぐるさわって眺めている。
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だからコラボが企画出来た。

もう少し若かったら、別のコラボが出来たかも。
いや、年を取って丸くなったことで、コラボを許してくれたのかも。
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いずれにせよ、間違いなく、ラストコラボ。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-07 16:28 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 03月 07日
若い衆とのコラボ品-1
柿渋染め作家:冨沢恭子

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ヒダヒダ縫いがポイントの「小籠包かばん」。
御大×TOMMYの贅沢なショーロンポー。
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発掘された、途中やりの「鳶の親方半纏」が元生地。

この松煙染ハギレに冨沢柿渋がかかった。

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冨沢さんは、ギャルリ百草展と会期がかぶるため、いまもって鋭意制作中の状況。

預けた田中染布はこちら。
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生地は仕込み済、と連絡があった。
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科布にはチクチクを入れ、柿渋。
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問答無用の特別待遇。
ほかの若い衆には他言無用。
スライディングセーフの前日納品とはこれいかに。

かたずを飲んで震えて待つ。

※3/7現在の仕上がり状況はこちら⇒
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洋服:
MITTAN

ざらりとした触感が涼しげな、広幅カディコットン。
ゆらぎ麻葉の型染ワンピースは、2枚重ねでも単体でも着られる。
内側は藍無地の麻。
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岡崎木綿広幅に空色の紗綾形。
内側はクレープ木綿晒。
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いつものMITTAN商品よりハンドルが長く、肩にも掛けられる特別仕様のバッグ。
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”型染”師の”絞り染”、岡崎木綿で。
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のれん用に作った帆布に藍×渋木。
「巴」は片面に。
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裏地は、絞りBAGも同じくMITTANの藍のペルーコットン。
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袴風パンツの菱花柄は、この布のみに使用の型紙。
あまりにも贅沢。
可能な限り柄が途切れないよう調整してあった。

上質の薄手カディコットン広幅に、花芯は藍取り、すっきりした濃藍で。

袴のようにポケットは付いていないが、しっかりと御大の布を感じていただける、とのこと。
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MITTANのインスタグラムでもご覧頂けます。

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洋服:奥田早織

数十年前に古民芸もりたで求めた江戸期の蚊帳の藍無地を、早織ちゃんへパス。
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すると貫頭衣のような、早織解釈の3枚が届いた。
肩が蚊帳、下はそれぞれ早織セレクト麻。

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中央のちいさなパーツは小原聖子の真鍮+白漆。
コラボ&コラボのTOPS。
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デニムのヒモパンツ。
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裾のみ正藍無地木綿。
ここまでムラなく濃く染めることの凄さ。

ウエストゴムパンツ。
まえうしろ、履き間違えOKな仕様。
薄藍かわゆすの裾と、広幅木綿の貴重なBIGチェック。
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チェックパンツの後ろ面、無地は2種類。

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TG布茶もレポートしてくれました。
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奥田早織さんのインスタグラムでもご覧頂けます。

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洋服:加藤希久代

好天のいまがチャンスと、すべてに洗いをかけてみた。
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干しながら、気分が上がってしょうがない。
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白梅をバックに、梅ちゃんシリーズ。
両端は岡崎木綿、真ん中はインドカディコットン。

たまらない。
わたしはこの3点セットが欲しい。
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2017年の初染め、薄藍かわゆす
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カディコットン&手紡茶綿、たっぷり贅沢なギャザーブラウス。
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パンツのストライプは左右それぞれ。
岡崎木綿の貴重な広幅を使いました。
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正藍無地との悩ましいリバーシブル。
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ハギレパーツをパッチワークしたラップスカート。
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もしかして
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両面いける。
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なんの衒いもなくみえるストライプ。
だからこそ、素材と染めがモノを言う。
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広幅に太い縞、藍取り濃淡、そしてこの生地。
春を飛ばして初夏の風が吹いた。

この手の上質なカディコットンは、いま手に入るのかどうか。
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続きます。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-07 14:04 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 03月 06日
七緒vol.49と月日荘ご近所MAP
そろそろみなさまの目の裏まで藍色になった頃だろう。
足の裏まで、どうかもう一声お付き合い下さい。


明日3/7は雑誌「七緒vol.49」発売日。
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P98-P103に「田中昭夫の藍仕事」が載っています。
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文は工芸ライター田中敦子(肩書がTG、笑)。

TGとの物語というより、田中紺屋の物語として、冷静に熱く書かれています。
御大の歩んできた、まっすぐな藍の道が垣間見れます。

あの日、カメラマンの撮ったポートレートが秀逸。
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七緒vol.49で、御大の表情をご確認下さい。
何とも言えない、いい顔です。

月日荘展にお越しの方も、来られない方もご一読を。
ちなみに限られた冊数ですが会場でも販売します。

そして。

行き帰りにごはんかお茶がしたい。
名古屋がはじめてでよくわからない。

そんなあなたのためだけに「月日荘ご近所MAP」を作りました。
作成は月日荘妹さん。
会場にてお持ち帰りください。
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来る前にどっか行きたい方へ。
これで見られます?
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未訪ながら「8.トップフルーツ八百文」のフルーツモーニングは、絶対のゼッタイ美味しい予感。
フルーツランチもあるって、どゆこと。

初にゃごやのみなさまには「3.山本屋本店」「17.まことや(金曜休)」で味噌煮込みうどんをおすすめします。
「すみませーん、半生で煮えてないみたいなんですけどー」って言わないように。

和菓子とカフェ「10.菓匠 花桔梗」は月日荘帰りに丁度よろしいかと。

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明日は「若い衆とのコラボ-1」と「-2」を一気にUPします。

これがまた、いいんだなあ。

震えるぜ。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-06 22:57 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(4)
2017年 03月 06日
若い衆とのコラボ品ー序
2016年5月、奥の院より発掘

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-06 18:49 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 03月 05日
リバマ事件簿ー了
田中紺屋の不測事態を見かねた黒幕は、播磨藍の村井さんとその知人の方から、急きょ蒅を分けてもらうことにした。
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「その人たち、誰だかわからないんだよなあ」
「ここに来たことあるっていうんだけどなあ」

村井さんも日々の推移を心配してくれていた。
自分の知らないところで、色んな方が気にしてくれている。

「オレは運がいい」
ボソっとつぶやいた。
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外に、素晴らしい色味のタオルが干してあった。

「甕に水を張る前にさ、中をきれいに拭き上げたんだ」
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この意味わかりますか?

朝早く起きて、藍が到着する前にひとりで再度さかさハシゴを立て、甕に入り、バスタオルで中を拭いたってこと。

ご厚意で分けて頂いたありがたい蒅を入れるのだ。
丁寧に、だいじに、仕込みたい。

ちなみに例の寒明け蒅は、20日経って青が出て来た。
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試し染め。
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少し青になりましたね。
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「まあそうかな」

「こんなもんじゃないんだけどな」
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お待ちかね。

播磨藍を受け取った黒幕のクルマがやってきた。
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蒅がすぐ沈むように、あえて乾いた一昨年の蒅を用意してくれていたとのこと。
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出来立てだった寒明け蒅とは、ずいぶん違い
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からりとして、タネもカラも混入していない。
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いよいよ田中紺屋の藍甕に「播磨藍」が入る。
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1俵の半分量を、大谷焼甕1ツに仕込む。
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フスマと石灰を投入。

辛くしないよう、注意深く。
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こんどこそ慎重に。

きちんと建つまで、「紺定」色のパキッとした濃い藍になるまで、待つ。
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ようやっと、田中紺屋の気が晴れた。
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ラストスパートに準備した、型付け済みの反物群。

これらは、藍がしっかり建ってから、ぼちぼちと染めていけばいい。
慌てた仕事はしない。
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さて。

我々TGが関わって「田中昭夫の染め布展」を行うのは、この月日荘展でほんとうに最後です。
まとまってご紹介できるのは終わり。

さいご、さいご、でTGは最後です。

ただし、この様子じゃ、田中御大はまだ染め続けます。
誰にも止められない。
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では、3月以降、徐々に染まった反物はどうなるのか。

どこで入手できるのか。

TGが、またどっかで「最後」展をやるのか。

「否。」

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この先はすべて名古屋月日荘取扱いとなります。

それだけは、決定しています。

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すでに3/10からの月日荘展分のパッキングは終わりました。
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力強くも愛らしい岡崎木綿の帯地。
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弁柄も入りました。
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月日荘好みのリクエストに応じた花柄、岡崎木綿帯地。
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やわらかく染まったカタバミやベニバナも。
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例の古い韓国手績手織麻の帯地は、あるだけ御免。

再度申し上げますが、生地がもう手に入りません。
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江戸期蚊帳に正藍無地染め反も出します。
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少しですが、カット反もあります。
ハギレセットも作りました。

そして「若い衆コラボ品」。
こちらの詳細は少々お待ち下さい。
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しめて大段ボール11個分。

来週金曜からの月日荘展にて。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-05 10:59 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(7)
2017年 03月 04日
リバマ事件簿ー2
※「3月上旬のインフォルマシ」は、諸般のリバマ事情で遅れている、もしくはすっ飛ばしにつきご容赦下さい。

年季エプロンのセット完了。
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オーマイ

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ガ。
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入った。
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はしご脚立を抜いて
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残った灰汁は、手酌ですくう。

これだけ深い大甕だってこと、お分かりいただけましたか。

わたし、今ようやく理解しました。
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バケツリレーの巻。

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誰か映像を撮ってくれまいか。

花咲か黒幕。
枯れ木に花を咲かせた、張本人。
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みるみる、リレーは続き
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すくい出し終了。

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灰汁の甕は空になりましたとさ。
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次に、仕込中の藍液を
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かき混ぜながら、ポンプで移動。
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いやー助かった、とも。
ありがとう、とも。

何らコメントもなく、つつがなく、当たり前のように完了。
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もしも地震が来て、空の甕が割れてはイケナイ。
火壺に火を入れたらなおのこと。

甕には必ず水を張っておく。
それが鉄則らしい。
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大仕事が終わった。
あとは、明日、黒幕が運んでくれる播磨藍の蒅を待つのみ。

阿波藍から播磨藍へ。

ブランドにはこだわりません。
きちんと建つ藍、だけを求めます。

一大転換。

愛染様、田中紺屋はなぜこうもジェットコースターなのですか。

お元気で何よりですが、周りの心臓がもちません。
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ひと仕事済んだことで、御大は一杯やっちゃいたい心境。

そうでしょうとも。

だが申し訳ない。
TG達は今、それどころじゃない。

「田中さんだけ飲んでいて下さい」
と、仕事の手を止める気配がない。
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は。
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いやいや、うちら、まだ飲めないんで。

しかもコレ、常温なんでしょ。
どうせなら、冷やしておいて下さいよ。

さっきまでの大甕もぐりとは別人。
とぼとぼ、ヨタヨタの82歳に戻ってしまった。

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播磨藍の村井さんに、電話しておこうね。

ありがたいよね、キチンとお礼を言わないとね。
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黒幕の指示により、ホットライン中。
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気の利いたお礼とか、そういうの、なんにも上手く言えない田中御大。

ぼそぼそ、もにょもにょ、口ごもりながら、やっと電話をした。

心なしか、感極まっていた。

捨てる藍あれば、拾う藍ありだな。
と、下手なたとえも言っていた。
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ひとつ別件朗報。

月日荘展に出す帯地は「岡崎木綿」が主の予定でした。
DMにもそう入れてあります。

じつは。

古い韓国の手績手織麻の帯地、10数反が出ることになりました。
「また出たか」と思われても仕方がないですが「また」なんです。

ああ、どの口が。

でも、

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「紺定」の濃い藍色、糊際すっきり。

素晴らしく上等の手績麻の帯地。
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見入ってしまう、綱部分の藍取り。
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2015年頃に染めたって、あの方が言うんです。
青山DEE'S HALL「最後の頒布会」の頃。

素材もいい。
染めもいい。
藍の色も、ものすごくいい。
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これらの反物は、あるだけ御免。

どうぞあしからず。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-04 10:29 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 03月 03日
リバマ事件簿ー1
月日荘展に出す、帯地反物のサイズを測り、数をチェック。

キモノ目当てではない方々向けの「若い衆コラボ品」については、是非あらためたい。

やつらの仕事に、震えたのなんの。
完全にやられたね。

値札書き、納品書、出荷準備をしていこう。
反物だけでなく、座布団カバーや卓布、ハギレセットもある。
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さいしょに仕込んだ大谷焼甕3ツは、2週かかってこんな調子。
少し青味が出てきたが、月日荘展は間に合わない。

建ったところで、元気な藍かどうか、まだ怪しい。
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ステンレス大甕に仕込んだ藍は、当分無理。
素人目にもダメさがわかる。

イチからの地獄出しは、余計に暇がかかる。
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測れど測れど、アルカリは高い。

前代未聞の「殻入り蒅」に慌てふためき、気が急いて、石灰やら灰汁やらを足しすぎた。
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気長に待つ覚悟は、全体合意済み。

しかし、自身でも藍建てをする、黒幕こと型染作家 津田千枝子。

不調な甕を覗いては意気消沈する年寄りを見で
「あまりにも不憫、ちゃんと建つ蒅を手配してあげたい」と言う。
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まあね。
出展する染布はじゅうぶんあるし、あとからゆっくりでいいね。

今度こそ余生だもんね。
だっておそらくこれが最後の藍建てだからね。

用務員のわたくしは、遅れ気味の事務作業に必死のパッチ。
やることなくボヤっとしている田中御大に、シール貼り作業を振り、お茶を濁すことで手一杯。
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今日はTG大集合のBIG DAY。
やる気マンマン、リバーマウスこと川口へ。

さあ一気呵成に、事務作業の大詰めだ。

やるよ。
じっと座って、落ち着いて、地道にやるよ。
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すると、色めきたった黒幕が、叫びながらやって来た。

「朗報、朗報! 播磨藍の村井さんが協力してくれるって!」

兵庫県西脇市で藍をつくっている村井さん。
2014年自宅紺屋展ツアーにもご参加下さり、京都美山ちいさな藍美術館と懇意と聞く。

拙ブログで、田中紺屋の藍がよくないことを知り、心配していてくれたらしい。

そこへ突如、あの黒幕からの電話が鳴ったわけだ。

ただし今季の播磨藍の蒅はすでに予約で終わっている。
そこで東京在住の知人に連絡し、田中紺屋へ分けてもらうよう、すぐさま手配してくれた。

その方もツアーの参加者だった。

村井さんの説明ですぐに事情を察知
一も二もなく快く応じてくれた。

明日にも黒幕が蒅を取りに出向き、田中紺屋へ運びこむ段取り。
あっぱれな連係プレーだ。

「田中さん、そういうわけだから、村井さんの播磨藍の蒅であたらしく仕込もうよ」
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先だってのステンレス大甕仕込みの時もそう。

なかなかの大仕事に、なんの躊躇もない。
藍のことで一切ためらわない。

それを見るにつけ、このヒトの素直すぎる藍一心に打たれてしまう。


で、二人でムシロを動かして、何が始まっちゃうわけ?
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大谷焼甕3ツは仕込み中。
奥の1ツは灰汁が入っているので、場所を空けたい。

ただし、奥に仕込むと染め仕事がやりにくい。
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そこで仕込中③を奥に移動。

空にしてから、ココに播磨藍を仕込む。
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と、いうことをアッと言う間に相談し、さっくり行動に移していた。
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すっかりおなじみ。
この半月で3回目の出動、吸出しポンプ。

手元スイッチのない、コンセントを差したら即吸いのレトロポンプ。
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あっちゅう間に、ハイ、吸水。
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吸いきれなかった残り灰汁は、どうするのか。

てか、この逆さ脚立の意味は何ぞや。
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脱いだ。
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年季な防水エプロン2枚。
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前に付けて
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後ろにも付けた。
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ちなみにお伝えしておきますと。

こちらの82歳。
外出時は杖をついております。
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しょっちゅうひっ転び、あっちこちに絆創膏を貼っております。
ものすごく、歩みがヨタヨタです。

藍仕事に対する素早い動きを見ると、信じがたいですが本当です。
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きょうこそ事務作業の佳境って。
全員参加のBIG DAYって。

ぽかーん。
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続きますけど。

大丈夫でしょうか。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-03 00:43 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 03月 02日
リバマ事件簿-序
月日荘展まであと1週間。

藍はやっぱり、建たない。
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それについては忘れよう。
終わってからでいい。

甕場に入るのも遠慮する。
だって、どうしようもない。

出荷に向け、事務仕事が佳境だ。
反物サイズ計測やコラボ品チェックで忙しい。
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月日荘さんも来てくれた。

タグ書きしたり、数えたり。
やれどもやれども終わらない。

「よくもまあ、こんなに染めたよね」

邪気のまったくない「紺定」染布を触っていると、すべての大騒ぎがチャラな気分になる。

この御大、無心でひたすら染めているだけ。
台風の目、の星の下に生まれたらしい。


さあ我々は、落ち着いて、間違いのない、丁寧な事務にいそしもう。

いそしみたい。

のに。

のに。

のに。

のにのに。

あの紺屋が卸さない。
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あわわ。

おじいが、また何か始めてる。
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続きます。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-02 10:19 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 02月 26日
ただいまの藍状況と、コラボ品チラ見せ
もろもろ、いろいろ、ありました。

昨年秋からのこと。

→「月日荘展、決定」
→「どんどん染めたいのに藍が薄い」

→「寒明け蒅を待つ」
→「待てど暮らせど来ない」
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→「イライラMAX」
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→「やっと届いた」
→「すぐさま仕込む」
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→「ヘンなカスが浮く」
→「辛抱限界」
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→「ついに、ステンレス大甕にも仕込む」
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→「藍が建った」
→「ギリギリセーフ、月日荘展に間に合う」

以上、感動的で優秀なシナリオ。
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のはずが、最後2項は、夢となる予感。

→ 「藍が建った」 →「藍が建たない」
→ 「ギリギリセーフ、月日荘展に間に合う」 →「慌てず騒がず、うまく建った段階で、紺定らしい渾身の染めをする」
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に、差替えをお願いします。


あの藍の種の殻が、どのように沈むか実験してみた。
茎もけっこう混じっている。
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3日後も浮いていた。
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おかしい、おかしいと、藍液を混ぜながら弱り切っている。

「こんなに赤くちゃダメだ、青くならないんだ」
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見かねた黒幕が来訪し、アルカリ度数を測る。
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大谷焼甕3ツ、ステンレス大甕1ツ、計4甕。
どれもこれも高すぎる。
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試し染め。
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いくらなんでも、ありえない。
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ぜったい早まらないよう、重々言い聞かせる。
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藍こそすべて。
藍だけが生きがい。

もっともっと、染めたい。
正藍型染師 田中昭夫、ウソのない、ただいまの心境です。


御大を筆頭に、みなさまどうか、気をお確かに。

月日荘展用の帯地反物、すでに50本以上ございます。
切売りカット反もご用意しています。

足りないわけではありません。
むしろ多い位です。

そして、若い衆コラボ品が続々と仕上がっていることもお忘れなく。
でらごっつ、イイんです。

月日荘展まで、随時チラ見せして参ります。


まず、服飾作家クチル・ポホン井上アコちゃんのポーチが追加されました。

ウラ地の使い方がクチルポホン。
ふたつと同じ組み合わせがなく、ニクさ満点。
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金工作家小原聖子ちゃんのアクセサリー。
布に目のない、聖子ちゃんらしいあしらい方にドキっとする。
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紙造形の宮下香代さん、モビール作品だけでなく小箱も追加してくれました。
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ちんぴはぴんち。

ピンチはパンチ。


リバマ is 不安タスティック。

リバーマウスの中心で、藍を叫ぶのも、あと10日とちょい。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-26 22:35 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(3)
2017年 02月 24日
ロソドソ
不穏なときこそ効く、気抜け案件。

理容ロンドンの駐車場はどこか、探すが見当たらない。
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ロソドソならあった。
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いいね! 35件とか、目指す。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-24 19:53 | ものすごくその他 | Comments(2)
2017年 02月 23日
叱られて、建てて、飲んで、金太郎-2
まず、甕底にすこし残った澱を吸って、キレイにするのが先だ。

水で薄めてポンプで吸いだしたい。

ヤール巾&インド120cm広巾用のステン甕。
いま染めたいのは帯地小幅、半分の水量で十分。

柄杓を立てて、この深さ。
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「よくこんなこと、やってきたよね」

「うん」
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あのポンプが出動。

重いのなんの。
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キレイになったので、本番の水を注入。

この甕だもの、たまるまで時間がかかる。
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わっせわっせ、走り出した。
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甕を温めたい。

火壺におが屑を、はい、入れて。
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甕もデカいが、火壺もデカい。

おが屑、しめて3袋。
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火を投入。

何年ぶりかで、ステンレス甕の火壺に火が入った。
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ステンレスの特大特注藍甕の設置も、御大がひとりでやった。
地面を深く掘り下げ、火壺にする周りをブロックで固め、横に3ツの甕を並べてある。

この甕で建てるのは、それこそ最後だろう。
緊急事態の、さらに特例だ。
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落ちれば、水没か火あぶり。

もはやわたしの足元も立場も危ない。
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ワイルド作業のあとは、こぼれたおが屑をしずしずとキレイにする。

仕事は緩急。
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バケツですくいながら、一俵まるごと蒅投入。
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フスマも2升投入。
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石灰も投入。
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雪景色。
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オレオMIX。
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深いので、動作もゆっくり。

蒅が水になじむように、確実に混ぜ込んでいく。
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先だっての3ツの大甕は「誘い出し」で仕込んだ。

今回のステン甕は、まっさらから。
これが世に言う地獄出し。
※藍建てテクニカル部分にご興味の方はこちらから→ 
季刊「染織と生活」第10号 94ページ


どちらか上手く建った藍で、染める。
「紺定」の藍になってから、染める。

勇み足はご法度、ぜったいダメ。
あの反物群には、しばらく待っていてもらう。


あっちもこっちも、火壺から煙。
紺屋らしいにおいでいっぱいになった。
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「ああくたびれた」

椅子にストンと座ったすきに、布茶が混ぜ棒を持つ。

この長さと浮力と蒅の重さで、バランスのとりにくい代物。
力仕事なのだと、よくわかる。
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半分量の予定が、8割っぽいが黙っておいた。


急な大仕事が終わった。

しばらく待つのは同じだが、ずいぶん気も晴れただろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昼もとうに過ぎた。

近所の定食屋へ。
大騒ぎで、おなかがペコペコだ。


隣でひとり、こっそり何かを注文するヒト有り。

うちらに、何の断りもなし。
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これだもんなあ。
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やれやれ。
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引退宣言した2014年秋のこと。
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立派な精練窯も、役所に煙の文句を言われ、イヤになって捨てた。
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川にせりだした桜の木。
ついでにとがめられ、勢いでぶった切った。
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その桜が、芽吹きはじめた。
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今日、ひとつ咲いていた。
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御寵愛のバラは、まだ。
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いや、咲いていた。
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黒幕が帰り、座敷で事務作業にいそしんでいる時。

「これも出したらいいよね」
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って、どの口が言うのか。

何度尋ねても「もうない」って。
「これ以上探しても、昔の染めはもうないよ」って。

百万遍のやりとり攻防の末、また出たんか。

ひゃー。
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酔狂に作ったという、こども用の腹掛け。

「金」と「宝」のリバーシブル。
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いくら若い衆でも、サイズ小さめ。
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濃藍くっきり、上等の木綿生地。
キレッキレのみごとな糊際。

まごうことなき「紺定」仕事だった。
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さらに詰め寄る。

「もうないよ」と、逃げた。
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誰が信じるものか。


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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-23 14:28 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 02月 22日
叱られて、建てて、飲んで、金太郎-1
寒明け蒅のツブツブ事案もあり、ただただ焦る、田中紺屋。
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月日荘展まであと2週間。

藍の色は悪くないが、建つにはまだかかる。
一週間か十日か、どうか。

待つしかない。
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ひまにさせてはいけないという、TG心。
展示に使えそうなカゴを「洗っといてください」と宿題を出しておいた。

次に来ると、ちゃんと洗ってあった。
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洗い方は豪儀。

あの精練窯で湯を炊き、ぶっこんで洗ったそうだ。
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持ち手のこわれたところは、ワイルドに継いで
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リボンで隠しておいた、って。
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かわい子ちゃんですね、と答えておく。
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本日は遠路真鶴よりTG布茶もヘルプに来た。

「こんなに終わっていたんですね」

今や遅しと、山になった型付け済み反物。
ネズミ害避難のため、オンジの部屋に寝かせている。
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先に薄藍染めし、糊を置き直し、さらに染める反物は、田中紺屋の新骨頂「幾何学紋」だ。

藍染の不変意匠は唐草文様だが、このあたりの大胆柄は「紺定」オリジナル。
同じように見えて、違う型で2反。
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布茶の首元が気になる。
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薄藍かわゆす「大」だ。

先取りゲットではなく、モニター使用の一環だろう、きっと。
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「あのさ」と、もじもじしている。

「オレの感じじゃ、いま建ててる藍は、待っても濃くならないと思うんだよね。だからさ、もう染めちゃっていいよね」
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何を言い出す、この御大。

あれほど黒幕から「慌てた仕事をしないよう」念押しされたのに、この発言。

「間に合わせたいのはわかるけど、それをしちゃダメですよ、黒幕に叱られますよ」

すると、なまくら返事で藍をかき混ぜだした。
我々さえいなければ、反物をいますぐ放り込みたい。
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奇跡のタイミング到来。
あらわれたのは、我らが黒幕こと、型染作家 津田千枝子だった。

「藍の調子はどう?建ってる?」
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ハギレを藍につけた。
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だめよ、まだ建ってないわよ。
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日直2人は、黒幕先生に駆け寄る。

「センセイ、さっきね、ダメって言ったのに、染めようとしてたんですよ」

大目玉の田中君であった。
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今までの田中さんなら、こんなに焦らない。

いちおう最後だから、楽しみな人達がいるから。
気ばかり走る。

型付けは出来ているし、やれることもないし、時間もない。


すると、ぽつり。
「残りの一俵も、これに建てようかな」

「そうだね。どっちかが建ったら染められるし、建ててあってもいいもんね」
黒幕が返した。


先だっての寒明け蒅は、2俵100kg。
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うち1俵は、3ツの大甕で使いきった。
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残り1俵はキープ中。
べつに、建てたって構わない。

でも「これに建てる」って、どこに。

水甕祭のあのステンレス甕しかない。



迷いも躊躇もなんにもなさすぎて、何が始まったのか、しばらくわからなかった。

黒幕と御大は、阿吽の呼吸で動いている。
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なんだ、なんだ。

何が始まったのか。
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おーい、愛染様。
たいへんだよ。

また藍建てが始まっちゃったよ。
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続きます。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-22 16:38 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 02月 21日
そうは紺屋が卸さないー2
うまくいかない「寒明け蒅」の藍建て。

余計なことをして、藍がダメになっては大変だ。

御大を、しばし藍甕から離すのが賢明か。
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この日はゲストサポーターが駆けつけてくれた。
文字通りの「若い衆」。

骨董市や古本屋を巡り、とうに廃刊の藍染め文献を根こそぎ蒐集、愛読しているツワモノ。

2年半前の自宅紺屋展ツアーからのキーパーソン。

どちらも、ちょいとした変人です。
なので気が合うんです。
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本日のメイン作業は、帯地反物の計測。

若い衆と用務員。
サイズを測ることはできるが、その後が不得手であった。
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「田中さん、もしよければ、反物を巻きなおすの、手伝ってもらっていいですか」

気を紛らわせるにはこれしかない。
御大は、こういう作業も得意とする。

案の定、おとなしく手伝ってくれた。

丁寧仕事は、やはりうまい。
みるみる巻き直してくれた。

手が早く、仕事がすぐに終わっちゃうのがやや難点。
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いま、甕場は、立ち込めた煙でもうもうとなっている。

藍甕を温めるため、火壺で炊いているおが屑の煙だ。

甕場だけでなく、別室にも煙は入ってくる。
ここにいると、ものの数分で燻られる。

リバマでは、染め布だけでなく人間の燻製も出来上がる。

ファブリーズなど生易しいものでとれない。
帰りの電車で身を縮めるほど、強力スモークされる。

自宅へ戻ると、リバマを思いつつ、速攻で洗濯機を回すのが通例となっている。
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さて、日も暮れた。
リバマを辞す。

なんとも歯切れの悪い一日だった。
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帰り道、この非常事態を、黒幕こと型染作家 津田千枝子に相談する。
黒幕でさえ、このツブツブは分からないとのこと。

藍建て数日は、一日一日がデリケート。

翌日、黒幕はすぐさまリバマへ赴いてくれた。

第一に、ツブツブの正体を突き止めたい。
第二に、慌てたことをしないよう、御大を説得する。

これは何か。
蒅に何か混ざったのか。
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黒幕いわく、これを乾かして解明できたと。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

寒明け蒅は、パッと見、やわらかで細かな腐葉土タイプ。

よくよく観察してみたらしい。
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アイツだ。
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さすが名探偵クロマク。

ツブツブの正体は「藍の種の殻」だった。
「種のまま」も少量混じっていた。
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ちなみに、去年収穫した藍の種がこちら。
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ですね。

少し考え、よく見ればわかることだった。

とはいえ全くの想定外。
藍の種の殻が混じるなど、あるはずのないこと。

正藍蒅を建てて45年の田中紺屋。
甕一面、大量のツブツブ出現に困惑した。
慌てるのもしょうがない。

阿波徳島の蒅事情も、変わってきているのかもしれない(これはまた別の気掛かりな問題)。

なぜ今なのか。
愛染様の思し召しか。
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正体が知れれば、多少は安気。
そのうち底に沈むだろう。

「殻入りの蒅」となると、その分、蒅を足したほうがいい。

石灰などでアルカリを高くしすぎると、建つのに時間がかかるので要注意。
余計なことはしてはいけない。

以前、御大は「藍は分からない」と言っていた。
ベテラン藍染師でも、あぐらはかけない。

世話が焼ける。
だからかわいい。


ともかく。
納得のいく仕事をするのが「紺定」の使命だ。

3月の月日荘展が目標ではあるが
*万が一、間に合わなくても仕方ない
*慌てた仕事をしない

黒幕にそう指図され、うなづいていた。
時間がかかろうとも「紺定」印の付けられる仕事をするべきだ。


楽しみにしている皆々様におかれましては、震えて待たされてばっか。
でもきっと、この緊急事態をご理解頂けると信じている。


【田中紺屋「紺定」の最重要ミッション】

-慌てた仕事をしない
-渾身の染めをする

これしかない。

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つるりと簡単な染めなんて、そうは紺屋が卸さないのだ。


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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-21 18:46 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 02月 20日
そうは紺屋が卸さないー1
世紀の寒明け蒅到着より3日目のこと。
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もろもろの用務員作業のため、リバマ再訪。

リバーマウスこと川口、とくれば名物太郎焼。
1個150円。
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田中御大は、新しい藍で1反でも多く出したい。
いちおう「最後」と本人も理解している。

月日荘展まであと3週間。
時間がない。

2月田中学校は忙しい。
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かわいいかわいい、藍さまのお世話か。
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「今回は急ぐため、蒅のカタマリを手で潰して混ぜ込んでいく」とのこと。
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これのことですか。
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たしかに、一面、何かで覆われている。
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布について、染めムラになっては、たまらない。

藍液に混ぜ込んでいきたい。
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ザルですくい、カタマリを手で揉んで潰している。
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「たいへんですね」

3日前が初蒅の用務員は、藍建て作業を見るのも初。

こういうものかと思った。
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御大はデリケート作業中。

お邪魔にならぬよう別室に退こうとすると、首をかしげかしげ、冴えない声でつぶやいた。
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「こんなにカスが残るのはおかしい、はじめてだ」

「ふつうは、揉めばだいたい混じって、なくなるんだ」

じゃあ、なんですか、これは。
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大量のツブツブしたものが潰れない。

こいつが邪魔をする。
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藍染め歴60年、正藍で45年以上。
ベテラン藍染師が弱りきっている。

こんなはずじゃないらしい。
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キリなく浮いてくる物体を、ひたすらすくう。
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大甕が3ツ。

朝も早よから地道な作業。
荒目・中目・細目、3種のザルを駆使していた。

今やれることは、ほかに何もない。
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困ったビームが、こちらにまで伝わる。

厳戒、ピリピリ。
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甕場を離れて、のぞき見にチェンジ。
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ハギレを試染めしていた。
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苦虫。
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ど、どうですか?

ついぞ声をかける。
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「ぜんぜんダメだ、おっかしいなあ」

「でもまあ3日目だしな」
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自分で自分をなだめている。
ムチャクチャ焦っているのが分かる。

無理もない。
あれだけじらされた「寒明け蒅」がうまくいかない。


・不審な大量のツブツブ
・藍色がうまく出てこない


当方、ただの用務員。

苦虫顔を見て、オロオロするのみ。

みょうな慰めはいらない。
的確な善後策だけが必要だ。
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ああ困った。

困ってばっかりだ。

心穏やかな平安日は、いつになったらリバマに来るのだろう。
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続きます。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-20 22:07 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 02月 18日
癒し案件
濃厚すぎるリバマ案件から離れてみよう。

毎月インフォを垂れ流している割に、ロマンティックと出不精が止まらない。

春一番を避け、気合を入れて外出する。

はてさて、きょうは寒いんですか。
何なんですか。

冬のつぎは夏でも構わない。
私は春を待っていない。

マイリトルトラブル。

目がしばつく。
洟が垂れる。

この責めは花粉にある。
負けは認めない。

マスクなんて、大嫌い。
気に入らない。

春なんて、大嫌い。

なのにうっかり撮ってしまった。
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ま、いいもんですけどね。

こちらは鉄板の風景。
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君たちの角刈り姿に、どれだけ癒されているかわからない。

世間でいくらナチュラルが流行ろうとも、決して惑わされるな。
全日川田のような、刈りたての清々しさを忘れるな。


そして新宿駅。

君たち、まだいたね。
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2D対応のコーンに、うっとりする。

だぁれも、気にしてないよ。
でもわたしは、すっごく気にしているよ。

大好きだよ。

ずっとずっと、末永く工事中でありますように。
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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-18 21:48 | ものすごくその他 | Comments(0)
2017年 02月 17日
名古屋マラソンとホテル事情とご近所情報
3/10(金)-16(木)名古屋の月日荘で「正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展」。

10(金)11(土)は、御大こと田中昭夫&TG、そろい踏みで皆様をお迎え予定です。

TGとは田中ガールズの略、という風説の流布。
ガールがひとりもいないという重大事実に、田中ゲリラ部、の略だと訂正したい。
TGBをさらに略してTG。
たけし軍団。


TGは、昨年11月時点で名古屋の宿を予約していた。

しかしどうやっても3/11(土)の夜が取れなかった。
エクザイルor嵐効果かと、不審に思っていた。

ようやく満室事情が判明。

3/12(日)は名古屋マラソンがあるという。
前日3/11(土)は、名古屋のホテルがのきなみ空ナシ。

やられた。

田中昭夫に関わる案件は、いつだって万事休す。

あ、待って、待って。

どこからも遠くて近い、日本の真ん中、名古屋。
わざわざ行かない都市ランキング上位という、ある意味レアなセンターシティ名古屋。

ほどほどの本州なら日帰り圏内ということ、どうかお忘れなく。

名古屋城本丸復元工事が見られる大チャンスのこの機会。
どさくさ名古屋はどうでしょう。

コーヒーカジタは3/11-12-13やっています。
でーらナイスでかん。

日帰りより、せっかくだし泊まっておきたい場合。

すばらしい心意気です。
ご近所泊という選択肢がございます。

●伊勢
名駅(名古屋駅の略・めいえきと読む)から近鉄特急で、いっそ伊勢泊はどうでしょう。
お伊勢さん参りとおかげ横丁。赤福本店と伊勢うどんを外してはいけません。
遷宮でも正月でもない、今こそツウの伊勢。

●常滑
名駅より名鉄特急、セントレア中部国際空港方面、常滑下車で苗族刺繍博物館があります。
セントレア利用の飛行機が楽チン。
開館は原則火水木なので3/11(土)はやっていませんが、タイミングさえ合えば強くお薦めしたい名スポット。
※常滑駅前ホテル、3/11(土)満室でしたがほかの日は空有り。
1日1組(4名まで)の完全予約制。このハードルを越えたあなただけが味わえる、ミズヨ館長直々のとびきり丁寧で愛ある解説と、美しく繊細な苗族刺繍の世界を是非。
以前伺った時のレポートはこちら
TG布茶の名レポートならこちら

●四日市
名駅から近鉄急行で30分。意外と近い穴場だったりします。
現在3/11(土)空室多し。がんばれ四日市。
四日市駅から一駅の川原町駅BANKO archive design museumは内田鋼一さんが企画した万古焼のミュージアム。お向かいはホテルルートイン
そこから歩いて橋を渡ってちょい先クライミングホームUNOでボルダリング壁のぼりも酔狂でしょう。
シューズレンタル体験コースでひと登り。わたくしの義弟がやっております、笑。
同じく四日市駅から近鉄湯の山線で2駅、伊勢松本駅メリーゴーランドは絵本界で知らぬ人ナシ。
3/11(土)の四日市コンビナートのクルーズは満席(おまえもか)ですが、23号線霞ヶ浦方面へ行けば夜景はバッチリ望めます。
長島温泉は3/11(土)泊が怪しいので、さくっと桑名で泊まってバスで長島もオシャレだな。

●多治見
3/11(土)ホテルは残僅少で注意。しかし情報として押さえたい。
多治見ギャルリももぐさで「暮らしの造形展 Ⅶ 岩谷 雪子 冨沢恭子」が、月日荘会期まるかぶりで開催中。
そうです。我らが柿渋トミーこと、MAD MAX TOMMYこと、田中昭夫コラボ若い衆のひとり、冨沢恭子さんの展示です。
トラネコボンボンごはんもあるとか。
月日荘→ももぐさのハシゴでどうぞ。


こうやって、名古屋行きを必死のパッチでお薦めしているのに。

なんだろう。
3/11(土)泊が、いかんともシリツボミ系。

大きな力に包囲されている。
大きな大きな名古屋マラソン。
車でお越しの方は、そういう意味でもお気を付け下さい。

もう一度申し上げます。

3/11(土)以外なら空いているんです。
ガラガラとは言いませんが、ガラガラです。

3/11泊じゃなきゃ来ても大丈夫だぜ。と声高に、声をひそめる。

気をお確かに。

強い意志を持って。

だいじょうぶ、あなたなら。


おい、わたしら。

こんなことで、だいじょうぶなのか。
あかんの、ちゃうか。


会期近くなりましたら、月日荘界隈グルメスポット情報を垂れ流します。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-17 13:42 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(2)
2017年 02月 16日
寒明け蒅、届く-2
さぁ、甕は3つある。
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つぎつぎにやる。
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ひと甕に、ひとバケツ分を入れる。
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蒅は底に沈まず、上に浮く、ということが意外だった。
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3甕に1俵のほとんどが入った。
よく藍を食う甕だこと。

一見、土を撒いたよう。
バラでも植えてみたい。
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棒を使い、ゆっくりしっかり混ぜていく。

手元で蒅を練り、溶けやすくしてから甕に入れる、というレベルではない。
(今回はとくに急ぐため、このあと塊は手で潰して混ぜ込んでいく)
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このひと、正藍型染師 田中昭夫。

すべてが規格外と思って正しい。

この長くて太い混ぜ棒は売ってないし、とうぜん自作。
甕だけはつくれないが、甕場の建物、ちなみに自作。
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自分の求める藍仕事がやりやすいよう、工夫を重ね、ひとりでぜんぶ作ってきた。
誰のためでもなく、藍のため。
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おっと、この動きはなんだ。
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とうの昔に手配していたフスマだった。
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測りは升で。
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藍さま、ごちそうだぞ。
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ほれ、美味いぞ。
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しっかり混ぜる。
アルカリ分は十分効いている。
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藍色に見えるけど、まだ建ってないんです。
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元のエキスがいいから、建っているように見えるが、これからが勝負だ。
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一気にやったなあ。

さあ、おしまい。
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じゃなかった。

真ん中の火壺のふたを開けた。
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かわいいかわいい藍さまを、ぽかぽかに温めなければ。

火壺におが屑はとっくに入れてある。
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ああ、世話が焼ける。
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ああ、うれしい。
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これにて蒅の仕込みは完了。

あとは数日、せっせと世話を焼き、藍が建つのを待つ。
なにとぞ上手く、早く建ちますように。

ようやく窓辺で一休み。
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ではない。

おが屑で藍場全体がいぶられ、煙でもうもうだった。
換気のため、窓を開けたのだ。
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田中昭夫の行動、どれもこれも100%、藍に結びつく。

藍への純心。
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とんがり帽子の燃えたぎる巻き返しだ。

さあ、一緒に。

震えて待とうではないか。
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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-16 13:12 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(2)
2017年 02月 15日
寒明け蒅、届く-1
思いがけない水甕祭のため、やるべき事務作業が滞ってしまった。

リバマことリバーマウス、川口へ日参する。

重要な事務作業。
「田中さんは、サインしてて。蒅(すくも)は待つしかないからね」
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鬼のTG。
有無を言わせず、DM500枚の前に座らせる。

おとなしく従う、正藍型染師 今年82歳。

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2014秋の紺屋ツアー・2015青山DEE'S HALL・通販サイトで頂戴した御芳名宛へ、来週投函致します。

ほんとう言うと、青山のお客様ほとんどが、芳名帳へ記名していない。
あの騒ぎでそれどころじゃなかったとみえる。

だって「最後」のつもりだったし。
あえて記帳をすすめなかった。

反省するが時すでに遅し。
あとは、風聞とみなさまの伝書バトが頼みの綱だ。


「ちわーっ」と、玄関で声がした。

「田中さん、誰か来たよ」

「うん」
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あ、あ、あ、

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寒明け蒅、すくも、すくも、

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キターーーーーーーーーーー

一俵50kg、二包み、
おーい、こっち、こっちーーーーーーーー

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ああ、やっと来たか。

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全世界が注目する中。
リバーマウスに、寒明け蒅が、いま届きました。

おめでとう。

ありがとう。

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てか、間髪入れず、荷ほどき。

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愛染様への報告は、あとあと。

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ああ、もどかしい。
黒幕こと津田千枝子も手を貸し、寒々しい甕場がにわかにヒートアップする。

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特級品の阿波産、正藍の蒅・2017年製。
寒明け10日で、ようやく届く。

はじめて見る蒅は、さらっとした腐葉土のよう(遠からず)。
この量の蒅を作るのに、さてどれだけ藍の葉っぱが要ることか。

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待ったよなあ、もうイヤになったよ。
と、この顔。

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独自のモジュールで計量。

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測りは使わない。
カラダで測る。

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ちょ、ちょっと待った。

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ああ、入れちゃった。

世紀の一瞬を撮らせてもらえない。

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あれだけ待ったんだ。
1秒たりとも待てるもんか。
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続きます。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-15 19:07 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(2)
2017年 02月 14日
2月下旬のインフォルマシ
月初、沖縄からギュッと味の濃いタンカンをいただいた。
うまいうまいでペロリ完食した。

食べ終えたのを見ていたかのように、伊豆からミカン軍団が届いた。

タンカンもミカンも。
何にもわからないだろうと、これこのとおり。
わたくしの事を、よくお分かりの筋。
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2月って28日しかないね。

2月は逃げるって言うね。
すごく困るよね。

詳細はサイトでご確認下さい。

・・・・・・・・・・・・・

金成 潤子 展   
2017/2/15(水)-19(日):
間・Kosumi(東中野・落合)
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大人気の金成さんの器。
常滑の方なのですね。

行列とか売り切れとか、キラキラしたキャッチフレーズがつくらしい。
白くさわやかなギャラリー、間・Kosumiにて。

・・・・・・・・・・・・・

空と海
アートの生まれる処
2017/2/16(木)-25(土):
アートスペース繭(京橋)
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ちいともちいともHP更新がされていない、もしくは遅いなあと思っていたら、Facebookはお盛んだったぜ。

HPに、FBやインスタのリンクが貼ってないトコが多いのは、意図しているからか。
わたしの辞書には載っていない事象が多い、昨今。

・・・・・・・・・・・・・

BeBe textile exhibition
2017/2/17(金)-26(日):
黄色い鳥器店3F(国立)
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うちら、めんどうがって、名前を省略して呼び合う。

BeBeさんのことは、べっちゃん。
けろさんのことは、けっちゃん。

一文字でも端折りたい。

・・・・・・・・・・・・・

波多野 光展「base」
2017/2/21(火)-28(火):
DEE'S HALL(表参道)
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DEE'SのFacebookで意味が分かった。

あの切手の植物画だ!

これは行きたい。

・・・・・・・・・・・・・

ひろせべに作品展 ヘンリーネック
2017/2/25(土)-3/8(水):
メリーゴーランドKYOTO(京都)
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べに色蛍光カラーが映らないので、蛍光メガネをかけてどうぞ。

インターネットやらないってウワサの、べにさんのHPが出来ていて、クリックしたけど、やはり謎。
謎の毒イチゴ感で、目が回る。

いいな、いいな、京都のヒト、べに展行けて、いいな。




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# by kerokikaku | 2017-02-14 22:20 | 毎月のインフォルマシ | Comments(0)
2017年 02月 13日
水甕祭
「寒明け蒅」がいつ届いてもいいよう、準備する。
今やれることはそれのみ。

藍液自体は元気。
腐っているわけではない。

善玉菌たっぷりの、いきいきとした田中紺屋の発酵液。
藍が薄くなっても、寒くなれば火壺に火を入れて世話はかかさない。

藍色成分「藍分」だけが足りない。
そこへ、届くであろう蒅を足したい。

今回は時間がないのでイチから建てなおさない。
上澄みエキスを残し、新しい蒅を足す。
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誘い出し、というやり方。
ぬか漬・カスピ海ヨーグルトを思えば分かりやすい。

「空にしておくとさ、地震がきたら甕が割れるから水を張っておくんだ」とのこと。

紺屋に水甕。
2月みずがめ座のシャレにもならない。


リバーマウスことリバマこと川口へ行くと、いつだって想定外の事態。

ただの水甕ではなかった。
あまりの大作業に、言葉を失う。
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2月田中学校。
こんにちはの挨拶も出ない。
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水甕祭がはじまっていた。

何があっても驚くまいと誓ったのに。
心臓のムダ毛もボーボーなのに。
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こりゃ、簡単じゃない。
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ステンレス甕に藍液を移し、水で薄め、有効な上澄みエキスを大谷焼甕へ戻す。
底にたまった澱は捨てたい。

フツーの大きさの藍甕と思うなかれ。
2人がかりで作られたという、飛び抜けてデカい大谷焼3つの甕。

入れ替えが終わり、甕はエキスで満杯だった。
この作業で一週間かかったそうだ。

藍液を溜めているのは「ヤール巾&インド120cm広巾」用のステンレス大甕。
家族風呂より大きく、おぼれる深さ。

「もったいないからさ」と、使っていない手前の藍甕にもエキスをとっておく。
無駄液どころか貴重な液。
PH管理されていれば長期保管できる。

「こんな作業もう出来ない、最後かもしれない」
それでもとっておかずにいられない。

この意味は深い。

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「寒明け蒅」撮影に来たカメラマンは、まさかの「水甕」撮影。
だって、蒅届いてないんだもの。

しかし「藍液の入れ替え」という、決して世に出ることのない陰の仕事が撮れた。
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「藍建」「型付け」「藍染」
スター作業とは比べ物にならない、超マイナー重労働作業。

藍染めを本気でやるとは、こういうことだった。

小手先でやる藍染めと、わけが違う。
カラダ全体を使い、水も場所も気力もいっぱい使う。

年寄りのやる仕事ではない。
でもやる。
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ひととおりエキスは確保した。
あとは水で薄め、PHを下げ、廃棄する。

「これは畑にもいいんだ、ナスなんか沢山なるんだ」
栄養分の多い発酵液をむざむざと捨てることに躊躇している。

莫大な量の水で薄めないと、捨てられない。
捨てるために、莫大な量の水を使う。

「バカやってるけど仕方がない」
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水槽にポンプを沈め、極太ホースでステンレス甕へ水を入れる。
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水槽と甕のあいだを、おぼつかない足取りで何往復も。
手元スイッチなどと、洒落たシステムはない。
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わあ!
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目の覚めるようなケミカルブルーは、正藍のアワブクが酸化しただけ。
染めても色にならない。
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これを、水で薄めに薄め、捨てたい。
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澱がポンプに詰まらないよう、かき混ぜつつ排水する。
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ここまでで1/3とは。
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これこそ甕覗き。
試しに白生地を突っ込んでみる。
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染まっているような。
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干してみる。
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薄くさわやかな水色を「甕覗き」と呼ぶが、こりゃダメだ。

甕覗きカラーと、ほんまもんの甕覗き色は違うんだぜ。

ここまで藍がヘタっていた。
昨秋から、蒅を待って、待って、待って、待って、まだ来なくて。
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ああ、くたびれた。
水甕祭の片づけはあとだ。

見ているこっちもくたびれたって、言えっこない。
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思いがけず、田中紺屋のすさまじさを目の当たりにした。

藍染め仕事とは、こういうことだった。
これをひとりで何十年も続けてきた。

「オレもずいぶんバカやってきた」と自覚していた。
「ほんとだよね」と笑うしかない。

それでも藍バカは止まらない。

寝ても覚めても、何年やっても、いくつになっても。
アタマの中は藍一色。

骨も肉も青く染まっているはずだ。
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寒明け蒅、早く来い。

型付け準備もやりくたびれた。
10本以上やった。

うち、谷さんのレンテン白生地は4本。
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あと1か月、ない。
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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-13 22:45 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(4)
2017年 02月 12日
ちんぴ
ちんぴ
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ちんぴ
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ぴんち
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ぴんち



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# by kerokikaku | 2017-02-12 21:14 | ものすごくその他 | Comments(2)
2017年 02月 10日
月日荘展まで1か月、届かない寒明け蒅
ちょうど1か月後。
名古屋の月日荘で「正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展」が開催される。

川口ことリバーマウスの田中御大。
今頃は染めの最終段階でさぞ大わらわ、と言いたいところ。

しかし問屋も紺屋も簡単には卸さない。

寒明けより1週間経った本日現在。
「寒明け蒅」が届かない。

例年より遅れている。
故に新しい染めが出来ない。
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昨春より染めに染めた結果、藍が薄くなってしまい、秋の蒅追加投入でも間に合わなかった。
新しい蒅を待つしかない。

仕方がないので薄藍を染めたり、三つ編み絞り染めをしたり。
なだめなだめやり過ごす。
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蒅がいつ届いてもいいように、型付けは終わっている。
あとは藍染めのみ。
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「テッサ」と呼んでいる、菊の花弁の細かい文様。
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裏までデコデコが透けて見える、しっかりした紺定特製の糊。
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ラオス・谷さんのレンテン族の白生地も徐々に準備している。
一反でも多く、月日荘展に出したい。
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もはや、道路端に出て「寒明け蒅」をジリジリ待つ日々。
待てど暮らせど届かない。

待ちくたびれて「もういやになった」発言が飛び出す。

そりゃそうだ。
藍染め仕事以外、何にもない。

ほんとう言うと、月日荘展に出す反数は足りている。
焦ることなく蒅を待ち、渾身の染めが少しでも追加できれば上々、とTGは考えている。

残念ながら。
藍に狂った老職人に、そんなおためごかしは効かない。

藍染め仕事が出来ない、という根本的かつ致命的なイラつきは、もう限界に達している。

こんなことは今までなかった。
このまま月日荘展まで持ちこたえられる気がしない。

愛染様は意地悪だ。
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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-10 22:19 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 02月 10日
びっくりマーク
に、
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びっくりする。
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パンダちゃんは、もとの部屋のレイアウトが分からなくなって、もっとびっくり。
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# by kerokikaku | 2017-02-10 00:14 | ものすごくその他 | Comments(0)
2017年 02月 08日
2月初旬のインフォルマシ
郵便受けのDMを手にし「え、もうはじまってるやん」と。
差出人の大慌てぶりをお察ししたり、なんでもちょっと早くと思ったり。

かと思えば、ひと月近く先のDMが届き、今日がいつなのかを不安に思ったり。

2月初旬もとっくに過ぎた朝、「2月初旬のインフォ」をゆっくりUPする。

人にはそれぞれ事情があり、小さきドラマがあり。
だから初旬は来るし、春も来る。

あれだけ辛いシーズンを目前に「さて、花粉薬はどこで買い、いつから注意するのか」を健忘する己の無邪気さよ。
おせちの作り方を毎年忘れ「何を準備するのか」うろうろし、新年に昆布巻きをするような。

など。

何か言っているようで、何も言ってませんので、ご注意を。

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Tulla 2017 Spring Summer Collection
2017/2/7(火)-9(木):ART・IN・GALLERY(原宿)
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残すはきょうと明日。
原宿の裏手で上質なインドの風が吹きます。
さっと見ると「ああインドね」かもしれませんが、じっと見はじめると遙かな遠い目になります。

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堀部安嗣展 建築の居場所
-2017/3/19(日):TOTOギャラリー・間(乃木坂・六本木・青山一丁目)
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気になっている展覧会。
立派な図録に「図面」が載っているのを見た。
図面が読めるわけでもないが、これは、、と。

ギャラリー名に「間」がついておりますが、落合駅2b地上のギャラリーとは別です。
お気をつけて。

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ともとかなこBag展
Fake? Real?

2017/2/11(土祝)-19(日):Shingoster LIVING(つくば)

100% Hand Made ??
100%なものなんて、
100%な人なんて!
そんな想いをバッグにこめて。

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BIN houseの布
2017/2/11(土祝)-20(月):菜の花暮らしの道具店(小田原HaRuNe)
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# by kerokikaku | 2017-02-08 08:41 | 毎月のインフォルマシ | Comments(0)
2017年 02月 06日
GSS6の楽屋事情はあっち
GSS会場内を掃除した掃除機の具合が悪い。

分解し、洗浄し、組み立てて、それでもヘンな音がするので、掃除機を掃除する掃除機を買ってしまったパンダちゃん。

日常のポンコツ行為へ、いちばん効く文字。
「懲」の前で正座中。
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なぜに麦とホップはこうも浸みるのだろう。

もはや発泡酒というカテゴリからとうに外れ、ビールor麦とホップという選択肢しか見当たらない。
あまりのコスパにひれ伏す。
だからって水のように飲んじゃ、と言われても、わたしは水は飲まない。


ラオスのふしぎ発見の録画を、今夜こそ観るんだ、と心に誓う。

その練習としての正座。

各方面より「ええもん観た」「好インフォに心より感謝」などなど。
続々と届いているのに、当の拡散者がこれですもん。

正座。

見損なった方は、周囲の心ある方をつついてみて下さい。
きっと誰か撮ってるはず。


GSS首脳サポーターである布茶が、GSS楽屋ネタを披露していた。
たいへん興味深く、パンダちゃんもしくはわたくしの黒さが際立ったレポートが喜ばしい。

布茶ブログからこっちに流れて下さる方は多いと聞く。
こっちからあっちの流れがあるかは知らない。

こう見えて、打ち合わせ皆無の仲につき、何の交渉依頼もなく、互いに知らぬ存ぜぬの勝手気ままな美しい付き合いである。

当方FB怠慢につき、何かをアレされているらしいが、存じません。

ありがたいと、麦とホップを正座でたしなみ中。




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# by kerokikaku | 2017-02-06 20:00 | GSS | Comments(0)
2017年 02月 05日
GSS6終了
17:00きっかりに、レジ番が体を揺らし「蛍の光」をハミングする。
ステキに無礼なお店屋さん。

GSS6の3日間はおかげ様で終了。
たくさんの方におこし頂き、嬉しいお顔と出会えました。

「こりゃタイヘン!」と狂喜乱舞して下さる方から「あ、間違えました」とだまってお帰りの方まで。
居残りトルコ帽に別れを告げるパンダちゃんが、すべてのみなさまへ深く感謝申し上げます。
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ハミング後、強力なサポート陣による、夜逃げさながらの撤収作業。

これをみなさまにお見せしたかった。
観覧イベント化するかどうか、迷いました。
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いま、間・Kosumiは、お上品な日曜の昼下がりになっております。
ここがなければ、はじまらなかったGSS。
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うっかりぼんやりはじめてしまった、GSSことガレージセールショウ。
多くの方を巻き込みまくり、毎回「次は絶対ムリ」と心に誓って早や6回。

終わってしまえば、なぜまたやれる気がするのだろう。

楽しかったのか。
なんなのか。
だいじょうぶなのか。
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ボウイが何か言ってます。

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ダニエルの野郎、逃亡したか。


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Midwinter Hot GSS/ガレージセールショウ2017
GARAGE SALE SHOW vol.6 


d0182119_1143657.jpg2/2(木)12:30-18:30
2/3(金)12:30-18:30
2/4(土)12:30-17:00
終了しました
会場:間・Kosumi(落合・東中野・中井)




※昨夜のラオスふしぎ発見、もったいなくて、パンダちゃん、録画まだ観てない。
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# by kerokikaku | 2017-02-05 12:11 | GSS | Comments(4)
2017年 02月 03日
GSS6-最終日とラオス谷さん世界ふしぎ発見の念押し
ついさっきまで。

山のようにあったものが、無くなり、見えなくなり。
すると見えなかったものが、見えてきた。

偏った意味で、多くを学ぶGSS6。

写メすら取り損ね、今日のパンダちゃんはいずこ。

口と頭と手がバラバラ。
メモをとろうにも、漢字が書けず、ひらがなミミズ字が止まりません。

あの顔、この顔、嬉しい顔。
よく来た、また来た、ほんとに来た。

もっと話がしたかった、いらんこと話してもうた。
思い出しながら、眠りについています。

反省するけど学習できない。
そんな3日間。

明日2/4(土)が最終日で、17時きっかりにCLOSEします。
10分前になると生歌で「蛍の光」が流れます(僭越ながらほんとに歌います)。
それまでどうぞごゆっくり。

喫茶橙灯のバナナケーキが「毎日売り切れで買えない」クレームが相次いでおります。

みなさまどうかご辛抱を。
パンダちゃんだって買えてない、不思議なバナナ。

あした早いお時間ならございます。
パンダちゃんとGSSスタッフに先取り禁止令を出しておきます。
でも12:30ヨーイドンで唾つけます。

あなたにも、見えなかったものが、見えるかもしれないGSS6最終日。
そんな世界が来ることを。

そしてモンキー3兄弟。
遠い目で過ごす、長い夜になりました。
彼らの未来は明日で決まります。

で、お忘れではなかろうもん。

2/4(土)21:00~TBSテレビ、世界ふしぎ発見 ラオス特集 谷さん H.P.E レンテン族の白生地

なにもかも、明日。
寒明け、立春、GSS6、ラオス、花粉。

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Midwinter Hot GSS/ガレージセールショウ2017
GARAGE SALE SHOW vol.6 


d0182119_1143657.jpg2/2(木)12:30-18:30
2/3(金)12:30-18:30
2/4(土)12:30-17:00
会場:間・Kosumi(落合・東中野・中井)




※パンダちゃん、ボウイとダニエル、どっちも選べない。
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# by kerokikaku | 2017-02-03 23:33 | GSS | Comments(0)
2017年 02月 02日
GSS6-の本領は二日目からだよね
どうも、パンダちゃんです。
段ボールにはさまれたまま失礼します。
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寒風吹きすさぶGSS6初日。

OPEN当初は長くお待たせしてしまい、申し訳ありませんでした。
旗とシャッターのバタバタ音で、震えもさらに増しましたよね。
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毎度みなさまのご愛顧に、深い感謝を申し上げると共に「ええもんGET、でけた?」とお尋ねしてみたい。

途中、レジ打ちする手が恐ろしさで震えました。
イカレポンチな価格を、お喜びいただけたかどうか。
それだけが気になります。

GSSリピーターさんのマイバッグはパンダちゃん。
いっぱいお買い物だったけど、可愛い値段だったよね、ね。
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リピーター猛者のみなさまが多いことに気付きました。
いつやるとも、やらないとも知れぬGSSを、よくもまあチェックして下さり、えらいすんませんと、落合2b出口の地上で叫びたい。

で、明日も来るよね?


さて、次はモンキーBrosにバトンタッチします。

はい、こちらモンキーブラザーズです。
まず前夜の光景をご覧下さい。

「今回のメインはぼくたち」のつもりで、トルコのおじさん帽と一緒に震えてスタンバっていました。
ソロデビューし、各々じぶんの足で歩いていく覚悟でした。
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全員居残り中です。
初日、何の反応もなかったなんて。

ぼくたちに明日はあるのか。
世界を大いに憂いています。

ぼくらの魅力は初日の賑わいでは伝わらない。
二日目以降が勝負だと思っています。
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トルコのおじさん帽も、まだあるって。

意外。
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プロユース(いったい何に?)の方々は、ほぼゲット済み。
でもまだある。

不思議だね、まだあるんだね。

これで3度目なので声高に言いにくいですが「こんどこそ最後ですよ」と、抑えめに叫んでおきます。

そうそう。

バリ島のジェンガラ陶器も、居残り中。
「持って帰る」というあなたの心意気を考慮したやさしい価格設定となっています。
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「どこでコーヒーを飲めばいいですか」とのご質問に「スタンディングオベーションで」とテキトーなお返事をしていました。
誰からも突っ込みがなかったこと、かえって心配しております。

大丈夫ですか、わたしを含め。

喫茶橙灯の屋台を楽しむのは、二日目から、とも言えます。

パンダちゃんは、橙灯のバナナケーキを買い損ねたらしいです。
明日も入荷と聞き、ぜったいキープと誓っておやすみなさい。

ではまた明日。
現場から居残り中のモンキーブラザーズがお届けしました。

スタジオさんにお返しします。

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Midwinter Hot GSS/ガレージセールショウ2017
GARAGE SALE SHOW vol.6


d0182119_1143657.jpg2/2(木)12:30-18:30
2/3(金)12:30-18:30
2/4(土)12:30-17:00
会場:間・Kosumi(落合・東中野・中井)




※パンダちゃん、夕方になると喉が渇いてたまらない。
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# by kerokikaku | 2017-02-02 22:29 | GSS | Comments(0)
2017年 02月 01日
GSS6-明日2/2(金)12:30よりスタート
GSS6、前日のきょう2/1(水)は搬入日。

朝イチの軽トラ。
テトリス脳で、高く高く、満杯に積み込む。
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途中で「やっぱ2往復になるかも」とあきらめたが、ギリ入れ込む。
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「これ以上はもうダメ、無理だ」
赤帽氏の小言も、パンダちゃんの耳はロバの耳。
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さっきまでこんなだった会場が
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あっという間に、こんなんになり
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強力なサポート陣のご尽力の元、
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あれがあーして、こうなった。
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橙灯屋台、スタンバイ前夜につき、お尻をむけて失礼します。
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アイロン、かけたし。
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東西線「落合駅2b出口」の準備もOK。
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エレベータは作りましたが、エスカレーターが間に合わず、力不足を痛感しています。
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みなさまの目には、この案内表示が
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こう見えるよう、宇宙的なDNA操作は、さっき済ませました。
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もりもりだと厳しい、とおっしゃるみなさまにおかれまして。
ゆっくり目にお出かけいただき、橙灯コーヒーをしばきつつ悠々とご覧もエクセレントかと存じます。

SOLD OUTが夢ですが、なくなる気のしない物量のため、ある程度はご安心ください。

とか言っちゃって。
知らんけど。

搬入で潰れかけたけど、がんばったパンダちゃん。

今夜は早めの失礼といたします。
明日から3日間、張り切るぞ。
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君たちは、パンダちゃんのキラーパスを、受取る準備はできているか?

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Midwinter Hot GSS/ガレージセールショウ2017
GARAGE SALE SHOW vol.6


d0182119_1143657.jpg2/2(木)12:30-18:30
2/3(金)12:30-18:30
2/4(土)12:30-17:00
会場:間・Kosumi(落合・東中野・中井)




※パンダちゃん、震えるどころか汗かいちゃった。
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# by kerokikaku | 2017-02-01 21:44 | GSS | Comments(0)
2017年 01月 31日
GSS6-服とか布とかジャム
ブルーのペンキが地面にも木にもつき、GSS6の仕込みも佳境となった。
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ブルーって、今年のトレンド色でしたか。

おそろしくブランドが偏っているのは気のせいか。
パンダちゃんのせいではなく、偶然の賜物と思いたい。

GSSはセレクトショップ化、しているとかいないとか。
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黒系は素材さまざまでぎょうさん。
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カーキ・キナリは綿と麻が多め
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色物もありましてよ。
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GSS6ベストコーデ。
かえるカラーで春の装いをどうぞ。
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さわやかな白シャツも、ようさん。

パンダちゃんのワードローブの何割かは、とうぜんGSS収穫です。
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おなじみkocariさんから、インドの風も届いています。
インド出張の帰国直後ですが、今回もGSS参加の皆勤賞。

彼女はインドで何があったのだろう。
このたびの価格破壊は、いったい。。。
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レトロキッチュなワンピースもいくつか。
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白の世界もすてきです。
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布もの、来たよ。
値段が大きく破壊しているが、今はそっとしておきたい。
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ほかの参加者も負けとらん。
首を何本も洗って、震えて待とうぜ。

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おっと。

小石川から青葉台に移転した「喫茶橙灯」。
なかなか行かれないと嘆いたら、来てくれるって。

GSSの守り神として、いつもそこにシレっと鎮座の、香り高いコーヒーをどうぞ。
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同じ豆を使っても、淹れ方によってこうも味が違うのか。
少し残念な気持ちにもなる美味すぎるコーヒー(ああ久しぶり)。

橙灯コーヒー教室に2-3度通ったわたくしの感想です。
立ち向かおうってのが、そもそも。

ライムとカボスのスパイシーなHOTドリンクも登場します。
心と体の渇きに効くって。
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小匙ジャム、レモンカードとビターキャラメルがございます。
売り切れ、ほんまごめんね、ってことで何卒。
バナナケーキも、売り切れ、ほんまごめんね。
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現在このようなスッキリ会場が、明日以降どうなるか。
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本気で震えて待て。

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Midwinter Hot GSS/ガレージセールショウ2017
GARAGE SALE SHOW vol.6


d0182119_1143657.jpg2/2(木)12:30-18:30
2/3(金)12:30-18:30
2/4(土)12:30-17:00
会場:間・Kosumi(落合・東中野・中井)




※パンダちゃん、武者震いとロマンティックがとまらない。
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# by kerokikaku | 2017-01-31 20:44 | GSS | Comments(0)