2018年 11月 06日
sunuiの素
すばらしい秋の好日。

もはやまぶしすぎて行くのにたいそう躊躇する表参道駅におりてみた。

7年通った通勤路。

見慣れた景色なのによその場所。
ここにコンビニあったっけ?
その昔は大手コンビニが一軒もない都心の空白地域だったが、いやはや便利になったこと。

そして、TOBICHI②での「sunuiの素」展をおもしろく楽しんだ。
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「引っ越す引っ越す」と言いつづけ、いまだ引っ越す気配さえないわたしである。

いつか必ずおとずれる引っ越し日を前に、モノに囲まれ窮屈に生きてることを反省し、心を鬼にするタイミングが周期的に来る。
不定期ながら片づけモードのスイッチが入る。

あそこで買ったガラクタ、こっちで拾ったガラクタ、そっちでもらったガラクタ。
一見ガラクタ風に見えるお宝のようなガラクタ。

四方のモノにうんざりした好日は、45リットルのゴミ袋を握るのだ。

結局、何ら捨てることなく、みっちり整然に並べ替えただけで終わること多々。

ゴミの出ない片づけとは密度が増すってこと。

先日も棚のすき間からこれが出てきた。
20年近く前に行った「国際秘宝館」の半券。

あれはお伊勢参りの帰り道。

途中でみかけた電信柱の案内に誘われ、うっかり興味本位で従うが、敵もさるもの、延々どこまで行ってももたどり着かない。

いよいよ辺鄙でうらぶれた建物に着き、いまさら帰るのも癪になり、入ったもののすぐにザンネンでさみしい心地になり、どんより帰路に就いた思い出の元祖国際秘宝館。
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とはいえ絶滅種。
かつて全国に点在した秘宝館も、もはやビッグネームは熱海のそれだけだろうか。

この半券さえも貴重であろう。
何かの役に立つかもしれない。

さて何なのかは後回しにする。

ゴミ袋行きを免れ、棚のすき間にそっと戻してみる。

よって、片づけはループを描くのみ。
今の借家で18年、片づかない片づけをし続け、引っ越しを夢見て日が暮れる。

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「sunuiの素」展では、sunuiアトリエの様子や素材をどどーんと展示してある。

すばらしい仕事の爪痕の数々。

これを拝見し、やさしい気持ちになった。

元祖国際秘宝館の半券をまた仕舞いこんでいるわたしの背中を、やさしくなでてもらった気がした。



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by kerokikaku | 2018-11-06 21:41 | 情報として | Comments(2)
Commented by team-osubachi2 at 2018-11-08 01:17
半券の絵に一瞬釘付けになりました。w
Commented by kerokikaku at 2018-11-14 21:20
まっくとか、そうゆうののない時代のイラストは、そこぢからがあります。


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