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2015年 02月 04日
ガラ紡と三八布
明日からの京都ヒツジパレット2015。
まわりに上洛組が結構いることを知り、すでにヒツジの威力におののいてございます。

さて、素材販売のひつじマルシェ
木玉毛織ブースには「三八布」も出ます。

三八布とはなんぞや。

そうでしょう、そうでしょう。
こちらに記載があリます。「三八布」について

現物はこんな。
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毛織の生地見本のこと。

同じ生地は2つとありません。
あるだけ御免の反物ナシ。

イマモノではなく、ちょっと懐かしく、クラシカルで昭和な織り。
尾州毛織がいちばん元気な時代のウール生地見本だ。
混紡もあるが基本はウール毛織物。

ハンガーそのまんま、木玉毛織のお蔵よりゴッソリ持ち出しております。
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ラック内の選抜チームがマルシェに出店予定。
一枚よりお求め可。
値段は生地によって3-5段階に分けられている。

「尾州テキスタイル工房かがり」が、三八布で作ったバッグやショールやベストも提案しています。

実はこちらが人気でして。
まさかの在庫僅少。
熱血追加仕込中とか。

あらら、マルシェに間に合うのかしらと、ふんわり遠くを見つめたりして。

三八布はすてきだけど自分で縫ったりはちょっとねな方が、かがり製品に流れる傾向がある。
美しい流れだと思う。


その木玉毛織ブースには「ガラ紡」製品がありまして。

ガラ紡とはなんぞや。

はい、こちら。→「ガラ紡」について
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この靴下ったらがっつり地厚にて、わたしの冬の必須アイテムと成り上がりました。

この上にPUENTEアルパカ靴下を重ねるともうヤバヤバ。
脱げる気がしない。
てなわけでオーガニックコットンだが夏には暑めときた。

冷え取り教義に基づき、4枚5枚と重ねまくった数年を経て、現在2枚重ねというライトレイヤー族である。

しかし、わたし、いまだかつて皆様の前で寒いって口走ったことありましたか?

ませんよね。

と、いうことです。

本来のガラ紡靴下の用途やビジョンと合ってるかは知りません。
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食器洗いや、ガラ紡糸コーンもあるらしい。
食器洗いクロスもまわりで評判高し。
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オーガニックコットンの落ち綿を棒にして
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ガラ紡織機でガラガラ紡ぎ、ガラ紡糸になるわけです。
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その時にペロリとはみ出た半ワタ糸を
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集めてパックした「嘉拉糸」もマルシェに出ます。
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などと。

わたしは一体どこの回しものかというキャンペーンぶりですが。

誰かに回されているような、自分が勝手に回っているような。
うっすら目眩を起こしながら、いつも通り見えづらい立ち位置からお伝えしております。

回る、で思い出した。
紡ぎコマもあります。
そりゃヒツジ祭なんで、間違いなく。

現場から以上です。
と言いたいところですが、まだ現場にたどり着かず。

巨大足にも負けず、靴不足にも負けず、常に腰から下を暖めまくりのわたくし。
もはや冷え知らずの自信から、強気の賭けに出ている。

コートナシの冬の京都。
ほれ、コートは脱着が邪魔くさいし、屋内とかだとお暑いし。

しかもトップスはコットンの七分袖だ。
はっはっは。
たぶんイケるとふんでいる。







by kerokikaku | 2015-02-04 08:10 | ガラ紡と三八布


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