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2013年 10月 11日
舶来土産
このところ、アジア各地よりのお土産をいただく機会に恵まれた。

人様に何かを差し上げる時は、こちらの趣味を押し付けるようでもあり、喜んでもらえるとの自負とが入り混じる。

ハワイ土産のマカダミアチョコ(古)のような、おざなりなセレクトではない場合、受け渡し時の互いがニヤリとする、この一瞬がたまらない。

シラっとしてはいるものの、受け取る側の顔色には最新の注意がはらわれる。
笑顔の裏に、すぅっと緊張が走るものだ。

わたしは贈りベタで、しかし差し上げたい気持ちばかりが前のめる。

裏返って開き直り、相手の感想を聞く恐怖に耐えかね、サッと渡して感想は聞かない。
完全に贈り逃げを決め込んむ、いわゆるイヤゲモノセレクターである。

上から目線で恐縮だが、お土産を下さった皆様へ。
この場を借りて、お見事なセレクトで、ありがとうございました。

まずはラオスよりのお土産、「塩」。
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最近は日本でも観光土産にしている地域もあり、塩は万国共通。
いくつあってもありがたい。

が、CAUTIONをよくよく読んでハタと気づいた。
そう、ラオスは海ナシ国。
だからこそ、おかげで東南アジアの中でも伝統文化が残っていると言われている。

ニヤリが時間差で訪れた品。

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続いて香港土産。
へえ、中国っぽい飴ちゃん一式ね、と単純に思わない。

これには深く長い伏線がある。
わたしがバリに行く度に買い足している黒蜜
ゼッタイ風邪をひかないことを大命題にしているわたしは、予防行為を怠らない。

おかしいと思うやいなや、必ずこの黒蜜をはじめ、ショウガだのハチミツだの。
様々な独自民間療法で凌いでいる。
結局どれが効いているのかは不明のまま、風邪をひかぬバカ歴の更新をしている。

この黒蜜は、バリで買うにも関わらず、「京都」だの「HONGKONG」だの「中国」だのと、ワールドワイドな表記がされている。

この6月、バリでの最終日。
黒蜜を買う予定が荷物送料プロブレムで潰れ、泣く泣くパスしてしまった。
2013冬を無事に越せるのかと、ひそかに不安を抱えていた。

そんなあたいの事情を知ってのことか、想定外のジャストミートなお土産。
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しかも携帯に便利な個別包装。
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どんだけ気が利くねん。
スプーン1杯服用という割には、一袋が微妙に多いところもニヤリポイントであった。

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こちらはfromインド。

これが何なのか、わかるかな。
わかんねーだろうな。
イェーイ。

ま、マウスパッドではあるのだが。
用途を超えた素晴らしきあほらしさにグッとくる。

「オートリクシャ」「ぶら下がった青唐辛子とザボン?」「ぬるい色のシマシマ」。
極めつけは「Keep Distance」に「靴」!
私の英語力では理解不可能だ。

これをインドで見つけ、「ゼッタイけろちゃんに」と思って下さったkocariさん、あなたは正解です。
しかし、決して誰にでもビンゴな品ではないと思われます。
一か八かのあなたの勇気に乾杯。

※そんなkocariさん、高田馬場で13(日)まで新作展開催中。

by kerokikaku | 2013-10-11 22:41 | そこそこその他


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