Do you remember.
完全に秋が到着した。
ジャストミートお彼岸。
酷暑仕様のランニング短パン寝巻きは仕舞った。
nicoのロシアのおばあちゃんのシミーズも仕舞った。
麦わらとビーサンとノースリーブ服も。
本心を言うと、一気に衣更えしてしまいたいのだが、半期に一度の勇み足が目に見えている為、グッとこらえる。
薄がけ布団を持たず、一足飛びに冬用布団しか無いため、最近はタオルケット二枚重ねでしのいでいる。
どうする。
扇風機はやってしまおうか。
いよいよとなればウチワがある。
よし、やろう。
まず濡れたウエスで拭く。
汚い。
ひと夏のホコリと汗とあぶらの結晶。
拭ききれない。
綿棒を取り出してみた。
気がつくと、自然に綿棒に唾をつけ、無心にこすりあげていた。
無意識に唾を。
すぐそこに水道があるにもかかわらず。
こするこする。
唾拭き後、汚れがよく取れた。
黒くなった綿棒が誇らしい。
扇風機の掃除には「唾と綿棒」なのだと理解した。
洋服の衣更えには唾はつかわないので、どうぞご安心されたし。