2010年 11月 22日
高木さん
出たてほやほやku:nel金沢の特集ページ
高木糀商店さんだった。

高木さん。

金沢に出かけたほんの数回しか
お目にかかったことはないけど。

金沢ひがし茶屋街、江戸時代から代々続く糀の老舗。
店頭(といっても格子ごし大窓よりのぞむ)にはお味噌と甘酒。
奥には糀の木枠がずらり。

となりの玄関から入れていただくと
広い土間に糀作り用の和釜や年季の入った道具類に圧倒される。

8代目の竜さんは若くてキリリとすがすがしい。
綿々と継承していくのはどんなにたいへんなことか。たのもしい。
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「まぁあがって甘酒一杯どうぞ」と
こんなどうってことない見ず知らずの通りすがりの観光客なのに
横の座敷に呼んでくださり、恐縮、そしてカンゲキする。
品のよい美人の女将さんがさわやかに迎えてくれた。
奥からこれまた美人のお嫁さんも一緒に「さぁどうぞどうぞ」。

ちなみにこちらの甘酒、フツーの甘酒にあらず。
わたしは酒粕や甘酒の類は苦手。「ああ困ったかも」と思い一口いただいてアララ。
「牛乳で割って少し寝かせた」とのことだか、酒くささがなくするりと爽やか。

糀がいいんです。
もちろん後日おとりよせ。

滞在中よく行く安江町のギャラリー喫茶コラボンで何度も遭遇。
大将がお孫さんを自転車に乗っけていらしてた。
ぜったいタダモノじゃない人相につき、こっそり聞けばかの糀屋さん。

渋谷東急の金沢物産展に出張との情報を得て
無理を言って「糀・豆・塩」の味噌キットを作ってきていただいた。
いまの我が家の味噌はこれ。

「お味噌いただいてますよっていうか、
お味噌キットで作った手前味噌なんでコレ商売敵でしたかね?」
と大将に言うと、
なんたって自分が作る味噌がイチバンだと。
去年の暮れはかぶら寿司をとらせてもらった。

糀屋さんだが
土間で時々工芸の展覧会もある。

あるとき金沢で仕事のことで困り、
大将に相談にものってもらった。
グっと落ちていたのがスカーンと上がった。
たぶん覚えてないと思うけど。

正直、ちょっとまれに見るすてきなご一家だったのだ。
自分のブラックさがうしろめたくなる。
こちとら、高木さんのかくれファンにて。

また伺いたい、気持ちのよい金沢だった。
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by kerokikaku | 2010-11-22 21:25 | 情報として | Comments(0)


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