2017年 03月 15日
あした3/16木、ラストデイ
3/10金朝、オールTG名古屋集結、会場15分前の御大登場、そして全国各地のお客さまのお迎え。
うれしい出会いと、どこでどう知ってかの多くのご来場に、月日荘一派みな感謝の涙で前が見えません。

事情が分かっているかが甚だ怪しいのは、リバマの御大ただひとり。

満員御礼の中、黙々と当日納品の冊子500部のサインをさせられていた。
皆様からあたたかいお声をかけられ、記念写真を撮られまくった2日間。

最後はお礼をもごもご言いながらの帰途。
今ごろは川口で藍の世話に忙しいはず。

いよいよ明日3/16木がラストデイとなりました。

なんで今になって、とおっしゃるなかれ。
これを言っちゃあおしまいな諸事情により、月日荘奥の院から数反の初出しがあります。

仕立てに関して少々テクニカルな反物につき、個々にご説明させて頂きます。
帯幅とか、そういった事情です。
残り福で絶対に間違いはありません。

数日でおいとま予定だったリバマ用務員ことわたくしけろ企画。
これも諸事情により最終日まで月日荘に居残り残業中です。

着たキリ雀はバレるまい、と構えておりましたが、今日までに3回お越しのお客さま4名、2回お越しは数えきれず。
ありがたすぎて涙をぬぐいながら、同じ服着て毎日しつらえ大変更。
泣いても笑ってもの、月日荘展最終日を迎えます。

あす17時の鐘が鳴るまで。

なのに月日荘の鐘は、ただいま設備点検中。
蛍の光を歌うのか、用務員。

トップフルーツ八百文も行ったかな。
今日もおいらはフルーティ。
名古屋市博物館の衣の展示は見もの。

今朝の鈴鹿山脈には虹がかかっていました。

リバマ御大の播磨藍、建ったころかなあ。

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# by kerokikaku | 2017-03-15 23:22 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(2)
2017年 03月 12日
正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展、スタート

2017/3/9 搬入


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TG先鋒隊、到着
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しつらえながらも、まだ値付けにいそしみ
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夜ふけ、ようようカタチに
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ハギレパックをつくり
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味噌煮込みでお茶を濁す
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2017/3/10 初日

まだ、やることたくさん
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やってもやっても
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終わらない、OPEN30分前
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いそげ、真鶴より布茶も参戦
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あと十数分でOPENの11時
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すると、取扱い要注意骨董品、到着の一報
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ふつうのおじいさんから「紺定」に変身したのは、5分前
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涙の出るほど、多くの、多くの、お客様に
全国津々浦々よりお集り頂き

とうとうはじまる
「正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展」
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みなさま、ほんとうに

ありがとう

ありがとう

ありがとう


リバマの中心から名古屋月日荘の中心にかけて

震えながら藍を叫んだの、聞こえただろうか
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田中さん、またやって下さいね

「うん」

って、空耳が
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念のため、田中昭夫とTG企画は最後
このあとは、すべて特約店・名古屋月日荘取扱いとなります

まとまってご紹介できるのは、年齢的にも諸事情的にも、これで最後
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と、全世界に再確認する余裕もなく、怒涛の初日が終了し

そのまま、サービス残業へ突入

当人がいちばんわかっていないけど、いまは説明しきれない
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TGは、田中ゲリラ部隊

ガールズだけじゃなく、ボーイズもいるんだぜ
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鬼のTGは、御大へさらなるミッションを与える
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あまりに”事件”が多すぎて、ご案内を控えていたマル秘案件

初日スタートの1時間後、すべりこみアウトに「小冊子」が納品された

だってさあ
作るって決めたの、2月末なんでね
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そして御大が月日荘に居るのは2日間だ

必死のパッチで直筆サインを入れておくよう、ご指示申し上げた

ハギレも貼らされ、しめて500冊
こういう集中仕事は、得意なんです
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ときどき自分の名前を書き間違えるとか
照明が暗くて書きづらいとか

果ては「お客さんがしゃべってくるから、なかなか進まない」とか

おーい

みなさん田中さんに会いたくて、話したくて、遠くから、わざわざ来てくださっているんですよ!
優先順位は何よりもお客様なんですよ!

ご承知のように、良くも悪くも一極集中タイプ

仕事は丁寧です

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勝手に想像するに、82年の生涯で1番か2番の最高の一日だったろう

藍が建った、染めが上手くいった、と同じか、それ以上
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夜ご飯のとき、割りばしマイクを向けたら
「ども、ありがとうございました」

たったそれだけ

割りばしマイク2回目も
「ども、ありがとうございました」

口下手にもほどがある

もごもごして、うまく言えない
言葉が出ない

つやっつやの赤ら顔に、みんな笑った
にこにことして、好々爺にみえた

違うんだけど、ま、いっか

嬉しすぎて、飲みすぎて
着の身着のまま、寝たらしい


紅型工房くんや冝保さんなんて、ずーっと一緒

沖縄より連日TGヘルプ、お買い上げ、そんなこんなで危うく飛行機乗り遅れ

慕われて、嬉しいよね
「うん」
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2017/3/11 2日目


金太郎
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日本の宝だ
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………………

御大は、愛する藍が待つ、リバマへ帰る時刻となった

タクシーがついてから大騒ぎでオタオタ着がえはじめ

「紺定」からふつうのおじいちゃんに戻り
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黒幕に世話を焼かれ
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骨董品返送の大役請負人、TG幕田くんのアテンドの元

藍談義で新幹線では寝ることもなく(逆にそれ以外の話はできない)
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無事リバーマウスこと川口へ戻った、と言う報告アリ
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そして月日荘の玄関先には

「紺定」のぬけがら
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御大は、藍の都合により会場にはおりませんが
3/16(木)までやっています

既にTGの鼻はバカになっていますが
まっすぐな藍バカ、田中紺屋の燻ったにおいは
月日荘に届いているはずです

※画像の一部はTG幕田くんが撮影しました

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-12 23:50 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(9)
2017年 03月 09日
明日から、名古屋月日荘でラストショー
播磨藍の仕込みも、月日荘出荷も終わった翌日、黒幕のケイタイが鳴った。

御大ホットラインは、こちらの心臓をドキンとさせる。

「火壺に入れるおが屑がなくなった」SOSだった。
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藍あたため用のおが屑は、日に1袋以上消費する。
バカでかい4甕を仕込み中なので、思った以上に減りが早かった。

運転免許は返納、すぐ取りにはいかれない。
木工屋におが屑の確保と、軽トラ運搬の手配をせねば。

さらにその翌日のこと。

わたしのケイタイにも着信が何度もあった。
折り電するが出やしない。

″取扱注意骨董品名古屋運搬担当者″との打ち合わせに、その日リバマへ出向いていた黒幕より報告があった。

「藍がきた!って」

なんのことらや。
だって藍は届いているじゃない。

そうではない。
「藍がきた」とは藍の建つ兆しが見えた、ということ。
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藍が順調に建ってきた。

もちろん播磨藍。
仕込みから4日目。

建ちが良い。
嬉しくて嬉しくて、何度も電話したらしい。

約束の時間ぴったりに黒幕が着いた時は、すでに中石を打ってのべた後だった(中石の意味は各自検索されたし)

「遅いよ」
って、もうほんとうに、どの口が。

播磨藍が建つのはしごく朗報だが、すぐに震えが来た。
「今度こそ御大、名古屋に行かない、って言うだろうな…」

藍こそすべて。
こればっかりは治らない。

藍が心配で名古屋どころじゃないだろう。
代理でわたしが半纏股引の正装し、みなさまをお迎えしてもどうにもならない。

黒幕が続けた。

「藍は建てる時に30度近くまで加温する必要があるけど、温度が下がると発酵がゆっくりになるの。まだ止め石をするところではないから、名古屋の朝に様子を見て、翌日戻るまで藍に休んでてもらって、それからまた加温して調整すればいいよ、と言ったら納得した」とのこと。

そう。

おが屑がなくなったのがコレ幸い。

もしもおが屑があって、PHがどんどん下がってきたら、と考えるだに恐ろしい。
あの御大、名古屋行きは200%キャンセルしただろう。

しめた。
もう、行くしかない。

もともと、さっくり月日荘展が開催とは思っていなかった。
きっと何かある、と覚悟はしていた。

・・・・・・・・・・・・・・・

2015年5月「最後の頒布会」終了の翌日。

我が目を疑う、この光景からはじまってしまった。
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精練窯も新調しちゃって
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100反も精練して
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訪問の度に反物が増えて
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あるはずのないハギレが出てきて
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コラボを企画、こんどこそ最後の月日荘展を決めて
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染めすぎで藍が薄くなったので、無地や絞りも染めて
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型も彫り直して
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うす藍反も染めて
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寒明け蒅を、待って、待って、待ちくたびれて
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甕の中身を大入れ替えして
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届いた蒅がうまくいかなくて
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焦ってときどき叱られて
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大甕を掃除して
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急きょ分けてもらった播磨藍を仕込んで
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なにかしなきゃと
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お茶運びもして
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田中さん、もうほんとに最後ですよ。

「うん」
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どんな仕事にも苦労はつきもの。
でも田中昭夫の仕事は苦労ではない。

人の100倍大変なことになっても、好きで、楽しんで、これしかなくてやっている。
これがやりたくてしょうがない。

苦労なんて野暮な混じり気は一切なし。
先入観なく、まっすぐに田中昭夫の染め布をご覧下さい。
まっすぐに応えてくれる、邪気のまったくない、潔く、清々しい染め布です。

藍こそすべて。

自分のやりたい、ほんとうのことをする。
他のことはどうだっていい。
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3/10(金)の朝、無事に名古屋月日荘へあらわれるまで、気は抜けない。

震えて待つのは、いよいよこちらの番だ。

ぜんぜん好々爺じゃない。
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田中昭夫の染め布、ラストショー。
若い衆とのコラボ展、明日から名古屋月日荘にて。

ついでにTGも勢ぞろい。
こちらもラストです。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-09 12:05 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(2)
2017年 03月 08日
3月中旬のインフォルマシ
まぶしい日差しに浮かれ、図に乗って洗濯機をフル回転する。
部屋が物干しで埋まるが、外に干せない。
3月は春なのか、冬の終わりか。

ほんの一瞬、ごまかす気分で外に出る。
花粉スイッチが入り、ティシュを忘れたことを後悔するが、もう遅い。
夏はまだか。

気づくと、ゴミ箱に服を入れていたり、コーヒー置き場に醤油があったり。

いろいろおかしなことになってきた。
春かもしれん。

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Bloom
2017//3/1(水)-10(金):
Ribaco Collection(西新橋)

リバココレクション期間限定ショップのお知らせです。
ミモザの季節がやって来ます。花言葉の様なエレガントな春のアイテムを集めました。リネン&デコールの新作リネンやバスケット、carnetのバッグ、トルコの手編みのアクセサリー、chez tomoのブラウス、tullaのストール、ミモザのリース作りのワークショップetc。

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暮らしの造形展 Ⅶ
岩谷雪子◇箒とオブジェ 
冨沢恭子◇かばんと布偶
2017/3/4(土)-20(月祝):ギャルリももぐさ(多治見)
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JR中央線、多治見から名古屋、名古屋から多治見。

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40th 2017 3.6
mon sakata
2017/3/6(月)-11(土):「studio」古道具坂田 隣(目白)
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秋野ちひろ New Window
2017/3/11(土)-26(日):Gallery SU(麻布台)
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ちこたん、がんば。
けろたんもがんば。

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戸塚みき展 -源流へー
2017/3/16(木)-28(火):FRAME+GALLERY 37°(名古屋)
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月日荘展、最終日16日(木)にお出かけの方は、Wで藍。

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坂村岳志 花の会
2017/3/18(土)19(日):東京国立博物館内茶室(上野)
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さかむらくまもんがやってくる。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-08 15:10 | 毎月のインフォルマシ | Comments(0)
2017年 03月 07日
TOMMYのばかん
泥まみれのスライディングセーフ、前々夜。

お冨さんより、画像が届いた。

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やれやれ。
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まったくもう。

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心配して損した。

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抜け目のない、あきれた上等仕事だ。
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こんにゃろうめ。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-07 21:35 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 03月 07日
若い衆とのコラボ品-2
金工作家:小原聖子

さいしょに届いたのはモビール。
真鍮+白漆&御大ハギレ。
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その後、聖子ちゃんのインスタにUPされたのがこちら。

思いがけないアプローチに、TG一同わぁっとなった。
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納品されて、もっと驚いたのは、クオリティとクオンティティ。

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ぜんぶ違った。
ぜんぶかわいかった。
そして、個々のボリュームもあった。

あまりのステキさで、聖子ちゃんがここにいたら、抱きしめたい。
丸めてあるものは、首にかけると長い1本。
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奇跡のコラボで幸せだ。

・・・・・・・・・・・・・・・

服飾作家:クチル・ポホン 井上アコ

ちいさなハギレならアコちゃんが有効活用してくれるはず。
これらを渡してみた。
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味噌煮込みをすすりながら名古屋で見せてくれたサンプルがこれ。

化粧ポーチとして長物がギリギリ入る、あるようでないサイズ。
置くまで手の入るミラクルなデザインだ。
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そして最終納品分がこちら。

裏地づかいがにくい。
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これで全部につき、TGには先取り禁止令発布済み。

たまらないね。
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紙造形:宮下香代

紙・鉄・柿渋・墨などで造形物を想像する宮下さん。
最初に提案して頂いたモビールがこちら。
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その後、小箱も追加して下さった。
紙と布の密な出会い。

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製本家:都筑晶絵

ちいさなハギレを掌におさめられる、静かで美しい紙仕事をしてくれた。
名刺入れと蛇腹ノート。
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月日荘オリジナル

きものまわりのコラボは、月日荘オリジナルとして出展。
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名古屋帯や半巾帯、ラオス谷さんの絹と合わせた数寄屋袋など。
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みんな大好き「寿」柄は掛け軸になりました。
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救出した我々は、えらかった。
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広幅水玉×うす藍かわゆす、も帯になっていた。
続々と新作が仕上がっています。
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ぜひ月日荘のインスタグラムからご覧下さい。

・・・・・・・・・・・・・・・

TGオリジナル

うす藍岡崎木綿。
巾はそのままに紐をつけて前掛けになった。
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柄と無地のはざま、そのまま使用の前掛け。
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クッションも生地巾を有効に作った。
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三つ編み絞り紐もつなぎ合わせてクッションに。
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ハギレやカット反はこうするといいですよ、という販促活動の一環だ。
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カディコットン、ゆらぎ麻葉の空色。
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端を縫い止め、大風呂敷になった。
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若い衆、みんな、ありがとう。

おかげでハギレは生きた。
新鮮なアイデアと解釈と手業で、こうも生まれ変わってほんとうにうれしいです。

月日荘展で、みなさまお手にとってご覧下さい。

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ひとつ、知ってほしいこと。

正藍型染師 田中昭夫82歳。
自分の型染布を、我々があれこれすることに、寛大だ。

ヘンだとか、文句とか、一切ない。
かなりポジティブに理解し、受け止めてくれる。

柿渋をかけられたり、裏づかいされたり、首飾りやかばんになったりに、むしろ興味がある。
ぐるぐるさわって眺めている。
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だからコラボが企画出来た。

もう少し若かったら、別のコラボが出来たかも。
いや、年を取って丸くなったことで、コラボを許してくれたのかも。
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いずれにせよ、間違いなく、ラストコラボ。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-07 16:28 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 03月 07日
若い衆とのコラボ品-1
柿渋染め作家:冨沢恭子

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ヒダヒダ縫いがポイントの「小籠包かばん」。
御大×TOMMYの贅沢なショーロンポー。
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発掘された、途中やりの「鳶の親方半纏」が元生地。

この松煙染ハギレに冨沢柿渋がかかった。

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冨沢さんは、ギャルリ百草展と会期がかぶるため、いまもって鋭意制作中の状況。

預けた田中染布はこちら。
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生地は仕込み済、と連絡があった。
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科布にはチクチクを入れ、柿渋。
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問答無用の特別待遇。
ほかの若い衆には他言無用。
スライディングセーフの前日納品とはこれいかに。

かたずを飲んで震えて待つ。

※3/7現在の仕上がり状況はこちら⇒
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洋服:
MITTAN

ざらりとした触感が涼しげな、広幅カディコットン。
ゆらぎ麻葉の型染ワンピースは、2枚重ねでも単体でも着られる。
内側は藍無地の麻。
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岡崎木綿広幅に空色の紗綾形。
内側はクレープ木綿晒。
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いつものMITTAN商品よりハンドルが長く、肩にも掛けられる特別仕様のバッグ。
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”型染”師の”絞り染”、岡崎木綿で。
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のれん用に作った帆布に藍×渋木。
「巴」は片面に。
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裏地は、絞りBAGも同じくMITTANの藍のペルーコットン。
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袴風パンツの菱花柄は、この布のみに使用の型紙。
あまりにも贅沢。
可能な限り柄が途切れないよう調整してあった。

上質の薄手カディコットン広幅に、花芯は藍取り、すっきりした濃藍で。

袴のようにポケットは付いていないが、しっかりと御大の布を感じていただける、とのこと。
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MITTANのインスタグラムでもご覧頂けます。

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洋服:奥田早織

数十年前に古民芸もりたで求めた江戸期の蚊帳の藍無地を、早織ちゃんへパス。
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すると貫頭衣のような、早織解釈の3枚が届いた。
肩が蚊帳、下はそれぞれ早織セレクト麻。

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中央のちいさなパーツは小原聖子の真鍮+白漆。
コラボ&コラボのTOPS。
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デニムのヒモパンツ。
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裾のみ正藍無地木綿。
ここまでムラなく濃く染めることの凄さ。

ウエストゴムパンツ。
まえうしろ、履き間違えOKな仕様。
薄藍かわゆすの裾と、広幅木綿の貴重なBIGチェック。
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チェックパンツの後ろ面、無地は2種類。

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TG布茶もレポートしてくれました。
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奥田早織さんのインスタグラムでもご覧頂けます。

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洋服:加藤希久代

好天のいまがチャンスと、すべてに洗いをかけてみた。
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干しながら、気分が上がってしょうがない。
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白梅をバックに、梅ちゃんシリーズ。
両端は岡崎木綿、真ん中はインドカディコットン。

たまらない。
わたしはこの3点セットが欲しい。
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2017年の初染め、薄藍かわゆす
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カディコットン&手紡茶綿、たっぷり贅沢なギャザーブラウス。
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パンツのストライプは左右それぞれ。
岡崎木綿の貴重な広幅を使いました。
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正藍無地との悩ましいリバーシブル。
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ハギレパーツをパッチワークしたラップスカート。
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もしかして
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両面いける。
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なんの衒いもなくみえるストライプ。
だからこそ、素材と染めがモノを言う。
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広幅に太い縞、藍取り濃淡、そしてこの生地。
春を飛ばして初夏の風が吹いた。

この手の上質なカディコットンは、いま手に入るのかどうか。
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続きます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-07 14:04 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 03月 06日
七緒vol.49と月日荘ご近所MAP
そろそろみなさまの目の裏まで藍色になった頃だろう。
足の裏まで、どうかもう一声お付き合い下さい。


明日3/7は雑誌「七緒vol.49」発売日。
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P98-P103に「田中昭夫の藍仕事」が載っています。
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文は工芸ライター田中敦子(肩書がTG、笑)。

TGとの物語というより、田中紺屋の物語として、冷静に熱く書かれています。
御大の歩んできた、まっすぐな藍の道が垣間見れます。

あの日、カメラマンの撮ったポートレートが秀逸。
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七緒vol.49で、御大の表情をご確認下さい。
何とも言えない、いい顔です。

月日荘展にお越しの方も、来られない方もご一読を。
ちなみに限られた冊数ですが会場でも販売します。

そして。

行き帰りにごはんかお茶がしたい。
名古屋がはじめてでよくわからない。

そんなあなたのためだけに「月日荘ご近所MAP」を作りました。
作成は月日荘妹さん。
会場にてお持ち帰りください。
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来る前にどっか行きたい方へ。
これで見られます?
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未訪ながら「8.トップフルーツ八百文」のフルーツモーニングは、絶対のゼッタイ美味しい予感。
フルーツランチもあるって、どゆこと。

初にゃごやのみなさまには「3.山本屋本店」「17.まことや(金曜休)」で味噌煮込みうどんをおすすめします。
「すみませーん、半生で煮えてないみたいなんですけどー」って言わないように。

和菓子とカフェ「10.菓匠 花桔梗」は月日荘帰りに丁度よろしいかと。

・・・・・・・・・・・・・・・

明日は「若い衆とのコラボ-1」と「-2」を一気にUPします。

これがまた、いいんだなあ。

震えるぜ。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-06 22:57 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(4)
2017年 03月 06日
若い衆とのコラボ品ー序
2016年5月、奥の院より発掘

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-06 18:49 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 03月 05日
リバマ事件簿ー了
田中紺屋の不測事態を見かねた黒幕は、播磨藍の村井さんとその知人の方から、急きょ蒅を分けてもらうことにした。
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「その人たち、誰だかわからないんだよなあ」
「ここに来たことあるっていうんだけどなあ」

村井さんも日々の推移を心配してくれていた。
自分の知らないところで、色んな方が気にしてくれている。

「オレは運がいい」
ボソっとつぶやいた。
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外に、素晴らしい色味のタオルが干してあった。

「甕に水を張る前にさ、中をきれいに拭き上げたんだ」
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この意味わかりますか?

朝早く起きて、藍が到着する前にひとりで再度さかさハシゴを立て、甕に入り、バスタオルで中を拭いたってこと。

ご厚意で分けて頂いたありがたい蒅を入れるのだ。
丁寧に、だいじに、仕込みたい。

ちなみに例の寒明け蒅は、20日経って青が出て来た。
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試し染め。
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少し青になりましたね。
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「まあそうかな」

「こんなもんじゃないんだけどな」
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お待ちかね。

播磨藍を受け取った黒幕のクルマがやってきた。
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蒅がすぐ沈むように、あえて乾いた一昨年の蒅を用意してくれていたとのこと。
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出来立てだった寒明け蒅とは、ずいぶん違い
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からりとして、タネもカラも混入していない。
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いよいよ田中紺屋の藍甕に「播磨藍」が入る。
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1俵の半分量を、大谷焼甕1ツに仕込む。
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フスマと石灰を投入。

辛くしないよう、注意深く。
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こんどこそ慎重に。

きちんと建つまで、「紺定」色のパキッとした濃い藍になるまで、待つ。
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ようやっと、田中紺屋の気が晴れた。
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ラストスパートに準備した、型付け済みの反物群。

これらは、藍がしっかり建ってから、ぼちぼちと染めていけばいい。
慌てた仕事はしない。
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さて。

我々TGが関わって「田中昭夫の染め布展」を行うのは、この月日荘展でほんとうに最後です。
まとまってご紹介できるのは終わり。

さいご、さいご、でTGは最後です。

ただし、この様子じゃ、田中御大はまだ染め続けます。
誰にも止められない。
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では、3月以降、徐々に染まった反物はどうなるのか。

どこで入手できるのか。

TGが、またどっかで「最後」展をやるのか。

「否。」

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この先はすべて名古屋月日荘取扱いとなります。

それだけは、決定しています。

・・・・・・・・・・・・・・・

すでに3/10からの月日荘展分のパッキングは終わりました。
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力強くも愛らしい岡崎木綿の帯地。
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弁柄も入りました。
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月日荘好みのリクエストに応じた花柄、岡崎木綿帯地。
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やわらかく染まったカタバミやベニバナも。
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例の古い韓国手績手織麻の帯地は、あるだけ御免。

再度申し上げますが、生地がもう手に入りません。
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江戸期蚊帳に正藍無地染め反も出します。
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少しですが、カット反もあります。
ハギレセットも作りました。

そして「若い衆コラボ品」。
こちらの詳細は少々お待ち下さい。
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しめて大段ボール11個分。

来週金曜からの月日荘展にて。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-05 10:59 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(7)
2017年 03月 04日
リバマ事件簿ー2
※「3月上旬のインフォルマシ」は、諸般のリバマ事情で遅れている、もしくはすっ飛ばしにつきご容赦下さい。

年季エプロンのセット完了。
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オーマイ

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ガ。
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入った。
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はしご脚立を抜いて
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残った灰汁は、手酌ですくう。

これだけ深い大甕だってこと、お分かりいただけましたか。

わたし、今ようやく理解しました。
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バケツリレーの巻。

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誰か映像を撮ってくれまいか。

花咲か黒幕。
枯れ木に花を咲かせた、張本人。
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みるみる、リレーは続き
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すくい出し終了。

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灰汁の甕は空になりましたとさ。
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次に、仕込中の藍液を
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かき混ぜながら、ポンプで移動。
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いやー助かった、とも。
ありがとう、とも。

何らコメントもなく、つつがなく、当たり前のように完了。
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もしも地震が来て、空の甕が割れてはイケナイ。
火壺に火を入れたらなおのこと。

甕には必ず水を張っておく。
それが鉄則らしい。
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大仕事が終わった。
あとは、明日、黒幕が運んでくれる播磨藍の蒅を待つのみ。

阿波藍から播磨藍へ。

ブランドにはこだわりません。
きちんと建つ藍、だけを求めます。

一大転換。

愛染様、田中紺屋はなぜこうもジェットコースターなのですか。

お元気で何よりですが、周りの心臓がもちません。
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ひと仕事済んだことで、御大は一杯やっちゃいたい心境。

そうでしょうとも。

だが申し訳ない。
TG達は今、それどころじゃない。

「田中さんだけ飲んでいて下さい」
と、仕事の手を止める気配がない。
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は。
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いやいや、うちら、まだ飲めないんで。

しかもコレ、常温なんでしょ。
どうせなら、冷やしておいて下さいよ。

さっきまでの大甕もぐりとは別人。
とぼとぼ、ヨタヨタの82歳に戻ってしまった。

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播磨藍の村井さんに、電話しておこうね。

ありがたいよね、キチンとお礼を言わないとね。
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黒幕の指示により、ホットライン中。
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気の利いたお礼とか、そういうの、なんにも上手く言えない田中御大。

ぼそぼそ、もにょもにょ、口ごもりながら、やっと電話をした。

心なしか、感極まっていた。

捨てる藍あれば、拾う藍ありだな。
と、下手なたとえも言っていた。
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ひとつ別件朗報。

月日荘展に出す帯地は「岡崎木綿」が主の予定でした。
DMにもそう入れてあります。

じつは。

古い韓国の手績手織麻の帯地、10数反が出ることになりました。
「また出たか」と思われても仕方がないですが「また」なんです。

ああ、どの口が。

でも、

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「紺定」の濃い藍色、糊際すっきり。

素晴らしく上等の手績麻の帯地。
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見入ってしまう、綱部分の藍取り。
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2015年頃に染めたって、あの方が言うんです。
青山DEE'S HALL「最後の頒布会」の頃。

素材もいい。
染めもいい。
藍の色も、ものすごくいい。
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これらの反物は、あるだけ御免。

どうぞあしからず。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-04 10:29 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 03月 03日
リバマ事件簿ー1
月日荘展に出す、帯地反物のサイズを測り、数をチェック。

キモノ目当てではない方々向けの「若い衆コラボ品」については、是非あらためたい。

やつらの仕事に、震えたのなんの。
完全にやられたね。

値札書き、納品書、出荷準備をしていこう。
反物だけでなく、座布団カバーや卓布、ハギレセットもある。
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さいしょに仕込んだ大谷焼甕3ツは、2週かかってこんな調子。
少し青味が出てきたが、月日荘展は間に合わない。

建ったところで、元気な藍かどうか、まだ怪しい。
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ステンレス大甕に仕込んだ藍は、当分無理。
素人目にもダメさがわかる。

イチからの地獄出しは、余計に暇がかかる。
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測れど測れど、アルカリは高い。

前代未聞の「殻入り蒅」に慌てふためき、気が急いて、石灰やら灰汁やらを足しすぎた。
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気長に待つ覚悟は、全体合意済み。

しかし、自身でも藍建てをする、黒幕こと型染作家 津田千枝子。

不調な甕を覗いては意気消沈する年寄りを見で
「あまりにも不憫、ちゃんと建つ蒅を手配してあげたい」と言う。
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まあね。
出展する染布はじゅうぶんあるし、あとからゆっくりでいいね。

今度こそ余生だもんね。
だっておそらくこれが最後の藍建てだからね。

用務員のわたくしは、遅れ気味の事務作業に必死のパッチ。
やることなくボヤっとしている田中御大に、シール貼り作業を振り、お茶を濁すことで手一杯。
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今日はTG大集合のBIG DAY。
やる気マンマン、リバーマウスこと川口へ。

さあ一気呵成に、事務作業の大詰めだ。

やるよ。
じっと座って、落ち着いて、地道にやるよ。
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すると、色めきたった黒幕が、叫びながらやって来た。

「朗報、朗報! 播磨藍の村井さんが協力してくれるって!」

兵庫県西脇市で藍をつくっている村井さん。
2014年自宅紺屋展ツアーにもご参加下さり、京都美山ちいさな藍美術館と懇意と聞く。

拙ブログで、田中紺屋の藍がよくないことを知り、心配していてくれたらしい。

そこへ突如、あの黒幕からの電話が鳴ったわけだ。

ただし今季の播磨藍の蒅はすでに予約で終わっている。
そこで東京在住の知人に連絡し、田中紺屋へ分けてもらうよう、すぐさま手配してくれた。

その方もツアーの参加者だった。

村井さんの説明ですぐに事情を察知
一も二もなく快く応じてくれた。

明日にも黒幕が蒅を取りに出向き、田中紺屋へ運びこむ段取り。
あっぱれな連係プレーだ。

「田中さん、そういうわけだから、村井さんの播磨藍の蒅であたらしく仕込もうよ」
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先だってのステンレス大甕仕込みの時もそう。

なかなかの大仕事に、なんの躊躇もない。
藍のことで一切ためらわない。

それを見るにつけ、このヒトの素直すぎる藍一心に打たれてしまう。


で、二人でムシロを動かして、何が始まっちゃうわけ?
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大谷焼甕3ツは仕込み中。
奥の1ツは灰汁が入っているので、場所を空けたい。

ただし、奥に仕込むと染め仕事がやりにくい。
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そこで仕込中③を奥に移動。

空にしてから、ココに播磨藍を仕込む。
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と、いうことをアッと言う間に相談し、さっくり行動に移していた。
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すっかりおなじみ。
この半月で3回目の出動、吸出しポンプ。

手元スイッチのない、コンセントを差したら即吸いのレトロポンプ。
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あっちゅう間に、ハイ、吸水。
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吸いきれなかった残り灰汁は、どうするのか。

てか、この逆さ脚立の意味は何ぞや。
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脱いだ。
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年季な防水エプロン2枚。
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前に付けて
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後ろにも付けた。
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ちなみにお伝えしておきますと。

こちらの82歳。
外出時は杖をついております。
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しょっちゅうひっ転び、あっちこちに絆創膏を貼っております。
ものすごく、歩みがヨタヨタです。

藍仕事に対する素早い動きを見ると、信じがたいですが本当です。
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きょうこそ事務作業の佳境って。
全員参加のBIG DAYって。

ぽかーん。
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続きますけど。

大丈夫でしょうか。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-03 00:43 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 03月 02日
リバマ事件簿-序
月日荘展まであと1週間。

藍はやっぱり、建たない。
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それについては忘れよう。
終わってからでいい。

甕場に入るのも遠慮する。
だって、どうしようもない。

出荷に向け、事務仕事が佳境だ。
反物サイズ計測やコラボ品チェックで忙しい。
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月日荘さんも来てくれた。

タグ書きしたり、数えたり。
やれどもやれども終わらない。

「よくもまあ、こんなに染めたよね」

邪気のまったくない「紺定」染布を触っていると、すべての大騒ぎがチャラな気分になる。

この御大、無心でひたすら染めているだけ。
台風の目、の星の下に生まれたらしい。


さあ我々は、落ち着いて、間違いのない、丁寧な事務にいそしもう。

いそしみたい。

のに。

のに。

のに。

のにのに。

あの紺屋が卸さない。
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あわわ。

おじいが、また何か始めてる。
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続きます。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-03-02 10:19 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 02月 26日
ただいまの藍状況と、コラボ品チラ見せ
もろもろ、いろいろ、ありました。

昨年秋からのこと。

→「月日荘展、決定」
→「どんどん染めたいのに藍が薄い」

→「寒明け蒅を待つ」
→「待てど暮らせど来ない」
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→「イライラMAX」
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→「やっと届いた」
→「すぐさま仕込む」
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→「ヘンなカスが浮く」
→「辛抱限界」
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→「ついに、ステンレス大甕にも仕込む」
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→「藍が建った」
→「ギリギリセーフ、月日荘展に間に合う」

以上、感動的で優秀なシナリオ。
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のはずが、最後2項は、夢となる予感。

→ 「藍が建った」 →「藍が建たない」
→ 「ギリギリセーフ、月日荘展に間に合う」 →「慌てず騒がず、うまく建った段階で、紺定らしい渾身の染めをする」
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に、差替えをお願いします。


あの藍の種の殻が、どのように沈むか実験してみた。
茎もけっこう混じっている。
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3日後も浮いていた。
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おかしい、おかしいと、藍液を混ぜながら弱り切っている。

「こんなに赤くちゃダメだ、青くならないんだ」
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見かねた黒幕が来訪し、アルカリ度数を測る。
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大谷焼甕3ツ、ステンレス大甕1ツ、計4甕。
どれもこれも高すぎる。
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試し染め。
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いくらなんでも、ありえない。
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ぜったい早まらないよう、重々言い聞かせる。
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藍こそすべて。
藍だけが生きがい。

もっともっと、染めたい。
正藍型染師 田中昭夫、ウソのない、ただいまの心境です。


御大を筆頭に、みなさまどうか、気をお確かに。

月日荘展用の帯地反物、すでに50本以上ございます。
切売りカット反もご用意しています。

足りないわけではありません。
むしろ多い位です。

そして、若い衆コラボ品が続々と仕上がっていることもお忘れなく。
でらごっつ、イイんです。

月日荘展まで、随時チラ見せして参ります。


まず、服飾作家クチル・ポホン井上アコちゃんのポーチが追加されました。

ウラ地の使い方がクチルポホン。
ふたつと同じ組み合わせがなく、ニクさ満点。
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金工作家小原聖子ちゃんのアクセサリー。
布に目のない、聖子ちゃんらしいあしらい方にドキっとする。
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紙造形の宮下香代さん、モビール作品だけでなく小箱も追加してくれました。
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ちんぴはぴんち。

ピンチはパンチ。


リバマ is 不安タスティック。

リバーマウスの中心で、藍を叫ぶのも、あと10日とちょい。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-26 22:35 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(3)
2017年 02月 24日
ロソドソ
不穏なときこそ効く、気抜け案件。

理容ロンドンの駐車場はどこか、探すが見当たらない。
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ロソドソならあった。
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いいね! 35件とか、目指す。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-24 19:53 | ものすごくその他 | Comments(2)
2017年 02月 23日
叱られて、建てて、飲んで、金太郎-2
まず、甕底にすこし残った澱を吸って、キレイにするのが先だ。

水で薄めてポンプで吸いだしたい。

ヤール巾&インド120cm広巾用のステン甕。
いま染めたいのは帯地小幅、半分の水量で十分。

柄杓を立てて、この深さ。
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「よくこんなこと、やってきたよね」

「うん」
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あのポンプが出動。

重いのなんの。
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キレイになったので、本番の水を注入。

この甕だもの、たまるまで時間がかかる。
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わっせわっせ、走り出した。
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甕を温めたい。

火壺におが屑を、はい、入れて。
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甕もデカいが、火壺もデカい。

おが屑、しめて3袋。
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火を投入。

何年ぶりかで、ステンレス甕の火壺に火が入った。
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ステンレスの特大特注藍甕の設置も、御大がひとりでやった。
地面を深く掘り下げ、火壺にする周りをブロックで固め、横に3ツの甕を並べてある。

この甕で建てるのは、それこそ最後だろう。
緊急事態の、さらに特例だ。
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落ちれば、水没か火あぶり。

もはやわたしの足元も立場も危ない。
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ワイルド作業のあとは、こぼれたおが屑をしずしずとキレイにする。

仕事は緩急。
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バケツですくいながら、一俵まるごと蒅投入。
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フスマも2升投入。
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石灰も投入。
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雪景色。
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オレオMIX。
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深いので、動作もゆっくり。

蒅が水になじむように、確実に混ぜ込んでいく。
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先だっての3ツの大甕は「誘い出し」で仕込んだ。

今回のステン甕は、まっさらから。
これが世に言う地獄出し。
※藍建てテクニカル部分にご興味の方はこちらから→ 
季刊「染織と生活」第10号 94ページ


どちらか上手く建った藍で、染める。
「紺定」の藍になってから、染める。

勇み足はご法度、ぜったいダメ。
あの反物群には、しばらく待っていてもらう。


あっちもこっちも、火壺から煙。
紺屋らしいにおいでいっぱいになった。
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「ああくたびれた」

椅子にストンと座ったすきに、布茶が混ぜ棒を持つ。

この長さと浮力と蒅の重さで、バランスのとりにくい代物。
力仕事なのだと、よくわかる。
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半分量の予定が、8割っぽいが黙っておいた。


急な大仕事が終わった。

しばらく待つのは同じだが、ずいぶん気も晴れただろう。

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昼もとうに過ぎた。

近所の定食屋へ。
大騒ぎで、おなかがペコペコだ。


隣でひとり、こっそり何かを注文するヒト有り。

うちらに、何の断りもなし。
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これだもんなあ。
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やれやれ。
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引退宣言した2014年秋のこと。
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立派な精練窯も、役所に煙の文句を言われ、イヤになって捨てた。
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川にせりだした桜の木。
ついでにとがめられ、勢いでぶった切った。
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その桜が、芽吹きはじめた。
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今日、ひとつ咲いていた。
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御寵愛のバラは、まだ。
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いや、咲いていた。
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黒幕が帰り、座敷で事務作業にいそしんでいる時。

「これも出したらいいよね」
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って、どの口が言うのか。

何度尋ねても「もうない」って。
「これ以上探しても、昔の染めはもうないよ」って。

百万遍のやりとり攻防の末、また出たんか。

ひゃー。
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酔狂に作ったという、こども用の腹掛け。

「金」と「宝」のリバーシブル。
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いくら若い衆でも、サイズ小さめ。
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濃藍くっきり、上等の木綿生地。
キレッキレのみごとな糊際。

まごうことなき「紺定」仕事だった。
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さらに詰め寄る。

「もうないよ」と、逃げた。
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誰が信じるものか。


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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-23 14:28 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 02月 22日
叱られて、建てて、飲んで、金太郎-1
寒明け蒅のツブツブ事案もあり、ただただ焦る、田中紺屋。
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月日荘展まであと2週間。

藍の色は悪くないが、建つにはまだかかる。
一週間か十日か、どうか。

待つしかない。
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ひまにさせてはいけないという、TG心。
展示に使えそうなカゴを「洗っといてください」と宿題を出しておいた。

次に来ると、ちゃんと洗ってあった。
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洗い方は豪儀。

あの精練窯で湯を炊き、ぶっこんで洗ったそうだ。
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持ち手のこわれたところは、ワイルドに継いで
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リボンで隠しておいた、って。
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かわい子ちゃんですね、と答えておく。
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本日は遠路真鶴よりTG布茶もヘルプに来た。

「こんなに終わっていたんですね」

今や遅しと、山になった型付け済み反物。
ネズミ害避難のため、オンジの部屋に寝かせている。
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先に薄藍染めし、糊を置き直し、さらに染める反物は、田中紺屋の新骨頂「幾何学紋」だ。

藍染の不変意匠は唐草文様だが、このあたりの大胆柄は「紺定」オリジナル。
同じように見えて、違う型で2反。
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布茶の首元が気になる。
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薄藍かわゆす「大」だ。

先取りゲットではなく、モニター使用の一環だろう、きっと。
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「あのさ」と、もじもじしている。

「オレの感じじゃ、いま建ててる藍は、待っても濃くならないと思うんだよね。だからさ、もう染めちゃっていいよね」
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何を言い出す、この御大。

あれほど黒幕から「慌てた仕事をしないよう」念押しされたのに、この発言。

「間に合わせたいのはわかるけど、それをしちゃダメですよ、黒幕に叱られますよ」

すると、なまくら返事で藍をかき混ぜだした。
我々さえいなければ、反物をいますぐ放り込みたい。
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奇跡のタイミング到来。
あらわれたのは、我らが黒幕こと、型染作家 津田千枝子だった。

「藍の調子はどう?建ってる?」
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ハギレを藍につけた。
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だめよ、まだ建ってないわよ。
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日直2人は、黒幕先生に駆け寄る。

「センセイ、さっきね、ダメって言ったのに、染めようとしてたんですよ」

大目玉の田中君であった。
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今までの田中さんなら、こんなに焦らない。

いちおう最後だから、楽しみな人達がいるから。
気ばかり走る。

型付けは出来ているし、やれることもないし、時間もない。


すると、ぽつり。
「残りの一俵も、これに建てようかな」

「そうだね。どっちかが建ったら染められるし、建ててあってもいいもんね」
黒幕が返した。


先だっての寒明け蒅は、2俵100kg。
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うち1俵は、3ツの大甕で使いきった。
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残り1俵はキープ中。
べつに、建てたって構わない。

でも「これに建てる」って、どこに。

水甕祭のあのステンレス甕しかない。



迷いも躊躇もなんにもなさすぎて、何が始まったのか、しばらくわからなかった。

黒幕と御大は、阿吽の呼吸で動いている。
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なんだ、なんだ。

何が始まったのか。
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おーい、愛染様。
たいへんだよ。

また藍建てが始まっちゃったよ。
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続きます。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-22 16:38 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 02月 21日
そうは紺屋が卸さないー2
うまくいかない「寒明け蒅」の藍建て。

余計なことをして、藍がダメになっては大変だ。

御大を、しばし藍甕から離すのが賢明か。
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この日はゲストサポーターが駆けつけてくれた。
文字通りの「若い衆」。

骨董市や古本屋を巡り、とうに廃刊の藍染め文献を根こそぎ蒐集、愛読しているツワモノ。

2年半前の自宅紺屋展ツアーからのキーパーソン。

どちらも、ちょいとした変人です。
なので気が合うんです。
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本日のメイン作業は、帯地反物の計測。

若い衆と用務員。
サイズを測ることはできるが、その後が不得手であった。
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「田中さん、もしよければ、反物を巻きなおすの、手伝ってもらっていいですか」

気を紛らわせるにはこれしかない。
御大は、こういう作業も得意とする。

案の定、おとなしく手伝ってくれた。

丁寧仕事は、やはりうまい。
みるみる巻き直してくれた。

手が早く、仕事がすぐに終わっちゃうのがやや難点。
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いま、甕場は、立ち込めた煙でもうもうとなっている。

藍甕を温めるため、火壺で炊いているおが屑の煙だ。

甕場だけでなく、別室にも煙は入ってくる。
ここにいると、ものの数分で燻られる。

リバマでは、染め布だけでなく人間の燻製も出来上がる。

ファブリーズなど生易しいものでとれない。
帰りの電車で身を縮めるほど、強力スモークされる。

自宅へ戻ると、リバマを思いつつ、速攻で洗濯機を回すのが通例となっている。
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さて、日も暮れた。
リバマを辞す。

なんとも歯切れの悪い一日だった。
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帰り道、この非常事態を、黒幕こと型染作家 津田千枝子に相談する。
黒幕でさえ、このツブツブは分からないとのこと。

藍建て数日は、一日一日がデリケート。

翌日、黒幕はすぐさまリバマへ赴いてくれた。

第一に、ツブツブの正体を突き止めたい。
第二に、慌てたことをしないよう、御大を説得する。

これは何か。
蒅に何か混ざったのか。
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黒幕いわく、これを乾かして解明できたと。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

寒明け蒅は、パッと見、やわらかで細かな腐葉土タイプ。

よくよく観察してみたらしい。
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アイツだ。
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さすが名探偵クロマク。

ツブツブの正体は「藍の種の殻」だった。
「種のまま」も少量混じっていた。
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ちなみに、去年収穫した藍の種がこちら。
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ですね。

少し考え、よく見ればわかることだった。

とはいえ全くの想定外。
藍の種の殻が混じるなど、あるはずのないこと。

正藍蒅を建てて45年の田中紺屋。
甕一面、大量のツブツブ出現に困惑した。
慌てるのもしょうがない。

阿波徳島の蒅事情も、変わってきているのかもしれない(これはまた別の気掛かりな問題)。

なぜ今なのか。
愛染様の思し召しか。
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正体が知れれば、多少は安気。
そのうち底に沈むだろう。

「殻入りの蒅」となると、その分、蒅を足したほうがいい。

石灰などでアルカリを高くしすぎると、建つのに時間がかかるので要注意。
余計なことはしてはいけない。

以前、御大は「藍は分からない」と言っていた。
ベテラン藍染師でも、あぐらはかけない。

世話が焼ける。
だからかわいい。


ともかく。
納得のいく仕事をするのが「紺定」の使命だ。

3月の月日荘展が目標ではあるが
*万が一、間に合わなくても仕方ない
*慌てた仕事をしない

黒幕にそう指図され、うなづいていた。
時間がかかろうとも「紺定」印の付けられる仕事をするべきだ。


楽しみにしている皆々様におかれましては、震えて待たされてばっか。
でもきっと、この緊急事態をご理解頂けると信じている。


【田中紺屋「紺定」の最重要ミッション】

-慌てた仕事をしない
-渾身の染めをする

これしかない。

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つるりと簡単な染めなんて、そうは紺屋が卸さないのだ。


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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-21 18:46 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 02月 20日
そうは紺屋が卸さないー1
世紀の寒明け蒅到着より3日目のこと。
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もろもろの用務員作業のため、リバマ再訪。

リバーマウスこと川口、とくれば名物太郎焼。
1個150円。
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田中御大は、新しい藍で1反でも多く出したい。
いちおう「最後」と本人も理解している。

月日荘展まであと3週間。
時間がない。

2月田中学校は忙しい。
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かわいいかわいい、藍さまのお世話か。
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「今回は急ぐため、蒅のカタマリを手で潰して混ぜ込んでいく」とのこと。
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これのことですか。
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たしかに、一面、何かで覆われている。
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布について、染めムラになっては、たまらない。

藍液に混ぜ込んでいきたい。
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ザルですくい、カタマリを手で揉んで潰している。
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「たいへんですね」

3日前が初蒅の用務員は、藍建て作業を見るのも初。

こういうものかと思った。
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御大はデリケート作業中。

お邪魔にならぬよう別室に退こうとすると、首をかしげかしげ、冴えない声でつぶやいた。
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「こんなにカスが残るのはおかしい、はじめてだ」

「ふつうは、揉めばだいたい混じって、なくなるんだ」

じゃあ、なんですか、これは。
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大量のツブツブしたものが潰れない。

こいつが邪魔をする。
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藍染め歴60年、正藍で45年以上。
ベテラン藍染師が弱りきっている。

こんなはずじゃないらしい。
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キリなく浮いてくる物体を、ひたすらすくう。
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大甕が3ツ。

朝も早よから地道な作業。
荒目・中目・細目、3種のザルを駆使していた。

今やれることは、ほかに何もない。
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困ったビームが、こちらにまで伝わる。

厳戒、ピリピリ。
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甕場を離れて、のぞき見にチェンジ。
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ハギレを試染めしていた。
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苦虫。
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ど、どうですか?

ついぞ声をかける。
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「ぜんぜんダメだ、おっかしいなあ」

「でもまあ3日目だしな」
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自分で自分をなだめている。
ムチャクチャ焦っているのが分かる。

無理もない。
あれだけじらされた「寒明け蒅」がうまくいかない。


・不審な大量のツブツブ
・藍色がうまく出てこない


当方、ただの用務員。

苦虫顔を見て、オロオロするのみ。

みょうな慰めはいらない。
的確な善後策だけが必要だ。
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ああ困った。

困ってばっかりだ。

心穏やかな平安日は、いつになったらリバマに来るのだろう。
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続きます。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-20 22:07 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 02月 18日
癒し案件
濃厚すぎるリバマ案件から離れてみよう。

毎月インフォを垂れ流している割に、ロマンティックと出不精が止まらない。

春一番を避け、気合を入れて外出する。

はてさて、きょうは寒いんですか。
何なんですか。

冬のつぎは夏でも構わない。
私は春を待っていない。

マイリトルトラブル。

目がしばつく。
洟が垂れる。

この責めは花粉にある。
負けは認めない。

マスクなんて、大嫌い。
気に入らない。

春なんて、大嫌い。

なのにうっかり撮ってしまった。
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ま、いいもんですけどね。

こちらは鉄板の風景。
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君たちの角刈り姿に、どれだけ癒されているかわからない。

世間でいくらナチュラルが流行ろうとも、決して惑わされるな。
全日川田のような、刈りたての清々しさを忘れるな。


そして新宿駅。

君たち、まだいたね。
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2D対応のコーンに、うっとりする。

だぁれも、気にしてないよ。
でもわたしは、すっごく気にしているよ。

大好きだよ。

ずっとずっと、末永く工事中でありますように。
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-18 21:48 | ものすごくその他 | Comments(0)
2017年 02月 17日
名古屋マラソンとホテル事情とご近所情報
3/10(金)-16(木)名古屋の月日荘で「正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展」。

10(金)11(土)は、御大こと田中昭夫&TG、そろい踏みで皆様をお迎え予定です。

TGとは田中ガールズの略、という風説の流布。
ガールがひとりもいないという重大事実に、田中ゲリラ部、の略だと訂正したい。
TGBをさらに略してTG。
たけし軍団。


TGは、昨年11月時点で名古屋の宿を予約していた。

しかしどうやっても3/11(土)の夜が取れなかった。
エクザイルor嵐効果かと、不審に思っていた。

ようやく満室事情が判明。

3/12(日)は名古屋マラソンがあるという。
前日3/11(土)は、名古屋のホテルがのきなみ空ナシ。

やられた。

田中昭夫に関わる案件は、いつだって万事休す。

あ、待って、待って。

どこからも遠くて近い、日本の真ん中、名古屋。
わざわざ行かない都市ランキング上位という、ある意味レアなセンターシティ名古屋。

ほどほどの本州なら日帰り圏内ということ、どうかお忘れなく。

名古屋城本丸復元工事が見られる大チャンスのこの機会。
どさくさ名古屋はどうでしょう。

コーヒーカジタは3/11-12-13やっています。
でーらナイスでかん。

日帰りより、せっかくだし泊まっておきたい場合。

すばらしい心意気です。
ご近所泊という選択肢がございます。

●伊勢
名駅(名古屋駅の略・めいえきと読む)から近鉄特急で、いっそ伊勢泊はどうでしょう。
お伊勢さん参りとおかげ横丁。赤福本店と伊勢うどんを外してはいけません。
遷宮でも正月でもない、今こそツウの伊勢。

●常滑
名駅より名鉄特急、セントレア中部国際空港方面、常滑下車で苗族刺繍博物館があります。
セントレア利用の飛行機が楽チン。
開館は原則火水木なので3/11(土)はやっていませんが、タイミングさえ合えば強くお薦めしたい名スポット。
※常滑駅前ホテル、3/11(土)満室でしたがほかの日は空有り。
1日1組(4名まで)の完全予約制。このハードルを越えたあなただけが味わえる、ミズヨ館長直々のとびきり丁寧で愛ある解説と、美しく繊細な苗族刺繍の世界を是非。
以前伺った時のレポートはこちら
TG布茶の名レポートならこちら

●四日市
名駅から近鉄急行で30分。意外と近い穴場だったりします。
現在3/11(土)空室多し。がんばれ四日市。
四日市駅から一駅の川原町駅BANKO archive design museumは内田鋼一さんが企画した万古焼のミュージアム。お向かいはホテルルートイン
そこから歩いて橋を渡ってちょい先クライミングホームUNOでボルダリング壁のぼりも酔狂でしょう。
シューズレンタル体験コースでひと登り。わたくしの義弟がやっております、笑。
同じく四日市駅から近鉄湯の山線で2駅、伊勢松本駅メリーゴーランドは絵本界で知らぬ人ナシ。
3/11(土)の四日市コンビナートのクルーズは満席(おまえもか)ですが、23号線霞ヶ浦方面へ行けば夜景はバッチリ望めます。
長島温泉は3/11(土)泊が怪しいので、さくっと桑名で泊まってバスで長島もオシャレだな。

●多治見
3/11(土)ホテルは残僅少で注意。しかし情報として押さえたい。
多治見ギャルリももぐさで「暮らしの造形展 Ⅶ 岩谷 雪子 冨沢恭子」が、月日荘会期まるかぶりで開催中。
そうです。我らが柿渋トミーこと、MAD MAX TOMMYこと、田中昭夫コラボ若い衆のひとり、冨沢恭子さんの展示です。
トラネコボンボンごはんもあるとか。
月日荘→ももぐさのハシゴでどうぞ。


こうやって、名古屋行きを必死のパッチでお薦めしているのに。

なんだろう。
3/11(土)泊が、いかんともシリツボミ系。

大きな力に包囲されている。
大きな大きな名古屋マラソン。
車でお越しの方は、そういう意味でもお気を付け下さい。

もう一度申し上げます。

3/11(土)以外なら空いているんです。
ガラガラとは言いませんが、ガラガラです。

3/11泊じゃなきゃ来ても大丈夫だぜ。と声高に、声をひそめる。

気をお確かに。

強い意志を持って。

だいじょうぶ、あなたなら。


おい、わたしら。

こんなことで、だいじょうぶなのか。
あかんの、ちゃうか。


会期近くなりましたら、月日荘界隈グルメスポット情報を垂れ流します。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-17 13:42 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(2)
2017年 02月 16日
寒明け蒅、届く-2
さぁ、甕は3つある。
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つぎつぎにやる。
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ひと甕に、ひとバケツ分を入れる。
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蒅は底に沈まず、上に浮く、ということが意外だった。
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3甕に1俵のほとんどが入った。
よく藍を食う甕だこと。

一見、土を撒いたよう。
バラでも植えてみたい。
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棒を使い、ゆっくりしっかり混ぜていく。

手元で蒅を練り、溶けやすくしてから甕に入れる、というレベルではない。
(今回はとくに急ぐため、このあと塊は手で潰して混ぜ込んでいく)
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このひと、正藍型染師 田中昭夫。

すべてが規格外と思って正しい。

この長くて太い混ぜ棒は売ってないし、とうぜん自作。
甕だけはつくれないが、甕場の建物、ちなみに自作。
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自分の求める藍仕事がやりやすいよう、工夫を重ね、ひとりでぜんぶ作ってきた。
誰のためでもなく、藍のため。
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おっと、この動きはなんだ。
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とうの昔に手配していたフスマだった。
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測りは升で。
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藍さま、ごちそうだぞ。
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ほれ、美味いぞ。
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しっかり混ぜる。
アルカリ分は十分効いている。
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藍色に見えるけど、まだ建ってないんです。
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元のエキスがいいから、建っているように見えるが、これからが勝負だ。
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一気にやったなあ。

さあ、おしまい。
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じゃなかった。

真ん中の火壺のふたを開けた。
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かわいいかわいい藍さまを、ぽかぽかに温めなければ。

火壺におが屑はとっくに入れてある。
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ああ、世話が焼ける。
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ああ、うれしい。
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これにて蒅の仕込みは完了。

あとは数日、せっせと世話を焼き、藍が建つのを待つ。
なにとぞ上手く、早く建ちますように。

ようやく窓辺で一休み。
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ではない。

おが屑で藍場全体がいぶられ、煙でもうもうだった。
換気のため、窓を開けたのだ。
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田中昭夫の行動、どれもこれも100%、藍に結びつく。

藍への純心。
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とんがり帽子の燃えたぎる巻き返しだ。

さあ、一緒に。

震えて待とうではないか。
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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-16 13:12 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(2)
2017年 02月 15日
寒明け蒅、届く-1
思いがけない水甕祭のため、やるべき事務作業が滞ってしまった。

リバマことリバーマウス、川口へ日参する。

重要な事務作業。
「田中さんは、サインしてて。蒅(すくも)は待つしかないからね」
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鬼のTG。
有無を言わせず、DM500枚の前に座らせる。

おとなしく従う、正藍型染師 今年82歳。

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2014秋の紺屋ツアー・2015青山DEE'S HALL・通販サイトで頂戴した御芳名宛へ、来週投函致します。

ほんとう言うと、青山のお客様ほとんどが、芳名帳へ記名していない。
あの騒ぎでそれどころじゃなかったとみえる。

だって「最後」のつもりだったし。
あえて記帳をすすめなかった。

反省するが時すでに遅し。
あとは、風聞とみなさまの伝書バトが頼みの綱だ。


「ちわーっ」と、玄関で声がした。

「田中さん、誰か来たよ」

「うん」
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あ、あ、あ、

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寒明け蒅、すくも、すくも、

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キターーーーーーーーーーー

一俵50kg、二包み、
おーい、こっち、こっちーーーーーーーー

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ああ、やっと来たか。

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全世界が注目する中。
リバーマウスに、寒明け蒅が、いま届きました。

おめでとう。

ありがとう。

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てか、間髪入れず、荷ほどき。

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愛染様への報告は、あとあと。

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ああ、もどかしい。
黒幕こと津田千枝子も手を貸し、寒々しい甕場がにわかにヒートアップする。

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特級品の阿波産、正藍の蒅・2017年製。
寒明け10日で、ようやく届く。

はじめて見る蒅は、さらっとした腐葉土のよう(遠からず)。
この量の蒅を作るのに、さてどれだけ藍の葉っぱが要ることか。

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待ったよなあ、もうイヤになったよ。
と、この顔。

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独自のモジュールで計量。

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測りは使わない。
カラダで測る。

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ちょ、ちょっと待った。

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ああ、入れちゃった。

世紀の一瞬を撮らせてもらえない。

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あれだけ待ったんだ。
1秒たりとも待てるもんか。
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続きます。

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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-15 19:07 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(2)
2017年 02月 14日
2月下旬のインフォルマシ
月初、沖縄からギュッと味の濃いタンカンをいただいた。
うまいうまいでペロリ完食した。

食べ終えたのを見ていたかのように、伊豆からミカン軍団が届いた。

タンカンもミカンも。
何にもわからないだろうと、これこのとおり。
わたくしの事を、よくお分かりの筋。
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2月って28日しかないね。

2月は逃げるって言うね。
すごく困るよね。

詳細はサイトでご確認下さい。

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金成 潤子 展   
2017/2/15(水)-19(日):
間・Kosumi(東中野・落合)
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大人気の金成さんの器。
常滑の方なのですね。

行列とか売り切れとか、キラキラしたキャッチフレーズがつくらしい。
白くさわやかなギャラリー、間・Kosumiにて。

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空と海
アートの生まれる処
2017/2/16(木)-25(土):
アートスペース繭(京橋)
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ちいともちいともHP更新がされていない、もしくは遅いなあと思っていたら、Facebookはお盛んだったぜ。

HPに、FBやインスタのリンクが貼ってないトコが多いのは、意図しているからか。
わたしの辞書には載っていない事象が多い、昨今。

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BeBe textile exhibition
2017/2/17(金)-26(日):
黄色い鳥器店3F(国立)
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うちら、めんどうがって、名前を省略して呼び合う。

BeBeさんのことは、べっちゃん。
けろさんのことは、けっちゃん。

一文字でも端折りたい。

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波多野 光展「base」
2017/2/21(火)-28(火):
DEE'S HALL(表参道)
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DEE'SのFacebookで意味が分かった。

あの切手の植物画だ!

これは行きたい。

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ひろせべに作品展 ヘンリーネック
2017/2/25(土)-3/8(水):
メリーゴーランドKYOTO(京都)
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べに色蛍光カラーが映らないので、蛍光メガネをかけてどうぞ。

インターネットやらないってウワサの、べにさんのHPが出来ていて、クリックしたけど、やはり謎。
謎の毒イチゴ感で、目が回る。

いいな、いいな、京都のヒト、べに展行けて、いいな。




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# by kerokikaku | 2017-02-14 22:20 | 毎月のインフォルマシ | Comments(0)
2017年 02月 13日
水甕祭
「寒明け蒅」がいつ届いてもいいよう、準備する。
今やれることはそれのみ。

藍液自体は元気。
腐っているわけではない。

善玉菌たっぷりの、いきいきとした田中紺屋の発酵液。
藍が薄くなっても、寒くなれば火壺に火を入れて世話はかかさない。

藍色成分「藍分」だけが足りない。
そこへ、届くであろう蒅を足したい。

今回は時間がないのでイチから建てなおさない。
上澄みエキスを残し、新しい蒅を足す。
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誘い出し、というやり方。
ぬか漬・カスピ海ヨーグルトを思えば分かりやすい。

「空にしておくとさ、地震がきたら甕が割れるから水を張っておくんだ」とのこと。

紺屋に水甕。
2月みずがめ座のシャレにもならない。


リバーマウスことリバマこと川口へ行くと、いつだって想定外の事態。

ただの水甕ではなかった。
あまりの大作業に、言葉を失う。
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2月田中学校。
こんにちはの挨拶も出ない。
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水甕祭がはじまっていた。

何があっても驚くまいと誓ったのに。
心臓のムダ毛もボーボーなのに。
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こりゃ、簡単じゃない。
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ステンレス甕に藍液を移し、水で薄め、有効な上澄みエキスを大谷焼甕へ戻す。
底にたまった澱は捨てたい。

フツーの大きさの藍甕と思うなかれ。
2人がかりで作られたという、飛び抜けてデカい大谷焼3つの甕。

入れ替えが終わり、甕はエキスで満杯だった。
この作業で一週間かかったそうだ。

藍液を溜めているのは「ヤール巾&インド120cm広巾」用のステンレス大甕。
家族風呂より大きく、おぼれる深さ。

「もったいないからさ」と、使っていない手前の藍甕にもエキスをとっておく。
無駄液どころか貴重な液。
PH管理されていれば長期保管できる。

「こんな作業もう出来ない、最後かもしれない」
それでもとっておかずにいられない。

この意味は深い。

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「寒明け蒅」撮影に来たカメラマンは、まさかの「水甕」撮影。
だって、蒅届いてないんだもの。

しかし「藍液の入れ替え」という、決して世に出ることのない陰の仕事が撮れた。
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「藍建」「型付け」「藍染」
スター作業とは比べ物にならない、超マイナー重労働作業。

藍染めを本気でやるとは、こういうことだった。

小手先でやる藍染めと、わけが違う。
カラダ全体を使い、水も場所も気力もいっぱい使う。

年寄りのやる仕事ではない。
でもやる。
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ひととおりエキスは確保した。
あとは水で薄め、PHを下げ、廃棄する。

「これは畑にもいいんだ、ナスなんか沢山なるんだ」
栄養分の多い発酵液をむざむざと捨てることに躊躇している。

莫大な量の水で薄めないと、捨てられない。
捨てるために、莫大な量の水を使う。

「バカやってるけど仕方がない」
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水槽にポンプを沈め、極太ホースでステンレス甕へ水を入れる。
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水槽と甕のあいだを、おぼつかない足取りで何往復も。
手元スイッチなどと、洒落たシステムはない。
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わあ!
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目の覚めるようなケミカルブルーは、正藍のアワブクが酸化しただけ。
染めても色にならない。
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これを、水で薄めに薄め、捨てたい。
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澱がポンプに詰まらないよう、かき混ぜつつ排水する。
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ここまでで1/3とは。
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これこそ甕覗き。
試しに白生地を突っ込んでみる。
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染まっているような。
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干してみる。
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薄くさわやかな水色を「甕覗き」と呼ぶが、こりゃダメだ。

甕覗きカラーと、ほんまもんの甕覗き色は違うんだぜ。

ここまで藍がヘタっていた。
昨秋から、蒅を待って、待って、待って、待って、まだ来なくて。
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ああ、くたびれた。
水甕祭の片づけはあとだ。

見ているこっちもくたびれたって、言えっこない。
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思いがけず、田中紺屋のすさまじさを目の当たりにした。

藍染め仕事とは、こういうことだった。
これをひとりで何十年も続けてきた。

「オレもずいぶんバカやってきた」と自覚していた。
「ほんとだよね」と笑うしかない。

それでも藍バカは止まらない。

寝ても覚めても、何年やっても、いくつになっても。
アタマの中は藍一色。

骨も肉も青く染まっているはずだ。
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寒明け蒅、早く来い。

型付け準備もやりくたびれた。
10本以上やった。

うち、谷さんのレンテン白生地は4本。
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あと1か月、ない。
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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-13 22:45 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(4)
2017年 02月 12日
ちんぴ
ちんぴ
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ちんぴ
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ぴんち
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ぴんち



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# by kerokikaku | 2017-02-12 21:14 | ものすごくその他 | Comments(2)
2017年 02月 10日
月日荘展まで1か月、届かない寒明け蒅
ちょうど1か月後。
名古屋の月日荘で「正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展」が開催される。

川口ことリバーマウスの田中御大。
今頃は染めの最終段階でさぞ大わらわ、と言いたいところ。

しかし問屋も紺屋も簡単には卸さない。

寒明けより1週間経った本日現在。
「寒明け蒅」が届かない。

例年より遅れている。
故に新しい染めが出来ない。
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昨春より染めに染めた結果、藍が薄くなってしまい、秋の蒅追加投入でも間に合わなかった。
新しい蒅を待つしかない。

仕方がないので薄藍を染めたり、三つ編み絞り染めをしたり。
なだめなだめやり過ごす。
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蒅がいつ届いてもいいように、型付けは終わっている。
あとは藍染めのみ。
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「テッサ」と呼んでいる、菊の花弁の細かい文様。
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裏までデコデコが透けて見える、しっかりした紺定特製の糊。
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ラオス・谷さんのレンテン族の白生地も徐々に準備している。
一反でも多く、月日荘展に出したい。
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もはや、道路端に出て「寒明け蒅」をジリジリ待つ日々。
待てど暮らせど届かない。

待ちくたびれて「もういやになった」発言が飛び出す。

そりゃそうだ。
藍染め仕事以外、何にもない。

ほんとう言うと、月日荘展に出す反数は足りている。
焦ることなく蒅を待ち、渾身の染めが少しでも追加できれば上々、とTGは考えている。

残念ながら。
藍に狂った老職人に、そんなおためごかしは効かない。

藍染め仕事が出来ない、という根本的かつ致命的なイラつきは、もう限界に達している。

こんなことは今までなかった。
このまま月日荘展まで持ちこたえられる気がしない。

愛染様は意地悪だ。
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【正藍型染師 田中昭夫の新作染め布と、若い衆とのコラボ展】
2017/3/10(金)‐16(木):月日荘(名古屋)
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# by kerokikaku | 2017-02-10 22:19 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2017年 02月 10日
びっくりマーク
に、
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びっくりする。
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パンダちゃんは、もとの部屋のレイアウトが分からなくなって、もっとびっくり。
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# by kerokikaku | 2017-02-10 00:14 | ものすごくその他 | Comments(0)
2017年 02月 08日
2月初旬のインフォルマシ
郵便受けのDMを手にし「え、もうはじまってるやん」と。
差出人の大慌てぶりをお察ししたり、なんでもちょっと早くと思ったり。

かと思えば、ひと月近く先のDMが届き、今日がいつなのかを不安に思ったり。

2月初旬もとっくに過ぎた朝、「2月初旬のインフォ」をゆっくりUPする。

人にはそれぞれ事情があり、小さきドラマがあり。
だから初旬は来るし、春も来る。

あれだけ辛いシーズンを目前に「さて、花粉薬はどこで買い、いつから注意するのか」を健忘する己の無邪気さよ。
おせちの作り方を毎年忘れ「何を準備するのか」うろうろし、新年に昆布巻きをするような。

など。

何か言っているようで、何も言ってませんので、ご注意を。

・・・・・・・・・・・・・

Tulla 2017 Spring Summer Collection
2017/2/7(火)-9(木):ART・IN・GALLERY(原宿)
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残すはきょうと明日。
原宿の裏手で上質なインドの風が吹きます。
さっと見ると「ああインドね」かもしれませんが、じっと見はじめると遙かな遠い目になります。

・・・・・・・・・・・・・

堀部安嗣展 建築の居場所
-2017/3/19(日):TOTOギャラリー・間(乃木坂・六本木・青山一丁目)
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気になっている展覧会。
立派な図録に「図面」が載っているのを見た。
図面が読めるわけでもないが、これは、、と。

ギャラリー名に「間」がついておりますが、落合駅2b地上のギャラリーとは別です。
お気をつけて。

・・・・・・・・・・・・・

ともとかなこBag展
Fake? Real?

2017/2/11(土祝)-19(日):Shingoster LIVING(つくば)

100% Hand Made ??
100%なものなんて、
100%な人なんて!
そんな想いをバッグにこめて。

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・・・・・・・・・・・・・

BIN houseの布
2017/2/11(土祝)-20(月):菜の花暮らしの道具店(小田原HaRuNe)
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# by kerokikaku | 2017-02-08 08:41 | 毎月のインフォルマシ | Comments(0)
2017年 02月 06日
GSS6の楽屋事情はあっち
GSS会場内を掃除した掃除機の具合が悪い。

分解し、洗浄し、組み立てて、それでもヘンな音がするので、掃除機を掃除する掃除機を買ってしまったパンダちゃん。

日常のポンコツ行為へ、いちばん効く文字。
「懲」の前で正座中。
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なぜに麦とホップはこうも浸みるのだろう。

もはや発泡酒というカテゴリからとうに外れ、ビールor麦とホップという選択肢しか見当たらない。
あまりのコスパにひれ伏す。
だからって水のように飲んじゃ、と言われても、わたしは水は飲まない。


ラオスのふしぎ発見の録画を、今夜こそ観るんだ、と心に誓う。

その練習としての正座。

各方面より「ええもん観た」「好インフォに心より感謝」などなど。
続々と届いているのに、当の拡散者がこれですもん。

正座。

見損なった方は、周囲の心ある方をつついてみて下さい。
きっと誰か撮ってるはず。


GSS首脳サポーターである布茶が、GSS楽屋ネタを披露していた。
たいへん興味深く、パンダちゃんもしくはわたくしの黒さが際立ったレポートが喜ばしい。

布茶ブログからこっちに流れて下さる方は多いと聞く。
こっちからあっちの流れがあるかは知らない。

こう見えて、打ち合わせ皆無の仲につき、何の交渉依頼もなく、互いに知らぬ存ぜぬの勝手気ままな美しい付き合いである。

当方FB怠慢につき、何かをアレされているらしいが、存じません。

ありがたいと、麦とホップを正座でたしなみ中。




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# by kerokikaku | 2017-02-06 20:00 | GSS | Comments(0)