2015年 12月 31日
2015年 12月 27日
詳しいことは言いよどむけれど、カリスマ歯医者とか予約のとれない料理店とか敏腕コンサルとか、まあそんなところです。 何度かお世話になっている。 そしてたいへんな信頼をおいている。 半年前から予約し、なんとか年内のアポをとることができた。 わりと遠方だが、気合を入れていそいそと向かう。 10分前に到着して扉を開けると先約があった。 「あ、きょうでしたか」とビックリ顔をされた。 決して他とは鉢合わせしないシステムだと思っていた。 「ええ、そうですけど」と瞬時に事情を察知した。 このところ、こんなんばっかだな。 でもま、いっかな。 今じゃなかったのね、なにがしかの星のめぐりが。 と、母なる大地のような、おだやかな大洋のような気持ちになる。 次は2月上旬にしてもらえた。 たった1ヶ月半先でアポが取れるなんて、こりゃほぼ奇跡だ。 超ラッキー。 次いでおまけ的なものまでもらって、うきうき引き返す。 我ながら、どんだけ。 と、思わないでもない。 この子たちもがんばっている。 いつ会っても同じ衣装でがんばっている。 ![]() 20歳になる息子がいる友より連絡があった。 「恥ずかしくて言えなかったけどさ、来年赤ちゃんが産まれる」とのこと。 すごいやん。 年がら年じゅう嫁の具合が悪いだの、自分は風邪だの調子の悪いことばっかり言っててさ。 なんのこっちゃ。 おまえさんたち、たいそうお元気じゃないですか。 と、思わないでもない。 ![]() そんなこんなで。 ▲
by kerokikaku
| 2015-12-27 22:20
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2015年 12月 26日
sunuiが伊勢丹新宿店の屋上ディスプレイをしているので、今日しか行かれないと、開店待ちの大陸の方々に交じり、朝のご挨拶を四方八方の黒服軍団より受け、ぞろぞろ大名行列のごとく正面を花道行進、右折してエレベーターに乗ってRを押す。 イルミネーションなので昼間は見えづらいだろう、と予測はしていた。 どこだろう。 屋上を一周するが、なにひとつ見つけられない。 宝探し感覚のアトラクションなのだろうか。 否。 再度sunuiブログをチェックして倒れ込む。 きのうまでだったのね。 クリスマスディスプレイだものね。 12/26も名残っていたら、デパート側からすると大問題ですよね。 陶芸作家と一緒に行った。 せっかくなので焼き物でも見ようと階下に行く。 しかし、どこもかしこも御目出度い塗りものと九谷色彩のうつわばかり。 ふつうの焼き物が見当たらず。 そこまでぜんぶお正月にせんでもいいのに、と思わないでもないが。 12/26だものね。 ちっ。 まあいいでしょう。 思い起こせば今世紀初頭。 ウィンドウディスプレイのアシスタントをしていた頃。 一年のうちで12/25の夜がいちばんハードだった。 蛍の光で閉店するやいなや、怒号と工具音を響かせて、サンタ臭をわぁっと一斉撤去。 オラオラ邪魔だー、どけどけー、GO-。 カラスが鳴くまでに、徹夜で羽子板や餅花で全館をお正月仕様にした。 12/26の開店ギリまで、テグスを吊ったりマネキン位置を最後までチェックしたり。 何が厳しかったって。 あの頃のケータイ電話は地下が通じなかった。 地上で足りなくなったものを、地下4階の倉庫まで走って取りに行く。 各業者で取り合いのエレベーターを悠長に待つ身分ではない。 その間、地上サイドで変更があっても電話は通じない。 「お待たせしましたー!」 ヒーハー言いながら、秒速で地上に戻る。 すると鬼がサラリと言う。 「もうそれいらない」だの「やっぱアレを取ってきて」だの。 「気が利かないんだから」との御言葉と共に。 歯を食いしばり、鬼め、鬼め、と一晩中階段を上り下り。 冬でも半袖、汗だくだ。 あれは暗闇の屋外で。 高い脚立にまたがりモミの木のオーナメントを外している時。 間違ってイルミのコードを切ってしまい、心臓がビリリとしびれたこともあった。 これまでかと思ったが、あまりにも現場が鉄火場すぎた。 窮状を訴えられず、平常心で潜り抜けた。 という昔話を思い出してみた。 はて、あれは何の修行でしたかな。 それゆえ、12/26の正月用ショウウィンドウに対して、色んな思いが交錯する。 どんな仕上がりであっても、大いなる敬意を表す。 とのおなじ繰り言も、もう何べん目か。 気を取り直し、007を引きずってのトムフォードをひやかして退店。 そんなこんなで、来週は来年ですか。 そうですか。 故郷の名物に「ながもち」があり3店が軒を連ねる。 笹井屋なんて「なが餅」一筋460年だもんなあ。 これって長いのかな、短いのかな、といじわる心で背比べをする。 だんごだけに談合、とは言わない。 ![]() とりあえず四日市の2店のもの。 うち位になっちゃうと、行儀が良すぎてハサミで切っちゃう。 ![]() 桑名の安永餅が入れば3店制覇だったが、まあいいでしょう。 ![]() これは去年の暮れのことで、どっちに軍配だったか健忘の彼方。 ペロリだったことは間違いない。 暮れのあわただしい頃です。 どちら様もあたたかくして元気にお過ごしください。 ▲
by kerokikaku
| 2015-12-26 17:55
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2015年 12月 23日
オリジナルTシャツのBOOTS&STICKS。 今夏たった1枚Tシャツを求めただけなのに、最近すてきなものを頂戴した。 クリスマスのカルトオーナメント。 ![]() 固めたボール紙に手彩、エイジング加工がしてありひじょうに手の込んだもの。 ウラは、こりゃシルクプリントか。 あまりによいお仕事。 よう出来てはる。 ![]() 赤福のヘラの横に飾った。 サイズ感もぴったりですね。 あちらも三重県出身ですしね。 ![]() そうそう、きょうはそんな日。 京都三条の橋のたもとに高山彦九郎の像がある。 大きすぎて目に入らないほど。 ![]() 土下座かと思いきや、皇居望拝の図。 マンガ「風雲児たち」で知っている彦九郎は、ふたりの可愛いお嫁さんと家族をこよなく愛し、全国をじったばったと歩き回り、名だたるエライ方々と交友したヒト。 こんなイメージ。 ![]() きのう人形町のとある店先で、彦九郎発見。 土下座じゃないって言われても、やっぱりねえ。 ![]() 三条の某居酒屋、道路拡張で取り壊しって聞いていたの、どうしただろう。 土下座前で待ち合わせね、がもう出来ない。 きょうはかなり冷えますね。 七面鳥よりおでんですかね。 ▲
by kerokikaku
| 2015-12-23 15:03
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2015年 12月 22日
朝いちばんに歯医者の予約をとった。 虫歯ではない。 「半年に一度でいいですよ」と言われているが、3か月ごとに定期健診&クリーニングをしてもらう。 行けば必ず何がしかの不備が見つかる。 大ごとになる前に治してもらい、日々の歯磨きはテキトーにちょろまかす。 こまめな検診でアベレージを保つ、真面目なのか不真面目なのか判別のつかない患者である。 歯医者はだいじ。 このセンセイ、にたどり着くまでが長い道のりであった。 10年以上前、知人の紹介で行った歯科での利発そうな若い女のセンセイ。 そのセンセイが素晴らしくビンゴであった。 慢性的にむずがゆい箇所を、容赦なくゴリゴリしてくれる。 歯間からすぅっと血が出るが気にしない。 ああそこ、どうして分かるんですかと、へんな声が漏れそうなほど、要点をうまくついてくれる。 口をあんぐり開けた至福の時間よ、フォーエバー。 いつもトロ目になって思う。 センセイがその歯科を退社と知った日「次が決まったら教えて下さい」と慌てて連絡先を書いたメモを渡した。 高校の放課後の出来事のようだった。 1年後、センセイは別の歯科で復活した。 そこは遠方だったが、厭うことなくいそいそと伺い、トロ目の密月が続いた。 ある日センセイがご懐妊・出産と知った。 産休直前にトロ目検診に行き「戻られたら是非お知らせを」と心ばかりのお祝いの品を渡した。 ちょっと涙が出た。 産休明け、センセイがお返しをくださった。 赤ちゃんがいるので不定期にはなったが、また復活と聞き安堵する。 この半年、何度も検診タイミングを計るが、センセイと私のスケジュールが合わなかった。 10月もいっぱい、11月もダメ、ならば年明けしかない。 「センセイは今月で退職になりました。1月は別の者が担当します」 目の前が真っ暗になった。 どうしよう。 センセイはどこの歯科に行くのだろう。 是非わたしの個人情報を、と受付の方に言うのはまずいか。 美容師が独立する時、お客さんを元の職場からごっそり引き連れるのと同じで、センセイに妙なご迷惑がかからないか。 それとも子育てに専念の退職なのか。 一瞬の逡巡結果「では違うセンセイで結構です。お願いします」と、うその平静を装ってしまった。 ![]() 電話を切ってからめまいがした。 後悔もした。 これで切れてしまうのか。 しまうんだね、きっと。 センセイの、美しく見事な手業が走馬灯のように蘇る。 アカスリもしかり。 おそろしく代謝がよいため、ここでははばかられる量がすぐたまる。 幾人ものアカスリ師を経て、このヒト、というアカスリ師に出会った。 数か月に一度だが、その日は前日からウキウキだ。 何も言わなくても文字通りかゆいところに手が届く。 これでもかという位、力強く丁寧にすってくれる、年配の女性のアカスリ師。 ぜったいにご指名する。 彼女を指名して毎週来る客も多いらしく、それ、すごくよくわかる。 出来るものならわたしだって毎週やりたい。 別のヒトを良しとせず、指名が取れなければまたにする。 ある日ウキウキとアカスリ予約の電話を入れた。 すると「実は先月一杯で退職しまして、移動したわけでなく仕事を辞めたのです。お得意様にも一切告げずに辞めました」と受付の方が言った。 めまいがして最後まで聞くことができなかった。 その日はアカスリをすることをやめた。 めったにやらない爪のお手入れ。 年に2-3回やればいいほうだが、いつもココと決めているサロンがある。 「アカスリ師さんが急に辞めちゃってさあ、気に入ったヒトがいなくなると厳しいなあ」と、世間話をしながら手入れをしてもらう。 すると「言いにくいですけど、じつは赤ちゃんができて、このあとしばらく休みます」とのこと。 おめでとう。ほんとうにおめでとう。よかったよかった。 わたしなんかめったに来ない最底辺客なので大丈夫です、どうぞ無事に産んでね、と申したものの、涙目。 なんかこのあたりの話、前にもしましたね、きっと。 よっぽど衝撃だったんだね、自分。 今年はそんな年だった。 それでも爪は伸びるしアカはたまるし歯は汚れる。 (髪は自分か実家で切るし帽子をかぶるからいいとする) そのヒトやそのヒトの仕事に付いていく昔ながらのビジネスモデルは、これからの重要なキーポイントだと思う。 マニュアル通りのマスな仕事全盛から回り回ってふた回り。 気が届き見える範囲では、互いが相手に礼を持ってきちんと対応する。 それこそがふつう、であってほしい。 ペコペコお礼を言うとか、何か特別サービスがつくとか、そういう次元ではないです。 いい仕事をしてもらって対価を払い、また来るってこと。 件のアカスリ師さんとは、ほとんど口をきいてません、わたし。 それでも通じ合っていた自信はある。 来年からは、得意のご指名ができない。 出たとこ勝負でイチからやり直し。 新しい出会いを期待するのか、過去を引きずるのか、わからない。 2016年は気持ちを強くして望みたい。 って、どんな? ▲
by kerokikaku
| 2015-12-22 21:41
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2015年 12月 20日
本年も多くの展覧会インフォをさせてもらった。 事後承諾掲載や、無許可掲載(いかんな)のご無礼を、ここにお詫びしご容赦願います。 そのうちのいくつに行かれただろう。 ネットやメルマガでもじゅうぶんな情報は得られる。 それでもアナログなダイレクトメールはなくならない。 郵便受けから取り出し、おおっとなったり、文字面に返してそうきたかと思ったり。 ワンパターンになりがちなところに、各展さまざまな工夫があると嬉しい。 ないとさみしい。 そしてその工夫をしっかり頂戴したい。 なんでも伺うのでなく、なにがしかの基準で選んで行く。 初見のものなど、期待と不安と自分の予定と、もろもろを鑑みる。 DMのかっこよさにだまされてはいけない。 なんどもずっこけた。 DMの凡庸さをあなどってはいけない。 アートワークはいまひとつだったが、展示内容が素晴らしかったこと多し。 ともかく現場に来ていただかないとはじまらない。 でも全部はむり。 嗅覚が必要。 ご縁もある。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小林東洋 陶展 2015/12/16(水)-28(月):シンゴスターリビング(つくば) シンゴスターリビングの食事棟”COX”へは、みなさんもう行かれたかな? COXで使用の器、それがこちらの小林東洋さん。 ![]() ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 小原聖子 川地あや香 金工展 2015/12/18(金)-2016/1/4(月):CLASKA Gallery&Shop "DO" Nihonbashi(日本橋・コレド室町3-2F) 聖子ちゃんは、尊敬する空間スタイリストのおひとり。 いや、もちろん押しも押されもせぬ人気金工作家だが、展示会での空間の使い方、魅せ方に、毎回あたらしい感動を覚える。 きれいなセンスと実行力。 ![]() ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Nutel+Den 布と糸 父と娘 2015/12/21(月)-26(土):ギャルリーワッツ(表参道) ほんとにおぼろげながら、Denさんのお名前に記憶がある。 鈍色で小文字のdenさんとは別人。 滋賀・Den・縫製、というキーワードだけが残っている。 丁寧な職人仕事、という好評価を伺っていた。 たぶん、近江の上等の麻を使った仕立ての良いメンズシャツをどこかで見て、これどちらの?とかなんとか。 そういうことだったかも。 父のDenさんと娘さんのNutelさんの展覧会。 ![]() ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「追悼 池田重子コレクション 日本のおしゃれ展」 2015/12/30(水)-2016/1/18(月):松屋銀座8階イベントスクエア 入場料:一般 1,000円 モノトーンのDMが続いたあとで、深紅の御目出度いカラーでドーン。 ご存知、日本一の着物のコレクターとして知られる池田重子さんの、貴重な着物と帯留などの和装品の展覧会。 これはもう、行っとくよね。 元旦はお休みですのでご注意を。 今どきは美術館もデパートもモールも元旦からやっている時代。 みなさんよう働きはるわ。 ![]() ▲
by kerokikaku
| 2015-12-20 15:31
| 毎月のインフォルマシ
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2015年 12月 20日
不慣れと言うより慣れる気のしないFBで、かつて何人もの方からコンタクトがあったらしい。 らしい、というのは、ある日ピコピコしているところを適当にタップすると、ゾロゾロゾロと未読メッセージが浮上した。 それではじめて知ることになる。 最大1年半前から数か月前のコンタクトまで、まったく気付かずにいた。 いやー、申し訳ない、悪いことした。 どんだけ不躾。 慌てて、最近の数名に「ごめーん」と謝りを入れる。 「無視されてたのかと思った」と言われた。 そうだよね。 送ったメッセージに返事がないと妙に落ち着かないよね。 それ、わかる。 とはいえ、すべてに「ごめんね」ができず、今更つらく、再度気づかなかったことにしてフタをした。 不健康なのだろうか。 LINEも初期段階で脱落したクチ(そういう人はあまり聞かない)。 続々入る友達ソートに脅え、つまらないことに気を回し、取り越し苦労に疲れ、早々においとま組。 自意識過剰だろうか。 で、その逆の案件。 今週何人かにメールを送ったが、どちら様からも返事がない。 そんなに緊急じゃないですけれど、でもまあそれなりですけれど。 え、メアド間違ってる?と見直すが、やはり合っている。 こんどこそ何かやらかしたか。 度重なる罪の罰なのか、神聖な空白なのか。 いよいよわたしもこれまでか。 否、今週だけではない。 と思い返す。 先方の返答を乞うメールを送っても、そのまま立ち消えになること多し。 仕事でもそうだったりする。 どゆこと? 軽い?わたし? 「すみません、今週は手が付けられず、いついつ迄に返事します」とかなんとかさあ。 別に、すみませんじゃなくていいですけど。 何がしかの返答を待つわたしは、古い人間なのだろうか。 じゃあ、これはどうよ。 「いついつの予定で進めています。よろしくお願いします」的なメールを送るとしよう。 普通でしょ。 しつこくもないでしょ。 それが、さっぱりそれっきりだったりする。 あれれ、機嫌損ねた?と思うのは過敏ですかな。 でもさあ。 「了解。よろしく」とか「お待ちしています」とかさあ。 その一言を待つのは、おねだり心が強すぎるんでしょうか。 見返りを求めるのは本当の愛ではないとか、そおゆうことか。 しかしわたしくらいになっちゃうと、返答の有無にかかわらず、予定通りきっちり進めておきますけども。 そこも見られてるってことか。 やっぱ、安くて軽いんだな。 ちっ。 正解や常識の幅はその時々で変動するだろうし、独自感を押し付けるのも厳しい。 とはいえ、何が正しいのか、もうわからんち。 力餅だって休むわ。 おらおらおら。 へい、いらっしゃい、いらっしゃい。 たった一言でスルスル木に登るよ、安いよ軽いよー。 ![]() そっか、だから既読表示やニコちゃんスタンプとかで、安心確認ができるわけなのね。 こうやって、乗り遅れて、おばさんはおばはんになっていくんだな。 よし、わかった。 いいでしょう。 わかりました。 もしも今、ぜんぶのぜんぶが電話とFAXと手紙の時代に戻ったとしても、一切目くじらを立てないことを、ここに誓っとく。 ▲
by kerokikaku
| 2015-12-20 00:01
| そこそこその他
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2015年 12月 18日
だいたい8月あたりから、シャンプーのたびに指の間にはさまる抜け毛が増える。 両手を眺めて風呂場で「ひえ~、貞子~」とやるのがお約束。 ああ秋、という季節の風物詩。 9月をピークに徐々に抜け度がおさまるのだが、今年はちっともおさまらない。 冬になっても抜けっぱなし。 なのにまだ頭に毛があるのが七不思議。 続々沸いているのか、見えない後頭部が実はつるっとしているのか。 誰も教えてくれない。 さて、拙宅の柿の木。 わたくしに断りもなく、どうやら鳥のフンから発生し、知らぬ間にシンボルツリー化し、まめな伐採により実のなる隙もなく、上へ上へとひたすら伸びた柿の木。 毎年11月20日前後のある日、突如一斉に葉が落ち、禿頭になる(けろ企画調べ)。 今年は8月が9月で、12月が11月だ。 ピコレットことキンモクセイが、2週も早くて焦ったものよ。 で、黄葉とサンタはセットだったっけか。 ![]() まあ、言ってもせんないこと。 おっかしいな、うちの柿の木、もうハゲていい頃なのに。 フサフサすぎて気味が悪い。 11月20日。 ![]() 11月25日。 ほぼ変わらず。 ![]() 12月3日。 赤くなって、ちょっときてるかも。 ![]() 12月8日。 夜目にもフサフサ。 ![]() 12月11日。 あ、めっちゃ抜けてる。 前日の暴風にやられたらしい。 最後の一葉か。 ![]() 12月16日。 おかげさまでようやく全抜け。 おめでとう、ありがとう。 これでようやく冬が来た。 ![]() 季節を感じにくくなった昨今とはいえ、抜ける時はすきっと抜けていただきたい。 なんだかずれているおかげで、まさか再来週が来年とは。 ▲
by kerokikaku
| 2015-12-18 22:34
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2015年 12月 16日
2015年 12月 11日
いろいろと鈍化しているようにみえます。 じっさい鈍化。で間違いない。 進化や便利は、いっそ不便だ、と申し上げたい。 なんとかの遠吠え的に。 ケータイがで始めた大昔、こりゃあ便利だけど厄介だ、と思ったのが懐かしい。 しばらくは導入を見合わせ、様子見を気取ったものよ。 あの頃はまだ無邪気だった。 いまどきメールやらずに電話とFAXだけのところに対し、まじすか、と思わなくもなかったが、いや待てよ、いっそアナログこそが一番間違いなかろうもん、と思い直す。 いやはや確かに。 かたいね。
![]() ここだけの話として。 言ってはいけないひとことをそっとささやきたい。 ああ、めんどくさい。 そして、ひるがえり、ぜんぜんめんどくさくないです、と笑顔でこたえてみる。 わたしのリテラシーが低すぎて、とフォローも忘れず。 麦とホップだけが頼りな日々。 しかし、まあ、勉強になります。 身になるかは知らんがね。 ▲
by kerokikaku
| 2015-12-11 23:14
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