カテゴリ:正藍型染師 田中昭夫( 131 )

2015年 07月 28日
のれんをつくってみた
御大の生地の中でもレアな麻無地。
5月の頒布会で、御大史上初のお披露目だったのはご承知のとおり。
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正藍染めの中国産生平を、玄関ののれんにしようと考える。
たたみのヘリ用としてはまだ畏れ多く。

うちにいる時は、朝昼晩、夏も冬も、大雨以外は玄関をあけっぱ。
風通しの悪いカビ御殿につき、あけっぱがクセになっている。

最近では、ヤマトさんが勝手に入って勝手に集荷してくれる。
時々、荷物がなくなっていてビックリするが、伝票控えが残っていて、あぁと思う。

蚊や不審人物の侵入防止にも、麻ののれんはちょうどいい。

すっかり手も空いたことだし、作ってみるとする。

と、威張った割には、端っこを縫っただけ。
魅惑のスッケスケ。
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御大の正藍生平をふんだんに使い、何とまあぜいたくなことか。
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心なしか気温が下がった気がする。

フラシーボ効果と言うなかれ。
がぜん清涼感が増したんだぜ(けろ企画調べ)。


ところで、のれんを吊るための棒をどうやって調達したでしょう。

天然素材の手ごろな木も縄もない場合。


あったじゃない。
ぴったしじゃない。

でもソレ、どこかで見たような。
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正藍御大から、いちばん遠いところに位置するGSS4。
それがいったい。
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お人形も、鳥かごも、布素材も、みーんな早かったねえ。

遠い昔のようですねえ。

ピンクの提灯やピラピラは什器ですけれど。
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あ。
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酷暑のさなか、神秘的なベストマッチに満足した。

7月田中学校、無事完了。
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by kerokikaku | 2015-07-28 21:47 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(3)
2015年 07月 08日
SKTAKDHP終会
5月に催した「正藍型染師 田中昭夫の布、今度こそ最後の頒布会」、略してSKTAKDHP。

その搬出時。
「赤帽荷物と一緒にそのまま帰ってね」と伝えたとき。

「さいご、みんなで一杯やらないと」と言いかけた御大を「それはまた今度、今日は赤帽さんと帰って!」と制したっきり1か月半。

その間、まさかの「積み忘れ反物サイト」のOPENがあり、CLOSEがあり。
「手伝いの人たち」にお礼がしたい御大は指折り数えてお待ちだっただろう。

7月になり、ゲリラ実行部改め、田中ガールズこと「手伝いの人たち」は、ようやく御大の許へ集まることが出来た。

みごとなまでに曇天の川口駅。
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いつもの12月田中学校。
今日は7月田中学校。
念のため再度、ここで降りるんじゃありません。
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久々の見慣れた田中紺屋。
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うれしかったのは、建物に近づくと、うっすら藍の香りが漂っていたこと。
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ニコニコ笑顔のお出迎えが、すっかり板についた田中御大。
さっぱりヘアってことはハレの日なんだな。
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座布団カバーも新調していた。
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黒幕津田千枝子、参謀けろ企画、工芸ライター田中敦子、布とお茶を巡る旅、丘の上から通信、月日荘が集まった。

近所のトンカツ屋から出前をとっての、ささやかな(って御大主宰なので、わたしが言うこっちゃないですけど)宴席だった。

あの後はじめて集まり、それぞれがSKTAKDHPについてのお礼や感想や労いを述べ、結局のところは御大を肴に一献傾けた。

肴にされながら御大はずっと笑顔だった。
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「あの時はこーだったよね」「こんな騒ぎになるなんてね」「だって田中さん、扉閉めちゃうんだから」
いまとなっては全て笑って話せることが幸せ。
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都合が合わなかった「手伝いの人たち」も居たが、その人たちのことも、御大は気にかけていた。
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宴席の前に、いちおう恒例になっている「家探し・奥の院発掘」的なことをしてみる。
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不穏な発言をする御大について行った。
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詳しいことはみなさまと我々の心臓のために伏せておくが、耳と目を疑う事案があった。
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こんなところに、あれがこんなにもあったなんて。
ああ。
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わたしはもう驚かない。
そして、見なかったこと、聞かなかったことにする。
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ちょぼちょぼと、小さな染め仕事をやっていく気満々の御大。
いくつになっても職人は忙しい。
夢がまだまだたくさんあるらしい。
そんな不穏すぎる動向を、これからは草葉の陰からそっと窺い、見守っていきたい。

そーっとね。

さて、昨秋のツアーで大きな反響を呼んだ、若い衆を覚えていますか。
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彼の存在もSKTAKDHPの行方に素晴らしい作用をもたらした。
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時代は巡って、さらに一周二周し、ずっと不遇(とは御大は決して言わない。いつだって「オレは運が良かった」と言う。そこがすごいところ)だった仕事を、消えゆく寸前の寸止めで、もしかすると最高のタイミングで多くの方へご紹介できたのかもしれない。

SKTAKDHPのキーパーソンである彼も宴席に呼んだ。
お互い、あの日の正装とは打って変わったスタイル。
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完全に、フツーのおじいちゃんと孫の図。
よかった。

さてさて、みなさん、ありがとう。

そして御大は元気です。
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by kerokikaku | 2015-07-08 23:28 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2015年 06月 30日
【正藍型染師 田中昭夫の布】通販サイトCLOSEと、ゲリラ活動終了のご挨拶
では、当該活動の黒幕より皆様へご挨拶です。
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お陰様で【正藍型染師 田中昭夫の布】期間限定サイトは、すでに完売致しておりますが、
本日2015/6/30を持ちましてサイトを閉じさせていただきます。

お買い上げ頂き、本当にありがとうございました。
お手元に渡った布は如何でしょうか?

この催しの最後に、一文をご紹介したいと思います。

昭和50年、今からちょうど40年前に限定出版された「唐草染布帖」の冒頭の文章です。
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書き手は、三木文庫主事 阿波藍研究の第一人者 後藤捷一さんです。
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皆様が田中紺屋布を お手に取りながら、
お読みいただけたらと、ここに書き写します。
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そして、これにて昨年来の田中紺屋騒動は終了いたします。
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多くの皆様のお手元と記憶の中に 田中紺屋の仕事が残りましたことに、関係者一同深く感謝申し上げます。
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津田千枝子

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「正藍染唐草模様の復原」  後藤 捷一  昭和50年4月14日

山野の緑が開発の波に奪い去られた今日、わが藍染め界も古い技法は顧みられず、
一途合成藍の還元建乃至天然藍との割建に変じ、またその藍甕は掘起こされて廃物となり、コンクリートのバットに一変した。

斯くの如き藍染界にあって阿波大谷焼の藍甕 <江戸時代以降大谷焼の藍甕は全国藍甕の40%を占めていた> で
純粋の阿波藍を古来の発酵建技法により、藍本来の色を染め上げ、馥郁たる藍香を放たせているひとに田中紺屋がある。
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田中紺屋は単なる染技法の伝承に止まらず、
その染生地は昔なつかしき手紡手織の木綿であり、麻でもある。
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また染柄は古代エジプトで生まれ、ギリシャとローマで育ち、シルクロードを経て中国に渡り、
更に我国に伝来した唐草模様で、渡来頭初は専ら仏教美術面に限られていたが、その応用は漸次各方面に宏大して庶民に親しまれるに至り、
江戸時代には服飾界に牡丹・菊・桔梗・葵・鉄線・竹・梅などの花文中心の中形染として盛行した。
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田中紺屋はこれらの柄を縦横に馳駆して自ら形紙を刻り、
吾人の祖先が愛用した文化遺産を見事に復原した。
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私は田中紺屋のこの努力に対し満腔の敬意を表し、
併せてこの製品を一堂に展じて読賢の高覧に供した、企画者三彩工芸に高らかな拍手を贈り度い。

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では続きまして、正藍型染師 田中昭夫御大、ご本人より、皆々様へご挨拶です。


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「ども、ありがとうございました」
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※頒布会DM用にと、何度も何度も書き直したサイン
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by kerokikaku | 2015-06-30 23:59 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2015年 06月 14日
【正藍型染師 田中昭夫の布】通販サイトSOLD OUT
黒幕遠方不在にて、とりいそぎ代行参謀より申し上げます。

【正藍型染師 田中昭夫の布】期間限定・通販サイトにつきまして、2015/6/13現在の状況をご報告致します。
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おかげ様で、販売していた染布はすべてSOLD OUTとなりました。

多くの皆々様にご支持いただきましたこと、感謝でいっぱいです。
御大の染布、それぞれいいところへ渡ってゆきました。
ありがとうございました!

端布でもいい、ほんの少しでもいい、次の販売のお知らせが欲しい、田中紺屋へ行ってもよいか等々、名残りを惜しむお声をたくさん頂戴しております。

すでにオオカミ少年化しており、はっきり言いにくいような複雑な心境で少し口ごもりがちです。

しかし只今の考えとして、これで一旦実行部の活動は終了です。
※ちなみに2015/6月末まで通販サイトはそのままにし、その後CLOSEします。

この後しばらく、田中御大にはゆっくりして頂こうと思います。

長板中形は引退でも、小さな染めは細々とやっていくようです。
それらをどのようなカタチで、ということさえ未定です(実行部が関わるかどうかも含め)。
田中紺屋は御大個人の仕事場であり、見学を受け付けているわけではありません。

いずれ何か動きがあるようでしたら、拙ブログ・FBでお知らせいたします。
何もなければお知らせしませんので何卒ご容赦下さい。

いよいよ、机に貼った@50cmのゲージのテープを外します。
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たった数日の出来事だったのに、ずいぶん年季が入りました。

御大にも通販サイト(積み忘れ反!)の完売について、報告済みです。

喜んでいたと思われますが、やはりそれについては言葉少なく、シャイな「うん」でした。
ほかの藍仕事の話に終始し、ここんとこ、忙しかったな、と。

お礼状を皆さんが喜んでいた旨も伝えました。
「うんうん」と嬉しそうでした。

電話を切る段になって、ぼそぼそと「ども、ありがとうございます」と。
ちょっと弾んだ声でした。

なんか、泣きそうになりました。
まだ御大、生きているのに、これはまずいな、と思いました。

誤解なきよう。
お元気です。

皆様のおかげで、末っ子80歳・正藍型染師の寿命はグンと延び、元気度も増したと思います。
心よりお礼申し上げます。

まあこれからは、決して決して焚き付けることなく、言っても聞かない御大の好きなようにやってもらえれば、と。
みなさまもそうですよね。
御大のことなんで、永遠にマイペースでやるのでしょう。

黒幕参謀より、とりいそぎのお礼とご報告まで。


田中昭夫の布 通販サイト 
販売代行 けろ企画
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by kerokikaku | 2015-06-14 17:01 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2015年 06月 09日
通販サイトでお求めの皆様へ 黒幕より
サイト開設から夢のような1週間が経ちました。

お礼の言葉、そして、お伝えしなくてはならないことがございます。
そおゆう時は、いつだって黒幕の登場です。

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―田中紺屋染布通販サイトでお求め下さいました皆様へ―


この度もまた、田中紺屋の布をお買い上げ下さいまして、ほんとうにありがとうございます。
感謝の言葉も見つからないような気持ちでおります。

さて、皆様にお送りした布に、正藍染布取説と一緒に、昨年秋の「川口市民ギャラリーアトリア展」と「田中紺屋自宅展」チラシを同封致しました。

「田中さんの仕事をぜひ見に来て下さい」と書かれた正方形のチラシです。
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今回の田中騒動の一番最初に、ゲリラ活動のスタートとして、けろ企画と私で張り切って作ったチラシです。

その後すぐ、SNSの大波があり、慌てふためき、このチラシを置いて頂いた各所からも全て撤収し、なるべく人が押し寄せないことを祈り、私たちはこれを仕舞い、じっと息を潜めておりました。
(けろ企画注:顛末はこちらから。皆様もうご承知の通り。)

そのような訳で、このチラシはけろ企画と当方の押し入れ内に”無かったもの"として葬られた代物です。
このチラシは、記念のお笑い草として入れさせていただきました。


当サイト販売にて、一連の我々の活動は終了致します。

ご覧になられた方から、「田中紺屋に見学に行きたい」というお話や、「伺っても良いのだろうか」というようなお問い合わせを多く頂戴しております。

このことにつきましては、誤解が生じたことをお詫び申し上げます。

ご存知の通り、田中紺屋は田中昭夫の仕事場であり、見学や公開をしているところではありません。
昨年秋は、自宅展示も行いました。
その期間はお客様をお迎えしましたが、普段の見学は受けておりません。

この後、まとまって見学会ツアーをしてほしい旨のお言葉も多数頂戴しております。
しかし今のところは全く未定です。

しばらくは、田中御大にはゆっくりと過ごしてもらいたいと思っております。

何卒その辺りをご配慮頂きたく、重ね重ね失礼を承知でお願い申し上げます。

黒幕 津田千枝子

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たしかに。

デカデカと「見に来て下さい」と書かれたチラシを入れたのは誤解の元でした。
でも日程が。

そして思い起こせば。

10月アタマに黒幕よりこの話があり、8日に初めて田中紺屋を訪ね、13日にはチラシが出来、速攻で各方面へ配布し、しかしあるまじき脱字が発覚し、速攻で再印刷し、配布先へ入れ替え作業に行き、すると爆波が押し寄せ、速攻で全て回収したという、今となっては何もかも笑って言えるけれど、当時の我々には冷や汗100リットルのゲリラチラシでした。

泣き笑いのレアチラシです。
半年間、押し入れでじっくり寝かせました。

御大におかれましては、一切知る由もない顛末です。

ゲリラ活動としては、ある意味正しかったぜ。
積み忘れについては、うっかりやっちまったぜ。

ちなみに田中染布の通販サイト
期間限定とはいえ、まだあと21日あります。

あと、どれとどれが、あるのかな。

拙宅の藍の香りは少しづつ薄まり、藍の香りと布はいま、あちらこちらへと旅しています。
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by kerokikaku | 2015-06-09 21:21 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(6)
2015年 06月 06日
通販サイト、ただいまの状況ふたたび
【正藍型染師 田中昭夫の布】@50cmカット販売 期間限定サイト、昨日までのご注文分は全て発送完了しています。
※発送日を遅めリクエストの方々のみ未送です。

本日のご注文分につきましては明日発送予定です。
基本的にはヤマトDM便につき、発送メールより中1-3日で郵便受けに投函されます。もうしばらくお待ちください。

すでに「届いた」報告も多く頂き、その度にカクンと膝が抜けるほど安堵しています。

染布の自信は満々。
これは御大仕事につき、一切の間違いはなく。
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作業部隊は「もしや長さを切り間違っていないか」「違う布を入れていないか」など、じくじくと不安に震える日々を過ごしておりますが、今のところなんとか無事のご様子。

おかげ様で、えらいこと短期集中に、結構、かなり、めったくた多くのご注文を頂戴いたしました。

トリプルチェック済ではありますが、なんせオレ様ひとりチェッカー。
恐ろしく信用薄いため、これから何かが起きやしないか、まだまだ気の抜けない日々でございます。

どうですか。
ダイジョウブでしたか。

いいですか。
いい布ですか。
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ぜひとも何かをお作りになり、末永くご愛用下さい。
何にも作らずタンス派の皆様も、藍の香りに酔いながら夜な夜なお楽しみ下さい。


もしかして全部SOLD?とお思いの皆様。

そんなそんな。

まだございますので、よろしければどうぞ。
いらっしゃいませ、お待ちしておりました。

【正藍型染師 田中昭夫の布】@50cmカット販売 期間限定サイト
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頒布会にあたり、ほとんど盗賊まがいの荷出し活動でした。
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ご承知のように。
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そして、終わった。
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片付けて戻すのかと思えば「積み忘れた!」と、大わらわで大箱をまた奪い取って参りました。
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そして当サイト開設に至った次第。
そろそろ御大もこの激烈ゲリラに慣れたであろう頃。
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言っても聞かずに正藍型染をやり遂げた80歳の御大に、言っても聞かない実行部ゲリラ部隊。
いつの間にやら紺定イズムを受け継いでいます。

「持ってくね」

「うん」

と、それっきりのため、いちおう通販サイトの報告の電話をかけてみました。
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「北海道から沖縄まで、たくさんの方が喜んでくれてね、いっぱい買ってもらいましたよ」

「うん」

以上です。
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たぶん大いに喜んでいると思われる「うん」だと、充分理解しています。
そういうことについては、異常なまでに不慣れ案件らしく、言葉少なな御大であります。

話が止まらなくなったのは、やはり藍染めの話。
ぜんぜん終わらないの。
時々、御大の秋田弁がワカランチになるの。

今、一番の関心事はお礼状書きのことらしい。

芳名帳に名前を書かれた皆様に、早く早くお礼状を出さねばと、そっちの気持ちが忙しい。
それが御大なんだなあ。

あの和紙屋は気取っててダメだの、そっちの和紙屋に行ってみたいだの。
全てにこだわりつづけ、早や80年。

昨秋ツアー時にお名前を頂いた方へは届いてますね。
2015年元旦、初染めの年賀状。
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今年もいい藍染ができるようにと愛染様にお祈りし、元旦に和紙を藍染めして作った年賀状。

元旦に染めた後に書いて出すので、松の内ぎりぎり着になるそう。
本来の正しい年賀状なのだ。

頒布会お礼状のため、気に入った和紙を探して、染めて、糊で貼って、絵柄を切って、書いて。
毎日一生懸命やっているとのこと。
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そんなわけで、御大は今とても忙しい。

との情報が入っております。
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by kerokikaku | 2015-06-06 22:22 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(10)
2015年 06月 04日
通販サイト、ただいまの状況
おかげ様で【正藍型染師 田中昭夫の布】@50cmカット販売 期間限定サイトは、ご好評を頂戴しております。

ふつつか者の失態を、もったいなくも好意的にとらえて下さり、北は北海道から南は沖縄まで。
温かすぎるメッセージまで頂戴し(業務連絡:わたしにというより、田中ガールズ全体へ)有難く痛み入っております。

6/3(水)24時までのご注文分を、先ほど全てカット完了いたしました。

あとは納品書チェックをして包んで送るのみ。
のみ、って言ったってここからが山場でございます。

なるはやでと思っておりますが、作業部隊がいささか貧弱。
本日~明日の出荷ということでご容赦下さい。

基本的にヤマトDM便ですので、中2-3日かかります。
週末週明けあたりの郵便受けをお楽しみにどうぞ。

いやあもう、すみませんと言いたくなるほどありがとうございます。
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頒布会では電卓係だったので、布カット初心者だということにいまさら気づく。

布って、ゆがんでんのね。
まっすぐじゃないのね。

長さは計ってあったが、ものによっては「まじ5mギリしかねーぞ」という生地もある。
いつものわたしなら「50cmですね、ハイ」なんて、Yザワヤ風に5cm位はおまけをつけちゃうところ。
しかし今回ばかりは予断を許さない。

49.5cmではイケナイ。しかし51cmだと厳しい。
最初にいい顔すると、あとで怖いぞ。
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ほんとはいい顔したーい。
なのにできなーい。
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キワッキワの、キメッキメで裁断させて頂いております。
断じてわたしがケチなんじゃありません。
巻尺がだめだって言うんです。

虫が知らせて残mを計り直した。
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3反ほどあぶなっかしいのがございまして、体温が一気に氷点下まで下がりました。
結果的にセーフでしたので、どうぞご安心下さい。

なあんて。
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こんなことになっているの、絶対知らない。

一応お伝えもし、了解もとっているが、絶対わかってないし、そんなの構わない。
こちらは代行をしているだけ。

何が強みって、御大の布に間違いがないことが最大の自信。
手にした方は、きっと「おぉ、」と思ってくれるだろう。

型・色味・布の糸の味、そしてふんわりと漂う藍の香り。

藍の香りって、ほかの何かにたとえようがないけれど、くせになりそう。
只今拙宅史上最高に、藍の香りで満ちている。
ぜいたく、ぜいたく。

ひとの手で作っているものなので、ゆらぎはある。
むらもある。

田中昭夫の真っ直ぐな正確さと、やさしいゆらぎの間で心地よく着水している。
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あらためて見入ってしまい、急いでいるのに手が止まるのが難点。

いい布です。
間違いないです。
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by kerokikaku | 2015-06-04 04:20 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(3)
2015年 06月 02日
【正藍型染師 田中昭夫の布】期間限定・通販サイトOPEN
お待たせいたしました。

【正藍型染師 田中昭夫の布】@50cmカット販売 期間限定サイト、OPENしました。
本日よりきっかり4週間、2015年6月末までの限定サイトです。
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5月のDEE'S HALLでの頒布会より早や10日。

その後の、田中紺屋 残反発見(積み忘れとも言う)より早や一週間。

お越しいただけなかった方々や、気にして下さっている方々へ、
もしかして、よかった、のか?

自身の失態をふんわり前向きにとらえ直し、このたび通販サイト開設の運びとなりました。
御大の染め布を、あらたに紹介できる機会が出来たことは、想定外の喜びでもあります。


それでは以下、恒例となりました実行部 最高黒幕よりのご挨拶です。

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DEE'S HALLの頒布会には、たくさんの方にいらして頂き
田中昭夫がため込んであった藍染布も、
あちこちにお嫁入りできたことを、
本当にお陰様、良かったと思っております。
ありがとうございました。

…でも、実行部のミスで、積み残した切り売り布がまだあったことが判明。

大慌てで、どうしたものかと思案し、
頒布会にいらっしゃれなかった遠方の方にもご利用いただけるよう、
サイトを利用して販売するということに致しました。

たくさんの積み残し、とは言ってもそれほど多い訳ではありません。
6月いっぱいの期間限定ということで、よろしくお願い致します。

また、不慣れなことから、行き届かないこともあるかと思いますが、
ご容赦のほど、お願い致します。

津田千枝子


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こちら、作業部隊、作業部隊。

朝な夕なにやったため、実物と画像の色調整に時間がかかりました。
外で見たり中で見たり、反物かついで右往左往。
お手元に届いた時に、お色でがっかりされてはいけない、と思うのは当然です。

藍ってアオなの、ミドリなの?ちょっとアカも混ざっているよね?
いよいよ青と緑の色別があやしくなってまいりました。

布の色目を優先するあまり、わたくしの指や芝生の色がこわいことになっている場合もございます。
爪のお手入れ、いまひとつです。

さらにお使いのPCブラウザによっても画像の色味に誤差がございますこと、何卒ご容赦下さい。

ではでは。
積み忘れ、お乗り遅れのございませんように。
どうぞよろしくお願いいたします!


5月は会いっぱなしだったので、さいきん気になることのひとつ。

御大、お元気かなあ。
お天気だったし、また何か染めてるんだろうなあ。
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by kerokikaku | 2015-06-02 15:30 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(1)
2015年 06月 01日
色合わせ
外で見るのと、中で見るのとでは色が違う。
ああ、困った。

カット販売なので、返品は不可。
だからこそ画像色について、責任重大。

自然光に近い場所、玄関先に移動。
現物と画像をにらみにらみ、サイトUPに向けてやっとります。

鋭意努力中。

これだけ藍染布をさわっても、手がまっさら。
色が1mmも手につかない、御大の布よ。
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ああ、きょうも日が暮れる。
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by kerokikaku | 2015-06-01 17:41 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(0)
2015年 05月 31日
あじさいが咲きましたね
あじさいが咲きましたね。

きれいですね。
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けっこう前から咲いていましたね。
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5月にこう暑くちゃね。

首の後ろがジリジリしますね。
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ざぶんと水浴びでもしたいものですね。
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ひーはー。

がんばります。
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by kerokikaku | 2015-05-31 13:09 | 正藍型染師 田中昭夫 | Comments(4)