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2015年 06月 10日
6月中旬のインフォルマシのつもりが、なぜか海藻
上だの中だの、とっちらかっているうちに、ゆらぎのない「中」になった。

6月中旬です。
インフォいろいろあります。

その前に。

先日福岡の方から「オキュート」を頂いた。

「わぁ、オキュート!」と声をあげてみたものの、じつはオキュートが何のことか、食べ物なのは知っているが、海のモノか山のモノか、何モノかを知らなかった。

漢字かカタカナかも不明。

音のイメージで判断するに「ギューヒ」のたぐいかな。
「ギューヒ」も何だか分かっていないのは、どうかご内密に。
「イブリガッコ」みたいなものかな。
オブリガード的な。

保冷剤が入っている。
ナマモノなのか。
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おきゅうと。
けろ、みたいにひらがなだった。

細く切ってカツブシかけてポン酢、とあったのでそのようにして食べた。
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あらら。
イゴやん。

イゴとおんなじかも。

wiki先生がおっしゃるには「いご」とは海藻加工食品。

わたしの母親の故郷、新潟県津南の山奥へ行くと、必ずイゴが出る。
山奥なのでフレッシュな海産物はなく、ニシンもそうだが、加工品が出される。

寒天が海臭くなったような味気のないもので、子供の頃は好きではなかった。

しかし母親達は「イゴはここでしか食べらない、懐かしい、美味しい」と喜んでいた。
和カラシと醤油で食べた。

大きくなり、山菜料理と一緒にイゴが出て来ると「ああ、新潟だなあ」と思うようになった。

あちらの方言では「イ」と「エ」が怪しいので、「エゴ」に聞こえたり「イゴ」に聞こえたりする。
いちごは「エチゴ」。
色鉛筆は「エロエンピツ」。


忘れていたが、10数年前、わたしは「ところてんクラブ」に所属していた。

ひとさまの展覧会(アート系・絵画や版画展)のオープニングに出かけては、ハチマキを巻き、その場でにゅうっとところてんを押し出し、酢醤油の割合も吟味し、問答無用で来場者へ振舞った。

選りすぐりの伊豆産ところてんを、草から煮出して固め、クーラーボックスでよいしょと会場へ持ち込む。

役割分担、時間設定、温度管理も完璧だった。
時に、産地が西伊豆か東伊豆かで部内が割れることもあった。
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ところてんゲリラ部活動。
ゲリラの素養はこの頃からあったらしい。

そして誰も不思議がらなかった。
絵を見に来て、いきなり「ところてんです」と渡され、何の質問もせず、皆静かにお召し上がりだった。
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今考えると末恐ろしい。
こちらの会場は、たいへん立派で、たいへんキチンと、ちゃんとした施設なのだ。
よくもまあ、やらせてもらえたものだ。
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子供までも働き手として担ぎ出し(この子ももう高校生)、温度や量やサーブ方法について、非常にこだわった部活だった。

道具も全てプロ仕様。
けっこう、金かかってた。

あれらはいま、どこへ行ったのだろう。
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さらにこの万博の法被、めっちゃ欲しいんですけど。
誰のなん?どうしたん?

おきゅうとを食べたら、色んなことを思い出した。

6中インフォはこの次にします。

by kerokikaku | 2015-06-10 19:31 | 毎月のインフォルマシ


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